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【株式銘柄分析】関西電力(9503)~電力事業業界2位 原発 ガス 情報通信 不動産 高配当 安定企業 日経平均株価 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、電力事業業界2位で原発依存が高い、ガス・情報通信・不動産も展開する関西電力について調査をしました。

 

www.kepco.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年1月31日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:関西電力公式HP)

 

関西電力は、電力事業業界2位で原発依存が高い、ガス・情報通信・不動産も展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価、JPX日経400の構成銘柄の一つ

 

お客さまや社会にとっての今日の「あたりまえ」を守り、未来の「あたりまえ」を創る存在であり続けたいとの想いを、経営理念に込めています。

グループ全員がこの思いを胸に、事業活動を展開することで、新たな企業グループの創生と持続可能な社会の実現を目指しています。

 

エネルギーの安全・安定供給の責務を全うしながら、中期経営計画に掲げる「ゼロカーボンへの挑戦」「サービス・プロバイダーへの転換」「強靭な企業体質への改革」の3本柱の取り組みを、グループの総力をあげ、力強く推進していきます。

 

存在意義(Purpose)は「「あたりまえ」を守り、創る」、

大切にする価値観(Values)は「公正 ✖ 誠実 ✖ 共感 ✖ 挑戦」、

ブランドステートメントは「power with heart」です。

 

(引用:関西電力公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1951年5月 - 電気事業再編に伴い、関西電力発足

1956年7月 - 黒部川第四発電所新設工事(大町ルート)着工

1957年 - 原子力研究開発のため、「原子力部」発足

1957年5月 - 黒部川第四発電所建設用大町トンネルで断層破砕帯に直面(12月破砕帯突破)

1958年2月 - 黒部川第四発電所大町トンネル貫通

1961年3月 - 火力設備が水力設備の出力を上回る(火主水従へ)

1961年9月 - 世界初の気球工法による鳴門海峡横断送電線工事成功

1963年6月 - 7年に亘る難工事の末、黒四発電所竣工

1964年5月 - 当社初の揚水発電所である三尾発電所発電開始(3万4,000kW、1968年12月に1,500kW増加)

1966年 - 夏季最大電力がはじめて冬季最大電力を上回る(夏季ピーク型へ移行)

1968年3月 - 姫路第二発電所4号機運転開始(45万KW、全機計135万kW)、超臨界圧初の2段再燃方式

1970年7月 - 当社初の原子力発電所である美浜発電所1号機運転開始(34万KW)

     わが国初の純揚水発電所である喜撰山発電所1号機、2号機の運転開始(1号機・2号機共に23万3,000kW)

1973年10月 - 姫路第二発電所5号機運転開始(60万KW、計195万kW)コンピューターによる自動昇温昇圧採用、火力発電設備1,003万kWに

1976年5月 - 若狭幹線(里側)および西京都変電所の500kV昇圧工事竣工に伴い、500kV基幹系統完成、運用開始

1979年6月 - 姫路LNG施設営業運転開始

1981年4月 - 電力業界で初めてTQCを導入

1987年 - 年度の販売電力量が1,000億kWhを超える

1989年12月 - 基幹系統宮殿所が全運開し、中央給電指令所バックアップ体制を確立

1991年2月 - 美浜2号機蒸気発生器細管破断事故発生

1992年3月 - 美浜2号機事故を教訓として原子力安全システム研究所を設立

1995年1月 - 阪神・淡路大震災発生、阪神地域を中心に発災直後約260万軒停電(283.6万kW)153時間後に応急送電完了

1995年12月 - 31年ぶりに電気事業法が改正され、卸電気事業等の規制が緩和

1996年1月 - 電気料金の値下げ 初めて電気卸入札を実施

1998年2月 - 電気料金の値上げ

1998年10月 - 電力会社初の海外発電事業 フィリピンの水力発電事業「サンロケプロジェクト」への参画

2000年10月 - 電気事業法が改正され、電力の小売部分自由化がスタート、届出による初めての電気料金の値下げ

2001年8月 - 最大電力更新(3,306万kW)

