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【株式銘柄徹底分析】ブラザー工業 brother(6448)~デジタル印刷機 ミシン ラベリング 産業機械 ギア 通信カラオケ~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、プリンタなどデジタル印刷機を柱とし、ミシンも首位級、産業機械に注力するブラザー工業について調査をしました。

 

www.brother.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2025年8月6日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

ブラザー工業は、プリンタなどデジタル印刷機を柱とし、ミシンも首位級、産業機械に注力する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

ブラザーグループは、1908年にミシンの修理業として創業し、以来、110年を超える歴史の中で、事業の多角化グローバル化を推進してきました。
いつの時代も私たちの活動の根底にあるもの。
それはあらゆる場面でお客様を第一に考える"At your side."の精神で、優れた価値を迅速に提供することです。


ブラザーグループの製品やサービスで、お客様のお役に立ち、喜んでいただくこと。それが私たちの幸せにつながると考えています。
私たちはこれからも多様な独自技術とグローバルネットワークを生かし、ブラザーならではの価値を創造していきます。
そして事業を通じた社会課題の解決に取り組み、社会の発展と地球の未来に貢献していきます。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

1908年にミシンの修理業から始まったブラザーグループ。
その後、独自の技術開発に注力し、蓄積したコア技術を駆使して事業の多角化を推進するとともに、常に新しい市場を開拓し続けることで成長してきました。

 

▼クリックで詳細表示

1908年 - 名古屋市に安井兼吉がブラザー工業株式会社の前身、安井ミシン商会を設立。ミシンの修理ならびに部品の製造を開始

1926年 - 安井兼吉死去(1925年11月)により安井ミシン商会は息子の正義に継承される。安井ミシン兄弟商会と改称し、熱田区伝馬町の表通りに新店を構える

1928年 - 昭三式ミシン(麦わら帽子製造用環縫ミシン)の商標を「BROTHER」と定めて市販開始

1932年 - 家庭用本縫ミシン15種70型の国産化に成功(当社製家庭用ミシンの第1号機)

1934年 - 安井ミシン兄弟商会を改組して、日本ミシン製造株式会社(後のブラザー工業株式会社)を創立

1941年 - 国内販売会社として、ブラザーミシン販売株式会社(後のブラザー販売株式会社)を設立

1947年 - 家庭用直線ミシンHA1を、上海向けに200台輸出

1950年 - 安井正義社長、50日間のアメリカ視察

1954年 - 職業用編機KT1-B1の生産開始

    家電製品の第1号撹拌(かくはん)式電気洗濯機の生産開始

    家庭用編機KH1-B1の生産開始

    輸出機関としてブラザーインターナショナル株式会社を設立

    米国・ニューヨークに販売会社 ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.)を設立(当初はBIC of N.Y.)

1955年 - 扇風機の生産開始

1957年 - 冷蔵庫の生産開始

    80ccオートバイ、ダーリン号国内発売

1958年 - アイルランド・ダブリンに販売会社 ブラザーインターナショナル(ヨーロッパ)Ltd.を設立

1959年 - カナダ・モントリオールに販売会社 ブラザーインターナショナルコーポレーション(カナダ)Ltd.を設立

1961年 - 欧文ポータブルタイプライターJP1-111、アメリカへサンプル出荷

    工作機械外販第1号として教育用小型旋盤発売

1962年 - 日本ミシン製造株式会社からブラザー工業株式会社に社名変更

    フランス・パリに販売会社 ブラザーフランスSASを設立

    ミシンの加工のための社内技術を活用し、タッピングマシンの生産を開始。工作機械分野に進出

1964年 - ドイツ・フランクフルトに販売会社 ブラザーインターナショナル(ドイツ)GmbHを設立

1965年 - コンパクト電動タイプライターを米国向けに輸出開始

1966年 - ブラザー最初の本格的エレクトロニクス製品となる電子卓上計算機の生産開始

1968年 - オランダ・アムステルダムに販売会社 ブラザーインターナショナル(オランダ)B.V.を設立

1971年 - 米国・セントロニクス社向け高速ドットプリンター(M-101)出荷開始

1972年 - 高速ドットプリンターM-101の国内発売(電子制御部はセントロニクス社から供給)

1974年 - NCミシン1号機完成(業界初のNC制御の直線本縫ミシン)

1977年 - オーストラリアに販売会社として「ブラザーインダストリーズ(オーストラリア)」を設立

1978年 - 台湾に家庭用ミシンの製造会社として「台弟工業股份有限公司」を設立

1979年 - 家庭用ジグザグミシンZZ3-B820「オーパス8」生産開始(業界初のコンピューターミシン)

