社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】QDレーザ(6613)~半導体レーザ 量子ドット アイウェア~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、通信・産業・医療・民生用の広い分野で半導体レーザソリューションを提供しているQDレーザについて調査をしました。

 

www.qdlaser.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:QDレーザ公式HP)

 

QDレーザは、通信・産業・医療・民生用の広い分野で半導体レーザソリューションを提供する会社です。

2006年に富士通研究所のスピンオフベンチャーとしてスタートしました。

東京証券取引所グロース市場銘柄

 

半導体レーザとは、半導体に電流を流してレーザを発振させる小型素子

 

(引用:QDレーザ公式HP)

 

Missionは「レーザの力で、「できない」を「できる」に変える。」です。

 

QD(量子ドット)レーザを始めとする数々のレーザをコア技術としています。

創業より、通信、加工、計測、そして医療とさまざまな分野で、レーザによって「できない」を「できる」に変えてきました。

わたしたちにとってレーザとは単なる光ではなく、人の可能性を照らす象徴そのものです。

 

(引用:QDレーザ公式HP)

 

世界で初めて通信用の電流無調整量子ドットレーザの開発と量産に成功するとともに、精密加工用ピコ短パルスDFBレーザ、生命科学用の電流注入型緑・黄緑・橙色レーザ、シリコン光回路用の量子ドットレーザアレイ、眼科検査機器用の広帯域利得チップ、そして、網膜走査型レーザアイウェア等の独創的な製品を次々に生み出してきました。

 

「人の可能性を照らせ」という企業理念のもとに、新しい市場を創出する最先端の半導体レーザ企業として成長を続けています。

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2006年4月 - 株式会社富士通研究所と「量子ドットレーザと光増幅器に関する研究」で研究委託契約を締結

     富士通株式会社と三井物産株式会社のベンチャーキャピタル資金を活用し、富士通の量子ドットレーザ技術にもとづく光デバイスベンチャー企業「株式会社QDレーザ」設立

2006年6月 - 東京大学と「量子ドットの結晶成長技術に関する研究」で共同研究契約締結

2006年9月 - NEDO平成18年度第2回イノベーション実用化助成事業「光通信用量子ドットレーザの実用化開発」の交付

2008年2月 - -40~100℃で動作する光通信用量子ドットレーザを世界で初めて実現

2008年12月 - みずほキャピタル(株)を中心に総額7億円の資金調達を実施

2009年3月 - 光通信用10Gbpsの量子ドットレーザを世界で初めて実用量産化

2010年12月 - 既存株主を中心に総額8億円の資金調達を実施

2011年4月 - 単一モード発振特性に優れた1064nm DFBレーザモジュールを商品化

2012年1月 - 最大出力100mW以上の小型で高速変調可能な波長532nm緑レーザモジュール・高速変調可能な小型(0.5cc)黄緑色、橙色レーザモジュールを開発

2014年2月 - 1064nm 400mWのDFBレーザモジュール開発

2014年4月 - 波長1μm帯DFBレーザモジュール搭載ピコ秒パルスドライバーボードを商品化

2014年6月 - ウェアラブル情報端末「レーザアイウェア」を開発

2016年10月 - 網膜走査技術市場創出(MERITコンソーシアム)を設立

2018年4月 - RETISSA® Displayの法人向け受注を開始

2018年6月 - 網膜走査型レーザアイウェアの国内臨床試験開始

2018年7月 - RETISSA® Display法人向け出荷開始と個人向け受注を開始

2018年8月 - 網膜走査型レーザアイウェアの欧州臨床試験開始

2018年10月 - 網膜走査型レーザアイウェアの国内臨床試験完了

     『VIDRIUM®テクノロジー』を応用した放送視聴サービスへの取り組みを開始

     RETISSA®Displayの個人向け受注を開始

2018年12月 - RETISSA®Display出荷

2019年2月 - 医療機器製造販売承認を申請

2019年4月 - 第三者割当増資を実施

2019年6月 - 新方式の網膜走査型レーザディスプレイを開発、低コスト化、ダウンサイズ化を実現

2019年10月 - RETISSA®Display Ⅱの先行受注を開始

2019年12月 - 金融機関3社との総額17億円の融資契約締結

2020年1月 - 視力障害向け医療機器「RETISSA®メディカル」が製造販売承認を取得

 

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事業内容

QDレーザは、以下の2つの事業を展開しています。

 

レーザデバイス事業

通信・加工・センサ用の半導体レーザの開発・製造・販売

DFBレーザ、小型可視レーザ・小型マルチカラーレーザ光源、量子ドットレーザ、高出力FPレーザの商品があります。

適用可能な分野として、以下のような分野があります。

 

  • 5G基地局
  • スーパーコンピュータ
  • 視覚支援
  • スマートグラス
  • データセンタ光化
  • 顔認証
  • 眼底撮影
  • 車載通信
  • 自動運転用LiDAR
  • バイオ検査
  • レーザ加工

 

(引用:QDレーザ公式HP)

 

レーザアイウェア事業

レーザ網膜投影技術を使ったメガネ型ディスプレイの開発・製造・販売

 

(引用:QDレーザ公式HP)

 

 

時価総額

QDレーザの時価総額218.78億円です。(2024年4月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 45名(臨時13名)

平均勤続年数:6.6年

平均年齢:49.16歳

平均年収:780万円

 

 

業績

2023年5月12日に出された2023年3月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は5.3%増、経常利益は赤字縮小で-5億4,600万円となっています。

 

 

レーザデバイス事業は黒字ですが、レーザアイウェア事業の赤字の方が大きく、全体で赤字となっています。

 

(引用:QDレーザ公式HP)

 

以下は、2024年3月期の業績予想で増収で赤字拡大となっています。

売上は伸びていますが、赤字が拡大していることが気になりますね。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は31.5%増、経常利益は赤字幅縮小で-3億6,600万円となっています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月11日 上場調達資金使途変更に関するお知らせ

2024年3月1日 営業外費用(固定資産除却損)の計上に関するお知らせ 12,410千円

2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月14日 2024年3月期通期連結業績予想の修正及び営業外収益の計上に関するお知らせ

2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月10日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2021年3月 0.00%  -%(赤字)

2022年3月 0.00%  -%(赤字)

2023年3月 0.00%  -%(赤字)

2024年4月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

QDレーザは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年の上場時に最高値の2,000円超まで上昇しましたが、その後は下降傾向で400円程度まで下落しましたが、現在は少し上昇しました。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月まで下落傾向が続き、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.90倍

 

赤字のため株価指標は算定不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 141.90

 

(引用:QDレーザ公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 94.1%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

オキサイド(6521)

日本フェンオール(6870)

ウインテスト(6721)

 

まとめ

売上は伸びていますが、黒字化するまでにはまだまだかかりそうです。

レーザデバイス事業は黒字ですが売上の伸びはそれほど期待できませんが、レーザアイウェア事業は赤字ですが、売上は急成長しています。

独自の技術は持っているので、売上の伸びを加速できれば一発期待できそうです。

 

配当はありませんので、キャピタルゲイン狙い一択です。

黒字化までの期間が読めないので、私は投資しにくいです。

 

業績が急成長するようであれば、テンバガーも期待できるかもしれません。

QDレーザを信じることができるのであれば、じっくり投資して、成長を見守る気持ちで長期投資するのが最良です。

すでに期待も込めた株価になっていますので、期待が裏切られたら急落する可能性がありますので注意が必要です。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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