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【株式銘柄分析】AIメカテック AI MECHATEC(6227)~半導体製造装置 LCD製造装置 次世代ディスプレー製造装置~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、半導体、次世代ディスプレー製造装置用インクジェット装置(IJP)、LCD製造装置を手がけるAIメカテックについて調査をしました。

 

www.ai-mech.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:AIメカテック公式HP)

 

AIメカテックは、半導体、次世代ディスプレー製造装置用インクジェット装置(IJP)、LCD製造装置を手がける会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

当社は、変化する時代の要求に応え更なる成長と発展の道を切り拓くため、2016年7月1日に株式会社日立製作所から新設分割によって分社して以来、直実に業績を伸ばし、安定成長を遂げてきました。

そして、2021年7月30日、東証2部上場を果たしました。

 

1990年3月に現在の龍ヶ崎の地に生産拠点を開設し、以来磨き上げた技術を応用することで、SMT印刷機のコンタクト印刷塗布、FPDにおける、ODFシステム、液晶のIJP塗布など、既存の製造プロセスにイノベーションをもたらす技術・製造設備を市場へ供給しつづけてきたほか、お客様視点での新技術への挑戦と、迅速でタイムリーな開発・製品化に努めてきました。

 

また、ご要望に対応した高品質な製品の製造に加え、お客様に対するソリューション・ビジネスとしてのLCS活動の強化・事業拡大に努めており、この積み重ねが今日の当社の確固たる地位を築いたものと信じています。

今後も経営理念である『先進・革新技術で未来を創造』を柱に、絶え間ない挑戦と創意工夫によって、お客様に信頼・支持されるグローバル企業を目指すとともに、人々の生活をより便利に、より豊かにすることで社会に貢献し続ける企業を目指していきます。

 

(引用:AIメカテック公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1985年10月 - 東京に本社を置く日立産機エンジニアリング(株)と日立機工(株)が合併し、日立テクノエンジニアリング(株)発足

      南千住の地に自主事業としてエレクトロニクス製造装置分野への進出を目指し機器事業所が誕生

1990年3月 - 茨城県龍ヶ崎市に新工場を建設し工場を同所に移転、機器事業所を製品事業部 竜ヶ崎工場と改称

1998年6月 - 実装技術センタを開設

2001年10月 - 日立テクノエンジニアリング(株)が(株)日立製作所 土浦工場を会社分割により承継し、(株)日立インダストリイズ発足

2001年12月 - 中国南京熊猫(PANDA)電子との合弁により汎用印刷機を製造・販売する南京熊猫日立科技有限公司を設立

2002年11月 - 上海事務所を設立

2004年9月 - 台湾事務所を設立

2006年4月 - (株)日立製作所(産業プラント部門)、日立プラント建設(株)、(株)日立インダストリイズ、日立機電工業(株)が統合し、(株)日立プラントテクノロジー発足

     台湾事務所を台北支店へ変更

     守谷サテライト工場を建設

2007年4月 - 中国南京熊猫電子有限公司(PANDA)電子との合弁を解消し100%独資による南京日立科技有限公司へ社名変更

2008年11月 - 上海事務所を南京日立科技有限公司へ統合

2013年4月 - (株)日立製作所と(株)日立プラントテクノロジーが合併、(株)日立製作所 インフラシステム社 メカトロニクス事業本部を設立

2016年7月 - (株)日立製作所より新設分割によって分社し、新会社として、AIメカテック(株)発足

2016年9月 - 南京日立科技有限公司から南京新創機電科技有限公司へ社名変更

2018年7月 - プロセス開発センタを開設

2021年7月 - 東京証券取引所市場第2部上場

2023年3月 - 東京応化工業(株)よりプロセス機器事業分割準備会社を吸収合併

2023年7月 - (株)オプトランと持分法適用関連会社となる合弁会社ナノリソティックス(株)を設立

 

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事業内容

AIメカテックは、以下の5つの事業からなります。

 

【連結事業】 IJPソリューション 25%、半導体関連 45%、LCD 30%

【海外】90%

 

インクジェットソリューション事業

インクジェット印刷技術でプリンタエレクトロニクス分野に新たなイノベーションを創出

 

  • マイクロディスプレイ生産システム

(引用:AIメカテック公式HP)

  • リニアAMCモジュール生産システム

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • QD/QLED対応DAM/FILL封止システム

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • RGBインクジェット印刷システム

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • メディカルセンサ形成システム

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • ロールツーロール応用システム

(引用:AIメカテック公式HP)