1980年 - リニアモーター機構を搭載した電子オフィスタイプライターJP15「EM-1」生産開始

1982年 - 世界最小のフルキーボード付き電子パーソナルプリンターEP-20の生産開始

1983年 - 家庭用音声付ミシンZZ2-B850「コンパルα」生産開始

1984 - 国産初の個人向け日本語ワードプロセッサーの生産開始

1985年 - 英国にタイプライターの製造会社として「ブラザーインダストリーズ(U.K.)」を設立

    タッピングマシンにNC装置を組み入れたCNCタッピングセンターTC-211国内販売開始

1986年 - 米国にタイプライターの製造会社として「ブラザーインダストリーズ(U.S.A.)」を設立

1987年 - 情報通信機器分野に進出。FAX-100発売

    レーザープリンターHL-8生産開始

1988年 - 熱転写技術を応用したラベルライター「ピータッチ」の国内仕様OEM発売

1989年 - マレーシアにブラザーインダストリーズテクノロジー(マレーシア)Sdn. Bhd. を設立。情報機器部品の生産開始

1991年 - コンピューター刺しゅう機付きミシンの販売開始

    中国に家庭用ミシンの製造会社として「珠海兄弟工業有限公司」を設立

1992年 - 国内に「株式会社エクシング」を設立。通信カラオケ事業に進出

    米国で価格、機能共に競合他社と大きく差別化した感熱ファクスFAX-600を399ドルで発売

    業界初のISDN回線を利用したカラオケネットワークシステム「JOYSOUND」発売

1993年 - 通信カラオケ分野では業界初のカラオケBOX向け集中管理用コマンダー「JS-1X」発売

    珠海兄弟工業有限公司で家庭用ミシンの生産開始

    普通紙ファクスFAX900シリーズ、カッター付FAXシリーズの出荷開始(SOHOユーザー向けにヨーロッパ市場でシェアを拡大)

    中国に西安標準ミシンと合弁で製造会社 西安兄弟標準工業有限公司を設立

1994年 - 香港に部品調達を目的として「兄弟亞洲有限公司(2014年3月10日付で兄弟国際(香港)有限公司に社名変更)」を設立

    SOHO向けローエンドカッター付きファクスFAX620を、アメリカ市場で発売

    レーザープリンターHL-630の生産開始(ブラザー初の完全内製。399ドルでアメリカ市場に投入)

    マレーシアに製造会社 ブラザーインダストリーズジョホールを設立。ファクスの生産開始

    中国・布吉南嶺兄弟亜洲製造廠<現、兄弟高科技(深圳)有限公司>が情報通信機器の生産開始

1995年 - ファクス、プリンター、コピー、スキャナーなど、1台で複数の機能を併せ持つ小型レーザー複合機MFC-4500MLシリーズの生産開始

1997年 - インクジェット複合機MFC-7000FC発売(初の1,000ドルを切るカラー複合機)

1999年 - 「ブラザーグループ グローバル憲章」を制定(2008年4月に改訂)

    ブラザー販売株式会社を100%子会社化

2001年 - 中国に工業用ミシンの製造会社として「兄弟ミシン(西安)有限公司」を設立

    「ブラザーグループ環境方針」を策定

2002年 - 「ブラザーグループ グリーン調達基準書」を発行

    長期ビジョン「グローバルビジョン21」を策定

    中国に製造会社 兄弟工業(深圳)有限公司を設立

2005年 - プリンターで培ったインクジェット技術を応用したガーメントプリンターの販売開始

2006年 - ベトナムにモノクロレーザープリンターの製造拠点として「ブラザーインダストリーズ(ベトナム)」を設立

    中国のレーザープリンターの生産委託会社を自社運営に転換し「兄弟高科技(深圳)有限公司」を設立

    スロバキアにトナーリサイクル対応製造会社として「ブラザーインダストリーズ(スロバキア)」を設立

    ブラザー工業株式会社の株式の所属業種を「機械」から「電気機器」に変更

2007年 - ブラザーインダストリーズ(ベトナム)Ltd.で情報通信機器の生産開始

    自社製カラーレーザーエンジンを搭載したカラーレーザープリンター複合機の販売開始

2008年 - ブラザーグループ創業100周年

    「調達方針」及び「CSR調達基準」の策定

    HOYA株式会社とペンタックスブランドのモバイルプリンター事業の譲渡契約を締結。プリンティング分野を強化

2010年 - 「株式会社エクシング」が「株式会社BMB」の発行済全株式を取得し、連結子会社化。通信カラオケ事業を強化

    中国に工業用ミシン、工作機械の販売会社「兄弟機械商業(上海)有限公司」を設立

    中国に開発会社「濱江兄弟軟件(杭州)有限公司(業務拡張により、2011年9月に濱江兄弟信息技術(杭州)有限公司に社名変更)」を設立。中国におけるソフトウエア開発を強化

