こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、即席ラーメンの先駆者で、カップ麺は2006年の明星食品子会社化で国内シェア5割超、袋麺も首位級の日清食品ホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:日清食品ホールディングスHP)
IGポートは、即席ラーメンの先駆者で、カップ麺は2006年の明星食品子会社化で国内シェア5割超、袋麺も首位級の会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
日清食品グループは、1958年の創業以来、人々の植を満たすことで社会に貢献しようと事業活動を続けてきました。
創業者である安藤百福は、戦後の食糧難で苦しむ人々を目にして、「食がなければ、衣も住も、芸術も文化もあったものではない」と「食」の大切さを痛感しました。
それが世界初のインスタントラーメンの開発を志すきっかけとなり、「チキンラーメン」の誕生へとつながっていきました。
当社グループの企業理念である「EARTH FOOD CREATOR」には、「人類を植の楽しみや喜びで満たすことを通じて社会や地球に貢献する」という意味を込めています。
創業者精神の一つである「食足世平」(食が足りてこそ世の中が平和になる)は、変わることのない当社グループの原点です。
2023年は、「チキンラーメン」の発売65周年に当たります。
日清シスコの「シスコーン」は60周年、湖池屋の「ポテトチップス のり塩」も60周年を迎えました。
当社グループは、その他にも数多くのロングセラーブランドを有しています。
こうした商品群が皆さまに愛され続けていることは、グループ一丸となってブランド価値を磨いてきた成果として評価できると考えています。
企業理念は「EARTH FOOD CREATOR」、
創業者精神は「食足世平」「食創為世」「美健賢食」「食為聖職」です。
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1948年9月 - 魚介類の加工および販売、紡績その他繊維工業、洋品雑貨の販売、図書の出版および販売を目的として、株式会社中交総社(資本金500万円)を設立、本社を泉大津市汐見町に置く
1949年9月 - サンシー殖産株式会社に商号変更、本店を大阪市北区に移転
1958年8月 - <瞬間油熱乾燥法>の即席袋麺「チキンラーメン」を開発
1958年12月 - 本店を大阪市中央区に移転、日清食品株式会社に商号変更
1959年12月 - 大阪府高槻市に工場完成、同時に本店を移転
1963年10月 - 東京証券取引所および大阪証券取引所第ニ部に株式上場
1970年7月 - 米国カリフォルニア州ガーデナ市にニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.を設立
1972年3月 - 岡山県瀬戸内市に日清エフ・ディ食品株式会社を設立
1972年8月 - 東京、大阪各証券取引所第一部に指定
1973年2月 - 滋賀県栗東市に米国ダートインダストリーズ社と合弁で日清ダート株式会社(現 日清化成株式会社)を設立
1973年6月 - 本店を大阪市北区に移転
1973年9月 - 滋賀県栗東市に総合研究所(開発研究所)開設
1977年4月 - 本社ビル完成に伴い本店を現在地の大阪市淀川区に移転
1980年3月 - 年間売上高1,000億円達成
1984年10月 - 香港タイポー地区に日清食品有限公司を設立
1988年3月 - 東京都新宿区に東京本社ビル完成、東京支社を東京本社と改称
1989年3月 - ベアトリースフードCo.,(HK) Ltd.(現 永南食品有限公司)に資本参加
1990年7月 - 株式会社ヨーク本社(現 日清ヨーク株式会社)に資本参加
1991年1月 - ピギー食品株式会社(現 日清冷凍食品株式会社)に資本参加
1991年2月 - シスコ株式会社(現 日清シスコ株式会社)に資本参加
1993年3月 - 年間売上高2,000億円達成
1994年12月 - 中国内の第1号の生産基地として、珠海市金海岸永南食品有限公司が創業開始
1995年2月 - 陸上競技部創設
1999年11月 - 大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」竣工
2001年3月 - 年間連結売上高3,000億円達成
2001年10月 - 中国・上海に日清食品(中国)投資会社を設立
2002年6月 - 食品の安全性に関する研究業務や環境対策を行う機能を持つ食品安全研究所(現 グローバル食品安全研究所)を新設
2005年5月 - 上海市閔行区に日清(上海)食品安全研究開発有限公司を設立
2006年12月 - 明星食品株式会社に資本参加
2007年12月 - 持株会社制への移行を取締役会にて決議
2008年6月 - 株式会社ニッキーフーズを完全子会社化
2008年8月 - 「チキンラーメン」発売50周年
2008年10月 - 持株会社制へ移行。日清食品ホールディングスに商号変更。即席麺事業を日清食品株式会社に、チルド食品事業を日清食品チルド株式会社に、冷凍食品事業を日清食品冷凍株式会社に、および総務、経理、給与計算、情報システムなどの事務管理業務を日清食品ビジネスサポート株式会社に、それぞれ新設分割
2009年1月 - ロシア即席麺メーカーの持株会社アングルサイドLtd.(現 マルベンフードホールディングスLtd.)に資本参加
2011年5月 - 株式会社フレンテ(現 株式会社湖池屋)に資本参加
2011年9月 - 横浜みなとみらいに「カップヌードルミュージアム横浜」(正式名称:安藤百福発明記念館)竣工
2012年1月 - 陸上競技部がニューイヤー駅伝で2度目の優勝
2013年7月 - 「日清焼きそば」発売50周年
2014年2月 - ぼんち株式会社に資本参加
2014年3月 - 新研究所「the WAVE」竣工
2015年10月 - 「ブラジル日清」設立
2016年4月 - Premier Foods plcとRelationship Agreementを締結
2017年12月 - 日清食品有限公司が香港証券取引所メインボード市場に株式を上場
2018年3月 - 年間売上高5,000億円達成(日本基準)
2020年4月 - 環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」策定
2020年10月 - 「カップヌードルミュージアム 大阪池田」(正式名称:安藤百福発明記念館 大阪池田)来館者1,000万人を達成
事業内容
日清食品ホールディングスは、以下の5つの事業からなります。
【連結事業】即席めん関連 81%、他 19%
【海外】37%
国内即席麺事業
日清食品グループの常温食品事業は、日清食品と明星食品が主軸となり、より付加価値の高い製品や新たな食シーンを創造する製品をお届けs、消費者の皆さまのニーズに応え続けます。
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
海外即席麺事業
