こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、油圧ショベル軸に建機で国内2位、世界で3位、鉱山機械も展開する日立建機について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年7月26日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:日立建機公式HP)
日立建機は、油圧ショベル軸に建機で国内2位、世界で3位、鉱山機械も展開する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびJPX日経400の構成銘柄の1つ
日立建機グループは、主に油圧ショベル、ホイールローダ、鉱山機械の分野で事業をグローバルに展開する建設機械メーカーです。
「豊かな大地、豊かな街を未来へ 安全で持続可能な社会の実現に貢献します」をビジョンとし、「お客さまの期待に応え、革新的な製品・サービス・ソリューションを協創し、ともに新たな価値を創造し続けます」をミッションとして、成長を続けてきました。
建設機械は大地を耕し、道路を作り、きれいな水を運ぶ水道管を埋設し、世界各国・地域を発展させ、そこに住む人々の生活を豊かにします。
またひとたび災害が起これば、その復旧に貢献します。
鉱山機械は、人々の生活や世界経済に必要な鉱物を掘り、運びます。
まさしく、ビジョン「豊かな大地、豊かな街を未来へ」は、日立建機グループの企業活動そのものであり存在意義になっています。
現在、日立建機グループを取り巻く事業環境は大きく変化しています。
これまで、建設機械メーカーは、高性能で高品質な建設機械を開発・製造し、販売することが求められてきました。
近年では、少子高齢化、機械の所有から利用へのシフト、デジタル技術の進展を背景に、建設機械のライフサイクル全体での運用方法の提案が求められ、安全性の向上・生産性の向上・ライフサイクルコストの低減といったお客さまの課題を解決する、最適なソリューションの提供が期待されています。
また、気候変動問題に世界が直面する中、日立建機グループは、製品の製造プロセスでの環境負荷への配慮はもちろん、カーボンニュートラルの実現に貢献する環境配慮型製品の拡充をはじめ、ICT・IoTを活用した部品・サービスの提供、使用済み部品や機械の再生、レンタル・中古車といったバリューチェーン事業の拡大を通じて、製品のライフサイクルを伸ばし、お客さまに提供する価値の最大化と安全で持続可能な社会の実現に向けたサーキュラーエコノミーへの取り組みを両立してまいります。
このような大きな変化の中でも、これまで培ってきた自社技術に加え、世界中のパートナーが持つ技術を活用するオープンイノベーションによって、世界中のさまざまなお客さまに、社会・環境・経済的に価値のあるソリューションを提供し続けていきたいと考えています。
VISION(私たちのありたい姿)は「豊かな大地、豊かな街を未来へ 安全で持続可能な社会の実現に貢献します」、
MISSION(私たちの使命)は「お客さまの期待に応え、革新的な製品・サービス・そっリューションを協創し、ともに新たな価値を創造し続けます」です。
(引用:日立建機公式HP)
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沿革
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1910年 - 日立製作所創業
1949年 - 純国産技術により日立機械式ショベルU05を完成。建設省(当時)に納め、木曽川工事にて稼働
1950年 - 機械式ショベルU06を開発し、建設機械の量産開始
1955年 - 小型軽量U03と大型機U16を開発、機械式ショベルのシリーズ化を図る
日立製作所がサービス体制の強化を図るため、日立建設機械サービス株式会社を設立
1958年 - 世界初の流体継手を採用した機械式ショベルU106を発売
国産最大(当時)の大型機械式ショベルU23を開発
1960年 - 自社製エンジンB-06を搭載したブルドーザT09を発売
1962年 - 日立製の建設機械を取り扱う販売会社を国内に6社設立
電気ショベルU23を完成し、水資源機構に納め矢木沢ダム(群馬県)で稼働
1964年 - 日立製作所機械事業部から建設機械事業部が独立
1965年 - 販売会社6社と日立建設機械サービス株式会社が合併し、(旧)日立建機株式会社を設立、販売・サービス事業を一体化
純国産技術による日本初の油圧ショベルUH03を発売(2011年に(社)日本機械学会の「機械遺産第48号」として選定、2018年に国立科学博物館の認定する「重要科学技術史資料」(愛称、未来技術遺産)として登録)
1968年 - 業界初の中型クラスの油圧ショベルUH06発売
1969年 - 油圧モータHMA50Lを開発し、UH03M湿地用油圧ショベルに搭載
アーティキュレート方式のホイールローダWS100を発売
足立工場(東京都)と土浦工場(茨城県)を分離独立し、日立建設機械製造株式会社を設立
1970年 - (旧)日立建機株式会社と日立建設機械製造株式会社を合併し、開発・生産と販売、サービスを一貫して行う日立建機株式会社を設立
1971年 - 世界初の全油圧式クローラクレーンKH150(つり上げ能力40t)を発売
1972年 - ホイール式油圧ショベルWH03を発売
自社最大(当時)の全油圧式クローラクレーンKH900(つり上げ能力180t)を発売し、高層住宅団地の建設などの効率的な施工に寄与
オランダ王国に、日立建機(ヨーロッパ)B.V.を設立(現 日立建機(ヨーロッパ)N.V.)
