こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、入園者数世界有数の東京ディズニーランド・シーの運営をおこなうオリエンタルランドについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:オリエンタルランド公式HP)
オリエンタルランドは、アメリカのウォルト・ディズニー・カンパニーとのライセンス契約により入園者数世界有数の東京ディズニーランド・シーの運営をおこなう会社です。
ホテル・商業施設含めたリゾートを展開しています。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびTOPIX Large70、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
企業理念の企業使命は「自由でみずみずしい発想を原動力に すばらしい夢と感動 ひととしての喜び そしてやすらぎを提供します。」です。
(引用:オリエンタルランド公式HP)
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関連セクター
沿革
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1960年7月 - 国民の文化・厚生・福祉に寄与することを目的として、株式会社オリエンタルランドを設立
1974年12月 - 米国法人ウォルト・ディズニー・プロダクションズ(現ディズニー・エンタプライゼズ・インク)との間で業務提携について基本合意
1977年4月 - 米国法人ウォルト・ディズニー・プロダクションズ(現ディズニー・エンタプライゼズ・インク)との間にテーマパーク「東京ディズニーランド」のライセンス、設計、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結
1983年3月 - 東京ディズニーランド竣工式挙行、運営開始
1983年4月 - 「東京ディズニーランド」を開園
1994年2月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社舞浜コーポレーション」を設立
1996年4月 - ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に「東京ディズニーシー・テーマパーク」及び「東京ディズニーシー・ホテル」のライセンス、設計、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結
1996年6月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社舞浜リゾートホテルズ(現 株式会社ミリアルリゾートホテルズ)」を設立
1996年12月 - 東京証券取引所市場第一部に上場
1997年4月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社舞浜リゾートライン」を設立
1997年12月 - 当社100%出資による子会社「株式会社グリーンアンドアーツ」を設立
1998年6月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社フォトワークス」、「株式会社デザインファクトリー」、「株式会社ベイフードサービス」を設立
1998年9月 - ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に「ディズニーアンバサダーホテル」のライセンス、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結
1998年10月 - ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に「ディズニーリゾートライン」のライセンス、設計、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結
1999年3月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社イクスピアリ」を設立
1999年10月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社アールシー・ジャパン」を設立
2000年7月 - 「イクスピアリ」及び「ディズニーアンバサダーホテル」を開業
2000年10月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社リゾートクリーニングサービス(現 株式会社リゾートコスチューミングサービス)」を設立
2001年3月 - 「ボン・ヴォヤージュ」を開業
2021年6月 - 当社の100%出資による子会社「株式会社舞浜ビルメンテナンス」「株式会社オーエルシー・キッチンテクノ」を設立(※2010年1月1日付で株式会社オーエルシー・キッチンテクノは株式会社舞浜ビルメンテナンスに合併)
2001年7月 - 「ディズニーリゾートライン」を開業
2001年9月 - 「東京ディズニーシー」「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」を開業
2002年4月 - WDIJ100%出資子会社「株式会社リテイルネットワークス」の株式を取得し、グループ会社とする(※2010年3月31日付で「株式会社リテイルネットワークス」をウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社へ譲渡)
2005年1月 - ディズニー・エンタプライゼズ・インクとの間に「東京ディズニーランドホテル」のライセンス、設計、建設及び運営に関する業務提携の契約を締結
2005年2月 - 「パーム&ファウンテンテラスホテル」を開業
2005年7月 - 当社100%出資による子会社「株式会社Mテック」を設立
2008年7月 - 「東京ディズニーランドホテル」を開業
2008年10月 - 「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」を開業
2012年9月 - 「舞浜アンフィシアター」を開業
2013年3月 - 当社100%子会社である株式会社ミリアルリゾートホテルズが、株式会社ブライトンコーポレーションの全株式を株式会社長谷工コーポレーションより取得し、子会社化
2016年6月 - 「東京ディズニーセレブレーションホテル」を開業
2020年6月 - 当社100%出資による子会社「株式会社オリエンタルランド・イノベーションズ」を設立
2022年4月 - 「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」を開業
事業内容
オリエンタルランドは、以下の3つの事業セグメントからなります。
【連結事業】テーマパーク 82%、ホテル 15%、他 3%
テーマパーク事業
当社セグメントは主に東京ディズニーランドと東京ディズニーシー、2つのテーマパークの経営・運営に関わる事業セグメントです。
当セグメントには、株式会社オリエンタルランドに加えテーマパークの事業展開に関連したグループ内の6つの子会社を含みます。
連結売上高に占める構成比は約80%と、当社事業における3つの事業セグメントの中で最も大きな売上高を占めています。
1983年4月にオープンした東京ディズニーランドに加え、2001年9月には東京ディズニーシーがオープンしたことで、2つのテーマパークの年間合計入園者数は2,500万人を超えるレベルになりました。
さらに、2019年には東京ディズニーリゾート35周年イベントが好評を博したことなどにより、入園者数は過去最高の3,256万人となりました。
今後もテーマパークのアトラクション、エンターテイメント、さらにはグッズ、メニューなど、ゲストの体験価値をより一層高めていくために、継続的な投資、施策を展開していきます。
(引用:オリエンタルランド公式HP)
