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【株式銘柄分析】花王 Kao(4452)~大手消費財化学メーカー 洗剤・トイレタリー国内首位 化粧品 日経平均株価 TOPIX Large70 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、大手消費財化学メーカーで、トイレタリーでは国内首位、化粧品も手がける花王について調査をしました。

 

www.kao.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月7日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:花王公式HP)

 

花王は、大手消費財化学メーカーで、洗剤・トイレタリーでは国内首位、化粧品も手がける会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

花王は創業以来、消費者起点の”よきモノづくり”を通じて「人々の豊かな生活文化の実現に貢献」することを使命に、活動を続けてきました。

1890(明治23)年に発売した高級化粧石鹸「花王石鹸」は、日本のトイレタリー市場の黎明を告げる商品であり、社名の由来にもなりました。

 

その後、洗剤やサニタリー線品などといった、人々の毎日の暮らしを快適にする製品や、化粧品をはじめとするビューティケア製品、健康をサポートする、機能性食品分野の製品へとその事業領域を拡大してきました。

また工業用製品分野では、機能や性能はもちろん、環境にも配慮した高品質なケミカル製品を、世界の産業界に向けて提供してきました。

 

Our Purposeは「豊かな共生世界の実現」、

Visionは「未来のいのちを守る~Sustainability as the only path」です。

 

(引用:花王公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1887年 - 花王の前身の洋小間物商「長瀬商店」を創業

1934年 - 家事全般について科学的にアプローチする研究施設として、家事科学研究所を設立(1937年長瀬家事科学研究所に、1954年花王家事科学研究所に改称)

1966年 - 花王製品専門の卸である最初の販社、多喜屋花王商事(株)、松花商事(株)設立

1971年 - 西ドイツのバイヤスドルフ社との合弁で、ニベア花王(株)設立

    花王家事科学研究所の機能を継承、発展させた花王生活科学研究所を新設

1974年 - アメリカのクエーカー オーツ社との合弁で、鋳物砂用フラン樹脂を製造・販売する花王クエーカー(株)設立(1997年100%子会社化)

1978年 - 愛媛サニタリープロダクツ(株)設立(2015年花王サニタリープロダクツ愛媛(株)に改称)

1979年 - 西ドイツでバイヤスドルフ社との共同事業として、グール コスメティック社を設立(1986年グール イケバナ社に改称)欧州でヘアケア事業を展開

1985年 - 事業分野の広がりに伴い、花王石鹸(株)から花王(株)に改称

    ディノ インドネシア インダストリアル社に資本参加(1997年花王インドネシア社に改称)

1987年 - アメリカのハイポイント ケミカル社買収(1999年花王ケミカルズ アメリカズ社、ハイポイント テキスタイル オーグジリアーズ社と花王スペシャル ディーズ アメリカズ社の3社に再編)

1988年 - アメリカアンドリュー ジャーゲンズ社買収(2004年花王ブランズ社に改称)

1989年 - 西ドイツのゴールドウェル社買収(2003年KPSS-花王プロフェッショナルサロン サービシーズ社に改称)

1992年 - ドイツのケム-ワイ社買収(1996年花王ケミカルズ社に改称)

1999年 - 広域8販社が合併して、花王販売(株)設立(2004年100%子会社化、2007年に花王化粧品販売(株)と合併し、花王カスタマーマーケティング(株)に)

2002年 - アメリカとイギリスを拠点とした、プレミアムヘアケアメーカーのジョン フリーダ社を買収(2004年に花王ブランズ社に統合)

2005年 - イギリスのモルトンブラウン社買収

2006年 - (株)カネボウ化粧品花王グループに

2012年 - 欧米ビューティケア事業のマネジメントを統合し、一体運営を開始

2013年 - 北欧でのビューティケア事業強化のために企業買収を行ない、花王スウェーデン)社に改称

2016年 - 花王カスタマーマーケティング(株)、カネボウ化粧品販売(株)等の株式を承継した花王グループカスタマーマーケティング(株)が営業を開始

    米国のコリンズインクジェット社を買収し、花王コリンズ社に改称

2018年 - 米国のオリベヘアケア社を買収

    米国のウォッシングシステムズ社を買収し、業務品事業を強化

 

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事業内容

花王は、以下の4つの事業分野で、生活者に向けたコンシューマープロダクツ事業を展開しています。

 

(引用:花王公式HP)

 

【連結事業】化粧品 16%、ハイジーン&リビングケア 33%、ヘルス&ビューティケア 24%、ライフケア 4%、ケミカル 23%

【海外】45%

 

