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【株式銘柄分析】TDK(6762)~電子部品大手 HDD用磁気ヘッド コンデンサー 2次電池 センサー M&A 成長企業 日経平均株価 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、電子部品大手で、HDD用磁気ヘッド、コンデンサーなど受動部品、2次電池を展開しているTDKについて調査をしました。

 

www.tdk.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:TDK公式HP)

 

TDKは、電子部品大手で、HDD用磁気ヘッド、コンデンサーなど受動部品、2次電池を展開している会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびJPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

東京工業大学が発明した、世界初の磁性材料「フェライト」の事業化を目的として1935年に創業しました。

それは、これまでにない価値を創造し、世の中のお役に立ちたいという創業者の思いによるものです。

以来、社是である「創造によって文化、産業に貢献する」に基づき、常に変化する市場に対応し、独創的かつ価値ある製品を世に送り出してきました。

 

現在、IoTやAI、ビッグデータ、5G、メタバースなどのテクノロジーの進化や、再生可能エネルギーの利用拡大、xEVへのシフトなどが急速に進んでいます。

さらに、サステナブルな社会の実現を目指したSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みも加速しています。

 

TDKは、世界30以上の国や地域に250ヵ所以上の拠点を展開し、従業員は約10.3万人に達します。

そのうち、日本以外の拠点に在籍している従業員は約90%にのぼります。

またTDKは、世界中の個性あふれるグループ企業の融合体”TDK United”でもあります。

これら”TDK United”のチームメンバーである従業員の多様な個性・能力を最大限に活かし、成長の原動力にする思いです。

これからもTDKは多様な人財を強みに、サステナブルな社会の実現に貢献する製品と技術を創造していきます。

 

社是は「創造によって文化、産業に貢献する」、

社訓は「夢 勇気 信頼」です。

 

(引用:TDK公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1935年 - 世界最初のフェライトコアの事業化を目的として、加藤博士・武井博士のフェライト特許を取得し、東京市芝区田村町に東京電機化学工業株式会社を設立

1937年 - 蒲田工場完成

    フェライトコアをオキサイドコアと命名し発表

1939年 - かいぐん技術研究所、フェライトコアを船舶無線用として正式採用決定

1940年 - ラジオのμ同調用にフェライトコアを大量受注

    秋田県平澤町に平澤分工場新設

1945年 - 蒲田工場消失(4月)

    フェライト生産再開(10月平澤工場)

