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【株式銘柄徹底分析】アルメディオ ALMEDIO(8058)~断熱材 粉末状炭素繊維 ストレージ アーカイブ 急騰 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、断熱材を柱とし粉末状炭素繊維を育成しているアルメディオについて調査をしました。

 

www.almedio.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年11月1日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:アルメディオ公式HP)

 

アルメディオは、断熱材を柱とし粉末状炭素繊維を育成している会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

業績不振のため、祖業である規格テストメディア・光ドライブ生産を生産停止とし、断熱材とナノマテリアル事業に注力することで、業績拡大を狙っています。

 

経営理念は「技術とチャレンジ」、

企業コンセプトは「技術集積企業として産業社会を支える 高付加価値ビジネスに特化する」、

目指すべき社風は「アカウンタビリティー(説明責任)を徹底する」です。

 

(引用:アルメディオ公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1981年5月 - 株式会社エーベックス研究所として、東京都八王子市に会社を設立

1981年6月 - 東京都国分寺市に本社を移転し、翌月よりオーディオ用テストテープ製造販売を開始

1984年6月 - 磁気テープの電磁変換特性の国際統一性を保持するため、IEC(国際電気標準会議)が規格化した特性測定用基準ヘッドの取扱い業務をJEITA電子情報技術産業協会)より受託

1985年11月 - 中国貴州省貴陽国営無線電四廊に、テストテーププラントを輸出

1985年12月 - テストCDの取扱い業務をJEITA電子情報技術産業協会)より受託

1986年4月 - 自社ブランド・エーベックステストCD(メカニカルアライメント・テストCD)を発売

1988年1月 - エーベックステストCD(シグナルアライメント・テストCD)を発売

1990年5月 - 東京都東村山市に自社ビル完成、本社移転

     株式会社エーベックスに社名変更

1991年1月 - CD生産工場として埼玉県入間市に二本木事業所を設立、CDの自社生産を開始

1994年4月 - CDパッケージ工場として埼玉県入間市に宮寺事業所を設立

1996年1月 - コンピュータソフト会社のベイシスより営業権を譲り受け、東京都中野区に中野事業所を設立、システムの受託開発、自社パッケージ開発・販売を開始する一方で社内コンピュータシステムの高度化に着手

1996年10月 - 東京都羽村市に自社工場として、羽村事業所を設立

      テストメディアと音楽CDの生産部門を統合

1997年3月 - 株式会社アルメディオ商号を変更

1999年3月 - 日本証券業協会の店頭登録銘柄として株式公開

1999年9月 - DVD生産ラインの本格稼働開始

2000年12月 - DVDベリフィケーションラボラトリークラスBの認証を取得

2002年12月 - 記録機器の書込み動作検査専用ディスク「アライメントディスク」の販売開始

      DVD+RW/+Rライトストラテジチェッカー「SET-P220A」販売開始

2004年8月 - ISO14001の認証を取得

      東京証券取引所市場第二部に上場

2005年10月 - 電子部品用副資材を取り扱う子会社「阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司」を設立

2007年4月 - ティアック株式会社からテストメディア事業を譲受け

2008年9月 - DVDベリフィケーションラボラトリークラスAの認証を取得

2009年3月 - BDテスティングセンターの認証を取得

2013年5月 - 九州事業所を設立

2014年7月 - ティアック株式会社からストレージデバイス事業を譲受け

2015年9月 - TAIWAN TEAC CORPORATIONのストレージデバイス事業を譲受け

2015年10月 - 台北支店を設立

2017年2月 - 東京都日野市へ本社を移転

2017年3月 - 羽村事業所を本社(東京都日野市)へ集約

2017年9月 - 「愛飲(上海)貿易有限公司」を設立

2018年11月 - 東京都国立市へ本社を移転

2019年1月 - 埼玉県所沢市に所沢オフィスを設立

2019年4月 - ナノマテリアルの研究開発・製造及び販売を開始

2021年8月 - 東京都東村山市に東村山事業所を設立

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行

2022年9月 - 福島県双葉町に福島双葉工場を開設

2023年10月 - 「阿爾美(蘇州)科技有限公司」を設立

 

事業内容

アルメディオは、以下の5つの事業からなります。

 

さらなる発展、安定した事業継続に向けて、これまで蓄積したさまざまな技術を活かし、新たな事業領域への進出と拡大に取り組んでいます。

 

【連結事業】 断熱材 80%、アーカイブ 19%、インダストリアルソリューション 1%、ナノマテリアル 0%

【海外】90%

 

断熱材

2005年に子会社・阿爾賽無機材料有限公司(アルセラ)を中国蘇州に設立し、耐火材・断熱材分野に参入しました。

中国を中心に開発・製造・販売を行っていますが、2012年から日本での販売を開始し日本主導のもと厳重な品質管理を行い、設計から施工までを行える体制を整えていますのでフレキシブルなご提案を低コストにて実現しています。

 

(引用:アルメディオ公式HP)

 

