こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などのファミリーレストランチェーンを運営するすかいらーくグループを統括する純粋持株会社のすかいらーくホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
すかいらーくホールディングスは、「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などのファミリーレストランチェーンを運営するすかいらーくグループを統括する純粋持株会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
すかいらーくグループは、和洋中をはじめとする各種テーブルサービスレストランを中核として皆様に「食」を通しておいしさ・安全・安心・快適さを提供しています。
現在、約3,000店舗を展開し、年間3億人のお客様にご利用いただいています。
すかいらーくは多彩なブランドを持つ強みを活かし、お客様の多様化するニーズと期待に確実にお応えします。
安全で高品質な食材が、当社の購買・製造・品質管理・物流・店舗の垂直統合されたインフラを経て、調理され料理としてお客様のテーブルに届けられます。
国内10か所の自社セントラルキッチンから全国の店舗へ週に6日配送されるので、すかいらーくの店舗ではいつもフレッシュで、こだわりのおいしさをお楽しみいただけます。
『価値ある豊かさの創造』は、当社が掲げる経営理念です。
わたしたちが運営する店舗で、ひとりでも多くのお客様に、おいしい料理をお手頃なお値段と気持ちのよいサービス、清潔で心地よい店舗空間で味わっていただくことで、一人ひとりお客様が豊かで快適な時間を過ごしていただけるような地域に根差した店舗作りを目指しています。
『すべてのお客様の笑顔のために』をモットーに、全店の一人ひとりの従業員が笑顔とおもてなしでお迎えします。
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1962年4月 - 当社の前身、ことぶき食品有限会社を設立
1969年7月 - 有限会社から株式会社ことぶき食品に組織変更
1974年11月 - 株式会社ことぶき食品から株式会社すかいらーくに商号変更
1978年7月 - 東京店頭市場に株式公開
1982年8月 - 東京証券取引所市場第二部に上場
1987年12月 - 新日鐵グループとの合弁でニラックス株式会社設立
2003年4月 - ニラックス株式会社を100%子会社化
2006年6月 - MBO(management buyout)実施を発表
2014年10月 - すかいらーく東京証券取引所市場第一部上場
2016年1月 - 持株会社体制に移行
2018年7月 - 株式会社すかいらーくから株式会社すかいらーくホールディングスに社名変更
2020年11月 - 通販事業の開始(楽天・Amazonでの販売スタート)
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しによりプライム市場へ移行
2010年 - タワーレコード(株)に資本参加
農業生産法人(株)セブンファーム設立
2013年 - 北海道の食品スーパー(株)ダイイチと業務・資本提携
(株)ニッセンホールディングスと業務・資本提携
(株)セブン&アイ・ホールディングスが(株)天満屋ストア及び(株)天満屋と業務提携、(株)イトーヨーカ堂が(株)天満屋ストアと資本提携
(株)パルス(現 (株)Francfranc)と業務・資本提携
2015年 - (株)セブン&アイ・ホールディングスが(株)バーニーズ ジャパンを完全子会社化
関西地域の食品スーパー(株)万代と業務提携
グループの総合ネットサイト「omni7」グランドオープン
2016年 - (株)ニッセンホールディングスを完全子会社化
2018年 - (株)セブン・ペイメントサービス設立
(株)イズミと業務提携
(株)増進会ホールディングスと業務提携
事業内容
すかいらーくホールディングスは、主にレストラン事業とその他からなります。
【連結事業】レストラン 97%、他 3%
すかいらーくグループは、国内および台湾・マレーシアに、ファミリーレストラン、ブッフェレストラン、各種施設内の飲食店、洋菓子・洋惣菜専門店等、合計約3,000店舗を有し、規模と多様性を最大限に活かした事業を展開しています。
商品開発から食材の調達、製造、物流、料理の提供まで、一気通貫して行う独自のサプライチェーンにより、お客様にご満足いただける商品を安全かつお手頃な価格でお届けしています。
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
時価総額
すかいらーくホールディングスの時価総額は4,920.87億円です。(2024年2月15日現在)
社員の状況
従業員数:単体 538名(臨時2,113名)
連結 5,804名(臨時34,096名)
平均勤続年数:21.0年
平均年齢:47.7歳
平均年収:655万円
業績
2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は前期比16.8%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は黒字転換の47億8,100万円となっています。
売上高営業利益率は3.29%でした。
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年2月14日 2023年12月期決算短信
2024年2月14日 剰余金の配当に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2023年11月10日 2023年12月期 第3四半期決算短信
2023年8月10日 2023年12月期 第2四半期決算短信
2023年8月10日 2023年12月期連結業績予想及び配当予想修正に関するお知らせ
2023年2月14日 2022年12月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年0.5%前後の配当を出しています。
2014年12月 1.12% 27.3%
2015年12月 2.10% 42.4%
2016年12月 2.46% 40.6%
2017年12月 2.37% 47.9%
2018年12月 2.19% 65.5%
2019年12月 0.89% 39.5%
2020年12月 0.00% -%(赤字)
2021年12月 0.79% 29.4%
2022年12月 0.00% -%(赤字)
2023年12月 0.34% 33.3%
2024年2月 0.46%
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
株主優待は、株主様ご優待カードの贈呈です。
権利確定月は、12月・6月末日です。
100株以上 2,000円分
300株以上 5,000円分
500株以上 8,000円分
1,000株以上 17,000円分
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
すかいらーくホールディングスは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2019年までは比較的上昇傾向、コロナの影響で株価が下落・低迷していましたが、2023年以降は上昇傾向に転換しました。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、調整を挟みながら上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 115.01倍 (予 73.32倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.39倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 21.02 (予 32.97)
BPS(1株当たりの純資産) 713.36
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) 1.12% (予 1.76%)
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に悪いといえます。
自己資本比率 38.1%
(引用:すかいらーくホールディングス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
コロナの影響がなくなり今期は黒字転換しそうです。
今期でほぼコロナ前の売上までに回復しそうですが、長期で持つとなると来期コロナ前の業績を超えることが出来るのかが課題になります。
一方、株価もコロナ前と同程度まで上昇してきました。
これ以上の上昇は、来期の業績でコロナ前を超えれるかにかかっていると思います。
配当は小さいためキャピタルゲイン狙いになりますが、長期でも短期でもここから入るのはおすすめはできません。
もしすかいらーくグループで食事されることが多いのであれば、優待権利取りのために短期的に入るのはよいと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:△
収益性:△
規模:△
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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