1947年 - スーパーヘテロダイン方式ラジオに必要な中間周波トランス用コアの需要急増

1951年 - 白黒テレビ偏向ヨーク用コア発売

    平澤工場にて並形円筒セラミックコンデンサ生産開始

1953年 -磁器録音テープ「シンクロテープ」発売

1955年 - 円板形コンデンサ「アルコン」発売

1956年 - 市川工場新設

1958年 - ブラッセル万国博にてパラメトロン演算素子「パラミスタPM-4」がグランプリ獲得

1960年 - TDKとして初のバリウムフェライト磁石発売

1961年 - 株式を東京証券取引所第一部へ上場

1962年 - 磁気ドラム用フェライトヘッド発売

1966年 - 国産初OEMでのカセットテープを発売

1968年 - 台湾TDKTDK Taiwan Corporation)設立

    電波暗室発売

    米国で音楽用カセットテープ「SD」発売

1970年 - 磁気ディスク用ガラスボンディングヘッド発売

1971年 - 積層セラミックチップコンデンサ発売

1972年 - ウィンチェスターヘッドを開発

1973年 - 磁気テープ用の高保磁力酸化鉄磁性材料「アビリン」を開発

1974年 - スイッチング方式電源発売

    サマリウムコバルト磁石発売

1976年 - 縦型リード部品用プリント基板自動挿入機「アビサート」発売

1977年 - 薄型ラジオに積層セラミックチップコンデンサ採用

1978年 - VHS/ベータビデオテープ発売

1980年 - 積層チップインダクタ発売

1982年 - ニューヨーク証券取引所に上場

1983年 - 社名をTDK株式会社(TDK Corporation)に変更

1986年 - 香港の磁気ヘッド製造会社SAE Magnetics(H.K.)Ltd.を買収

1987年 - 薄膜磁気ヘッド発売

1988年 - MHD(積層混成集積回路部品)発売

    巨大磁気抵抗効果(GMR)を発見

1990年 - 千葉県市川市にテクニカルセンター完成

1992年 - 記録可能な有機色素膜使用光ディスク(CD-R)発売

1994年 - 中国・アモイに現地法人設立

    高密度記録AMRヘッド発売

1998年 - GMRヘッド発売

1999年 - TMRヘッドの開発に成功

2005年 - PMR(垂直磁気記録素子)ヘッドの発売

    秋田県にかほ市TDK歴史館新設

    ポリマーリチウム電池製造/販売会社 Amperex Technology Ltd.(ATL)を買収

    電源製品の開発/製造/販売会社ラムダパワーグループ(含むデンセイ・ラムダ)を買収

2007年 - TDKブランド記録メディア販売事業を米国のImation Corp.に譲渡

2008年 - ドイツの電子デバイスメーカー EPCOS AGをTOBにより買収

2009年 - 「フェライトの発明とその工業化」が、IEEEマイルストーンに認定

2012年 - ジスプロシウム(Dy)フリー・マグネット開発

2014年 - 記録メディア事業撤退

    フェライトが「戦後日本のイノベーション100選」に選定

2016年 - Qualcomm社との業務提携ならびに合弁会社の設立

    センサーメーカーのMicronas Semiconductor Holding AGを買収

    TDK歴史みらい館リニューアルオープン

2017年 - Qualcomm Incorporatedとの業務提携ならびに合弁会社の設立

    センサーメーカーInvenSense, Inc.を買収

    ASIC(特定用途向け集積回路)の開発を行うICsense NVを買収

2018年 - ToF方式のMEMSセンサーメーカーChirp Microsystem, Inc.を買収

    プラズマ発生装置メーカーRelyon Plasma GmbHを買収

    3D組込みパワーソリューションズの設計会社Faraday Semi LLCを買収

2019年 - ベンチャー企業への投資を行うTDK Ventures, Inc.を設立

2021年 - ATLとCATLとの業務提携及び合弁会社の設立

2023年 - 自動機械学習プラットフォームを開発する、Qeexo, Coを買収

 

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事業内容

TDKは、以下の5つの事業セグメントからなります。

 

TDKフェライトを使用した磁性部品=フェライトコアを世界ではじめて製品化した総合電子部品メーカー。

フェライトとは磁性材料のひとつ。

スマートフォンやパソコン、電化製品、産業機器、自動車・・・

日々の暮らしを快適で豊かなものへと変えてくれる数々のテクノロジー

その進化を支えている重要な存在です。

磁器の力で世界をリードし続けてきました。

 

【連結事業】 受動部品 26%、センサ応用製品 8%、磁気応用製品 9%、エナジー応用製品 54%、他 3%

【海外】92%

 

受動部品

自動車やスマートフォン、パソコンのさまざまな機能を実現する。

 

(引用:TDK公式HP)

 

センサ応用製品

豊富なラインアップで、高機能・高付加価値のセンシングソリューションを提供します。

 

(引用:TDK公式HP)

 

磁気応用製品

TDKが得意とする磁性技術を活用しています。

 

(引用:TDK公式HP)

 

エナジー応用製品

モバイル機器や産業機器でエネルギーソリューションを提供します。

 

(引用:TDK公式HP)

 

その他

(引用:TDK公式HP)

 

 

時価総額

TDK時価総額2.8427兆です。(2024年4月26日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 102,908名

     単体 5,902名

平均勤続年数:17.90年

平均年齢:43.00歳

平均年収:789万円

 

 

業績

2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は3.5%減で、親会社の所有者に帰属する当期利益は9.2%増の1,246億8,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年の7.74%から8.22%と横ばいでした。

 

 

(引用:TDK公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月26日 2024年3月期決算短信

2024年4月26日 関係会社株式評価損(個別決算)の計上に関するお知らせ 40,524百万円

▼クリックで詳細表示

2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月1日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月2日 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年4月28日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.62%  54.1%

2015年3月 1.05%  22.9%

2016年3月 1.92%  23.3%

2017年3月 1.70%  10.4%

2018年3月 1.36%  25.9%

2019年3月 1.85%  24.6%

2020年3月 2.15%  39.3%

2021年3月 1.17%  30.4%

2022年3月 1.76%  22.6%

2023年3月 2.24%  35.2%

2024年4月 1.59%

 

(引用:TDK公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

TDKは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、きれいに上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降は横ばいです

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  23.97倍 (予 22.81倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.70倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 301.03 (予 316.31)

BPS(1株当たりの純資産) 4,242.84

 

(引用:TDK公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 7.83% (予 7.46%)

ROA(純資産利益率) 3.63% (予 3.62%)

 

(引用:TDK公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 50.0%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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まとめ

売上はこの3年間伸びており、成長企業といえます。

利益は売上ほど伸びておらず、利益を伸ばすことが今後の課題です。

2025年3月期は増収増益予想です。

 

一方、株価は2020年以降上昇傾向が続いています。

業績は今期曲がり角に来ているかもしれないので、今すぐの投資は控えた方が良いかもしれません。

業績が持ち直して成長軌道に戻れるのであれば、長期投資するのが良いでしょう。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:◎

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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