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【株式銘柄分析】岡本工作機械製作所(6125)~平面研削盤国内首位 工作機械 半導体製造装置 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、工作機械の平面研削盤で国内首位で、半導体製造装置も手がける岡本工作機械製作所について調査をしました。

 

www.okamoto.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月19日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:岡本工作機械製作所公式HP)

 

岡本工作機械製作所は、工作機械の平面研削盤で国内首位で、半導体製造装置も手がける会社です。

 

東京証券取引所スタンダード市場企業で、JPX日経中小型株指数の構成銘柄の1つ。

 

設立以来80年、古くは歯車研削を原点に、「総合砥粒加工機メーカー」として工作機械や半導体関連装置の分野で、高品質・高精度な製品づくりを支え、関係する皆様とともに、次世代の「ものづくり」に貢献してきました。

 

経営理念は「常に最先端技術を追求し、お客様にご満足いただける精巧比なき、価値ある製品をつくり、社会に貢献する」、

社是は「技術は正しく」です。

 

(引用:岡本工作機械製作所公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

歴代の先達から継承された工作機械造り80年のワークマンシップ。

製造拠点は日本・シンガポール・タイ・中国、

販売拠点は世界中より、高精度で安心のできる研削盤を製造・販売しています。

 

▼クリックで詳細表示

1926年 - 岡本専用工作機械製作所を創業

1930年 - 国産初の歯車研削盤ASG-2型を開発

1935年 - 株式会社岡本工作機械製作所に組織及び社名変更

1953年 - 国産初の平面研削盤PSG-6型を開発

1954年 - 内面研削盤IGMシリーズを開発

1955年 - 国産初の外周刃スライシングマシンPSG3Ge型を開発

1963年 - 東京証券取引所市場二部上場

1968年 - 世界初のCNC平面・・成形研削盤NFG-5型を開発

1969年 - 円筒研削盤OGMシリーズを開発

1974年 - ロータリー平面研削盤PRGシリーズを開発

1986年 - ベストセラー汎用成形研削盤PFG500シリーズを開発

1987年 - ベストセラー汎用平面研削盤PSG-DXシリーズを開発

2007年 - 静圧案内方式では世界最大級の超精密門形平面研削盤UDG10035NCが完成

2010年 - iQソフトの開発により平面研削のノウハウをソフト化。iQソフト搭載機を開発

    順送金型等の大型ワークの高精度・高能率要求に応えるため、CNC門形精密平面研削盤PSG-CHLiシリーズを開発

2011年 - 小物ワークの微細成形加工に応えるため、リニアモータ駆動の超精密成形研削盤UPZ210LiⅡを開発

2014年 - CNC精密複合円筒研削盤UGM360NC開発

 

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事業内容

岡本工作機械製作所は、「工作機械」と「半導体」、「精密部品・素材」の3つの事業からなります。

 

(引用:岡本工作機械製作所公式HP)

 

【連結事業】工作機械 69%、半導体関連装置 31%

【海外】60%

 

工作機械事業

汎用タイプから全自動CNCタイプまで多彩なラインナップを揃え、業界が求める研削・加工を研究・開発しています。

 

(引用:岡本工作機械製作所公式HP)

 

半導体事業

各種半導体関連装置で半導体シリコンウェアをより薄く、より平らにする技術でモノ作りを支えます。

 

(引用:岡本工作機械製作所公式HP)

 

精密部品・素材事業

歯車や鋳物の外販を行っています。

 

 

時価総額

岡本工作機械製作所の時価総額258.54億です。(2024年2月19日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 457名(臨時60名)

    連結 2,173名

平均勤続年数:16.10年

平均年齢:42.40歳

平均年収:600万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比21.2%増、経常利益は32.3%増の55億5,200万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の10.87%から12.30%と改善しました。

 

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比5.5%増、経常利益は10.0%減の36億5,100万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の12.41%から10.41%と悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は61.36%でした。

 

 

計画に対して、業績の進捗は遅れています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年12月12日 事業譲受および新会社設立に関するお知らせ

2023年11月9日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年9月28日 大和工機株式会社の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ

2023年8月9日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年3.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 0.00%  -%(赤字)

2015年3月 1.92%  15.3%

2016年3月 2.33%  23.7%

2017年3月 2.27%  30.7%

2018年3月 2.11%  15.6%

2019年3月 3.91%  12.6%

2020年3月 5.85%  25.3%

2021年3月 2.54%  22.0%

2022年3月 3.10%  20.3%

2023年3月 3.41%  20.7%

2024年2月 3.65%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

岡本工作機械製作所は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年と2021年に上昇のトップがあり、直近上昇傾向で推移しています

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月までは横ばいでしたが、それ以降は上昇し、直近は下落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  6.42倍 (予 6.16倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.95倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 857.61 (予 894.12)

BPS(1株当たりの純資産) 5,792.01

 

ROE自己資本利益率) 17.10% (予 15.44%)

ROA(純資産利益率) 7.31% (予 7.51%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 48.6%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

和井田製作所(6158)

浜井産業(6131)

ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)

 

まとめ

売上利益はここ数年間伸びており、成長企業といえます。

2024年3月期の業績も増収増益予想と、さらに成長することが期待できます。

 

一方、株価も業績と同様に上昇を続けており、この10年で最高値の更新が視野に入っています。

 

配当もそこそこありますので、長期投資をしてキャピタルゲインインカムゲインの両方を狙うのが最良と思います。

 

小型の銘柄なので、大きく下落したときにはリバウンド狙いで短期投資するのもありだと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:◎

値動き:〇

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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