こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、通信事業のリーディングカンパニーであるNTTについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2025年8月6日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:NTT公式HP)
東京証券取引所プライム市場の上場企業で、連結子会社は952社にのぼります。
日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
1870年(明治2年)に官営で、東京市と横浜市間において、電報サービスを開始しました。
1952年(昭和27年)7月31日、日本電信電話公社法が制定され、この方に基づき、翌8月1日には後のNTTグループの核となる日本電信電話公社(略称は電電公社)が発足し、国営の特殊法人として日本の電話サービスの普及を推進しました。
高度経済成長とともに日本全国に電話・通信サービスが展開され、1985年(昭和60年)、日本電信電話公社は民営化されました。
NTTは組織のスリム化と事業領域の拡大をめざし、各事業を子会社として設立し、NTTグループとして確立していきました。
NTTは”Nippon Telegraph and Telephone Corporation”の略称です。
(引用:NTT公式HP)
NTTグループは、
総合ICT事業移動通信事業(NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェアなど)、
グローバル・ソリューション事業(NTTデータグループなど)、
その他(不動産:NTTアーバンソリューションズ、エネルギー:NTTアノードエナジーなど)から成り立っています。
(引用:NTT公式HP)
今まで培ってきた顧客基盤・通信ネットワーク・ICT技術のノウハウを活用し、国内外問わず、幅広い事業を展開している通信事業のリーディングカンパニーです。
営業利益の7割がNTTドコモを中心とする移動体通信事業です。
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関連セクター
沿革
1952年の日本電信電話公社発足以来、NTTは様々な技術を開発し、時代の要請に応えてきました。
▼クリックで詳細表示
1952年 - 日本電信電話公社設立
1953年 - 23号自動式壁掛電話機の誕生
1968年 - ポケットベルサービス開始
1985年 - 電電公社からNTTへ 民営化
日本電信電話株式会社設立
1987年 - 携帯電話サービス開始
各証券取引所に株式を上場
1988年 - 世界初のISDN(商用サービス総合ディジタル網)サービス提供開始
データ通信事業本部の事業をエヌ・ティ・ティ・データ通信(現 エヌ・ティ・ティ・データ)に譲渡
1992年 - 自動車電話・携帯電話・ポケットベルなどの事業をエヌ・ティ・ティ移動通信網(現 NTTドコモ)に譲渡
1996年 - インターネット接続サービス「OCN」提供開始
1999年 - iモードサービス開始
持株体制へ移行
県内通信事業を完全子会社の東日本電信電話及び西日本電信電話、県間通信事業などを完全子会社のエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズに承継
2001年 - 一般家庭への光ファイバー提供開始
2007年 - 「ひかりTV」サービス提供開始
2008年 - クラウドサービス提供開始
2010年 - Dimension Data、およびKeane(現NTT DATA, Inc)買収
2015年 - 中期経営戦略「新たなステージをめざして2.0」発表
2018年 - 中期経営戦略「Your Value Partner」発表
中間持株会社・NTT, Inc.を設立し、グローバルR&Dを強化
2019年 - 「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想」を公表
2020年 - NTTドコモを完全子会社化
2021年 - 新たな環境エネルギービジョン「NTT Green Innovation toward 2040」発表
2022年 - NTTドコモがNTTコミュニケーションズとNTTコムウェアを子会社化
2023年 - APN IOWN1.0をサービス提供開始
事業内容
NTTの事業は、以下の4つです。
【連結事業】総合ICT 44%、地域通信 19%、グローバル・ソリューション 30%、他 7%
【海外】20%
総合ICT事業
携帯電話事業、国内電気通信事業における県間通信サービス、国際通信事業、ソリューション事業、システム開発事業およびそれに関連する事業を主な事業内容としています。
主要なサービスは、携帯電話サービス、ドコモ光などです。
(引用:NTT公式HP)
地域通信事業
国内電気通信事業における県内通信サービスの提供およびそれに付帯する事業を主な事業内容としています。
主要なサービスは、フレッツ光、コラボ光などです。
(引用:NTT公式HP)
グローバル・ソリューション事業
コンサルティング、システム・ソフトウェア開発、ネットワークシステム、クラウド、グローバルデータセンターおよびそれに関連する事業を主な事業内容としています。
主要なサービスは、コンサルティングサービス、クラウドサービス、データセンタサービス、マネージドサービスおよびシステム・ソフトウェア開発などの多様なサービス
(引用:NTT公式HP)
その他(不動産、エネルギー等)
不動産事業、エネルギー事業等が含まれています。
(引用:NTT公式HP)
時価総額
NTTの時価総額は13.9447兆円です。(2025年10月1日現在)
社員の状況
従業員数:連結 341,321名(臨時43,703名)
単体 2,554名(臨時105名)
平均勤続年数:16.1年
平均年齢:41.8歳
平均年収:1069万円
業績
2025年5月9日に出された2024年度の決算短信は以下になります。
連結営業収益は前期比2.5%増、当社に帰属する当期利益は21.8%減で1兆1,600万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の14.38%から12.04%と悪化しました。
(引用:NTT公式HP)
2025年度の業績予想は増収増益となっています。
次に、2025年8月6日に発表された2026年3月期の1Q決算の結果です。
連結営業収益は0.7%増で、当社株主に帰属する四半期利益は5.3%減の2597億1,400万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の13.45%から12.42%と悪化しました。
