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【株式銘柄分析】村田製作所(6981)~電子部品大手 セラミックコンデンサ世界首位 リチウムイオン電池 日経平均株価 TOPIX Core30 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、電子部品大手でセラミックコンデンサで世界首位の村田製作所について調査をしました。

 

corporate.murata.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:村田製作所公式HP)

 

村田製作所は、電子部品大手でセラミックコンデンサで世界首位会社です

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

村田製作所は、革新的な技術やソリューションの創出により、エレクトロニクス社会の進展に貢献しています。

材料から製品まで一貫生産体制を構築し、小型、高性能、薄型化などエレクトロニクス業界のトレンドをリードしています。

製品の90%以上が海外で販売されるなど、グローバルであらゆる地域のお客様に技術、製品、サービスを提供しています。

 

経営理念(社是)は「技術を錬磨し 科学的管理を実践し 独自の製品を供給して 文化の発展に貢献し 信用の蓄積につとめ 会社の発展と 協力者の共栄をはかり これをよろこび 感謝する人びとと ともに運営する」です。

 

"Innovator in Electronics"は、国内外のムラタグループ社員全員が共有するスローガンで、新市場、新商品、事業領域を拓いていくための理念でもあります。

その意味は「エレクトロニクスの改革者」。

 

創業50年を機に社是の理念を展開して策定されたスローガンには「エレクトロニクス産業のイノベーションを先導していく存在でありたい」という思いをこめています。

また、社員一人一人が「改革者」(Innovator)として、自ら仕事を変革(Innovate)していく姿勢を求めています。

 

環境や社会への貢献を真摯に考え、Innovatorとして、行動を起こします。

ムラタは"Innovator in Electronics"をスローガンに、時代とともに多様化していくニーズにお応えし、独創的な製品や技術を通じて社会に貢献していきます。

 

(引用:、村田製作所公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1944年 - 京都市中京区で村田製作所を創業

1952年 - 本社および工場を京都市東山区山科に移転

1955年 - 研究部門を大宮技研として創業の地に設置(その後、長岡京市に移転して村田技研と改称)

1937年 - アメリカ合衆国ジョージア州に生産子会社Murata Manufacturing Co., Inc. を設立

1983年 - 株式会社出雲村田製作所設立

1987年 - 滋賀県野洲野洲町(現 野洲市)に野洲事業所を開設

1988年 - 神奈川県横浜市緑区に横浜開発センタを開設

    タイに生産・販売会社Murata Electronics (Thailand), Ltd. を設立

1994年 - 中国・江蘇省無錫市に生産・販売会社Wuxi Murata Electronics Co., Ltd. を設立

2005年 - 「CEATEC JAPAN 2005」にてムラタセイサク君のデモンストレーションを行い、国内外から大きな評価を得る

2014年 - 村田製作所チアリーディング部誕生

2017年 - 電池事業の拡大・強化

 

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事業内容

村田製作所は、以下の5つの事業セグメントからなります。

 

【連結事業】コンポーネント 54%、デバイス・モジュール 45%、他 1%

【海外】91%

 

テレビ、PC、スマートフォンなど、ムラタの電子部品は身の回りのあらゆる電子機器に使われ、豊かな暮らしの実現に貢献してきました。

通信、モビリティ、環境、ウェルネスなど、拡大するエレクトロニクス領域においてもInnovatorとして今後も新しい価値を提供していきます。

 

コンデンサ

積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、一時的に電気を蓄えたり放出したり、信号に含まれるノイズの吸収や一定の周波数の信号を取り出すほか、直流をカットし交流だけを通すなどの機能を持ち、モバイル機器や家電製品、IoT機器などで採用されています。

また、自動車や医療、宇宙機器など、高信頼性が求められる用途でも使われています。

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

インダクタ・EMIフィルタ事業

インダクタとは、電気と磁気を互いに作用させて、電圧の変換や電流の安定等の働きをします。

コンデンサ、抵抗器と合わせて、電子回路の基本となる部品です。

コンデンサと同じく、さまざまな電子機器で多く使用される電子部品です。

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

高周波・通信

表面波フィルタ(SAWフィルタ)は、圧電基板上を伝わる弾性表面波を利用して、特定の周波数帯の電気信号を取り出すフィルタです。

無線通信において各種機器がスムーズに遅延なく通信するためには、必要な周波数帯だけを通過させ、不要な周波数帯のノイズを取り除く特性を持った高性能なフィルタが求められます。

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

エナジー・パワー

ムラタのリチウムイオン二次電池は、円筒タイプ、ラミネートタイプ、小型電池の3種類に分類されます。

特に注力している円筒タイプは高出力・安全・長期保存・高温特性といった強みを持っています。

これらの強みを活かして、脱炭素や再エネ化、省エネ化への対応等により拡大する小型駆動系、蓄電池市場で事業拡大を図り豊かな社会づくりに貢献していきます。

 

(引用:村田製作所公式HP)

機能デバイス

センサは、私たちの周りにあるさまざまなエネルギーを人間や機械が取り扱いやすい信号やデータに変換する電子部品です。

ムラタでは、セラミック材料技術、MEMSなどの微細加工技術を用いた高性能で高信頼なデバイス、磁気抵抗素子を用いたデバイスからモジュールと多彩な製品ラインナップを有しています。

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

 

時価総額

村田製作所時価総額5.8127兆です。(2024年4月26日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 73,164名

     単体 10,089名

平均勤続年数:14.1年

平均年齢:40.1歳

平均年収:803万円

 

 

業績

2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は前期比2.8%減、親会社の所有者に帰属する当期利益は25.9%減の1,808億3,800万円となっています。

売上高営業利益率は前年の17.68%から13.14%と悪化しました。

 

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月26日 2024年3月期決算短信

2024年4月26日 2024年3月期連結業績予想数値と実績値との差異に関するお知らせ

2024年4月26日 自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式消却に係る事項の決定に関するお知らせ

2024年4月26日 配当予想の修正に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2024年2月2日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年10月31日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年10月31日 第2四半期連結累計期間の業績予想数値と実績の差異及び通期連結業績予想数値の修正に関するお知らせ

2023年7月31日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年4月28日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.5%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.34%  29.5%

2015年3月 1.09%  22.7%

2016年3月 1.55%  21.8%

2017年3月 1.39%  30.0%

2018年3月 1.78%  37.9%

2019年3月 1.69%  28.9%

2020年3月 1.77%  33.9%

2021年3月 1.30%  31.0%

2022年3月 1.60%  26.5%

2023年3月 1.87%  37.4%

2024年4月 1.74%

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

村田製作所は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、全体的に見てやや上昇傾向となっていますが、急上昇した後には下落が続いている時期もあります。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、2月までは横ばいでしたが、それ以降はゆるやかな下落です

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  29.48倍 (予 22.69倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.09倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 95.72 (予 124.39)

BPS(1株当たりの純資産) 1,353.01

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 7.07% (予 9.19%)

ROA(純資産利益率) 5.95% (予 7.74%)

 

(引用:村田製作所公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 84.1%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

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太陽誘電(6976)

 

まとめ

2022年3月期を最高業績として、業績は縮小を続けています。

今後再度成長軌道に載せれるかが課題といえます。

2025年3月期は増収増益予想となっていますが、業績には注意が必要でしょう。

 

一方、株価も伸び悩んでおり、これ以上伸びるかは今後の業績次第といったところだと思います。

そのため、ここからの長期投資は控えておくのが賢明です。

 

非常に大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:◎

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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