社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の平凡なサラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【株式銘柄分析】アインホールディングス アインHD(9627)~調剤薬局首位 ドラッグストア コスメ 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、調剤薬局やドラッグストアなどのチェーン店を運営するアインファーマシーズを傘下に置く持株会社アインホールディングスについて調査をしました。

 

www.ainj.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月1日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:アインホールディングス公式HP)

 

アインホールディングスは、調剤薬局やドラッグストアなどのチェーン店を運営するアインファーマシーズを傘下に置く持株会社です

調剤薬局では首位

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

グループ・スローガンは「美しい意志をもとう。」です。

 

まず、社員が幸せを感じられる会社でありたい。

自ら挑戦でき、新しい形を創れる仕事場でありたい。

すべでは、お客さまの元気と笑顔のために。

私たちは、”進化を続ける「いちばん」のグループ”を目指します。

 

(引用:アインホールディングス公式HP)

 

ファーマシー事業では、高齢化や医療の高度化を背景に変化する「求められる薬局」のあり方に応えられるよう、薬局機能や薬剤師の専門性の強化、多職種との連携、公式アプリを通じた新たな技術の活用等を行っています。

リーディングカンパニーとして、患者さま一人ひとりの想いに寄り添い、「地域医療への貢献」へと繋げていきます。

 

リテール事業では、都市部、準都市部への出店を進めるとともに、公式アプリの充実とウェブストアとの連動を推進し、「美しくありたい」という想いに応える、アインズ&トルべの使命の実現を目指していきます。

 

スマホで参加!無料の資産運用セミナーで投資を学ぼう【マネきゃん/Money Camp】

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1969年8月 - 受託臨床検査を目的として株式会社第一臨床検査センター設立

1988年3月 - 株式会社旭川第一臨床検査センターと合併し、株式会社第一臨床検査センターを存続会社とした

1989年5月 - 株式会社オータニ(1980年7月設立)を吸収合併、ドラッグストア6店舗を引き継ぎ、リテール事業部とした

1993年5月 - 旭川市に処方箋保険調剤薬局「第一薬局」(現 アイン薬局 豊岡店)を開局

1994年3月 - 日本証券業協会(現 東京証券取引所)に株式を店頭公開

1998年10月 - 臨床検査部門を「株式会社ビー・エム・エル」へ営業譲渡

1998年11月 - 「株式会社第一臨床検査センター」から「株式会社アインファーマシーズ」に社名変更

1999年3月 - 丸紅株式会社に対し、第三者割当増資を実施

2001年10月 - 100%子会社、株式会社宮古アイン設立

2002年6月 - ナイスドラッグ株式会社と業務提携

2004年5月 - ナイスドラッグ株式会社の株式を取得し、子会社化

2004年10月 - 「ナイスドラッグ株式会社」から「株式会社アイン東海」に社名変更

2006年4月 - 100%子会社、株式会社ホールセールスターズを設立し、ジェネリック医薬品を中心とした医薬品卸業を開始

2007年1月 - 株式会社ダイチクの株式を取得し、子会社化

2007年6月 - 株式会社あさひ調剤の株式を取得し、子会社化

2008年8月 - セブン&アイ・ホールディングスと資本・業務提携

2009年4月 - 東京証券取引所市場第二部に株式上場

2009年6月 - 株式会社セブン&アイ・ホールディングス、株式会社イトーヨーカ堂及び株式会社セブン-イレブン・ジャパンと共同出資によりドラッグ運営会社「株式会社セブンヘルスケア」を設立

2009年10月 - 株式会社アイン東海が株式会社リジョイス薬局を吸収合併し、社名変更にて株式会社アインメディオとした

2010年4月 - 東京証券取引所市場第一部に指定替え

2010年5月 - 札幌証券取引所本則市場に上場

2015年2月 - 株式会社メディオ薬局の株式を取得し、子会社化

2015年9月 - 株式会社アユーララボラトリーズの株式を取得し、子会社化

2015年11月 - 「株式会社アインファーマシーズ」から「株式会社アインホールディングス」に社名変更。

      100%子会社「株式会社アインファーマシーズ」を設立し、事業を承継

      NPホールディングス株式会社(現 株式会社西日本ファーマシー)の株式を取得し、子会社化

2016年12月 - 株式会社葵薬剤の株式を取得し、子会社化

2018年9月 - 株式会社コム・メディカルの株式を取得し、子会社化

2019年3月 - 土屋薬品株式会社(現 株式会社アイン信州)の株式を取得し、子会社化

2019年11月 - メイクアップコスメブランド「DAZZSHOP」の事業を譲受

2020年3月 - シダックスアイ株式会社の株式を取得し、子会社化

2022年4月 - 東京証券取引所新市場区分「プライム市場」へ移行

2022年5月 - 株式会社ファーマシィホールディングス(現 株式会社ファーマシィ)の株式を取得し、子会社化

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

事業内容

アインホールディングスは、「ファーマシー事業」と「リテール事業」の2つの事業からなります。

 