日清食品グループでは、「カップヌードル」をはじめとする製品を世界各地の皆さまにお届けしています。
米州・中国・アジア・欧州の4地域を軸に、新興国マーケットの開拓にも積極的に取り組み、世界中のお客さまにおいしさと喜びをお届けしています。
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
低温食品事業
日清食品グループの低温食品事業は、日新食品チルドと日清食品冷凍を中心に、社会構造の変化とともに変わりゆく日本の食卓を豊かにする、幅広いジャンルの製品をラインナップしています。
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
菓子事業
日清食品グループの菓子事業は、日新シスコとぼんちが手がけています。
あきのこないロングセラーブランドである「ココナッツサブレ」や「ぼんち揚」、手軽で健康的な朝食として普及しているシリアル製品「シスコーン」「グラノーラ」シリーズなど、今後も多様なラインナップで商品者の皆さまの期待に応えていきます。
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
飲料事業
日清食品グループの飲料事業を担うのは、日新ヨークです。
健康に結びつくおいしい製品の開発・販売と、未来へつながる食のロマンの追求を企業理念として掲げ、「十勝のむヨーグルト」「ピルクル」などを中心に、消費者の皆さまの健康により寄与する製品をお届けしていきます。
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
時価総額
日清食品ホールディングスの時価総額は1.3979兆円です。(2024年2月13日現在)
社員の状況
従業員数:連結 15,227名(臨時7,034名)
単体 767名(臨時9名)
平均勤続年数:11.20年
平均年齢:40.50歳
平均年収:790万円
業績
2023年5月10日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は17.5%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は26.4%増の447億6,000万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の8.18%から8.31%と横ばいでした。
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
2023年11月9日には、連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上収益は9.5%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は40.5%増の490億5,100万円となっています。
売上高営業利益率は、前年同期の9.71%から12.49%と大幅に改善しました。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月9日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年11月9日 2024年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023年5月10日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年1.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 1.61% 42.9%
2015年3月 1.27% 44.7%
2016年3月 1.51% 32.6%
2017年3月 1.38% 38.4%
2018年3月 1.22% 32.2%
2019年3月 1.45% 59.2%
2020年3月 1.22% 39.1%
2021年3月 1.46% 30.6%
2022年3月 1.52% 37.8%
2023年3月 1.15% 31.8%
2024年2月 1.47%
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
株主優待は、以下の贈呈になります。
権利確定月は、3月・9月末日です。
①自社グループ製品を日清食品グループオンラインストアにて自由に選択
②「国連WFP」への寄付
<3月末>
100株以上 ①1,000円以内 または ②1,000円
300株以上 ①3,000円以内 または ②3,000円
<3月末・9月末>
900株以上 継続保有 3年未満:①6,000円以内 または ②6,000円 3年以上:①7,500円以内 または ②7,500円
3,000株以上 ①7,500円以内 または ②7,500円
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
日清食品ホールディングスは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、10月までは横ばいでしたが、それ以降上昇して横ばいです。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 32.27倍 (予 -倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.99倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 147.21 (予 -)
BPS(1株当たりの純資産) 1,586.98
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) 6.32% (予 -%)
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 60.7%
(引用:日清食品ホールディングス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上はこの5年間伸びており、成長企業といえます。
利益も拡大傾向で、2024年3月期も上方修正をして、増収増益の見込みです。
一方、株価はこの10年間上昇傾向が続いています。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択となります。
業績は拡大傾向で、株価も上昇傾向を続けているため、素直に長期投資をしてキャピタルゲインを狙うのが最良と思います。
大型の銘柄ですが、そこそこ値動きがあるので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありだと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:〇
規模:◎
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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