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【株式銘柄分析】コーセー KOSE(4922)~化粧品大手 コスメタリー JILLSTUART 雪肌精 ソフティモ ANNASUI JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、化粧品大手で、百貨店からコンビニまで広く展開するコーセーについて調査をしました。

 

corp.kose.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年5月23日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:コーセー公式HP)

 

コーセーは、化粧品大手で、百貨店からコンビニまで広く展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

コーセーグループは1946年の創業以来、美を通じて人々に夢と希望を与え続けることを使命としてきました。

1991年には、CIの導入を契機にこの想いを存在理念として明文化し、「英知と感性を融合し、独自の美しい価値と文化を創造する」ことで、現在に至るまで着実に成長を続けてきました。

また、同時に発信した「美しい知恵 人へ、地球へ。」というコーポレートメッセージの中にも、「美の創造企業」として、「美」にまつわるあらゆる知恵を出し合い、人々のために、そして大切な地球のために役立てるという強い決意を込めています。

 

現在、中長期ビジョン「VISION2026」のもと、コーセーグループが目指す姿は、究極の高ロイヤルティ企業として、世界で独自の存在感を放つ企業へ進化することです。

”一人ひとりのきれい”を追求し、世界に先駆けて”独自の価値”を創出し続け、オリジナリティと魅力あふれる多様なブランドをお届けすることで、一人でも多くのステークホルダーの皆様に選ばれる企業となることを目指しています。

さらに、私たちの活動を通じ、大切な人々と地球のために貢献する企業になるということも意図しています。

この姿勢をより鮮明にするために、2020年、新たに「コーセー サステナビリティ プラン」を策定しました。

これにより「VISION2026」に連動し、あらゆる活動において、価値づくりの視点からもサステナビリティを組み込んで実践することで、事業成長と持続可能な社会の実現の両立を目指します。

 

(引用:コーセー公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1946年3月 - 小林孝三郎が東京都王子区(現在の北区)に小林合名会社を設立、化粧品の製造販売を開始

1948年6月 - 東京都北区豊島七丁目に株式会社小林コーセーを設立

1951年11月 - 販売部門を分離しコーセー商事株式会社を設立

1956年3月 - 高級化粧品の製造会社、株式会社アルビオンを設立

1961年10月 - ダンボール等紙器製造会社、株式会社トパック(後にインターコスメ株式会社と合併)を設立

1963年5月 - フランス・ロレアル社と技術提携(平成13年8月に合弁契約を解消)

1964年6月 - 埼玉県に狭山工場を設置

1964年8月 - 東京都北区に研究所(現 コーセー製品開発研究所)を開設

1965年3月 - 東京都中央区日本橋に本社移転

1968年9月 - 香港に香港高絲私人有限公司(KOSE (HONG KONG) CO., LTD.)を設立

1971年8月 - シンガポールに新加坡高絲私人有限公司(KOSE SINGAPORE PTE.LTD.)を設立

1972年11月 - マレーシアに高絲化粧品(馬)有限公司(KOSE (MALAYSIA) SDN.BHD.)を設立

1979年6月 - 群馬県に群馬工場を設置

1980年11月 - 生産本部がデミング賞事業所表彰受賞

1984年9月 - タイランドにKOSE (THAILAND) CO., LTD.を設立

     台湾に台湾高絲股份有限公司を設立

1985年4月 - 化粧品製造会社、株式会社コスメ ラボを設立

1985年10月 - サロンルート化粧品販売の株式会社クリエ(現 コーセープロフェッショナル株式会社)を設立

1988年1月 - 中国に春絲麗有限公司(後の高絲化粧品有限公司)を設立(2018年5月に持分を譲渡)

1988年4月 - 東京都板橋区に板橋研究所を開設

     当社製品の販売会社、コーセー化粧品販売株式会社を設立

1988年7月 - 一般品ルートの化粧品販売会社、コーセーコスメポート株式会社を設立

1991年8月 - 株式会社コーセーに商号変更

1992年9月 - 障がい者雇用の特例子会社、株式会社アドバンスを設立

1993年10月 - コスメタリー製品の販売会社、コーセーコスメ二エンス株式会社を設立

1997年3月 - 決算期を12月31日から3月31日に変更

1998年10月 - 群馬工場がISO9002の認証を取得(現在はISO9001)

1999年12月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年9月 - 群馬工場がISO14001の認証を取得

2000年12月 - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2001年7月 - 韓国にKOSE KOREA CO.,LTD.を設立

