社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】東海旅客鉄道 JR東海(9022)~東海道新幹線 運輸業 流通業 不動産業 高利益率 日経平均株価 TOPIX Large70~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、東海道新幹線と在来線12路線を保有する鉄道会社である東海旅客鉄道JR東海について調査をしました。

 

company.jr-central.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年1月30日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:東海旅客鉄道公式HP)

 

東海旅客鉄道JR東海)は、東海道新幹線と在来線12路線を保有する鉄道会社です。

 

東京証券取引所プライム市場・名古屋証券取引所プレミア市場企業

日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の1つ

 

国鉄分割民営化に伴い1987年4月1日に日本国有鉄道国鉄)から新幹線総局が管理していた東海道新幹線および静岡・名古屋の各鉄道管理局が管理していた在来線の鉄道業務を引き継いで発足したJRグループの旅客鉄道会社の1つです。

 

経営理念は「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」です。

 

(引用:東海旅客鉄道公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1987年4月 - 東海旅客鉄道株式会社設立

1988年3月 - 東海道新幹線に3駅(新富士掛川三河安城)開業

     ジェイアール東海バス株式会社を設立(現 連結子会社)、同年4月自動車運送事業を同社に営業譲渡

1989年3月 - 高山本線特急「ひだ」に新型気動車を投入

1990年6月 - 山梨リニア実験線の建設計画を運輸大臣に申請、承認

1991年10月 - 東海道新幹線鉄道施設を譲受け

1992年3月 - 東海道新幹線「のぞみ」を300系車両で営業運転開始

1992年7月 - 株式会社ジェイアール東海ホテルズを設立(現 連結子会社

1992年12月 - 株式会社ジェイアール東海百貨店を設立、1997年9月 株式会社ジェイアール東海高島屋に商号変更(現 連結子会社

1994年6月 - ジェイアールセントラルビル株式会社を設立(現 連結子会社

1997年4月 - 山梨リニア実験線における走行試験開始

1997年10月 - 名古屋、東京、大阪(2013年7月に東京証券取引所に統合)の各証券取引所市場第一部及び京都証券取引所(2001年3月に大阪証券取引所に合併)に株式上場

1999年3月 - 700系車両を投入

1999年12月 - JRセントラルタワーズ竣工

2000年3月 - ジェイアール名古屋タカシマヤが開業(株式会社ジェイアール東海高島屋が運営)

2000年5月 - 名古屋マリオットアソシアホテルが開業(株式会社ジェイアール東海ホテルズが運営)

2001年3月 - ジェイアール東海不動産株式会社を設立(現 連結子会社

2001年12月 - 「旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律」の施行により、JR会社法の適用対象から除外

2003年10月 - 東海道新幹線品川駅開業、全列車270km/h運転を柱とした抜本的なダイヤ改正実施

2005年7月 - 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄清算事業本部保有の当社株式600,000株の売却

2006年3月 - 東海道新幹線に新ATC自動列車制御装置)システムを導入

2006年4月 - 定款授権に基づく取締役会決議により、自己株式268,686株を取得

     独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄清算事業本部保有の当社株式286,071株が売却され、同機構が保有する全ての当社株式の売却が終了

2007年1月 - 山梨リニア実験線の建設計画変更を国土交通大臣に申請、承認

2007年7月 - N700系車両を投入

2008年10月 - 日本車輛株式会社を連結子会社

2009年5月 - 自己株式90,000株の消却を実施

2011年5月 - 国土交通大臣中央新幹線の建設に関する整備計画を決定し、当社に建設を指示

2012年5月 - 自己株式90,000株の消却を実施

2013年2月 - N700A車両を投入

2013年8月 - 山梨リニア実験線の42.8kmへの延伸と設備更新が完了し、走行実験再開

2014年10月 - 国土交通大臣中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その1)を認可

2015年3月 - 武豊線大府駅武豊駅間)を電化

     東海道新幹線最高速度285km/hへの速度向上実施

2016年11月 - 鉄道・運輸機構に対して、中央新幹線の建設のため総額3兆円(予定)の財政投融資を活用した長期借入を申請

2017年2月 - JRゲートタワー竣工

2017年4月 - タカシマヤ ゲートタワーモール((株)ジェイアール東海高島屋が運営)、名古屋JRゲートタワーホテル((株)ジェイアール東海ホテルズが運営)等が開業し、JRゲートタワーが全面開業