    「兄弟ミシン(西安)有限公司」が「西安兄弟工業有限公司(西安兄弟標準工業有限公司を2009年10月に完全子会社化し社名変更)」と合併し「兄弟機械(西安)有限公司」と社名変更

    株式会社エクシング が株式会社USENの子会社でカラオケ事業を展開する株式会社BMBを合併

2011年 - ベトナムに家庭用のミシン製造会社として「ブラザーインダストリーズ(サイゴン)」を設立

    小型、軽量のモバイルスキャナーの販売開始

    ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.)がWeb会議事業を展開するNefsis Corporationを買収

2012年 - 「ブラザーグループ社会的責任に関する基本原則」を制定

    フィリピンにインクジェット製品の製造会社として「ブラザーインダストリーズ(フィリピン)」を設立

    ブラザーインダストリーズ(サイゴン)Ltd.で 家庭用ミシンの生産開始

2013年 - 株式公開買付けにより、「株式会社ニッセイ」を連結子会社化。工業用部品事業を強化

    ベトナムに工業用ミシンの製造会社として「ブラザーマシナリー(ベトナム)」を設立

    中国・西安にて工業用ミシンおよび工作機械の複数に分かれていた生産拠点を兄弟機械(西安)有限公司に集約

    ブラザーインダストリーズ(フィリピン)Inc.で情報通信機器の生産開始

2014年 - ブラザーマシナリー(ベトナム)Co., Ltd.で 工業用ミシンの生産開始

2015年 - 株式会社エクシングが株式会社JVCケンウッド子会社で音楽・映像ソフトの企画・制作・販売などを展開する株式会社テイチクエンタテインメントを買収

    ブラザー工業株式会社が英国の産業用プリンティング企業であるドミノプリンティングサイエンスを子会社化

    コーポレートガバナンスの基本方針」を制定

2016年 - 中国に製造会社として「ドミノプリンティングテクノロジー(常熟)」を設立

    中国の製造会社「兄弟高科技(深圳)有限公司」に「兄弟工業(深圳)有限公司」を合併

2019年 - ブラザー工業株式会社がコーンズテクノロジー株式会社から、日本のドミノ事業に関連する事業を譲受し「ブラザーインダストリアルプリンティング株式会社」として営業開始。日本におけるドミノ製品の販売を強化

 

事業内容

ブラザー工業は、以下の6つの事業からなります。

 

ブラザーグループは、あらゆる場面でお客様を第一に考え、モノ創りを通して優れた価値を創造し、迅速に提供することを使命としています

「プリンター・複合機」「ラベルライター・ラベルプリンター」「工作機械」「工業用ミシン」「ガーメントプリンター」「コーディング・マーキング機器」「デジタル印刷機」「ギアモータ・歯車」「家庭用ミシン」「業務用通信カラオケシステム」など幅広い分野で、ブラザーならではの製品やサービスをお届けしています。

 

【連結事業】プリンティング等 63%、マシナリー 9%、ドミノ 13%、ニッセイ 3%、パーソナル&ホーム 6%、他 6%

【海外】86%

 

プリンティング・アンド・ソリューションズ事業

コンパクト性を追求したプリンター・複合機、家庭向けから業務用まで幅広いラインアップを持つラベルライター・ラベルプリンターなどを通じ、変化し続けるお客様のビジネスシーンを支えます。

 

  • 通信・プリンティング

コンパクトなモノクロ・カラーレーザー複合機インクジェットプリンターなどを通じて、お客様のさまざまなプリンティングニーズに応えています。在宅勤務の拡大やオフィスにおける分散型印刷などに対応するとともに、契約型をはじめとしたお客様とつながるビジネスを拡大しています。また、使用済み消耗品の回収など資源循環や廃棄物削減、さらに省エネルギー化など環境に配慮した製品づくりをしています。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

  • ラベリング

ブラザーのラベルライターおよびラベルプリンターは、高機能で多種多様なラインアップを展開しています。小売・物流・製造業などに向けた業務用ラベルプリンター・モバイルプリンターは、導入しやすいバーコード印刷ソリューションなどの提供に加え、さまざまな用途に対応した消耗品やアプリケーションを拡充しています。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

マシナリー事業

自動車や一般機械などの部品加工に最適な工作機械に加え、使いやすさ、高品質な縫製、省エネを実現した工業用ミシン、衣料品のデジタル印刷ニーズに応えるガーメントプリンターなどを通じて、お客様の生産性向上と新たな価値創出に貢献しています。

 

  • 産業機械

ブラザーの産業機器は、ミシンの重要部品を製造する工作機械の自社製作から生まれました。
コンパクトでありながら高い生産性と省エネ性能が、自動車・一般機械などの部品加工において高い評価を得ています。製品ラインアップの拡充や加工部品を自動で搬送・供給できるオプション装置など周辺機器の開発を進め、さらなる生産現場の価値創出に貢献しています。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