ホテル事業
当セグメントは、株式会社ミリアルリゾートホテルズが経営・運営する、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル及び東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルの4つのディズニーホテルと、その子会社である株式会社ブライトンコーポレーションが経営・運営する東京ディズニーセレブレーションホテル、浦安ブライトンホテル、京都ブライトンホテルなどを加えた合計7施設から構成させる事業セグメントです。
ミリアルリゾートホテルズは日本で唯一、ディズニーホテルの経営・運営する権利を有しています。
舞浜エリアにある4つのホテルは、立地やキャラクター性など、それぞれのホテルで特徴の異なる、バラエティに富んだ体験価値をゲストに提供しています。
加えて、新浦安エリアにあるディズニーホテル、東京ディズニーセレブレーションホテルは、ファミリーやグループ向けに手軽なリゾートステイを提供しています。
当セグメントでは、これら5つのディズニーホテルに浦安ブライトンホテルを加えた6つのホテルを東京ディズニーリゾートで展開することにより東京ディズニーリゾートの滞在者数の向上に寄与し、ホテル事業単体のみならず、グループ全体の収益向上に貢献しています。
(引用:オリエンタルランド公式HP)
その他の事業
当セグメントは、商業施設「イクスピアリ」(2000年7月オープン)、リゾート内を走るモノレール「ディズニーリゾートライン」(2001年7月)などで構成されています。
舞浜駅前に位置する「イクスピアリ」は、株式会社イクスピアリが運営を行っています。
直営店を含め130店におよぶショップ、レストランやシネマコンプレックスで構成され、ゲストのニーズに合わせたテナントの入れ替えなども随時実施することで、常にゲストに新しい発見を提供しています。
ディズニーリゾートラインは、舞浜駅、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、オフィシャルホテルを結ぶモノレール事業です。
モノレールの車体や内装に、ミッキーのシルエットを多く取り入れるなど、リゾート内の移動の利便性を高めるだけでなく、移動中もゲストの気分を盛り上げる役割を果たしています。
(引用:オリエンタルランド公式HP)
時価総額
オリエンタルランドの時価総額は8.4631兆円です。(2024年4月26日現在)
社員の状況
従業員数:連結 8,945名(臨時12,928名)
単体 5,213名(臨時10,135名)
平均勤続年数:10.8年
平均年齢:40.7歳
平均年収:561万円
業績
2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比28.0%増、経常利益は48.5%増の1,660億500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の23.02%から26.75%と改善しました。
(引用:オリエンタルランド公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年4月26日 2024年3月期決算短信
2024年4月26日 剰余金の配当に関するお知らせ
2024年4月26日 一般財団法人「オリエンタルランド子どものハピネス財団」の設立ならびに第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2024年1月30日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年10月30日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年10月30日 第2四半期累計業績予想と実績との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023年10月30日 剰余金の配当(中間配当)および期末配当予想の修正に関するお知らせ
2023年7月28日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年4月27日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。
近年0.2%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.76% 14.2%
2015年3月 0.38% 16.3%
2016年3月 0.44% 15.9%
2017年3月 0.59% 15.1%
2018年3月 0.37% 16.2%
2019年3月 0.33% 15.3%
2020年3月 0.32% 23.2%
2021年3月 0.16% -%(赤字)
2022年3月 0.12% 113.8%
2023年3月 0.18% 16.2%
2024年3月 0.27% 17.7%
2024年4月 0.24%
(引用:オリエンタルランド公式HP)
株主優待は、100株以上で「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」いずれかの1デーパスポートを贈呈です。
権利確定月は、3月と9月末日です。
500株以上 1枚(3月末のみ)
2,000株以上 1枚
4,000株以上 2枚
6,000株以上 3枚
8,000株以上 4枚
10,000株以上 5枚
12,000株以上 6枚
上記に加え、3年以上継続保有 1枚追加
2018年9月末~2023年9月末まで5年間継続保有 4枚追加
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
オリエンタルランドは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、きれいに上昇を継続しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、1月まで上昇傾向でしたが、それ以降は下落傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 63.42倍 (予 63.27倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 8.03倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 73.39 (予 73.56)
BPS(1株当たりの純資産) 579.56
ROE(自己資本利益率) 13.05% (予 12.69%)
ROA(純資産利益率) 8.87% (予 8.89%)
(引用:オリエンタルランド公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 70.1%
(引用:オリエンタルランド公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
コロナの影響から2021年3月期から売上が大幅に下がり、赤字となりました。
その後は急回復し、2024年3月期はコロナ前の業績を超えました。
この後も業績が伸ばせるのかが課題といえます。
一方、株価は上昇傾向を継続しており、素直に長期投資するのが最良です。
配当は少ないですが、株主優待でディズニーランドまたはディズニーシーの1デイパスポートがもらえるので、よくディズニーランド・シーに行かれる場合には、優待取りのために短期的にはいるのも良いでしょう。
株価が短期間に大きく下落したのであれば、短期投資でリバウンドを狙うのもありです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:◎
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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