 

半導体パッケージ事業

5G時代の到来による半導体パッケージの微細化・積層化ニーズに対し、半世紀以上培ってきたプリンタブル技術とノウハウを活用し、歩留り・生産性向上のためはんだボールマウンタから検査リペアまでのトータルソリューションを提供しています。

 

  • はんだボールマウンタ(Substrate基板)

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • はんだボールマウンタ(Wafer)

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • Φ30um径対応はんだボールマウンタシステム(インクジェット技術応用フラックス塗布)

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • プラズマレーザー検査リペア装置

(引用:AIメカテック公式HP)


LCD事業

液晶ディスプレイは、高精細・高応答・高輝度・低消費電力・フリーフォームなど最高の情報表示デバイスとして持続的進化を遂げています。

これまでのスマートフォンタブレットをはじめとしたモバイル機器、大画面テレビのみならず、自動車向けセンサーインフォメーションやeスポーツなど新たな分野へ採用が拡大しています。

当社は8インチのウエハから世界最大G10.5(2940✖3370)サイズに対応したシール塗布~液晶滴下~真空貼合わせ工程をODFソリューションとして提供しています。

 

  • 液晶ディスプレイ用ODFライン

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • 材料準備・搬送システム~自動段取りシステム

(引用:AIメカテック公式HP)

 

  • スマートプロダクションシステム

(引用:AIメカテック公式HP)

半導体プロセス装置事業

”社会の期待に化学で応える”を基本とし、材料を化学反応させたり、特別な処理を行う事でプロセス優位性を確保する装置の開発、製造、販売を行っています。

 

半導体実装装置として三次元実装に対応したウエハハンドリングシステム、ファンアウト向けパッケージ装置(FOWLP・FOPLP)、ウエハ上のレジストをプラズマで除去するドライアッシング装置を展開しています。

また、フォトレジストをUVで反応させることで、プラズマ耐性向上、耐熱性向上を実現するUVキュア装置、と多数ラインナップしています。

 

(引用:AIメカテック公式HP)

 

LCS(Life Cycle Support)事業

LCS活動を通してすべてのお客さまに最高のコンディションで最新の製品を生産いただくためのサポートを提供していきます。

 

(引用:AIメカテック公式HP)

 

 

時価総額

AIメカテックの時価総額310.21億です。(2024年2月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 252名

     単体 220名

平均勤続年数:17.2年

平均年齢:47.00歳

平均年収:695万円

 

 

業績

2023年8月8日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。

連結売上高は5.3%増で、経常利益は18.3%減の5億5,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.01%から4.31%と悪化しました。

 

 

(引用:AIメカテック公式HP)

 

2024年6月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年6月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は1.6%増、経常利益は赤字幅拡大の-4億3,300万円となっています。

 

 

下期偏重の業績なので、2Q時点で赤字となっています。

前年と比べても赤字幅が拡大しているのは悪材料だと思います。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月14日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2024年1月23日 設備投資に関するお知らせ 20億円

2023年11月13日 2024年6月期 第1四半期決算短信

2023年8月8日 2023年6月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

ばらつきは大きいですが、近年は3.0%前後の配当を出しています。

 

2022年6月 3.68%  53.0%

2023年6月 2.38%  21.2%

2024年2月 0.82%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

AIメカテックは、6月と(12月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場から2022年までは緩やかに下落していましたが、それ以降急上昇が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、11月までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降横ばいが続いています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  25.96倍 (予 35.03倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.78倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 212.75 (予 157.27)

BPS(1株当たりの純資産) 1,456.42

 

(引用:AIメカテック公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 13.47% (予 10.80%)

ROA(純資産利益率) 5.39% (予 4.07%)

 

(引用:AIメカテック公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 37.6%

 

(引用:AIメカテック公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ワイエイシーホールディングス(6298)

タツモ(6266)

タカトリ(6338)

 

まとめ

売上は2019年6月期がピークで、利益は2021年6月がピークです。

2024年6月期は、売上はピークと同等、利益は過去最高利益を更新する見込みです。

 

一方、株価は2023年に急上昇し、現在も上昇傾向を継続しています。

業績は好調で、株価も上昇傾向を継続しているため、素直に長期投資をするのが最良と思います。

配当もそこそこあるため、配当の権利取りのため短期的に購入することもありだと思います。

 

短期的に投資し、株価の上昇が止まる兆候が出たら売るのも良いと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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