2018年3月 - 国土交通大臣中央新幹線品川・名古屋の工事実施計画(その2)を認可

2020年3月 - 東海道新幹線全列車の最高速度285km/h運転、「のぞみ12本ダイヤ」を柱としたダイヤ改正実施

2020年7月 - 新型車両N700Sを投入

 

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事業内容

東海旅客鉄道JR東海)は、以下の4つの事業領域からなります。

運輸業が80%近くを占め、東海道新幹線がその90%を占めます。

 

 

【連結事業】運輸 80%、流通 9%、不動産 3%、他 7%

 

運輸業

東海道新幹線及び東海地域の在来線における鉄道事業を行うほか、バス事業等を行っています。

 

(引用:東海旅客鉄道公式HP)

 

流通業

JRセントラルタワーズ内で百貨店事業を営むほか、主に社内・駅構内における物品販売等を行っています。

 

(引用:東海旅客鉄道公式HP)

 

不動産業

駅ビル等不動産賃貸事業のほか、不動産分譲事業を行っています。

 

(引用:東海旅客鉄道公式HP)

 

その他

当社の主要駅等でホテル業を行うほか、旅行業、広告業、鉄道車両等製造業及び建設業等を行っています。

 

(引用:東海旅客鉄道公式HP)

 

 

時価総額

東海旅客鉄道時価総額3.7719兆です。(2024年1月30日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 18,727名

    連結 29,854名(臨時7,222名)

平均勤続年数:15.50年

平均年齢:36.40歳

平均年収:709万円

 

 

業績

2023年4月26日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比49.7%増、経常利益は黒字転換の3,074億8,500万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の0.18%から26.74%と大幅に改善しました。

 

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

2023年10月30日には、2024年3月期の連結業績予想の修正(上方修正)がされています。

 

 

次に、2024年1月30日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比24.9%増、経常利益は78.8%増の4,551億1,500万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の30.06%から39.48%と改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は98.09%でした。

 

 

同時に、2024年3月期の連結業績予想の修正(上方修正)がされています。

 

 

業績は上方修正を出すほど好調のようです。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月30日 2024年3月期決算発表予定

2024年4月26日 子会社における業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

2024年1月30日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年10月30日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年7月28日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年4月26日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年0.8%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 0.95%  8.9%

2015年3月 0.55%  8.9%

2016年3月 0.63%  7.3%

2017年3月 0.74%  6.8%

2018年3月 0.70%  6.9%

2019年3月 0.56%  6.5%

2020年3月 0.87%  7.4%

2021年3月 0.79%  -%(赤字)

2022年3月 0.81%  -%(赤字)

2023年3月 0.85%  12.1%

2024年1月 0.76%

 

(引用:東海旅客鉄道公式HP)

 

株主優待は、運賃・料金割引券の贈呈です。

権利確定月は3月末日です。

 

500株以上 500株ごとに1枚

5,000株以上 10枚+5,000株超過分1,000株ごとに1枚

50,000株以上 55枚+50,000株超過分1,500株ごとに1枚

100,000株以上 100枚

250,000株以上 250枚

500,000株以上 500枚

 

・1枚で1割引きとし、2割引(2枚使用)までを限度

・運賃は普通片道乗車券

・料金はグリーン券・特急券急行券及び指定席券(原則一列車に限る)

・寝台利用の場合は運賃・料金とも割引対象外

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

東海旅客鉄道は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2019年頃からコロナの影響で下落していましたが、2023年から上昇の兆しがあります

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月から10月にかけて急落しましたが、それ以降上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  16.37倍 (予 11.66倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.91倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 222.99 (予 313.01)

BPS(1株当たりの純資産) 4,022.84

 

ROE自己資本利益率) 5.92% (予 7.78%)

ROA(純資産利益率) 2.31% (予 3.22%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 41.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

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九州旅客鉄道(9142)

 

まとめ

売上利益はコロナにより大きく落ち込みましたが、現在は回復傾向です。

コロナ前の業績までは回復はしていませんが、順調に回復している段階です。

コロナ前と同じところまで回復するかは分かりませんが、コロナ前近くまでは回復するでしょう。

 

一方、株価もコロナにより下落しましたが、業績の回復とともに上昇の兆しが出てきました。

 

配当は小さいですが、優待もあるので、長期投資をしてキャピタルゲインインカムゲインの両方を狙うのが最良と思います。

JR東海をよく使う方であれば優待のメリットは大きいと思います。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:◎

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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