こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、調剤薬局中堅で、スズケンと資本業務提携、ファミリーマートと店舗開発をおこなうファーマライズホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年3月31日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
ファーマライズホールディングスは、調剤薬局中堅で、スズケンと資本業務提携、ファミリーマートと店舗開発をおこなう会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
創業以来40年「パーフェクト」を社是に掲げ、地域医療に貢献してきました。
40年前には創造もし得なかったほど、業界を取り巻く環境は大きく変化し、医薬分業も既にマックスに近づき、企業としての大きな変革を強いられています。
業界の地図を塗り替えるほどに活発化するM&A、そして、国が進める医療費の抑制に合わせるように新設される技術料は、経営の変革を促しています。
これらの環境下で未来に向け発展をしていくには、経営陣の意識改革、社員の勤務改革など、新しい労働環境を整えた企業つくりが喫緊の課題と捉え、店舗においては厚生行政の新しい施策に積極的に取り組める機能を持つことに力をいれ、更に積極的にM&Aを進めます。
ファーマライズグループは、皆様が健康で幸せな「人生100年時代」を生きることができるように、「あなたの健康に寄り添う」をテーマに掲げ社会に貢献していきます。
地域包括ケアシステムの一員として「かかりつけ薬局」の理想形を追求し、コア事業である「処方せん調剤」のみならず、「セルフメディケーション」「在宅医療」「医療従事者を支える事業」等を通じて、皆様の人生に長く寄り添うことのできるパートナーとしての役割を果たしていきたいと思っています。
社是は「パーフェクト(完璧)」、
経営理念は「社会的責任」「サステナブルな未来へ」「心を込めたホスピタリティー」です。
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1984年6月 - 東京都豊島区に株式会社東京物産を設立
1987年2月 - 東京都文京区湯島に1号店(現 ファーマライズ薬局湯島店)を開局し、調剤薬局の営業を開始
1996年8月 - 本社を東京都中野区に移転
1997年11月 - ファーマライズ薬局名古屋店(愛知県名古屋市)に日本薬物動態研究所(現 ファーマライズ医薬情報研究所)を併設
2002年4月 - ファーマライズ株式会社に商号変更
2007年2月 - ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所)に株式上場
2009年6月 - 持株会社体制への移行に伴い、ファーマライズホールディングス株式会社に商号変更
2012年10月 - 株式会社寿製作所(現 株式会社寿データバンク/医学資料の保管・管理業務/栃木県足利市)を完全子会社化
株式会社ヤマダ電機と業務提携
2013年5月 - 株式会社ファミリーマートと包括提携
2014年2月 - 東京証券取引所市場第二部に市場変更
2015年1月 - 東京証券取引所市場第一部に上場
2015年10月 - ヒグチ産業株式会社及び株式会社ファミリーマートとの合弁会社・薬ヒグチ&ファーマライズ株式会社(東京都中野区)の運営を開始
2017年6月 - 株式会社ミュートス(製薬企業向けのシステムインテグレーション事業/大阪府大阪市)を完全子会社化
2018年10月 - 株式会社ケミスト(調剤薬局事業/長崎県諫早市)を完全子会社化
2019年6月 - ファーマライズ株式会社を存続会社として、薬ヒグチ&ファーマライズ株式会社を吸収合併
2019年8月 - 株式会社レイケアセンター(人材派遣事業/大阪府大阪市)を子会社化
2019年10月 - 株式会社メディカルフロント(医療関連ITソリューション事業/東京都新宿区)を子会社化
2020年3月 - 株式会社ヘルシーワーク(調剤薬局事業/大阪府大阪市)を子会社化
株式会社ウィーク(有料職業紹介事業等/東京都文京区)を子会社化
2020年4月 - 有限会社サン・メディカル(現 株式会社サン・メディカル/調剤薬局事業/神奈川県茅ケ崎市)を完全子会社化
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分変更によりプライム市場に移行
2023年3月 - 完全子会社である北海道ファーマライズ株式会社(調剤薬局/北海道札幌市)を設立
2023年10月 - 東京証券取引所スタンダード市場に市場変更
事業内容
ファーマライズホールディングスは、以下の3つの事業からなります。
1984年の設立以来、日本の地域医療に貢献することを目標に当社は成長を続けてきました。
近年では、国が提唱する「地域包括ケアシステム」の実現に向け、「対物業務」から「対人業務」への移行、「健康サポート薬局」構想と併せたセルフメディケーションの支援などに注力。
すべての人に”パーフェクト”な地域医療を提供するため、ファーマライズグループは常に新しい挑戦を続けています。
【連結事業】 調剤薬局 81%、物販 15%、医学資料保管・管理 1%、医療モール経営 1%.、他 1%
調剤薬局事業
処方箋に対する医薬品の調剤だけでなく、地域の健康拠点となる新しい調剤薬局の形を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
物販事業
70年以上の歴史をもつ老舗ドラッグストア「薬のヒグチ」を継承し、ドラッグストアやコンビニエンスストアの運営を全国で行っています。
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
医学資料保管・管理事業
医学資料を保管・管理する日本最大級の専門会社として、グループの一員である株式会社寿データバンクが全国150ヵ所の医療機関様からアウトソーシング業務を請け負っています。