(引用:アインホールディングス公式HP)

 

【連結事業】ファーマシー 90%、リテール 7%、他 3%

 

ファーマシー事業

「アイン薬局」を主とした調剤薬局を日本全国に展開

 

(引用:アインホールディングス公式HP)

 

リテール事業

コスメ&ドラッグストア「AINZ & TULPE(アインズ&トルぺ)」を札幌・首都圏に展開

  • コスメティック商品及び医薬品等の販売

 

(引用:アインホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

アインホールディングスの時価総額1,658.75億です。(2024年3月1日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 10,651名(臨時2,294名)

     単体 161名(臨時42名)

平均勤続年数:10.8年

平均年齢:42.7歳

平均年収:677万円

 

 

業績

2023年6月2日に発表された2023年4月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比13.4%増、経常利益は6.4%増の170億6,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年の4.79%から4.46%と横ばいでした。

 

 

(引用:アインホールディングス公式HP)

 

2024年4月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

2023年12月6日には、2024年4月期通期連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年3月1日に発表された2024年4月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比12.3%増、経常利益は21.7%増の150億5,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の4.43%から4.83%と改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は77.82%となりました。

 

 

上方修正が出るほど、業績は好調に進捗しています。

 

kabutan.jp

 

今なら無料のオンライン講座!投資の達人になる投資講座

 

適時開示情報

2024年4月3日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 0.28%

2024年3月1日 2024年4月期 第3四半期決算短信

2024年2月9日 グループ内再編(連結子会社間の吸収分割及び連結子会社間の吸収合併)に関するお知らせ

2023年12月6日 2024年4月期 第2四半期決算短信

2023年12月6日 第2四半期累計期間の連結業績予想と実績の差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年9月1日 2024年4月期 第1四半期決算短信

2023年6月2日 2023年4月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年4月 1.33%  18.2%

2015年4月 0.71%  15.3%

2016年4月 0.75%  16.0%

2017年4月 0.65%  19.9%

2018年4月 0.68%  16.1%

2019年4月 0.62%  21.6%

2020年4月 0.91%  21.2%

2021年4月 0.91%  29.1%

2022年4月 0.94%  27.3%

2023年4月 1.06%  22.8%

2024年3月 1.28%

 

株主優待は100株以上で、2,000円相当の商品券の贈呈です。

権利確定月は4月末日です。

※ アインズ&トルぺほかドラッグストア全店舗及びグループ調剤薬局にて使用可

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

アインホールディングスは、4月と(10月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/4/25(木)と2024/10/29(火)です。

権利落ち日は、2024/4/26(金)と2024/10/30(水)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2015年から2017年までは上昇傾向でしたが、それ以降は横ばいを続け、現在は下落傾向になっています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月頭に急落して以来、10月まではゆるやかな下落が続いていましたが、その後は上昇傾向になっています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

保険・資産運用・住宅ローンなど幅広い金融商品の無料相談サービス【マネプロ】

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  18.03倍 (予 16.65倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.25倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 262.84 (予 284.64)

BPS(1株当たりの純資産) 3,791.54

 

(引用:アインホールディングス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 7.31% (予 7.51%)

ROA(純資産利益率) 3.98% (予 4.10%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 54.7%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

日本調剤(3341)

クオールホールディングス(3034)

クリエイトSDホールディングス(3148)

 

まとめ

売上は23年連続増収となっており、成長企業といえます

利益については、頭打ち感があり、近年は伸びていません。

2024年4月期の業績予想も、増収ではありますが減益となっています。

 

一方、株価も横ばいが続いており、最近は下落傾向なっています。

今後利益を伸ばしていけるかが、課題といえます。

 

ここ数年、株価は上昇していないので、長期投資はしづらいです。

大きく利益を伸ばすか、大きな企業との業務提携などの大きなニュースがない限り、株価は上昇しないのではないかと思います。

 

大型の銘柄であり、上昇する確率より下落する確率の方が高そうなので、短期投資もおすすめできません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:△

規模:△

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。

最新の情報を発信していますので、X(Twitter)のフォローもよろしくお願いします。