社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】イメージワン IMAGE one(2667)~病院システム ドローン トリチウム分離~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、病院向けの画像管理・電子カルテ等システムの販売・導入・保守をおこなうイメージワンについて調査をしました。

 

https://www.imageone.co.jp/

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月2日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:イメージワン公式HP)

 

イメージワンは、病院向けの画像管理・電子カルテ等システムの販売・導入・保守をおこなう会社です

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

「人の健康、国の安心・安全」の分野において、画像を通じてお客様の迅速かつ的確な「意思決定」「意思伝達」を支援し、社会コスト削減することを企業使命として事業を展開しています。

 

企業使命(ミッション)は、以下になります。

イメージワンは、「人の健康と地球環境」の分野において、IT医療と再生可能エネルギーおよび環境事業を通じ、お客様の迅速かつ的確な「意思決定」「意思伝達」を支援し、健康な長寿社会とクリーンなエネルギー社会の創造に貢献してまいります。

 

ビジョンは「国境・人・組織のボーダレスを実現する 社会のエネルギー源となる」、

グループミッションは「時代の担い手として、新たなパラダイムを創造し続ける」です。

 

(引用:イメージワン公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1984年4月 - 株式会社イメージ アンド メジャーメントを設立(東京都渋谷区代々木二丁目23番1号)

     画像処理関連機器及び電子計測機器の輸入販売開始

1987年3月 - 本社を東京都新宿区西新宿七丁目18番10号に移転

1989年5月 - 衛星画像事業に進出

1992年7月 - 医療診断画像処理機器の輸入販売を開始し、医療画像事業に進出

1994年3月 - 本社を東京都新宿区西新宿七丁目22番25号に移転

2000年7月 - 商号を株式会社イメージワンに変更

2000年8月 - 本社を東京都新宿区西新宿二丁目7番1号 新宿第一生命ビルに移転

2000年9月 - 大阪証券取引所 ナスダック・ジャパン市場(現 NASDAQ市場)に株式上場

2002年11月 - 名古屋営業所開設(名古屋市

2009年3月 - 株式会社イメージワン ソリューションズを設立

2009年4月 - 東北営業所開設(仙台市

2010年5月 - 情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001)の認証取得

2010年10月 - 大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の統合に伴い、同取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場

2011年6月 - 株式会社イメージワン ソリューションズを吸収合併

2012年2月 - 大阪営業所開設(大阪市

2013年7月 - 大阪証券取引所東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場

2014年6月 - 本社を東京都新宿区新宿六丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエアに移転

2014年10月 - 九州営業所開設(福岡市)

2016年11月 - 株式会社EPARK社との合弁会社である株式会社イメージワン ゼロットを設立

2018年5月 - 株式会社イメージワン ゼロットが株式会社エンパワープレミアムと合併し、関連会社化

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ上場

2022年5月 - 株式会社ワン・サイエンスを設立

 

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事業内容

イメージワンは、「ヘルスケアソリューション」と「地球環境ソリューション」の2つの事業からなります。

 

【連結事業】ヘルスケアソリューション 81%、地球環境ソリューション 19%

 

ヘルスケアソリューション

メディカル事業で培ってきた開発力と外部リソースの活用により、医療機関をサポートしていきます。

他のサポート業務と合わせて「医療機関のサポーター」としてトータルマネージメントサポートを通して医療機関との関係強化を図っていきます。

 

「メディカルシステム事業」では、病院向けシステムの販売、導入、保守を行っています。

 

「メディカルサプライ事業」では、検査・検診用ニトリムグローブを販売しています。

コロナ禍で高騰している医療衛生材料を可能な限りコロナ禍以前の価格水準でご案内することで病院経営を支えることが私たちの役割です。

また、一般医療機器(クラス1)や米国FDA等多くの規格認証を取得したグローブになります。

 

「「医療✖MaaS」事業」では、医療✖MaaS(Mobility as a Service)を実現することにより、新時代の「ヘルスケアモビリティ」を活用したサービスを構築します。

平時の「へき地医療」「発熱外来」「健康診断」等のサービス、有事の「災害医療」の提供等の幅広い医療サービスの提供が可能です。

「出向く医療」というテーマを掲げ、車両のレンタル事業と販売事業に取り組み、様々な社会課題を解決していきます。

 

地球環境ソリューション

変化に応えて、揺るぎない未来へ。

環境に配慮した持続可能な開発・社会貢献を行い、豊かな暮らしを実現します。

 

「GEOソリューション事業」では、UAV(ドローン)測量や土木・建設業界で数多くの採用実績のあるPix4D社製ソフトウェアをはじめ、環境監視、保全対策、インフラ点検、被災状況の把握、農業支援、リモートセンシングに対応するための各種ソフトウェアや計測機器、これらに関連する各種サービスのご提供など、広く社会に貢献しています。