カナダに、日立建機カナダLtd.を設立
1973年 - 独自技術である水平押出機構を搭載した国産最大級(当時)の油圧ローディングショベルUH20を発売
1974年 - 開発・生産の合理化を図るため、足立工場と土浦工場に分散していた生産拠点を土浦工場に集約
1975年 - 狭いシールド空間での作業に適したマイクロジョンシールド掘進機を開発
1979年 - 山形県に建設機械と部品の製造・修理を行う山形日立建機株式会社を設立(現 日立建機カミーノ)
世界最大級(当時)の鉱山用超大型油圧ショベルUH50(海外向け型式UH801)を北米に納入
作業性能と燃費性能を向上した油圧ショベルUH-5シリーズを発売
1981年 - 茨城県かすみがうら市に、技術研修センタを開設
東京証券取引所市場第二部に上場
スムーズな複合動作と低燃費に優れた油圧ショベルUH-7シリーズを発売
米国のディア社と油圧ショベル供給に関し提携
インドのテルコ社と油圧ショベルとクローラクレーンに関する技術提携契約を締結
1984年 - 土浦工場がマイルズ賞事業部門賞を受賞
シンガポール共和国に、日立建機(シンガポール)Pte.Ltd.を設立(現 日立建機アジア・パシフィック Pte.Ltd.)
1985年 - 米国に、日立建機(アメリカ)Corp.を設立
マレーシアで設立されたオリエンタル建機Sdn.Bhd.に資本参加(現 日立建機(マレ-シア)Sdn.Bhd.)
1986年 - 電子制御を導入した油圧ショベルLandy EXシリーズを発売(優秀省エネルギー機器表彰、機械工業デザイン賞を受賞)
イタリア共和国に、フィアット日立エクスカベーターズS.p.A.を設立
1987年 - 世界最大級(当時)の超大型油圧ショベルEX3500を開発し、発売
ミニショベルEXシリーズを発売
東京都に機器、アタッチメント、建設機械の輸出入を行う商事会社として日立建機トレーディング株式会社を設立
UH50の後継機である超大型油圧ショベルEX1800を発売
1988年 - ディア社との合弁でディア日立コンストラクションマシナリー Corp.を設立し、翌年米国で油圧ショベルの現地生産を開始
ホイールローダLXシリーズを発売し、ホイールローダ市場に本格参入
1989年 - 茨城県土浦市に、建設機械の梱包と発送、輸出入業務を担う日立建機ロジテック株式会社を設立
東京証券取引所市場第一部へ指定替え
茨城県かすみがうら市に、無人搬送車による自動搬送システムを導入し、生産能力の拡大を図るため、油圧ショベル用の旋回・走行減速機の生産を行う出島工場を設立(現 霞ヶ浦工場)
1990年 - 農業機械メーカーである株式会社東洋社の経営権を取得(現 株式会社日立建機ティエラ)
道路機械の販売を開始
電子制御を採用した油圧ショベルSuper Landy EX-2シリーズを発売
1991年 - 北越工業と共同開発したミニショベル Landy KID EXシリーズを発売し、ミニショベル事業に本格参入
1993年 - 自走式クラッシャHR420を発売し、環境製品市場に参入
ホイールローダLX-2シリーズを発売
1994年 - 油圧ショベルNew Super Landy EX-3シリーズを発売
クローラクレーンCX500を発売
有線遠隔操作方式を採用した油圧ショベルを開発し、雲仙普賢岳の水無川除石無人化施工で稼働(1995年日本建設機械化協会会長賞受賞)
ミニショベルEX-2シリーズ発売
1995年 - 埼玉県に、株式会社日立建機教習センタを設立(現 株式会社PEO建機教習センタ(持分法適用会社))
中華人民共和国の安徽省に、合肥日立掘削機有限公司を設立(現 日立建機(中国)有限公司)
1996年 - 油圧ショベルLandy V EX-5シリーズを発売
ニュージーランドのケーブルプライスLimitedを完全子会社化
超大型油圧ショベル EX3500-3発売(市村賞および日本建設機械化協会会長賞を受賞)
制御システムによりフロント操作を半自動化した油圧ショベルEX200-5X EFCTレベルマスターを発売
1997年 - 後方小旋回型油圧ショベルEX225USR-5を発売
インドネシア共和国のP.T.ヘキシンドアディプルカサTbkに資本参加
ホイールローダLX-3シリーズを発売
社長の瀬口龍一が、VE経営者賞を受賞
世界最大級(当時)の超大型油圧ショベルEX5500を開発
土浦工場が環境マネジメントシステムISO 14001を取得
1998年 - 南アフリカ共和国に、日立建機南部アフリカCo., Ltd.を設立
台湾地域に、永大機電工業股份有限公司と合弁で永日建設機械股份有限公司(持分法適用会社)を設立
カナダのユークリッド日立ヘビーエクイップメント, Inc.の経営権を取得(現 日立建機トラックLtd.)