2002年4月 - ドクターコスメを扱う株式会社フィルインターナショナル(現 株式会社ドクターフィルコスメティクス)の全株式を取得

     OEM製品・業務用製品の販売会社、コーセーコスメピア株式会社を設立

2004年8月 - 秋田県に広域受注機能を持つ受注センター(現 オペレーションセンター)を開設

2004年11月 - コーセー研究所(現 コーセー製品開発研究所)を新築し、新研究体制を整備

2004年12月 - 台湾高絲股份有限公司の新竹工場を設置

2005年6月 - 中国に高絲化粧品銷售(中国)有限公司を設立

2005年8月 - ライセンス事業として、ジル・スチュアートブランドを日本の化粧品市場に導入

2008年4月 - 東京都北区にコーセー王子研修センターを開設

2009年10月 - ジル・スチュアートブランドの化粧品に関する世界における商標権を取得

2011年8月 - 化粧品通信販売業の新会社、株式会社プロビジョン(現 コーセープロビジョン株式会社)を設立

2013年10月 - インドにKOSE Corporation INDIA Pvt.Ltd.を設立

2014年2月 - インドネシアにPT.INDONESIA KOSEを設立

2014年4月 - 米国・Tarte,Inc.の株式を取得して子会社化

2015年10月 - 米国にKOSE America,Inc.を設立

2016年3月 - コーセーインダストリーズ株式会社を設立

     ブラジルにKOSE BRASIL COMERCIO DE COSMETICOS LTDA.を設立

2017年3月 - 群馬工場の新生産棟が稼働

2017年7月 - サロンルートの化粧品製造・販売を行う、コーセー ミルボン コスメティクス株式会社を設立

2017年10月 - フランス・リヨンに、コーセー研究所 フランス分室を設置

2018年11月 - フランス・パリに、欧州初のコンセプトショップ Maison KOSEをオープン

2019年3月 - 東京都北区にコーセー先端技術研究所を竣工

     先端技術研究所を新築し、研究開発拠点を王子に集約

2019年7月 - 一般用医薬品、および化粧品の企画・開発・販売を行う、コーセー マルホ ファーマ株式会社を設立

2019年12月 - ギンザにデジタルプラットフォームと融合させた新コンセプトストア「Maison KOSE」をオープン

2020年4月 - アメニティ事業を担うコーセーコスメピア株式会社が、株式会社コーセーのトラベルリテール事業を統合し、コーセートラベルリテール株式会社に社名を変更

2020年10月 - 表参道に当社の新たなショッピング体験をお楽しみいただくフラッグシップストア「Maison KOSE表参道」をオープン

 

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事業内容

コーセーの事業は、化粧品・コスメタリーです。

 

当社グループの事業領域は、化粧品の製造販売を中心とし、独自の高い付加価値を持つ高級化粧品を強みとしています。

特に高付加価値のハイプレステージ領域や、プレステージ領域においてはもちろん、セルフ販売を中心に求め易い商品をご提供するコスメタリー領域のすべてにおいて、独自の価値ある商品のご提供をポリシーとしています。

 

(引用:コーセー公式HP)

 

【連結事業】化粧品 80%、コスメタリー 19%、他 1%

【海外】37%

 

(引用:コーセー公式HP)

 

 

時価総額

コーセーの時価総額5,901.11億です。(2024年5月23日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 7,558名(臨時5,258名)

     単体 874名(臨時252名)

平均勤続年数:14.6年

平均年齢:40.4歳

平均年収:788万円

 

 

業績

2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は3.9%増で、経常利益は28.7%減の202億5,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年の7.65%から5.32%に悪化しました。

 

 

(引用:コーセー公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年5月8日に発表された2024年12月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は13.8%増で、経常利益は54.1%増の102億8,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の8.56%から10.19%と改善しました。

第1四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は49.43%でした。

 

 

計画以上のペースで業績は進捗しており、どこかで上方修正があるかもしれません。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月8日 2024年12月期 第1四半期決算短信

2024年2月14日 2023年12月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.42%  24.6%

2015年3月 0.97%  30.3%

2016年3月 0.86%  28.7%

2017年3月 1.09%  29.0%

2018年3月 0.66%  27.6%

2019年3月 0.89%  27.7%

2020年3月 1.43%  40.6%

2021年3月 0.77%  57.1%

2021年12月 0.92%  51.3%

2022年12月 0.97%  42.5%

2023年12月 1.32%  68.5%

2024年5月 1.44%

 

(引用:コーセー公式HP)

 

株主優待は、自社製品数種類から選択です。

権利確定月は12月末日です。

 

100株以上

①継続保有期間 3年未満:4,000~6,000円相当
②継続保有期間 3年以上:7,000~9,000円相当

 

1,000株以上

③継続保有期間 3年未満:13,000~15,000円相当
④継続保有期間 3年以上:18,000~20,000円相当

 

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

コーセーは、6月、12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年夏までは上昇していましたが、それ以降下落してしています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、4月までは下落が続いていましたが、それ以降は上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  46.61倍 (予 43.15倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.00倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 204.41 (予 220.83)

BPS(1株当たりの純資産) 4,757.47

 

(引用:コーセー公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 4.87% (予 4.64%)

ROA(純資産利益率) 3.14% (予 3.37%)

 

(引用:コーセー公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 72.6%

 

(引用:コーセー公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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ポーラ・オルビスホールディングス(4927)

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まとめ

売上はコロナで一時落ち込みましたが、そこから徐々に業績は回復しています。

しかし、利益はコロナ前の半分以下です。

2024年12月期は増収増益予想です。

 

一方、株価は2018年夏以降下落が続いています。

配当は小さいため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

業績は回復しているものの、利益は売上ほど伸びておらずコロナ前の半分以下ということもあり、株価は回復するどころか下落しているので、長期投資はしづらい状況です。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:〇

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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