こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、パチンコ周辺機器が主力で、ゴルフはシャフトに特化して内外で販売、システム開発事業を育成中のマミヤ・オーピーについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月12日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:マミヤ・オーピー公式HP)
マミヤ・オーピーは、パチンコ周辺機器が主力で、ゴルフはシャフトに特化して内外で販売、システム開発事業を育成中の会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
1931年の創業以来、メーカーの原点である「技術と品質」「スピードと革新性」にこだわり抜き、マーケットインの視点を大切にした真摯な「ものづくり」を通じ、「オンリーワン・カンパニー」となることでステークホルダーの皆様に貢献することを目指してきました。
当社グループは、独自の生産・ICT技術を基盤とするディテールにこだわったモノづくり・コトづくりにより、お客様の多様なご要望と一歩先に潜在的なニーズに的確にお応えすることをパーパスとして掲げ、その下で「収益構造改革」「経費構造改革」「B/S改革」の三位一体の改革をグループミッションとして取り組んでいきます。
また、わたくしたち共通の価値観である「挑戦と進化」をベースとして、「目先の利益より将来の成長」へのこだわり、「挑戦」へのこだわり、「ステークホルダーへの還元」へのこだわり、の3つのこだわりを通じて、マーケットにおいて独自の存在を主張できる企業への転換を目指していきたいと考えています。
コアバリュー・パーパスは「わたくしたちは、「挑戦と進化により、新しい未来を創造する企業」でありたい 上場企業としての社会的責任を果たす」、
目指すべき姿は「特定市場での局所NO.1」「特定市場での自社技術を活用したパイオニア」です。
(引用:マミヤ・オーピー公式HP)
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関連セクター
沿革
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1992年10月 - (株)オリムピックがマミヤ光機(株)を吸収合併し、本社を埼玉県入間市に置き、社名を(株)オリムピックとする
1993年4月 - 社名をマミヤ・オーピー(株)に改称し、本社を東京都文京区に移転
1994年10月 - カメラ・レンジ製造子会社の(株)マミヤと(株)シバタマミヤを合併し、本社を長野県佐久市に置き、社名を(株)マミヤとする
1994年12月 - 本社を埼玉県浦和市(現 さいたま市桜区)に移転
2000年12月 - 釣り具事業より撤退
2006年9月 - 光学事業より撤退
2006年10月 - 本社を移転(さいたま市南区)
2008年4月 - マミヤ・オーピー・ネクオス(株)の全株式を取得
紙幣搬送システム事業に進出
2009年4月 - エフ・エス(株)を子会社化
遊技場向けシステム関連事業に進出
2009年7月 - 本社及び電子機器事業部門(開発・営業)を東京都品川区五反田に移転
2010年10月 - 電子機器製造部門(岩槻事業所)を、会社分割によって、完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス(株)に承継させる
2010年11月 - キャスコ(株)を子会社化
2011年4月 - 日本国内ゴルフシャフト事業並びに遮断桿に関する事業を会社分割による新設会社である(株)シャフトラボに継承させる
2011年8月 - (株)シャフトラボの株式全てを売却
2012年3月 - 電子機器開発部門を会社分割によって完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス(株)に継承させる
2015年3月 - 本社を東京都千代田区神田錦町のマミヤビルディングに移転
2017年4月 - 完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス(株)を吸収合併
2018年1月 - (株)エフ・アイ興産を子会社化
2019年6月 - 本社を埼玉県飯能市に移転
2019年11月 - 東京本社を東京都新宿区西新宿の住友不動産新宿セントラルパークタワーに移転
2021年10月 - エフ・エス(株)が新設分割で設立したマミヤITソリューション(株)を完全子会社とする
2022年3月 - キャスコ(株)の株式全てを売却
(株)シャフトラボの株式全てを取得し完全子会社化するとともに、社名をUST Mamiya Japan(株)とする
事業内容
マミヤ・オーピーは、以下の4つの事業からなります。
【連結事業】 電子機器 66%、スポーツ 33%、不動産 1%
【海外】22%
電子機器事業
日々進化しているテクノロジーは、これからますます私たちの生活に欠かせないものとなっていくことでしょう。
私たちが住んでいる国、日本はこれから超少子高齢化社会を迎えようとしています。
それに伴い、労働者が不足すると予想されており、人間に代わってあらゆるテクノロジーが活躍する社会もそう遠くないでしょう。
超少子高齢化社会において人間と共存していくとともに、テクノロジーがより人間と共存しやすく発展していくことが期待されています。
私たちはテクノロジーと人間が共存する未来を見据え、日々進化していく技術の一歩先を考え、テクノロジーは未来でどうあるべきか、私たちの生活とどう関わっていくべきかを予測し、お客様にご納得いただけるサービスを提供できる努力を重ねています。