第1四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は24.97%でした。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2025年10月1日 住信SBIネット銀行株式会社の連結子会社化に関するお知らせ
2025年9月17日 当社子会社(NTTドコモ)によるCARTA HOLDINGS株券等に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
2025年8月15日 当社子会社(NTTドコモ)によるCARTA HOLDINGS株券等に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
2025年8月6日 2026年3月期 第1四半期決算短信
2025年7月11日 当社子会社(NTTドコモ)による住信SBIネット銀行に対する公開買付けの結果及び持分法適用関連会社の移動に関するお知らせ
2025年6月20日 株式会社NTTデータグループ株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
2025年6月16日 当社子会社(NTTドコモ)によるCARTA HOLDINGS株券等に対する公開買付けの開始予定当に関するお知らせ
2025年5月29日 当社子会社(NTTドコモ)による住信SBIネット銀行に対する公開買付け及び資本業務提携契約の締結に関するお知らせ
2025年5月29日 SBIホールディングス株式会社との資本業務提携契約の締結に関するお知らせ
2025年5月9日 2025年3月期決算短信
2025年5月9日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.81%
2025年5月9日 当社及び子会社の商号変更、監査等委員会設置会社への移行等に伴う定款の一部変更、取締役の報酬等の額及び内容決定等に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2025年5月8日 株式会社NTTデータグループ株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
2025年2月7日 2025年3月期 第3四半期決算短信
2024年11月7日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年8月7日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年8月7日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.66%
2024年5月10日 2023年3月期決算短信
2024年5月10日 2023年度配当予想の修正について
2024年4月5日 株式会社NTTデータによる株式会社ジャステックの株券等に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
2024年2月8日 2023年3月期 第3四半期決算短信
2023年12月12日 株式会社ACCESS(証券コード:4813)株式の買集め行為に該当する株式取得についてのお知らせ 12.90%
2023年11月7日 2023年度第2四半期決算短信
2023年8月9日 2023年度第1四半期決算短信
2023年5月12日 2022年度決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
直近は3.0%台の配当を出しています。
2014年3月 3.03% 33.4%
2015年3月 2.43% 38.0%
2016年3月 2.27% 31.4%
2017年3月 2.53% 30.7%
2018年3月 3.06% 33.3%
2019年3月 3.83% 40.9%
2020年3月 3.69% 41.1%
2021年3月 3.69% 42.3%
2022年3月 3.24% 34.9%
2023年3月 3.03% 34.5%
2024年3月 2.83% 33.8%
2025年10月 3.44%
(引用:NTT公式HP)
株主優待は100株以上でdポイントの贈呈です。
権利確定月は3月末です。
2年以上3年未満の保有で1,500ポイント、5年以上6年未満の保有で3,000ポイント
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
NTTは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2025/3/27(木)・2025/9/26(金)です。
権利落ち日は、2025/3/28(金)・2025/9/29(月)です。
株価推移
10年チャートで見ると、横ばいの時期もありますが、常に上昇傾向です。
直近下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月までは下落傾向でしたが、それ以降は上昇して横ばいです。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 12.74倍 (予 12.25倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.25倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 11.96 (予 12.57)
BPS(1株当たりの純資産) 123.54
(引用:NTT公式HP)
ROA(純資産利益率) 3.33% (予 3.46%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 30.3%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
信用倍率 4.78倍(2025年9月26日現在)
比較される銘柄
まとめ
元国営企業だけあって、売上利益とも安定した企業です。
利益率も良く、将来的にも大崩れしないでしょう。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資には向いていないです。
配当もあり、株価も右肩上がりを続けていますので、長期投資をしてキャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙うのに向いています。
積立投資するのも良い手です。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:◎
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:〇(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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