1999年 - 東京都に、精密機器や超音波機器などの製造・販売を担う、日立建機ファインテック株式会社を設立
オーストラリア連邦に、日立建機オーストラリアPty., Ltd.を発足
茨城県土浦市に、情報関連事業を担う日立建機ビジネスフロンティアが発足
2000年 - インドのテルココンストラクションエクイプメント社に資本参加
栃木県に、ホイールローダの製造を担う日立古河建機株式会社を設立
東京都に、金融サービスを担う株式会社エルシスを設立(現 日立建機リーシング株式会社)
世界初の衛星通信機能(e-サービス(現 グローバルe-サービス))を搭載した油圧ショベルZAXIS(ザクシス)シリーズを発売(日経優秀製品・サービス賞2000「最優秀賞」および日本建設機械化協会会長賞を受賞)
超大型油圧ショベルEX2500-5とEX3600-5を発売
2001年 - 大型油圧ショベルEX1200-5を発売
TCM株式会社と古河機械金属株式会社とのホイールローダ事業の開発・生産の提携によって、統一したコンセプトで7機種を発売
ディア社と北・中南米の販売事業を統合することで合意
後方小旋回型ミニショベルZAXIS Uシリーズを発売
超大型油圧ショベルEX5500-5を発売
2002年 - オランダ王国で、日立建機(ヨーロッパ)N.V.がアムステルダム工場を設置し、生産を開始
超小旋回型および後方小旋回型の油圧ショベルをZAXISシリーズにラインアップ
超小旋回型ミニショベルZAXIS URシリーズを発売
超大型油圧ショベルEX1900-5を発売
東京都に、日立住友重機械建機クレーン株式会社を設立(現 住友重機械建機クレーン株式会社(持分法適用会社))
フランス共和国に日立古河ローダーズヨーロッパS.A.S.を設立
2003年 - 中・大型ホイールローダLX-7シリーズを発売
マイルズ賞企業本賞を受賞
ZAXISシリーズにホイ-ル式油圧ショベルを追加し発売
2004年 - 国産最大で世界最大級の超大型油圧ショベルEX8000を開発
2005年 - 千葉県の建設機械用油圧機器や部品の製造・販売をする多田機工株式会社を完全子会社化
マレーシアの日立建機(マレ-シア)Sdn.Bhd.を完全子会社化
2006年 - ZAXIS-3シリーズの大型油圧ショベルを開始
ホイールローダ ZWシリーズを3機種発売(2006年グッドデザイン賞を受賞)
中国人民共和国の安徽省に、部品供給会社として合肥日建機構有限公司を発足
ZAXIS-3シリーズの中型油圧ショベルを発売(2006年グッドデザイン賞を受賞、2007年iFデザイン賞(ドイツ)を受賞)
フランス共和国に日立建機販売サービスフランスS.A.S.を設立
2007年 - 英国のヘビーコンストラクションマシナリーLTDを完全子会社化(現 日立建機英国Ltd.)
