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【株式銘柄徹底分析】クボタ Kubota(6326)~農業機械・鋳鉄管国内首位 建設機械 産業用ディーゼルエンジン 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、農業機械・鋳鉄管国内首位で、建設機械、建設材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンも開発・製造するクボタについて調査をしました。

 

www.kubota.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2025年8月5日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:クボタ公式HP)

 

クボタは、農業機械・鋳鉄管国内首位で、建設機械、建設材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンも開発・製造する会社です。

 

農機メーカとしては国内首位、世界でも3位です。

日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

1890年の創業以来、水道用鉄管による近代水道の整備、農業機械による食料増産と省力化、環境施設による人類と環境の調和など、暮らしと社会に貢献するさまざまな製品を世に送り出してきました。

 

今日、世界は人類の生存に欠かすことのできない食料・水・環境の分野で多くの課題を抱えています。

私たちは、この課題解決に向け、食料・水・環境を一体のものとして捉え、新たなイノベーションを生み出し、トータルソリューションを提供していきます。

 

企業理念は「世界の明日のために、クボタができること」、

スピリット(私たちの精神・姿勢)は、以下の3つです。

  • 創業力を活かしすぐれた製品と技術を通じて社会の発展につくそう
  • 会社の繁栄と従業員の幸福を希って 今日を築き明日を拓こう
  • 創意と勇気をもって未知の世界に挑戦しよう

ミッション(私たちの使命)は

「人類の生存に欠かすことのできない食料・水・環境。

クボタグループは、優れた製品・技術・サービスを通じ、

豊かで安定的な食料の生産、安心な水の供給と再生、

快適な生活環境の創造に貢献し、地球と人の未来を支え続けます。」です。

 

(引用:クボタ公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

鋳物の製造・販売からスタートしたクボタ。

 

以来、水道用鉄管、農工用エンジン、工作用機械など、人々の暮らしと社会に貢献するさまざまな製品を世に送り出してきました。

 

クボタの歴史は、絶え間ない技術革新と製品追求で、日本の近代国家形成と戦後復興、新たな国づくり。

そして豊かな人間環境づくりに取り組むメーカーとしての本道をいくものであったと思います。

 

これからも、モノづくりに対する真摯な姿勢を大切に受け継ぎながら、130年近くもの歴史の中で培われた強みを活かし、事業拡大と新たな挑戦をしるしていきたいと考えています。

 

▼クリックで詳細表示

1890年 - 鋳物メーカーとして創業。衡器用鋳物、日用品鋳物の製造開始

1893年 - 水道用鋳鉄管の製造開始

1897年 - 「大出鋳造所」を「久保田鉄工所」に改称。消火栓・制水弁など水道用付属品の製造開始

1922年 - 「農工用石油発動機」、「節炭機」(排ガス利用による省エネ装置)、「耐熱鋳鉄」の製造開始

1939年 - 株式公開

1947年 - 「耕うん機」を開発、製造・販売開始

1953年 - 「株式会社久保田鉄工所」を「久保田鉄工株式会社」に社名変更

    「久保田建機株式会社」設立、建設機械業界へ進出

    「パワーショベルなど建設機械」「船用甲板補機」の製造開始

1957年 - 住宅建材分野に進出。「住宅用建材カラーベスト」の製造開始

1960年 - 「畑作用乗用トラクタ」を開発・商品化

1962年 - 「水処理事業部」新設、環境整備事業へ本格参入

    「水田用トラクタ」の製造開始

1963年 - 「自動販売機」の製造開始

1964年 - 「都市ゴミ焼却プラント」の製作開始

1969年 - 「コンバイン」の製造開始。農作業機械化の一貫体制を完成

1972年 - ゴミ焼却炉分野へ本格参入

1986年 - 「電子基盤」「ハードディスク」「ラジコン芝刈機」の製造開始

1990年 - 「株式会社クボタ」に社名変更

1992年 - 廃棄物を燃料とする高効率ごみ発電施設付き焼却炉の研究開発に着手

2012年 - クバンランド社をM&Aにより子会社化

    水処理エンジニアリング会社を完全子会社化しクボタ化水を設立

2016年 - グレートプレーンズマニュファクチュアリング社をM&Aにより子会社化

 

事業内容

クボタは、以下の3つの事業領域からなります。

 

生活に欠かせない食料・水・環境の領域において、多彩な製品・技術・サービスによる所リューションを提供しています。

人々の食を支える農業ソリューション、安全な水を届け再生する水環境ソリューション、快適な生活や産業を支える環境ソリューションと幅広く事業を展開。

 

現場の声に徹底的に耳を傾け、顧客の真のニーズを形にする現場主義を大切にしながら、地球規模の社会課題の解決に取り組んでいます。

米一粒、水一滴から社会・産業の基盤まで、クボタのソリューションは人々のくらしを支えています。

 

【連結事業】機械 87%、水・環境 12%、他 1%

【海外】78%

 

