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【株式銘柄徹底分析】日立製作所(6501)~総合電機メーカー 重電首位 インフラ 安定企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、世界有数の総合電機メーカーであり、重電首位の日立製作所について調査をしました。

 

www.hitachi.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年10月30日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:日立製作所公式HP)

 

日立製作所は、世界有数の総合電機メーカーであり、重電首位の会社です

総合路線を見直し、インフラ系重視の戦略をとっています。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

企業理念は「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」です。

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

日立は、1910年の創業以来、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、事業を通じてお客さまと社会の発展に寄与してきました。

 

日立は最新のIT✖OT✖プロダクトを組み合わせて社会課題を解決する「社会イノベーション事業」を通じて、データとテクノロジーで持続可能な社会の実現と人々の幸せの両立に挑戦していきます。

 

2024中期経営計画では、「デジタル」「グリーン」「イノベーション」を軸として成長していきます。

(引用:日立製作所公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1910年 - 久原鉱業所日立鉱山付属の修理工場として発足

1920年 - 日立・亀戸の両工場を擁し、株式会社日立製作所として独立

1921年 - 日本汽船株式会社より笠戸造船所を譲受、笠戸工場増設

1937年 - 国産工業株式会社を吸収合併、戸塚工場など7工場増設

1939年 - 日立工場より日立研究所独立

1943年 - 理研真空工業株式会社を吸収合併、茂原工場増設

1956年 - 日立金属工業株式会社(現 日立金属株式会社)、日立電線株式会社分離独立

1963年 - 日立化成工業株式会社分離独立

1969年 - 日立建設機械製造株式会社(現 日立建機株式会社)分離独立

1971年 - 日立電子株式会社より旭工場を譲受

1995年 - 株式会社日立家電を吸収合併

2001年 - 計測器グループおよび半導体製造装置グループを会社分割、株式会社日立ハイテクノロジーズ(旧 日製産業株式会社)を継承会社として再編成

2002年 - 産業機器グループを会社分割、株式会社日立産機システムとして再編成

   家電グループを会社分割、日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社として再編成

   ディスプレイグループを会社分割、株式会社日立ディスプレイとして再編成

   株式会社ユニシアジエックスを株式交換により完全子会社化

2003年 - 米国IBM社からハードディスクドライブ事業を前年12月に買収し、株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズを設立

    半導体グループを会社分割、株式会社ルネサステクノロジとして再編成

    ハードディスクドライブ事業を会社分割、株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズを継承会社として再編成

2004年 - トキコ株式会社および株式会社日立ユニシアオートモーティブを吸収合併

2006年 - 電機グループの一部を会社分割、株式会社日立プラントテクノロジー(旧 日立プラント建設株式会社)を継承会社として再編成

    人事ソリューションセンタを会社分割、株式会社日立マネジメントパートナーとして再編成

    ビジネスソリューション事業部を株式会社日立コンサルティングに移管

2007年 - 原子力事業を会社分割、日立GEニュークリア・エナジー株式会社を継承会社として再編成

2009年 - 株式会社日立コミュニケーションテクノロジーを吸収合併

    コンシューマ事業グループを会社分割、日立コンシューマエレクトロニクス株式会社として再編成

    オートモーティブシステムグループを会社分割、日立オートモティブシステムズ株式会社として再編成

    小型空気圧縮機事業を株式会社日立産機システムに移管

2011年 - 社会・産業インフラシステム社を交通システム社および社会・産業システム社に再編成

   水力事業を会社分割、日立三菱水力株式会社を継承会社として再編成

2013年 - 株式会社日立プラントテクノロジーを吸収合併

2014年 - 火力発電事業を会社分割、三菱日立パワーシステムズ株式会社を継承会社として再編成

2015年 - 米国ジョンソンコントロールズ インクと日立がグローバル空調合弁会社を設立

    損保保険ジャパン日本興亜株式会社と日立によるシステム開発合弁会社設立

2016年 - ヘルスケア事業強化に向けた株式会社日立メディコ、日立アロカメディカル株式会社の吸収合併および製造子会社設立

    日立がカンボジアに昇降機の合弁会社を設立

2017年 - 日立がイギリスのテンプル社を買収し、欧州の昇降機市場に参入

2018年 - インド最大の国営商業銀行であるState Bank of Indiaと合弁会社設立

 