  • 工業用ミシン・ガーメントプリンター・大判プリンター

ブラザーは、布帛(綿、麻などの織物)の縫製において、常に工業用ミシン業界をリードしてきました。高速縫製と美しい縫い目を実現し、エアバッグや靴などを生産するお客様から高い評価を得ています。ガーメントプリンターは、オフィス用プリンターで培ったインクジェット技術により、布への印刷の高速化と精細な印刷品質を実現し、多品種および大量印刷需要にお応えしています。大判プリンターは、ガーメントプリンターで培ったインクとプリントヘッドの自社技術を生かし、新たにサイン・ディスプレイ用途向けに開発した製品です。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

ドミノ事業

医薬品の包装などに使用期限などを印字するC&M分野では、グローバルでトップクラスのセールス・サービスネットワークを誇り、日用消費財で拡大するトレーサビリティの課題解決に貢献しています。また、商品のパッケージラベルなどを印刷するDP分野は、高い生産性を誇り、ラベル印刷業界の課題である多種少量化対応、廃棄削減に貢献しています。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

ニッセイ事業

幅広い製品バリエーションを持つギアモータ、産業用ロボットやFA機器の駆動を担う高剛性減速機、高精度・高品質な歯車などを通じて、拡大が予想される自動化・省人化分野など、多様化する顧客ニーズに的確に対応し、お客様の価値創出に貢献しています。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

パーソナル・アンド・ホーム事業

家庭用ミシンを中心に、カッティングマシンなど、お客様の創造性の発揮を支援する製品やサービスで、手作りの楽しさを提案しています。高級刺しゅう用ミシンでは、IoTを活用し手作りの新しい可能性を広げます。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

ネットワーク・アンド・コンテンツ事業

業務用通信カラオケシステム「JOYSOUND」を開発・提供するとともに、通信カラオケで培った配信技術を活用したサービスや製品・コンテンツを提案することで、新たな顧客価値を追求しています。

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

時価総額

ブラザー工業時価総額6,776.40億です。(2025年9月12日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 42,801名(臨時2,463名)

     単体 3,903名(臨時563名)

平均勤続年数:14.2年

平均年齢:43.6歳

平均年収:803万円

 

 

業績

2025年5月9日に発表された2025年3月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は6.5%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は73.1%増の547億7,800万円となっています。

売上高営業利益率は前年の6.05%から7.97%と改善しました。

 

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

2026年3月期の連結業績予想は減収増益になります。

 

 

次に、2025年8月6日に発表された2026年3月期の1Q決算の結果です。

連結売上収益は0.8%減で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は29.0%減の117億3,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の10.15%から7.49%と悪化しました。

第1四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は21.33%でした。

 

 

計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2025年9月12日 カラオケ店舗事業等の譲渡について

2025年8月6日 2026年3月期 第1四半期決算短信

2025年5月19日 剰余金の配当に関するお知らせ

2025年5月9日 2025年3月期決算短信

2025年5月9日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 4.29%

▼クリックで詳細表示

2025年2月6日 2025年3月期 第3四半期決算短信

2024年11月8日 2025年3月期 第2四半期決算短信

2024年8月6日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2024年5月9日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年3.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.66%  33.2%

2015年3月 1.57%  14.5%

2016年3月 2.78%  22.7%

2017年3月 1.81%  23.1%

2018年3月 2.18%  28.0%

2019年3月 2.93%  28.9%

2020年3月 3.63%  31.4%

2021年3月 2.45%  63.6%

2022年3月 2.86%  27.2%

2023年3月 3.41%  44.5%

2024年3月 2.98%  67.8%

2025年9月 3.80%

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ブラザー工業は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2025/3/27(木)、2025/9/26(金)です。

権利落ち日は、2025/3/28(金)、2025/9/29(月)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年以降上昇が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、3月に急落しましたが、それ以降はゆるやかに上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  11.99倍 (予 11.94倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.95倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 214.27 (予 215.12)

BPS(1株当たりの純資産) 2,704.21

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 7.92% (予 7.95%)

ROA(純資産利益率) 5.87% (予 5.90%)

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 75.7%

 

(引用:ブラザー工業公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

信用倍率 0.72倍(2025年9月5日現在)

 

比較される銘柄

セイコーエプソン(6724)

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まとめ

売上は、波がありながらも拡大傾向です。

しかし、利益は売上ほど拡大していません。

2026年3月期は減収増益予想です。

 

一方、株価は2020年から上昇が続いています。

利益は横ばいですが、株価は上昇傾向が続いているので、長期投資するのが良いでしょう。

配当もそこそこあるので、配当権利取りを意識した投資をするのが良いです。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:〇

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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