こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、ミニショベル主体の中堅建設機械メーカーである竹内製作所について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月12日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:竹内製作所公式HP)
竹内製作所は、ミニショベル主体の中堅建設機械メーカーです。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経中小型株指数及びJPX日経400の構成銘柄の1つ
1963年の創業以来、建設機械市場において「世界初のミニショベル」と「世界初のクローラーローダー」の開発により、新たな市場を切り拓き、常に世界のニーズと向き合い、応えることで成長を遂げてきました。
グループの特徴としては、製品開発の全てを国内で、生産を日米で行う一方、連結売上高のほとんどを海外向けで占めるグルーバルな事業展開をおこなっていることにあります。
また、一番の強みは製品に対する市場評価の高さにあり、パワフルかつ耐久性、操作性、快適性に優れた製品は、その独自の付加価値により、高い市場シェアを実現しています。
社是は「創造:豊かな感性をもって、ニーズに応えた商品開発をする
挑戦:夢と若さをもって、より高い目標に向かって果敢に行動する
協調:和と思いやりの心をもって、調和の取れた社会との共生を図る」、
企業理念は「世界初から世界のTAKEUCHIへ」です。
(引用:竹内製作所公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1963年8月 - 株式会社竹内製作所を設立
1971年9月 - 世界で初めてミニショベルを開発し生産開始
1975年5月 - ヤンマーディーゼル株式会社(現 ヤンマー株式会社)へのミニショベルのOEM生産を開始(現在はクローラーキャリアのOEM生産)
1975年11月 - 石川播磨重工業株式会社(現 IHI建機株式会社)へのミニショベルのOEM生産を開始
1976年3月 - 攪拌機製造、販売開始
1978年1月 - ミニショベルの輸出を開始
1981年1月 - ミニショベルのシリーズ完成(1~5トン)
1986年9月 - クローラーローダーを開発し生産を開始
1988年3月 - 株式会社神戸製鋼所と提携生産開始
1995年3月 - NOBAS社(ドイツ)とホイール式ショベルの共同生産開始
2002年3月 - 米国GEHL CompanyへのクローラーローダーのOEM生産を開始(2011年2月まで)
2002年12月 - 株式を日本証券業協会(JASDAQ)に登録
2003年8月 - 1単元株の数を1,000株から100株に変更
2004年11月 - 当社株式が「J-Stock」銘柄に選定
2004年12月 - 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場
2006年3月 - 普通株式1株につき2株の割合をもって分割する
2015年3月 - 株式を東証一部(現 東証プライム市場)に市場変更
2015年9月 - 普通株式1株につき3株の割合をもって分割する
2018年6月 - 撹拌機事業の譲渡
2021年7月 - リチウムイオン電池式ミニショベル「TB20e」を出荷開始
2022年9月 - TAKEUCHI MFG.(U.S.),LTD.に米国工場を開設し、クローラーローダーを生産開始
事業内容
竹内製作所の事業は、小型建設機械の製造・販売です。
【連結事業】建設機械 100%、他 0%
【海外】99%
主力製品は、ミニショベル(製品質量6トン未満)、油圧ショベル(製品質量6トン以上)、クローラーローダーで、「世界初のミニショベル」と「世界初のクローラーローダー」により、新たな市場を切り拓き、常に世界のニーズに応えることで成長を遂げてきました。
世界初の360度・全旋廻ミニショベルTB1000(1971年)は、土木作業員のつるはし代わりとして建設現場で広く受け入れられ、急速に普及しました。
(引用:竹内製作所公式HP)
また、世界初のクローラーローダーTL20(1986年)は、従来のタイヤ駆動のスキッドステアローダーの足回りをクローラー式(無限軌道式)にした製品です。
不整地、特に雨でぬかるんだ場所での作業安定性が高く、今でも圧倒的な支持を得ています。
粘土質の土地の多い米国で、需要のほとんどを占めていることも特徴です。
(引用:竹内製作所公式HP)
時価総額
竹内製作所の時価総額は2,974.24億円です。(2024年4月12日現在)
社員の状況
従業員数:連結 1,053名(臨時419名)
単体 612名(臨時393名)
平均勤続年数:10.35年
平均年齢:37.53歳
平均年収:601万円
業績
2024年4月12日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比18.8%増、経常利益は65.8%増の354億5,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の11.86%から16.60%と改善しました。
(引用:竹内製作所公式HP)
2025年2月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年4月19日 剰余金の配当に関するお知らせ
2024年4月12日 2024年2月期決算短信
▼クリックで詳細表示
2024年1月12日 2024年2月期 第3四半期決算短信
2023年10月12日 2024年2月期 第2四半期決算短信
2023年10月12日 業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2023年7月13日 2024年2月期 第1四半期決算短信
2023年4月11日 2023年2月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.0%前後の配当を出しています。
2014年2月 0.57% 5.7%
2015年2月 0.58% 5.7%
2016年2月 1.61% 11.1%
2017年2月 1.16% 16.0%
2018年2月 1.39% 18.0%
2019年2月 2.31% 18.8%
2020年2月 3.02% 26.2%
2021年2月 1.97% 25.9%
2022年2月 2.65% 24.3%
2023年2月 3.37% 29.2%
2024年4月 2.60%
(引用:竹内製作所公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
竹内製作所は、2月と(8月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2022年から大きく上昇しており、現状は過去最高値を更新しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、12月までは下落していましたが、それ以降は上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 13.66倍 (予 9.02倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.61倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割安と言えます。
EPS(1株当たりの純利益) 335.22 (予 507.68)
BPS(1株当たりの純資産) 2,839.38
(引用:竹内製作所公式HP)
ROE(自己資本利益率) 13.97% (予 17.88%)
ROA(純資産利益率) 10.06% (予 13.77%)
(引用:竹内製作所公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 77.0%
(引用:竹内製作所公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
業績は好不調の波はありますが、大きく見て伸びていますので、成長企業といえます。
2024年2月期は過去最高の業績となりました。
2025年2月期の業績予想も増収増益と、さらに過去最高の業績を更新する予想です。
一方、株価は上昇しており、特にこの1年間で2倍以上に上昇しました。
直近は上昇の反動なのか、少し下落しています。
配当もあるので、株価もまだやや割安レベルということで、素直に長期投資するのが最良でしょう。
小型の銘柄ではなくですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:◎
規模:△
割安度:◎
値動き:〇
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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