 

トリチウム分離プロジェクト」では、産業利用として世界初となるガスハイドレート技術を利用したトリチウムの分離技術を独自に開発し、福島原発のALPS処理水だけでなく、世界の重水炉等で大量に発生するトリチウムの分離と再利用を目指します。

 

「ESG事業」では、再生EVバッテリーレンタル事業・光触媒空気清浄機ALCUREプロジェクトなど環境配慮型の事業を展開しています。

また、社会貢献活動や多様性の推進など社会課題の解決に取り組んでいます。

 

 

時価総額

イメージワン時価総額39.43億です。(2024年4月2日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 51名

    連結 51名

平均勤続年数:4.6年

平均年齢:41.0歳

平均年収:684万円

 

 

業績

2023年1月31日に発表された2023年9月期の決算短信は以下です。

連結売上高は9.9%減、経常利益は赤字幅拡大の-7億1,200万円となっています。

 

 

(引用:イメージワン公式HP)

 

2023年9月期の連結業績予想は非公表になります。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年9月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は54.4%増、経常利益は赤字幅縮小の-1億900万円となっています。

 

 

2024年4月23日には、通期業績予想の公開が発表されています。

減収で赤字幅は縮小の予想です。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月23日 連結子会社の解散及び清算に関するお知らせ

2024年4月23日 2024年9月期業績予想の修正に関するお知らせ

2024年4月2日 会社役員賠償責任保険による特別利益の計上見込みに関するお知らせ 50,000千円

2024年3月26日 中期経営計画の取り下げ及び一部事業の撤退に関するお知らせ

2024年3月26日 当社と創イノベーション株式会社との簡易株式交換の日程変更に関するお知らせ

2024年2月22日 第三者委員会調査及び過年度決算修正対応に伴う特別損失の計上見込みに関するお知らせ 61,733千円

2024年2月14日 2024年9月期 第1四半期決算短信

2024年1月31日 2023年9月期決算短信

2024年1月31日 特別損失の計上及び通期連結業績予想と前期実績との差異に関するお知らせ 39,548千円

▼クリックで詳細表示

2024年1月15日 (開示事項の経過)第三者委員会の調査報告書受領に関するお知らせ

2023年12月28日 第40期(2023年9月期)有価証券報告書の提出延期延長に係る承認申請書提出のお知らせ

2023年12月19日 通期業績予想の修正(取り下げ)に関するお知らせ

2023年11月21日 (開示事項の超過)第三者委員会に対する委嘱業務追加に関するお知らせ

2023年11月2日 太陽光発電所の売却に関するお知らせ 950百万円

2023年10月24日 2023年9月期決算発表の延期に関するお知らせ

2023年10月16日 第三者委員会設置に関するお知らせ

2023年9月29日 代表取締役の異動(解職)及び社長交代に関するお知らせ

2023年8月10日 2023年9月期 第3四半期決算短信

2022年11月14日 2022年9月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2013年9月 0.00%  0.0%

2014年9月 0.00%  0.0%

2015年9月 0.00%  -%(赤字)

2016年9月 0.00%  0.0%

2017年9月 0.00%  -%(赤字)

2018年9月 0.00%  0.0%

2019年9月 0.00%  0.0%

2020年9月 0.00%  -%(赤字)

2021年9月 0.00%  -%(赤字)

2022年9月 0.00%  -%(赤字)

2023年9月 0.00%  -%(赤字)

2024年4月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

イメージワンは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年に1,500円超まで急騰しているのが目立ちますが、基本的には1,000円以下で横ばいを続けています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月まで下落傾向が続いていましたが、それ以降横ばいです。

社長を含む重役の新規事業参入にあたって、第三者に対して不正に金品を供与したと疑われる行為があったことの公表もありました。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.40倍

 

赤字のため株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 148.68

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 65.6%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

レスターホールディングス(3156)

アセンテック(3565)

東京日産コンピュータシステム(3316)

 

まとめ

売上に関しては3年連続で伸びていますが、それが利益につながっていません

そのため赤字が常態化しており、今後も厳しいといわざる負えません。

今年度も黒字転換の予想でしたが、赤字が濃厚で、下方修正がいつ出てもおかしくない状態です。

 

さらに、上記にも書きましたが社長の不正行為の疑いもあり、業績以前の問題も表面化しています。

 

一方、株価は定位置の600円近辺で横ばいから、さらに下落しています。

不正行為の続報や下方修正が出れば、さらに株価は下落するものと思われますので、長期・短期問わず今入るのはリスクがあります。

 

企業の存続も疑わしくなってきているので、近寄らないのが最良です。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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