こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、低価格うどん「丸亀製麵」、香港で上場のヌードル「タムジャイ」などを展開するトリドールホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月14日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
トリドールホールディングスは、低価格うどん「丸亀製麵」、香港で上場のヌードル「タムジャイ」などを展開する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
どんな時代でも、お客様へ感動を届ける企業でありたい。
食欲をそそる香り、料理人の巧みな手仕事、厨房の熱気や目の前で調理される料理、そして人の温もりを感じる接客。
舌で味わうだけでなく、五感で体感する「おいしさ」。
「食の感動」を、ひとりでも多くのお客様に提供したい。
そんな想いを胸に店づくりを進めてきました。
「食の感動」を呼び起こすものは、普段見えていたけれど気がつかなかったような、意外なところに埋もれています。
私たちは、その埋もれているものを見つけ出し、新しい提供価値として、お客様の喜びにつなげていく。
それが成長の大きな原動力であり、私たちの使命です。
私たちが目指すのは、世界に誇れるおもてなしの心をもって、あらゆる国の文化、地域性を尊重した業態を展開する、日本初のグローバルフードカンパニー。
どんな時代でも、お客様へ感動を届ける企業でありたい。
そのために、これからも新たな価値を発掘し、未来に向けて変わり続けていきます。
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
SLOGANは「食の感動で、この星を満たせ。」、
VISIONは「予測不能な進化で未来を拓くグローバルフードカンパニー」、
MISSIONは「本能が歓ぶ 食の感動体験を探求し 世界中をワクワクさせ続ける」です。
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1985年8月 - 焼鳥居酒屋「トリドール三番館」を兵庫県加古川市に創業
1990年6月 - 有限会社トリドールコーポレーションを設立
1995年11月 - 株式会社トリドールに組織変更
2000年11月 - 讃岐うどん専門店「丸亀製麵」1号店を兵庫県加古川市に出店
2004年9月 - ぼっかけ焼きそば専門店「長田本庄軒」1号店を兵庫県明石市に出店
2006年7月 - 揚げたて天ぷら定食専門店「まきの」1号店を兵庫県加古郡に出店
2008年12月 - 上場市場を東京証券取引所第一部に変更
2010年7月 - 海外子会社「TORIDOLL USA CORPORATION」を米国・ハワイに設立
2010年11月 - 海外子会社「東利多控股有限公司(現 東利多和願有限公司)」を香港に設立
2011年4月 - 「丸亀製麺」海外1号店を米国・ハワイに出店
2011年5月 - 「丸亀製麵」全都道府県への出店達成
2011年8月 - 「丸亀製麵」国内500店舗を達成
2012年3月 - 「丸亀製麵」中国1号店を上海に出店
2012年11月 - 東利多和頤有限公司の株式の63%を<HEYI GROUP HOLDING LIMITED>に株式譲渡し、合弁事業化
2012年12月 - 海外子会社「台湾東利多股份有限公司」を台湾に設立
2013年1月 - 「丸亀製麵」香港1号店を出店
2013年3月 - 「丸亀製麵」インドネシア1号店をジャカルタに出店
2013年4月 - 「丸亀製麵」台湾1号店を台北に出店
2013年12月 - ハワイアンパンケーキカフェ「コナズ珈琲」1号店を埼玉県ふじみ野市に出店
2014年1月 - 「丸亀製麵」ベトナム1号店をホーチミンに出店
2015年6月 - 欧州を中心に展開するアジアン・ファストフード「WOK TO WALK」を運営する<Wok to Walk Franchise B.V>を買収し、グループ会社化
グループ全体で世界1,000店舗を達成
2015年8月 - 海外子会社「MARUGAME UDON USA, LLC」をアメリカ・カリフォルニアに設立
2015年11月 - 「丸亀製麵」カンボジア1号店をプノンペンに出店
2016年2月 - マレーシアでヌードルショップ「Boat Noodle」を運営する<Utara 5 Food and Beverage Sdn Bhd>に出資し、グループ会社化
2016年10月 - 持株会社体制移行に伴い「株式会社トリドールホールディングス」に商号変更
2016年12月 - ロンドンで人気のラーメンブランド「昇龍」を運営する<SHORYU HOLDINGS LIMITED>に出資し、グループ会社化
2017年6月 - 切りたて牛肉専門店「肉のヤマキ商店」1号店を大阪市に出店
2017年7月 - 連結子会社である「株式会社トリドール」を「株式会社トリドールジャパン」に商号変更
2017年8月 - 大衆酒場「晩杯屋」等を運営する「株式会社アクティブソース」を買収し、グループ会社化
「丸亀製麵」フィリピン1号店をマニラに出店
2017年9月 - 「丸亀製麵」アメリカ本土1号店をロサンゼルスに出店
2017年12月 - 姫路発祥の背脂系濃厚とんこつラーメン専門店「ずんどう屋」を運営する<株式会社ZUND>を買収し、グループ会社化
2018年1月 - 香港の雲南ヌードルチェーン「譚仔雲南米線」と「譚仔三哥米線」を運営する<Tam Jai International Co. Limited>を買収し、グループ会社化
2018年3月 - 「丸亀製麵」世界1,000店舗達成
2018年8月 - アメリカで人気のPoke(ポケ)業態「Pokeworks」を運営する<Beyond Restaurant Group, LLC>に出資し、グループ会社化
2018年11月 - シンガポールで人気の日本式カレー業態「MONSTER CURRY」を運営する<MC Group Pte. Ltd>に出資し、グループ会社化
2019年9月 - 東京都渋谷区に本社を移転
2020年4月 - (旧)株式会社トリドールジャパンが運営する国内事業を3社「株式会社丸亀製麵」「株式会社肉のヤマキ商店」「(新)株式会社トリドールジャパン」に分社化
2020年5月 - 実店舗を持たないデリバリー専門のゴーストレストラン「Ghost Kitchens」を運営する「株式会社ゴーストレストラン研究所」に出資
2020年6月 - 海外子会社「MARUGAME UDON (EUROPE) LIMITED」をイギリスに設立
2021年4月 - 「譚仔雲南米線」中国本土1号店を深圳市に出店
2021年7月 - 「丸亀製麵」イギリス1号店をロンドンに出店
2021年9月 - 「揚げたて天ぷら定食 まきの」海外1号店をシンガポールに出店
2021年10月 - Tam Jai International Co. Limitedが香港証券取引所のメインボードに上場
2022年3月 - 「譚仔三哥米線」日本1号店を新宿に出店