ハイジーン&リビングケア事業

ふれあい、ともに暮らす「きれい」を

 

衣類や住まいの清潔を保ち、家事負担を軽減する商品・サービスを提供することで、誰もが安心して暮らせる生活空間の実現に貢献します。

いくつになっても、どんな場面でも、誰もが自分らしく快適に過ごせるように、ライフステージに合ったサニタリー商品を提案します。

 

(引用:花王公式HP)

 

ヘルス&ビューティケア事業

人生を輝かせる「きれい」を

 

人間全体を捉え、無理なく続けられる日々の衛生習慣・行動や心身のお手入れを通じて、人々が思い通りに個性を表現できる、真にすこやかな暮らしの実現に貢献します。

感染症や紫外線などの外的要因の防御・予防と共に、免疫強化を実現する商品や情報を提供し、環境ストレスケアと安全・安心な暮らしづくりを推進します。

 

(引用:花王公式HP)

 

ライフケア事業

元気に笑顔で暮らすための健康を支える

 

生活者の課題の本質を捉え、暮らしに寄り添い無理なく続けられるセルフキュア・セルフケアの実現を推進します。

心身のモニタリング技術とAIを組み合わせて、一人ひとりの顕在・潜在ニーズに高精度でマッチするソリューションを提供します。

企業や団体のプロフェッショナルからの衛生に関するニーズに即したソリューションを提供し、人々の安全に貢献します。

 

(引用:花王公式HP)

 

化粧品事業

Celebration of Individuality

ひとりひとりの人間を、その生き方を、讃える

 

個性のある尖ったブランド群を通じて、一人ひとり、その人ならではの「美」と「個性」に寄り添い、確かなサイエンスと溢れる感性で、希望とKireiを提供します。

美、希望、Kireiを通じて、「よろこび」ある生活文化と、世の中の人々が輝ける社会の実現に貢献します。

 

(引用:花王公式HP)

 

ケミカル事業

未来の「人と地球と社会のきれい」を、ケミカルの力で実現

 

花王がもつさまざまな強みと顧客・パートナーの強みを集積した共創を通じて、環境・社会課題の解決に努め、産業界の新たな価値と社会的インパクトの創出に貢献します。

サステナブル素材の深化、新たなエコソリューションの提案による産業界、社会の脱炭素と循環型経済への転換に向けた取り組みに貢献します。

 

(引用:花王公式HP)

 

 

時価総額

花王時価総額2.6780兆です。(2024年2月7日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 8,403名

    連結 35,411名(臨時8,183名)

平均勤続年数:17.60年

平均年齢:40.90歳

平均年収:787万円

 

 

業績

2024年2月7日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比1.2%減、親会社の所有者に帰属する当期利益は49.0%減の438億7,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年の7.10%から3.92%と悪化しました。

 

 

(引用:花王公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月7日 2023年12月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2023年11月8日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年8月3日 2023年12月期 第2四半期決算短信

2023年8月3日 業績予想の修正に関するお知らせ

2023年2月2日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2013年12月 1.93%  50.8%

2014年12月 1.47%  44.7%

2015年12月 1.28%  38.1%

2016年12月 1.70%  37.1%

2017年12月 1.44%  36.9%

2018年12月 1.47%  38.2%

2019年12月 1.44%  42.4%

2020年12月 1.76%  53.4%

2021年12月 2.39%  62.4%

2022年12月 2.82%  80.8%

2023年12月 2.59%  158.9%

2024年2月 2.61%

 

(引用:花王公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

花王は、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年までは上昇傾向でしたが、その後横ばい、下落傾向に推移しています。

直近は、下げ止まって横ばいの状態です。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月までは下落傾向でしたが、それ以降は上昇して、直近は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  31.23倍 (予 65.55倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.70倍

 

PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割高と言えます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 185.09 (予 88.20)

BPS(1株当たりの純資産) 2,139.14

 

ROE自己資本利益率) 8.85% (予 4.12%)

ROA(純資産利益率) 4.98% (予 2.34%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。

 

自己資本比率 55.6%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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まとめ

売上は安定していますが、利益は低下傾向が続いています。

今後、どのように売上や利益を伸ばしていくのかが課題になってきます。

 

一方、株価も下落傾向から横ばいになっているものの、上昇するかは今後の業績次第になります。

配当も大きくはないので、長期投資するほどのことでもないでしょう。

今後、業績を伸ばしていける根拠が出てくるまでは購入は避けた方が無難と考えます。

 

大型の銘柄なので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:△

規模:◎

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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