農業ソリューション事業

クボタは、稲作と畑作の両方を手がける世界有数の農業機械メーカーです。

農家に寄り添い、現場のニーズに合った農業機械を開発し、世界の農業を支えています。

 

また、農作物の生産から加工、消費などに至る各段階をサポートする農業ソリューションを提供し、農業のトータルソリューションカンパニーとして、人と食の豊かな未来を担っています。

 

(引用:クボタ公式HP)

 

水環境ソリューション事業

クボタの水環境ソリューションは水循環のあらゆる場面で活躍し、豊かな水資源に恵まれた日本の水インフラの維持に貢献。

 

その技術と製品は今や世界に広がり、世界の水インフラを支えています。

私たちは水のスペシャリストとして世界の水問題の解決に取り組み、安全な水を世界の一人ひとりにお届けしていきます。

 

(引用:クボタ公式HP)

 

環境ソリューション事業

私たちが豊かで快適な生活を送るために欠かせない社会基盤。

そして、ものづくりの基盤となる産業基盤。

 

クボタは社会のニーズに合わせ、長年培ったさまざまな技術と製品を組み合わせ、それにこたえる製品とサービスを世界に送り出し、その基盤を支えてきました。

クボタの環境ソリューションは、地球環境に配慮しながら、社会と産業の基盤を支え、人々の豊かな暮らしに貢献していきます。

 

(引用:クボタ公式HP)

 

時価総額

クボタの時価総額1.9047兆です。(2025年8月5日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 52,094名(臨時14,120名)

     単体 15,472名

平均勤続年数:13.5年

平均年齢:39.9歳

平均年収:824万円

 

 

業績

2025年2月14日に発表された2024年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比0.1%減、親会社の所有者に帰属する当期利益は3.4%減の2,304億3,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年の10.89%から10.46%と横ばいでした。

 

 

(引用:クボタ公式HP)

 

2025年12月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2025年8月5日に発表された2025年12月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は7.9%減で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は38.7%減の924億7,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の13.13%から9.83%と悪化しました。

第2四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は65.13%でした。

 


同時に、通期業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2025年8月5日 2025年12月期 第2四半期決算短信

2025年8月5日 剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ

2025年6月10日 自己株式立会外買付取引による自己株式の買付けに関するお知らせ 1.4%

2025年5月9日 2025年12月期 第1四半期決算短信

2025年4月22日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.4%

2025年2月13日 2024年12月期決算短信

2025年2月13日 剰余金の配当に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2024年12月16日 自己株式の消却に関するお知らせ 2.2%

2024年11月22日 (開示事項の変更)当社連結子会社による子会社(孫会社)設立に関するお知らせ

2024年11月8日 2024年12月期 第3四半期決算短信

2024年11月8日 2024年12月期期末配当予想の修正に関するお知らせ

2024年8月7日 2024年12月期 第2四半期決算短信

2024年8月7日 剰余金の配当に関するお知らせ

2024年8月7日 (開示事項の変更)自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ(取得枠の拡大) 2.7%

2024年5月10日 2024年12月期 第1四半期決算短信

2024年4月17日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.4%

2024年2月14日 2023年12月期決算短信

2024年2月14日 剰余金の配当に関するお知らせ

2023年12月19日 自己株式の消却に関するお知らせ 0.4%

2023年11月8日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年11月8日 2023年12月期 期末配当予想に関するお知らせ

2023年8月4日 2023年12月期 第2四半期決算短信

2023年2月14日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 2.05%  26.7%

2015年3月 1.47%  25.1%

2015年12月 1.48%  31.6%

2016年12月 1.80%  28.1%

2017年12月 1.45%  29.5%

2018年12月 2.18%  30.2%

2019年12月 2.09%  29.6%

2020年12月 1.60%  34.0%

2021年12月 1.64%  29.0%

2022年12月 2.42%  33.6%

2023年12月 2.26%  23.8%

2024年12月 2.72%  25.3%

2025年8月 3.02%

 

(引用:クボタ公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

クボタは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2025/6/26(木)、2025/12/26(金)です。

権利落ち日は、2025/6/27(金)、2025/12/29(月)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年に上昇しましたが、それ以降はゆるやかに下落しています

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、3月に急落しましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  8.35倍 (予 9.82倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.80倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 200.48 (予 170.52)

BPS(1株当たりの純資産) 2,087.43

 

(引用:クボタ公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 9.30% (予 8.17%)

ROA(純資産利益率) 3.83% (予 3.40%)

 

(引用:クボタ公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 42.4%

 

(引用:クボタ公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 4.77倍(2025年7月25日現在)

 

比較される銘柄

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まとめ

売上は、近年大きく伸びており、成長企業といえます。

利益は売上ほどの伸びておらず、今後は利益を伸ばしていくことが課題となるでしょう。

 

一方、株価は2023年に大きく上昇しています。

事業的にも、時代の潮流に乗っており、将来性があります。

 

配当もあるので、長期投資をしてキャピタルゲインインカムゲインの両方を狙うのが最良です。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:◎

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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