こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、葬儀用遺影加工、個人写真集制作を柱とするアスカネットについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年12月9日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:アスカネット公式HP)
アスカネットは、葬儀用遺影加工、個人写真集制作、及び空中結像技術「空中ディスプレイ」の製造・販売を行う会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
”インターネットから写真集”という新しい写真表現の提案にチャレンジしている「フォトブック事業」。
創業以来のビジネスであり、葬儀葬祭市場に特化した「フューネラル事業」。
空中結像という今までにないユニークな技術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指す「空中ディスプレイ事業」。
それぞれに位置づけや特色が異なる3つの事業を展開している会社です。
経営理念は、「私たちは、アスカネットに関わる一人ひとりの思いを大切にし、世界に誇れるチームの心と技術で、ワクワクする未来を創造し、多くの人たちに幸せと感動を提供します。」です。
(引用:アスカネット公式HP)
まずは無料セミナーに参加♪【マネきゃん/Money Camp】
沿革
▼クリックで詳細表示
1982年 - 飛鳥写真工芸社設立
1983年 - 株式会社飛鳥写真館として法人化
1990年 - デジタル事業部設置
1991年 - 全国ラボを通じて写真館の失敗救済CGを開始
1992年 - 画像の通信加工業務開始
1995年7月 - 飛鳥写真館の事業部より独立し株式会社アスカネット設立
1999年4月 - メモリアルビデオ・ブライダルビデオの通信業務開始
1999年10月 - 本社を広島市東区に移転し、旧本社に企画開発室を設置
2000年1月 - 個人向け写真集(マイブック)製作時事業の企画開発を開始
2000年9月 - フォトパブリッシング事業の生産拠点として、大阪市北区に大阪支店を開設
2000年12月 - フォトパブリッシング事業の営業、マーケティング拠点として、東京都港区に東京支店を開設
オリジナル写真集製作「マイブック」サービス開始
2002年3月 - プロ写真館向け写真集製作専用ソフトウェア「プロフォトブックエディタ」を開発し、販売開始
2003年7月 - 広島市安佐南区に社屋を取得し、プロダクトセンターを開設、大阪支社・企画開発室をプロダクトセンターに移転
2003年10月 - 本社を広島市安佐南区に移転し、プロダクトセンターと統合
写真修正サービス(Retouch.jp)を開始
2004年3月 - 「マイブックデラックス」サービス及び「マイブックミニモバイル」サービス開始
2004年8月 - 「アートブック」サービス開始
2005年4月 - 東証マザーズ上場
2005年5月 - 東京支社を東京都港区(南青山)に移転し、ショールームを併設
2005年6月 - アメリカにおいてasukabookブランドのサービスを本格的に開始
2005年8月 - 本社隣地に、新社屋完成
2006年11月 - 「オートアルバム」サービス開始
2006年12月 - 「マイブックエディタ3.0」をリリースし、マイブックサービスをリニューアル
「みてみてぶろぐ」サービス開始
2008年4月 - 「フォトゲット」サービス開始
2008年5月 - 「アトリエフォトブック」WEBサイトオープン
2008年11月 - 広島市安佐南区に新社屋完成し、フューネラル事業部を移転
2008年12月 - 「かんたんマイブック」サービス開始
2009年3月 - 写真集製作専用ソフトウェア「アスカブックメーカー」を日米同時リリース
2010年4月 - パーソナルパブリッシングサービス事業において、「マイブックエディタ4.0」をリリース
2011年1月 - パーソナルパブリッシングサービス事業において、「アスカブックメーカー2」をリリース
2011年2月 - メモリアルデザインサービス事業において、「遺影バンク」サービス開始
2011年3月 - 特許出願権等を取得し、空中結像技術の研究(エアリアルイメージング事業)を開始
2012年9月 - 「Smart Press」サービス開始
2012年10月 - 「マイブックエディタ for Mac」をリリース
2013年7月 - 「AfterShutter(アフターシャッター)」販売開始
2013年8月 - 「おまかせマイブック」サービス開始
2013年10月 - 葬儀用遺影写真のデジタル加工を行う拠点として、滋賀県大津市にびわこオペレーションセンターを開設
スマートフォンアプリ「patapata(パタパタ)」をリリース
2014年12月 - 選べるギフト「ギフトネットコム」サービス開始
2016年2月 - 「MYBOOK LIFE」サービス開始
2017年2月 - ユニロボット株式会社と資本業務提携
2017年6月 - メモリアルデザインサービス事業において、「tsunagoo」サービス開始
2018年1月 - エアリアルイメージング事業ブランドを国内外ともに「ASKA3D」に統一
2018年3月 - 株式会社VRCと資本業務提携
2019年6月 - 本社隣地に新社屋(西館)完成
2020年2月 - AWL株式会社と資本業務提携
2020年6月 - エアリアルイメージング事業において、技術開発センター開設
2020年10月 - 関東支社を千葉市中央区に移転し、千葉ベイサイドオペレーションセンターに名称変更
「オートアルバム」と「MYBOOK LIFE」を「マイブック」サービスに統合
2021年1月 - 「e-tayori(いいたより)」サービス開始
2021年5月 - メモリアルデザインサービス事業を「フューネラル事業」に、パーとなるパブリッシングサービス事業を「フォトブック事業」に、エアリアルイメージング事業を「空中ディスプレイ事業」に名称変更
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しによりグロース市場へ移行
2022年12月 - 株式会社リクシィと資本業務提携
事業内容
アスカネットの事業は、「イノベーション」をキーワードにした以下の3つです。
【単独事業】フューネラル 45%、フォトブック 52%、空中ディスプレイ 3%
フォトブック事業
デジタルカメラの普及やブロードバンド環境の一般化を背景に、オンデマンド印刷による1冊から少ロットに対応した個人向け写真集を作成、販売し、関連するソフトウェアを開発しています。
コンシューマー向けでは「MyBook(マイブック)」、プロ向けでは「ASUKABOOK」ブランドとして海外へも展開。
その品質は、Hot One Awardsを四年連続受賞するなど評価が高い。
またOEM製造の実績も豊富で、その生産体制への信頼性には定評があります。
”インターネットから写真集”という新しい写真表現の提案にチャレンジしています。
(引用:アスカネット公式HP)
フューネラル事業