2008年 - 超大型油圧ショベルEX-6シリーズを発売
日本のレンタル事業を統合して、日立建機レック株式会社を発足
茨城県ひたちなか市に、鉱山機械の生産拠点として常陸那珂臨港工場を、機器・コンポーネントの生産拠点として常陸那珂工場を設置し、稼働を開始
エンジンを動力に発電した電力でホイールモータを駆動するAC駆動方式を採用した、国産最大級のリジッドダンプトラックEH3500AC-Ⅱを発売
2009年 - 日本の営業業務を統合し、日本事業部に再編
カナダの鉱山運行管理システムを手掛けるウェンコ・インターナショナル・マイニング・システムズLtd.を連結子会社化
建設機械などの鋳造品の製造、販売を行う、新東北メタル株式会社(秋田県)を連結子会社化
2010年 - モザンビーク共和国に、日立建機モザンビークLimitedを設立
インドのテルココンストラクションエクイプメント社の経営権を取得(現 タタ日立コンストラクションマシナリーCo., Priv., Ltd.)
ホイールローダの製造、販売を行う株式会社KCMに出資
フル充電で4~6 時間の連続稼働ができるリチウムイオンバッテリミニショベルZX35Bを発売
情報化施工に対応する油圧ショベル用マシンガイダンスシステムを発売
2011年 - アラブ首長国連邦に、日立建機中東Corp.FZEを設立
ハイブリッド機構と省エネ油圧システムを融合し低燃費と実用性を実現するハイブリッド油圧ショベルZH200-Aを発売(グッドデザイン賞を受賞)
株式会社日立建機ティエラを完全子会社化
2012年 - 日本国内の建設機械の販売・サービス事業を分割、日立建機レック株式会社と統合し、日立建機日本株式会社を設立
ロボット技術を結集した双腕仕様機「アスタコNEO」ZX135TF-3を発売
ダンプトラック自律運転システム(AHS:Autonomous Haulage System)の開発を開始
クラリオン株式会社と共同開発したオペレーターの周囲安全確認を支援する全周囲安全確認支援装置を発売(現 Aerial Angle)
2013年 - 高度車体安定化制御を搭載した国産最大級のリジッドダンプトラックEH5000AC-3を発売
ダンプトラック自律運転の稼働試験開始
各国・地域の排出ガス基準にそれぞれ対応する油圧ショベルZAXIS-5シリーズを発売
エンジン回転数を制御する「アクティブエンジンコントロール」を搭載したホイールローダZW-5 シリーズを発売
グローバルe-サービス上の機械の稼働情報を活用したサービスソリューション「ConSite」の提供を開始
2014年 - 茨城県つくば市に、つくば部品センタを開設し、部品のグローバル供給体制を再編成
ハイブリッドシステムを搭載したホイールローダZW220HYB-5Bを開発
2015年 - 株式会社KCMを完全子会社化
2016年 - ホイールローダの開発・製造事業を株式会社KCMに集約
鉱山用ダンプトラックの安全運転支援システムFleet Awareness V2Xを開発
常陸那珂工場の隣接地に、ICTデモサイトを開設
3次元データを活用することでICT施工に対応するICT油圧ショベルZX200X-5Bを開発
米国のH-EパーツインターナショナルLLCを完全子会社化
2017年 - オーストラリア連邦の鉱山向け部品の製造、ソリューションを提供するブラッドケンPTY LTDを公開買付けにより連結子会社化
ロシア連邦の製造、サービスを統合し、日立建機ユーラシアLLCを発足
新開発の「TRIAS-HXⅡシステム」を搭載したハイブリッド油圧ショベルZH200-6を発売
ICT施工ソリューションの中核を担うSolution Linkage Cloud(ソリューションリンケージクラウド)の提供を開始
建設機械のオイルを24 時間見守る ConSite OILを欧州およびオ-ストラリア連邦で提供開始
2018年 - 四脚クローラ方式を採用した双腕型コンセプトマシンを開発
施工現場のIoT化を実現するSolution Linkage Mobile(ソリューションリンケージモバイル)の提供を開始
香川県にICTデモサイトを開設
茨城県の土浦工場に、ICT・IoT技術を紹介するSolution PLAZA(ソリューションプラザ)を開設
トロリー受電方式リジッドダンプトラックEH5000AC-3を発売
グローバル競争力の強化に向け、日本の開発・生産体制の改革を開始
ICT油圧ショベルの海外販売を、日立建機(ヨーロッパ)N.V.で開始
2019年 - 英国で、英国市場での建設機械のレンタル事業を行うシナジーハイヤーLtd.を設立
サービスソリューション「ConSite Oil」を東南アジア・中国で供給開始
株式会社日立建機教習センタの株式を一部譲渡し、株式会社PEO建機教習センタに商号を変更(持分法適用会社)
日立建機ティエラがバッテリー駆動式ミニショベルの試作機(5tクラス)を開発
2020年 - 日本由来のモノづくりや品質への考え方を示す品質保証の証として「JCMG(Japan Construction Machinery Global)」マークを制定
稼働音・測定データから建設機械の状態を診断するスマホ診断アプリ「ConSite Health Check」を提供開始
超大型油圧ショベル自律運転の開発に向けた実証実験を開始
中央アジア市場の販売、サービスの拡充に向け、カザフスタン共和国に鉱山機械のコンポーネント修理センターを設立
自律型建設機械向けシステムプラットフォーム「ZCORE」を開発
IoTとAIを活用し、鉱山現場の課題解決に貢献するConSite Mineを開発
超大型油圧ショベルEX2000-7を発売
2021年 - 日立建機グループで初めて土工用振動ローラを開発
ICT油圧ショベルZX200X-7、ZX330X-7を発売
エンジンレス・フル電動リジッドダンプトラックの共同開発を開始
日立建機ローダーズアメリカの社名を「日立建機アメリカ」に変更
日本国内向けに中型油圧ショベルZAXIS-7シリーズ4機種を発売
2022年 - 土工用振動ローラZC120S-6を発売