お客様に選んでもらえるサービスを提供することが私たちの使命だと考えています。
(引用:マミヤ・オーピー公式HP)
スポーツ事業
コスト・品質面でアドバンテージのあるバングラディシュ工場の戦略的活用によるシャフト・グローブ分野での量産世界一に挑戦していきます。
また、グローバル統一した日米ストーリー性のあるブランドを確立し、数量・ブランド価値世界一を目指します。
(引用:マミヤ・オーピー公式HP)
不動産事業
他部門と連携した「不動産テックへの参入」、「任意売却・相続案件へのビジネス参入」、「空間ビジネスへプラスワンの付加価値の創出」への挑戦を行っていきます。
また、不動産売買を通じ地域・社会へ貢献していきます。
(引用:マミヤ・オーピー公式HP)
ICT事業
新たなビジネスシーンへの挑戦とアミューズメント業界のIT化を支援していきます。
(引用:マミヤ・オーピー公式HP)
時価総額
マミヤ・オーピーの時価総額は155.54億円です。(2024年2月12日現在)
社員の状況
従業員数:連結 1,565名
単体 126名(臨時31名)
平均勤続年数:14.60年
平均年齢:42.60歳
平均年収:599万円
業績
2023年5月10日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は23.6%増で、経常利益は214.0%増の21億5,200万円となっています。
売上高営業利益率は前年の3.96%から11.83%と大幅に改善しました。
2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
2023年11月8日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
次に、2024年2月7日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は95.2%増、経常利益は191.5%増の42億2,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年の10.92%から18.45%と大幅に改善しました。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は93.78%となりました。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
3Q時点で経常利益の進捗率は90%を超えており、どこかで再度上方修正があるかもしれません。
適時開示情報
2024年2月7日 2024年2月期 第3四半期決算短信
2023年11月8日 業績予想の修正に関するお知らせ
2023年5月10日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年4.5%前後の配当を出しており、高配当といえます。
2014年3月 2.25% 26.3%
2015年3月 2.31% 91.6%
2016年3月 3.13% 86.2%
2017年3月 4.01% 90.0%
2018年3月 4.14% 132.0%
2019年3月 4.72% 102.3%
2020年3月 6.61% 65.1%
2021年3月 3.25% -%(赤字)
2022年3月 6.67% 68.9%
2023年3月 3.16% 22.1%
2024年2月 4.51%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
マミヤ・オーピーは、3月と(9月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年まで下落が続いていましたが、それ以降上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、12月まで下落していましたが、それ以降は上昇しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 7.26倍 (予 4.81倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.82倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 228.42 (予 345.64)
BPS(1株当たりの純資産) 2,024.19
ROE(自己資本利益率) 14.89% (予 17.08%)
ROA(純資産利益率) 6.38% (予 8.58%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 50.2%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、この2年間大きく伸びています。
2024年3月期は増収増益予想で、上方修正もしており、業績は好調です。
一方、株価は長期的にも短期的にも上昇しています。
直近の業績は良く、高配当でもあるので、長期投資するのが最良と思います。
配当の権利取りのために、短期的に購入するのも良い手だと思います。
小型の銘柄で、値動きも大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:◎
規模:✖
割安度:◎
値動き:〇
高配当投資:◎
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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