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
時価総額
ファーマライズホールディングスの時価総額は78.87億円です。(2024年3月31日現在)
社員の状況
従業員数:連結 1,555名(臨時331名)
単体 64名(臨時4名)
平均勤続年数:9.67年
平均年齢:44.50歳
平均年収:533万円
業績
2023年7月11日に発表された2023年5月期の決算短信は以下です。
連結売上高は0.8%増で、経常利益は5.7%減の14億3,100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の2.95%から2.76%と横ばいでした。
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
2024年5月期の連結業績予想は増収減益になります。
次に、2024年3月25日に発表された2024年5月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は5.0%増、経常利益は10.2%減の7億9,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の2.23%から2.63%と改善しました。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は81.70%でした。
同時に、通期業績予想の修正が発表されています。
売上高は上方修正、各種利益は下方修正です。
各種利益の下方修正を出すほど、収益性が悪化しています。
適時開示情報
2024年4月15日 完全子会社間の吸収合併に関するお知らせ
2024年3月25日 2024年5月期 第3四半期決算短信
2024年3月25日 2024年5月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023年7月11日 2023年5月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は2.0%前後の配当を出しています。
2014年5月 2.63% 30.1%
2015年5月 2.67% 63.2%
2016年5月 2.56% 33.0%
2017年5月 2.72% 1651.7%
2018年5月 2.06% 52.5%(赤字)
2019年5月 2.73% 548.6%
2020年5月 2.11% 22.9%
2021年5月 1.81% 30.5%
2022年5月 1.92% 29.2%
2023年5月 2.29% 39.5%
2024年3月 3.06%
株主優待は、継続保有1年以上で以下の3つの中から1つ選択です。
権利確定月は11月末日です。
100株以上 ①薬用ハミガキ粉「デンタルポリスDX」
薬用ハミガキ粉 80g 2本
②うるおい保湿液 Pharmal
(ポンプタイプ150ml 1本)
③自社商品券2,500円(税込)(500円×5枚)
自社・グループの全店舗においてOTC衣料品等のご購入に利用可
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ファーマライズホールディングスは、5月、(11月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/5/29(水)、2024/11/27(水)です。
権利落ち日は、2024/5/30(木)、2024/11/28(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2019年・2020年は上昇していましたが、それ以降下落して横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、1月に急上昇したもの、その後に下落して横ばいが続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 22.08倍 (予 43.77倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.96倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 32.39 (予 14.94)
BPS(1株当たりの純資産) 681.66
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) 1.42% (予 0.64%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 29.0%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性はやや悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
業績は、2018年度以降横ばいが続いています。
2024年5月期の業績予想は増収減益で、各種利益の下方修正もあり、収益性が悪化しています。
一方、株価は2023年夏から横ばいが続いています。
配当はそこそこありますが、業績は長年停滞しており、長期投資は避けた方が無難でしょう。
小型の銘柄で、値動きは激しいので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのは良いです。
急騰・急落が多いので、下値圏で拾って、急騰するのを待つのがよいでしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:△
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:✖
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):△
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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