米・ディア&カンパニー社との北中南米事業の合弁事業に関する業務提携を解消し、北中南米事業の独自展開をスタート
東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行
日立建機ティエラが、5tクラスのバッテリー駆動式ミニショベルZX55U-6EBを開発
鉱山機械のサービス部品拠点「あみ部品センタ」を稼働開始
2023年 - 土浦工場にエンジニアリング棟が完成
遠隔・自動化ソリューションに対応する油圧ショベルのベースマシンを開発
建設現場のゼロエミッションをめざし「ゼロエミッションビジネスモデル構築プロジェクト」を創設
遠隔操作ソリューションに対応した油圧ショベルRBTシリーズを発売
人的資本に関する情報開示のガイドライン「ISO 30414」の認証を取得
事業内容
日立建機は、以下の2つの事業からなります。
【連結事業】建設機械 91%、スペシャライズド・パーツ・サービス 9%
【海外】84%
新車販売事業
油圧シャベルを中心とした事業です。
建設機械の製造を開始し70年を経て、海外売上収益比率8割超の企業となりました。
(引用:日立建機公式HP)
バリューチェーン事業
部品・サービス事業など、新車販売以外に機械のトータルライフサイクルを支える事業です。
(引用:日立建機公式HP)
時価総額
日立建機の時価総額は8,950.94億円です。(2024年7月26日現在)
社員の状況
従業員数:連結 26,230名(臨時2,394名)
単体 5,862名(臨時404名)
平均勤続年数:15.40年
平均年齢:40.30歳
平均年収:761万円
業績
2024年4月24日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は11.1%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は32.9%増の932億9,400万円となっています。
売上高営業利益率は前年の10.80%から11.95%と改善しました。
(引用:日立建機公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は減収減益になります。
次に、2024年7月26日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。
連結売上収益は3.9%増で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は21.8%減の245億8,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の11.90%から9.90%と悪化しました。
第1四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は25.08%でした。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年7月26日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年4月24日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 2.52% 36.7%
2015年3月 2.85% 49.0%
2016年3月 2.24% 96.6%
2017年3月 0.43% 31.8%
2018年3月 2.07% 30.1%
2019年3月 3.40% 31.0%
2020年3月 2.74% 31.0%
2021年3月 0.56% 41.1%
2022年3月 3.44% 30.9%
2023年3月 3.58% 33.3%
2024年3月 3.32% 34.2%
2024年9月 4.83%
(引用:日立建機公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
日立建機は、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年・2019年に下落しましたが、それ以降は上昇傾向です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、4月から6月までは下落傾向が続いていましたが、それ以降は上昇しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 10.35倍 (予 9.85倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.26倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 438.68 (予 460.80)
BPS(1株当たりの純資産) 3,589.46
ROE(自己資本利益率) 12.22% (予 12.84%)
ROA(純資産利益率) 5.08% (予 5.34%)
(引用:日立建機公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 41.6%
(引用:日立建機公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
信用倍率 10.15倍(2024年8月23日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益には波がありますが、拡大傾向です。
2025年3月期は減収減益予想です。
一方、株価は2022年夏以降上昇が続いています。
業績は拡大傾向で、株価は割安レベルなので、長期投資するのが最良でしょう。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:〇
割安度:◎
値動き:△
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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