事業内容

日立製作所は、以下の4つの事業セグメントからなります。

 

【連結事業】デジタルシステム&サービス 21%、グリーンエナジー&モビリティ 21%、コネクテッブインダストリーズ 26%、他 32%

【海外】62%

 

日立は幅広い分野において、データとテクノロジーサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。

 

デジタルシステム&サービス事業

お客さまの業務システムや社会インフラのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、サステナブルな社会の実現に貢献します。

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

グリーンエナジー&モビリティ事業

地球環境にやさしいグリーンなエネルギーとモビリティで世界中の人々の幸せを支えます。

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

コネクティブインダストリーズ事業

日立が誇る強いプロダクトを終結させてデジタルでつなぎ、ソリューションとして提供し、「サステナブルリュークリエーター」をめざします。

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

オートモーティブシステム事業

世界をリードする先進的なモビリティソリューションの提供を通じて、持続可能な社会と人々の豊かな生活の実現に貢献します。

 

(引用:日立Astemo公式HP)

 

時価総額

日立製作所時価総額19.2279兆です。(2024年10月30日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 268,655名

     単体 28,111名

平均勤続年数:19.1年

平均年齢:42.9歳

平均年収:935万円

 

 

業績

2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は前期比10.6%減、親会社株主に帰属する当期利益は9.1%減の5,898億9,600万円となっています。

売上高営業利益率は前年の6.88%から7.77%と改善しました。

 

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は減収増益になります。

 

 

次に、2024年10月30日に発表された2025年3月期の2Q決算の結果です。

連結売上収益は8.3%減で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は39.8%増の2,922億7,300万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の6.49%から9.66%と改善しました。

第2四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は48.71%でした。

 

 

同時に、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年10月30日 2025年3月期 第2四半期決算短信

2024年10月30日 剰余金の配当に関するお知らせ

2024年7月31日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2024年5月13日 剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ

2024年4月26日 2024年3月期決算短信

2024年4月26日 期末配当予想に関するお知らせ

2024年4月26日 自己の株式の取得に関するお知らせ 2.27%

2024年4月26日 株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更に関するお知らせ 1:5

▼クリックで詳細表示

2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年1月26日 個別決算における投資有価証券売却益(特別利益)の計上に関するお知らせ 1,159億円

2023年12月13日 会社分割によるエネルギー&ファシリティマネジメントサービス事業の強化に関するお知らせ

2023年10月27日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年10月27日 剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ

2023年7月28日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年4月27日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.38%  12.3%

2015年3月 7.29%  26.6%

2016年3月 2.28%  33.7%

2017年3月 2.16%  27.1%

2018年3月 1.95%  20.0%

2019年3月 2.51%  39.1%

2020年3月 3.02%  104.8%

2021年3月 2.10%  20.2%

2022年3月 2.03%  20.7%

2023年3月 2.00%  21.0%

2024年3月 1.29%  28.3%

2024年10月 -%

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

日立製作所は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、きれいに上昇を継続しています、特に2020年以降は上昇の傾きが大きくなっています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、下落した期間もありますが、上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  31.54倍 (予 31.01倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.10倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 127.42 (予 129.78)

BPS(1株当たりの純資産) 1,296.09

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 10.34% (予 10.01%)

ROA(純資産利益率) 4.83% (予 4.48%)

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 43.8%

 

(引用:日立製作所公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 3.60倍(2024年10月25日現在)

 

比較される銘柄

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NEC(6701)

 

まとめ

売上は伸びているわけではありませんが、安定した業績を続けています。

時代に応じて事業を変えながら、安定した業績を出していることは、非常に素晴らしい企業といえます。

裏を返せば、業績を伸ばしていくことが今後の課題でしょう。

 

一方、株価は常に上昇傾向を継続しており、長期投資するための銘柄としては最適といえます。

そのため、積立投資を交えて長期投資するのが最良です。

 

非常に大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:◎

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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