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【株式銘柄分析】ジェイ・イー・ティ JET(6228)~半導体洗浄装置 リチウムイオン電池 農業 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、韓国ゼウス傘下の半導体洗浄装置メーカーであるジェイ・イー・ティについて調査をしました。

 

www.globaljet.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

 

ジェイ・イー・ティは、韓国ゼウス傘下の半導体洗浄装置メーカーです。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

人々の暮らしの中に深く入り込んでいる半導体

その生産や高性能化を支えているのは、ジェイ・イー・ティの先端技術が誇る洗浄装置です。

 

非常に速いサイクルで技術革新し、成長がとどまることのない半導体製造マーケットの中で、私たちはその技術進化に並走し、常に洗浄装置の品質向上と技術研鑽に努めていきます。

 

経営理念は「お客様第一主義に徹し、強い会社・良い会社づくりに邁進し、人を大切にし、社会貢献に努めてまいります」、

社是は以下の3つです。

  • 夢に日付を付ければ目標となる。
  • 目標を分ければ計画となる。
  • 計画を実行すると現実となる。

 

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2009年4月 - 株式会社ジェイ・イー・ティを設立

2009年5月 - エス・イー・エス株式会社の半導体事業部門である「岡山GT工場(現 本社工場)」を事業譲渡により取得

     併せて、同社が保有する台湾現地法人「協裕国際科技股份有限公司(現 J.E.T. Semi-Con. International Taiwan, Inc.)」、中国現地法人艾使易電子貿易(上海)有限公司(現 Oribright Shanghai Co., Ltd.)」、及び韓国現地法人「K.S.E.S. Co., Ltd.」の全株式を事業譲渡により取得し、子会社化

2009年12月 - 韓国現地法人「K.S.E.S. Co., Ltd.」を清算

2010年1月 - 中国現地法人艾使易電子貿易(上海)有限公司」を「杰羿替電子貿易(上海)有限公司」へ商号変更

2012年12月 - 中国現地法人杰羿替電子貿易(上海)有限公司」を増資し、ZEUSが引き受け

     同社の商号を「杰宜斯科技(上海)有限公司(ZEUS China Co., Ltd.)」に変更

2014年8月 - リチウムイオン電池(以下「LIB」)検査・製造装置事業に進出

2019年3月 - 「杰宜斯科技(上海)有限公司(ZEUS China Co., Ltd.)」の株式をZEUSより取得し完全子会社化

2019年9月 - 「杰宜斯科技(上海)有限公司(ZEUS China Co., Ltd.)」を「欧利白科技(上海)有限公司(Oribright Shanghai Co., Ltd.)」へ商号変更

2020年9月 - 韓国現地法人「J.E.T. Korea Co., Ltd.」を設立

2020年11月 - アグリ事業((株)OSMICがFC展開するオスミック農産物清算事業)に進出

2021年3月 - 株式会社東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場

2021年10月 - 株式会社ジェイ・イー・ティ・アグリを設立

2023年9月 - 株式会社東京証券取引所TOKYO PRO Marketの上場廃止

     株式会社東京証券取引所スタンダード市場に上場

 

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事業内容

ジェイ・イー・ティは、以下の3つの事業からなります。

 

【連結事業】 半導体 100%、他 0%

【海外】99%

 

半導体事業

当社が開発した半導体洗浄装置は、顧客の要求仕様に合わせて細やかなカスタマイズが可能という点で、他社のカスタマイズの自由度の低い洗浄装置とは一線を画しています。

差別化された技術で対応する事が可能です。

主に韓国、中国、台湾の半導体メーカーへ販売しています。

 

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

 

LIB事業

今後、成長の見込まれるリチウムイオン電池(LIB)に関連する検査・製造装置の事業拡大をおこなっています。

LIBの弱点となる発熱・発火・爆発といったリスクが製造段階で検出可能となり、基本技術について特許を取得しています。

 

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

アグリ事業

株式会社OSMICがFC展開するオスミック農産物生産事業を採用し、2020年11月高糖度トマトの出荷を開始。

翌年10月には独立した法人として個別採算管理を徹底するために株式会社ジェイ・イー・ティ・アグリを設立しました。

 

 

時価総額

ジェイ・イー・ティの時価総額519.94億です。(2024年2月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 293名(臨時40名)

     単体 167名(臨時18名)

平均勤続年数:9.30年

平均年齢:43.11歳

平均年収:720万円

 

 

業績

2024年2月9日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は8.1%増で、経常利益は28.9%増の24億4,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年の8.99%から10.46%と改善しました。

 

 

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

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適時開示情報

2024年3月14日 株式分割ならびに株式分割に伴う定款の一部の変更および配当予想の修正に関するお知らせ 1:3

2024年2月9日 2023年12月期決算短信

2024年2月9日 剰余金の配当に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2024年1月19日 2023年12月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ

2023年11月14日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年2月10日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年0.9%前後の配当を出しています。

 

2023年12月 0.96%  24.3%

2024年2月 0.88%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ジェイ・イー・ティは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場直後は下落しましたが、それ以外は上昇が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、横ばいを挟みながら、上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  30.65倍 (予 29.08倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  4.08倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 419.46 (予 398.17)

BPS(1株当たりの純資産) 2,840.20

 

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 13.78% (予 14.02%)

ROA(純資産利益率) 5.74% (予 6.05%)

 

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 43.1%

 

(引用:ジェイ・イー・ティ公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

渋谷工業(6340)

タクミナ(6322)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

売上・利益は年々伸びており、成長企業といえます。

2023年12月期も増収増益予想で、成長が続いています。

半導体関連、リチウムイオン電池関連ということで、将来性はあると思います。

 

一方、株価も上昇が続いています。

配当は少ないですが、業績を伸ばしているため、素直に長期投資するのが最良と思います。

 

小型の銘柄で、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:✖

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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