ストレージソリューション

産業機器やオーディオ系製品に搭載される光ドライブの開発・製造・販売を行っています。

数多くのOEM供給で培った経験の蓄積と、常に新しい技術を追及することで、高い信頼性と品質を実現しています。

すべての光ドライブでカスタマイズが可能であり、ご要望に最適な製品をご提案します。

 

(引用:アルメディオ公式HP)

 

アーカイブ

文書・画像・写真等の貴重な情報を長期保存し活用できるアーカイブソリューションの提供を行っています。

光ディスクの創成期から培った技術を活かした光ディスクアーカイブは、高い保存性と信頼性があり、低コストでの運用が可能です。

デジタル化から記録・保存・管理までを当社が行うアウトソーシングにも対応しています。

 

(引用:アルメディオ公式HP)

 

インダストリアルソリューション

PCやAV関連機器等の規準及び調整用テストメディアの開発・製造・販売を行っています。

世界のメーカーで幅広く採用され、世界No.1のシェアを占めています。

テストメディアは、製品の開発・生産工程はもちろん、関連する部品メーカーの各工程でも使用され、市場に出荷される製品の互換性や品質の維持・向上に役立っています。

 

(引用:アルメディオ公式HP)

 

ナノマテリアル

航空・宇宙産業、自動車産業、医療品産業、スポーツ・レジャー用品産業と幅広い産業で益々注目が高まっているナノ製品の開発、生産、加工を行っています。

高濃度、高分散が用意な当社のカーボンナノファイバー、グラフェンパウダーとの配合で、他社にない高電気伝導、高熱伝導、高剛性、高弾性、高摺動性等の高機能性複合材、塗料の開発が可能となります。

機能性材料の今後の更なる発展に貢献していきます。

 

(引用:アルメディオ公式HP)

 

時価総額

アルメディオの時価総額87.80億です。(2024年11月1日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 310名(臨時4名)

     単体 39名(臨時4名)

平均勤続年数:9.68年

平均年齢:48.1歳

平均年収:484万円

 

 

業績

2024年5月14日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は133.9%増で、経常利益は504.3%増の34億4,300万円となっています。

売上高営業利益率は前年の10.84%から29.11%と大幅に改善しました。

 

 

2025年3月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

次に、2024年11月1日に発表された2025年3月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は14.2%減で、経常利益は41.0%減の6億2,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の25.96%から19.10%と悪化しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は53.02%でした。

 


計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年11月27日 特許取得のお知らせ

2024年11月1日 2025年3月期 第2四半期決算短信

2024年8月2日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2024年8月2日 事業譲受に関するお知らせ

2024年5月14日 2024年3月期決算短信

2024年5月14日 特別損失の計上に関するお知らせ 112百万円

▼クリックで詳細表示

2024年2月2日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月2日 業績予想の修正に関するお知らせ

2024年2月2日 法人税調整額(損)の計上に関するお知らせ 89百万円

2023年12月26日 連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ 10億円

2023年12月20日 補助金収入に伴う特別利益および特別損失の計上に関するお知らせ 利益:746百万円 損失:743百万円

2023年11月2日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月2日 業績予想の修正に関するお知らせ

2023年11月2日 法人税等調整額(損)の計上に関するお知らせ 101百万円

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

直近は配当を出していません。

 

2014年3月 2.72%  -%(赤字)

2015年3月 1.21%  -%(赤字)

2016年3月 1.80%  18.1%

2017年3月 1.72%  37.9%

2018年3月 0.00%  -%(赤字)

2019年3月 0.00%  -%(赤字)

2020年3月 0.00%  -%(赤字)

2021年3月 0.00%  -%(赤字)

2022年3月 0.00%  -%(赤字)

2023年3月 0.00%  0.0%

2024年3月 0.00%  0.0%

2024年11月 0.00%

 

株主優待は、継続保有5年以上で500円分のQUOカードの贈呈です

権利確定月は3月末日です。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

アルメディオは、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年までは横ばいでしたが、それ以降は上昇傾向が続いています。

直近は大きく下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、5月に急落して以来、横ばいが続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  3.79倍 (予 11.15倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.08倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 112.52 (予 38.22)

BPS(1株当たりの純資産) 394.35

 

ROE自己資本利益率) 31.96% (予 9.69%)

ROA(純資産利益率) 23.87% (予 7.36%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 76.0%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

信用倍率 0.00倍(2024年11月22日現在)

 

比較される銘柄

タカノ(7885)

中本パックス(7811)

サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)

 

まとめ

業績は過去10年赤字7回と不振でしたが、2023年3月期は黒字化し、2024年3月期は大きく伸びました。

祖業のテストメディアを生産停止にし、その他の事業を伸ばしたことが業績拡大につながっています。

今後も業績の拡大傾向を続けられるかが課題です。

 

一方、株価も2020年から上昇傾向を続けています。

配当はないため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

株価は安定して上昇傾向を続けているので、長期投資するのが良いです。

 

小型の銘柄ですが、現在急騰した後なので短期投資は避けた方が良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:〇

値動き:◎

 

高配当投資:✖(優待)

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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