インターネットやクラウドを利用した、葬儀社向けの遺影写真のデジタル加工及び動画の配信、葬儀演出サービスやそれらに付随するシステム機器やサプライ用品等の販売を行っています。
オンライン遺影写真作成サービスにおいてはトップクラスの品質と国内トップのシェアを誇ります。
近年は葬儀社向けITサービス「tsunagoo」を開発し、その導入を着実に進めています。
創業以来のビジネスであり、葬儀葬祭市場に特化しています。
(引用:アスカネット公式HP)
空中ディスプレイ事業
空中結像技術を基に、様々な映像画像の新しい表示方法を模索しています。
「空中に映像が浮かぶ」という今までにないビジネスにチャレンジしています。
「ASKA3Dプレート」はガラスや樹脂などでできた特殊なパネルを通過させることで、実像の反対側の等距離の空中に実像を結像させることに成功した特殊なプレートです。
従来のホログラムやインテグラルフォトグラフィーなどとは全く異なる新しい技術で特許を多数取得しています。
海外で販売代理店を設置し、国内外での営業を強化しています。
空中結像技術という今までにないユニークな技術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指しています。
(引用:アスカネット公式HP)
時価総額
アスカネットの時価総額は83.83億円です。(2024年12月9日現在)
社員の状況
従業員数:連結 440名(臨時151名)
単体 435名(臨時151名)
平均勤続年数:9.5年
平均年齢:36.9歳
平均年収:478万円
業績
2024年6月10日に出された2024年4月期の決算短信は以下になります。
連結売上高は70億3,800万円、経常利益は4億7,300万円となっています。
売上高営業利益率は6.35%でした。
(引用:アスカネット公式HP)
2025年4月期の業績予想は増収増益となっています。
次に、2024年12月9日に発表された2025年4月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は34億200万円で、経常利益は1,900万円となっています。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は3.55%でした。
計画に対して、業績の進捗は遅れており、どこかで下方修正があるかもしれません。
適時開示情報
2024年12月9日 2025年4月期 第2四半期決算短信
2024年9月9日 2025年4月期 第1四半期決算短信
2024年6月21日 自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引による自己株式の買付に関するお知らせ 2.07%
2024年6月10日 2024年4月期決算短信
▼クリックで詳細表示
2024年4月30日 特別損失(投資有価証券評価損)の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
2024年3月11日 2024年4月期 第3四半期決算短信
2024年3月11日 連結決算開始に伴う連結業績予想及び個別業績予想の修正に関するお知らせ
2023年12月8日 2024年4月期 第2四半期決算短信
2023年11月17日 株式会社BETの株式取得(子会社化)に関するお知らせ
2023年9月6日 2024年4月期 第1四半期決算短信
2023年6月9日 2023年4月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
直近は1.0%前後の配当を出しています。
2014年4月 0.72% 30.1%
2015年4月 0.32% 31.5%
2016年4月 0.78% 30.6%
2017年4月 0.49% 29.3%
2018年4月 0.64% 30.1%
2019年4月 0.69% 30.9%
2020年4月 0.97% 33.6%
2021年4月 0.71% 52.3%
2022年4月 0.66% 35.4%
2023年4月 0.96% 31.1%
2024年4月 1.09% 53.8%
2024年12月 1.46%
(引用:アスカネット公式HP)
株主優待は「MyBook」(フォトブック)や、フォトグッズ(旧MyBook LIFE)、オートアルバムなどの自社サービス割引利用券の贈呈です。
権利確定月は4月末です。
100株以上 1,000円割引利用券 1枚
400株以上 1,000円割引利用券 2枚
2,000株以上 1,000円割引利用券 6枚
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
アスカネットは、4月と(10月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/4/25(木)・2024/10/29(火)です。
権利落ち日は、2024/4/26(金)・2024/10/30(水)です。
株価推移
10年チャートで見ると、定期的に急騰して、徐々に下落するのサイクルを繰り返しているように見えます。
その急騰の幅も年々狭くなっており、大きく見ると下降傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、7月以降は下落傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 35.52倍 (予 23.46倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.30倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 13.19 (予 20.07)
BPS(1株当たりの純資産) 362.78
ROA(純資産利益率) 3.02% (予 4.84%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 87.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 5.77倍(2024年11月29日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は、この3年間伸びている成長企業といえます。
利益については安定はしていませんが、将来性はある事業と考えます。
2025年4月期は増収増益予想です。
一時期は、空中ディスプレイで騒がれていましたが、最近はあまり聞かなくなりました。
騒がれていた時には、よく株価が高騰していたのを覚えています。
それが物語るように、株価は下落傾向から抜け出せていないので、投資しにくいです。
今期の業績は悪いようなので、特に長期投資は避けた方が無難でしょう。
この銘柄に投資するのであれば、定期的に急騰しているのでその時期を見計らって買っておいて、急騰したら売るというのが良いです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:✖
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。
最新の情報を発信していますので、X(Twitter)のフォローもよろしくお願いします。