2001年11月 - CO₂冷媒ヒートポンプ給湯器「エコキュート」開発

2002年10月 - 電気料金の値下げ

2003年6月 - 全原子力発電所で定格熱出力一定運転導入完了

2003年7月 - 当社電力が「エコリーフ環境ラベル」認証取得

2004年8月 - 美浜発電所3号機二次系配管破損事故発生

     舞鶴発電所1号機営業運転開始、当社初の蒸気タービンにクロスコンパウンド型採用

2005年4月 - 電気料金の値下げ

2005年6月 - 「美浜発電所3号機事故再発防止対策の実施計画」発表

2006年4月 - 電気料金の値下げ

2008年9月 - 電気料金の値下げ

     美浜線No.21鉄塔事故発生

     当社初の自社船「LNG エビス」が竣工

2009年7月 - 「電気ご使用量のお知らせ紹介サービス」開始

2011年2月 - 冬季最大電力更新(2,665万kW)

2011年9月 - わが国初の電力会社によるメガソーラーである堺太陽光発電所が全区画営業運転開始

2012年12月 - 当社グループ初の風力発電所である淡路風力発電所が運転開始

2013年5月 - 電気料金の値上げ

2013年8月 - 姫路第二発電所新1号機が営業運転を開始、新鋭の1,600℃級ガスタービンを用いたコンバインドサイクル発電方式への設備更新

2015年6月 - 電気料金の値上げ

     『大阪市女性活躍リーディングカンパニー』認証

2016年4月 - 電力の小売全面自由化開始

 

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事業内容

関西電力の事業は、「発電事業」です。

 

燃料の柔軟かつ安定的な調達や、多様な電源をバランスよく組み合わせた発電により、お客さまに電気を安定してお届けするとともに、暮らしに役立つサービスなどを提供しています。

 

【連結事業】 エネルギー 79%、送配電 12%、情報通信 6%、生活・ビジネスソリューション 4%

 

原子力発電

(引用:関西電力公式HP)

 

火力発電

(引用:関西電力公式HP)

 

再生可能エネルギー

(引用:関西電力公式HP)

 

海外電力事業

(引用:関西電力公式HP)

 

 

時価総額

関西電力時価総額1.8207兆です。(2024年1月31日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 31,628名(臨時10,627名)

     単体 8,474名

平均勤続年数:20.40年

平均年齢:42.80歳

平均年収:855万円

 

 

業績

2023年4月27日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は38.6%増で、経常利益は赤字転落の-66億6,600万円となっています。

 

 

(引用:関西電力公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。

 

 

2023年10月30日には、2024年3月期の連結業績予想の修正が発表されています。

売上高は下方修正、各種利益は上方修正です。

 

 

2023年12月19日には、さらに連結業績予想の修正(親会社株主に帰属する当期純利益の下方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年1月31日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比8.1%増、経常利益は黒字転換の6,394億1,400万円となっています。

売上高営業利益率は20.44%でした。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は112.18%となりました。

 


3Q時点で計画の経常利益を超えており、どこかで上方修正があるかもしれません。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年12月19日 通期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年10月30日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年4月27日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

直近は4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 0.00%  -%(赤字)

2015年3月 0.00%  -%(赤字)

2016年3月 0.00%  0.0%

2017年3月 1.83%  15.9%

2018年3月 2.56%  20.6%

2019年3月 3.06%  38.8%

2020年3月 4.15%  34.4%

2021年3月 4.17%  41.0%

2022年3月 4.35%  52.0%

2023年3月 3.87%  252.4%

2024年1月 2.58%

 

(引用:関西電力公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

関西電力は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年以降は上昇傾向でしたが、直近少し下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月中旬までは上昇傾向でしたが、それ以降は下落して横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  99.76倍 (予 6.08倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.82倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 19.81 (予 324.92)

BPS(1株当たりの純資産) 2,420.22

 

(引用:関西電力公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 1.09% (予 13.43%)

ROA(純資産利益率) 0.20% (予 3.31%)

 

(引用:関西電力公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 24.7%

 

(引用:関西電力公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

中部電力(9502)

電源開発 J-POWER(9513)

 

まとめ

売上は2023年3月期に大きく伸びましたが、それ以外は横ばいか縮小傾向です。

しかし、売り上げは安定しており、将来も安泰な事業なので安定企業といえます。

2024年3月期の業績は、過去最高業績となる見込みです。

 

一方、株価は2022年から大きく上昇しており、過去最高株価を更新しています。

 

高配当でもあり、業績も良いので、長期投資するのが良いと思います。

 

大型の銘柄で、値動きは小さいので、短期投資向きではないかもしれません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:△

成長・将来性:△

収益性:◎

規模:◎

割安度:◎

値動き:✖

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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