2022年8月 - 「揚げたて天ぷら定食 まきの」香港1号店を沙田区に出店
2023年4月 - 株式会社トリドールジャパンから国内カフェ事業を株式会社KONA'Sに分社化
2023年7月 - 英国を中心に展開する「FrancoManca」「TheRealGreek」の2つの業態を持つ「Fulham Shore Plc」を買収し、グループ会社化
事業内容
トリドールホールディングスは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】丸亀製麵 54%、海外 33%、他 12%
【海外】32%
丸亀製麵
丸亀製麺は継続的な出店を軸に再成長を果たします。
顧客体験価値(CX)向上、テイクアウト強化等に加えて都市型を中心とする新たな立地モデルを模索していきます。
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
海外事業
利益率の改善を図りながら、既存/新規のローカルバディと協業した各地での複数ブランド同時展開、中長期的なフランチャイズ展開の加速により、急拡大を図ります。
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
国内その他
国内事業の柱を多様化すべく、出店攻勢により第2の「丸亀製麵」となる、国内100店舗超、売上100億円単位の事業規模を持つ業種を創出・展開していきます。
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
時価総額
トリドールホールディングスの時価総額は3,754.48億円です。(2024年2月14日現在)
社員の状況
従業員数:単体 249名(臨時12名)
連結 5,795名(臨時12,134名)
平均勤続年数:6.25年
平均年齢:39.87歳
平均年収:743万円
業績
2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は前期比22.8%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は57.4%減の38億2,700万円となっています。
売上高営業利益率は前年の3.54%から3.71%と横ばいでした。
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
2023年11月14日には、連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上収益は前年同期比22.3%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は42.5%増の65億6,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の5.73%から6.71%と改善しました。
第3四半期までの親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は136.73%となりました。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
3Q時点で進捗率が100%超なので、さらなる上方修正がある可能性が高いです。
適時開示情報
2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年5月15日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年0.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.82% 32.3%
2015年3月 0.60% 20.5%
2016年3月 1.06% 19.9%
2017年3月 1.07% 20.0%
2018年3月 0.68% 24.7%
2019年3月 0.07% 24.1%
2020年3月 0.54% 27.3%
2021年3月 0.27% -%(赤字)
2022年3月 0.30% 7.6%
2023年3月 0.28% 18.9%
2024年2月 0.18%
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
株主優待は、100円割引券の贈呈です。
権利確定月は、3月・9月末日です。
100株以上 30枚綴り(3,000円相当)
200株以上 40枚綴り(4,000円相当)
1,000株以上 100枚綴り(10,000円相当)
2,000株以上 150枚綴り(15,000円相当)
上記に加え、1年以上継続して200株以上保有の株主様に追加贈呈
200株以上 30枚綴り(3,000円相当)
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
トリドールホールディングスは、3月と(9月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、下落している期間はありますが、上昇傾向を継続しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、10月までは下落していましたが、11月以降は上昇傾向です
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 102.71倍 (予 81.89倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 4.86倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割高と言えます。
EPS(1株当たりの純利益) 43.95 (予 55.01)
BPS(1株当たりの純資産) 926.68
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) 1.44% (予 1.51%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 24.6%
(引用:トリドールホールディングス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上はコロナで2021年3月期は落ち込み赤字でしたが、それを除けば売上は伸び続けており、成長企業といえます。
2024年3月期の業績予想は、上方修正をして増収増益となっています。
一方、売上と同様に株価は上昇傾向が続いており、過去10年間で最高値圏にあります。
配当は少ないですが、素直に長期投資をするのが最良です。
小型の銘柄ではないですが、値動きは大きそうなので、短期投資をしても良いと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:△
成長・将来性:◎
収益性:〇
規模:△
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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