こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、旧母体USENが傘下の持ち株会社で、店舗・施設向け音楽サービス、動画配信、電力小売り等を展開するU-NEXT HOLDINGSについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年6月14日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
U-NEXT HOLDINGSは、旧母体USENが傘下の持ち株会社で、店舗・施設向け音楽サービス、動画配信、電力小売り等を展開する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400の構成銘柄の1つ
当社は1961年、「有線音楽放送」という当時まだ存在しなかったサブスクリプション・サービスで現在の株式会社USENを創業しました。
事業のきっかけは、創業者の宇野元忠が、飲食店の従業員が仕事の合間にレコードを裏返す姿を見たことでした。
「個の手間が省ければ、調理や接客など本来の業務に専念できるはずだ。」その発想から誕生した新サービスは店舗の潜在ニーズを呼び起こしました。
その後「有線音楽放送」は、電気・水道・ガスと同様、店舗経営にとって重要なインフラとみなされるようになり、全国各地にサービスが広がっていきました。
現在の当社グループが展開する多様なビジネスは、全てこの有線音楽放送事業で培った経営資源を基盤としています。
一方、株式会社U-NEXTは2023年には「Paravi」を運営する株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパンと経営統合を行い、強力なユーザー基盤構築、コンテンツ拡充により、会員数約420万人の国内勢最大の動画配信プラットフォームとなりました。
2017年12月にUSENとU-NEXTの経営統合を行い現体制になって以降、連続して増収増益を果たし業績は順調に推移しています。
これは「必要とされる次へ。」をコーポレートスローガンに掲げてきた私たちが、お客様や社会の課題と向き合い、次に来るべき未来を想像し、必要とされるサービスを早期に形にし、いち早く届けることができているからだと考えています。
そして、2024年4月、「NEXT for U」という新たなコーポレートスローガンを掲げました。
世の中のすべての人々の未来のために、エンターテインメントとテクノロジーで、未来をもっとより良く、新たなものに。
今後もより多くの人に信頼され機体される企業グループへと益々の成長を目指していきます。
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1964年 - (株)大阪有線放送社の設立
2000年 - 商号を(株)有線ブロードネットワークスに変更
2001年 - 世界初の商用光ファイバーの提供を開始
2005年 - 商号を(株)USENに変更
無料の動画配信サービスGyaOを立ち上げ
2010年 - U-NEXTが(株)USENから分離して新会社として独立
2012年 - 【U-NEXT】PC,スマートフォンなどマルチデバイス配信に対応
2013年 - 【USEN】東京証券取引所JASDAQへ市場変更
2014年 - 【U-NEXT】東京証券取引所マザーズに新規上場
2015年 - 【U-NEXT】東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2016年 - 【U-NEXT】電力小売事業に参入
2017年 - (株)USEN-NEXT HOLDINGS誕生
2022年 - 東証市場再編に伴いプライムへ市場変更
(株)U-POWERがサービス開始
2023年 - U-NEXTとParaviが統合
(株)U-NEXTが(株)TBSホールディングスと資本業務提携
2024年 - (株)U-NEXT HOLDINGSへ社名変更
事業内容
U-NEXT HOLDINGSは、以下の4つの事業からなります。
【連結事業】コンテンツ配信 31%、店舗サービス 23%、通信 19%、業務用システム 7%、エネルギー 20%
コンテンツ配信
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
店舗サービス
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
通信・エネルギー
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
金融・不動産
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
時価総額
U-NEXT HOLDINGSの時価総額は2,843.92億円です。(2024年6月14日現在)
社員の状況
従業員数:連結 4,905名(臨時1,401名)
単体 208名(臨時28名)
平均勤続年数:8.07年
平均年齢:36.40歳
平均年収:554万円
業績
2023年10月12日に発表された2023年8月期の決算短信は以下です。
連結売上高は16.1%増で、経常利益は25.5%増の203億8,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年の7.28%から7.80%と横ばいでした。
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
2024年8月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年4月9日に発表された2024年8月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は13.8%増で、経常利益は69.3%増の153億2,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の7.14%から10.39%と改善しました。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は55.72%でした。
同時に、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に進捗しています。
適時開示情報
2024年7月11日 2024年8月期 第3四半期決算発表予定
2024年4月9日 2024年8月期 第2四半期決算短信
2024年4月9日 通期業績予想の上方修正に関するお知らせ
2023年10月12日 2023年8月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は0.5%前後の配当を出しています。
2014年12月 0.18% 7.4%
2015年12月 0.46% 18.3%
2016年12月 0.00% -%(赤字)
2017年12月 0.00% 0.23%
2018年8月 0.00% 0.0%
2019年8月 0.62% 4.9%
2020年8月 0.63% 9.8%
2021年8月 0.44% 10.1%
2022年8月 0.71% 10.4%
2023年8月 0.61% 11.7%
2024年6月 0.68%
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
株主優待は、以下の贈呈です。
権利確定月は、2月・8月末日です。
①映像サービス「U-NEXT」の利用料
②「U-NEXT」で利用できるポイント
100株以上 ①90日分 + ②1,000円分
1,000株以上 ①1年分 + ②毎月1,800円分のポイント
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
U-NEXT HOLDINGSは、2月、8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2016年までは下落傾向でしたが、それ以降上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、4月に下落した時期もありましたが、それ以外は上昇傾向です。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 25.73倍 (予 19.18倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.69倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 182.29 (予 244.49)
BPS(1株当たりの純資産) 1,271.53
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
ROE(自己資本利益率) 16.11% (予 19.23%)
ROA(純資産利益率) 5.47% (予 7.00%)
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 36.4%
(引用:U-NEXT HOLDINGS公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
信用倍率 49.28倍(2024年7月1日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は年々伸びており、成長企業といえます。
2024年8月期も増収増益予想で、さらに上方修正が出ています。
一方、株価は2019年以降上昇が続いています。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択です。
業績は伸びており、株価も上昇が続いているので、素直に長期投資するのが最良でしょう。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:△
割安度:△
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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