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【株式銘柄徹底分析】ダスキン DUSKIN(4665)~清掃用具レンタル クリーンサービス ミスタードーナツ フランチャイズ 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、清掃用具レンタルが主力で、ミスタードーナツを全国展開するダスキンについて調査をしました。

 

www.duskin.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年11月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ダスキン公式HP)

 

ダスキンは、清掃用具レンタルが主力で、ミスタードーナツを全国展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

ダスキンは、日本でいち早くフランチャイズシステムをとり入れ、創業期からフランチャイズビジネスを確立するとともに、その後の事業展開でも、常にフランチャイズビジネスの可能性を追求してきました。

 

今では、その事業領域も、環境衛生からフードサービスまで多岐にわたり、定期訪問レンタルサービスから高度なプロの技術サービス、店舗販売によるフードサービスまで、様々な業態でフランチャイズビジネスを展開しています。

 

1960年代初頭、日本のお掃除は、ハタキやホウキでホコリを集めた後ぞうきんで水拭きをする、大変な家事のひとつでした。

ダスキン創業者は、水を使わずにホコリを取る乾式清掃である「ダストコントロール」のノウハウを海外で学び、1963年にダスキンを創業。

 

化学ぞうきん「ホームダスキン」を開発し、“ものを大切に、くりかえし、みんなで使う”という社会や地球環境にやさしい「レンタルシステム」で事業を展開しました。

その後、アメリカに渡った創業者は、現地の手づくりドーナツのおいしさに感動し、日本にもこの感動を届けたいと、1971年、大阪の箕面市に「ミスタードーナツ」1号店をオープンしました。

そして、これらの事業をいち早く全国へ広げるため、地域で生まれ育ち、地域とともに歩んでいる方々に事業を提供する、当時では画期的なフランチャイズでの展開を進めました。

 

その後も、暮らしや人の心が豊かになることを願い、多彩な事業に挑戦し続けてまいりました。

今後も、60年の感謝を糧に、人に、社会に、「喜びのタネまき」を実践し、「社会価値向上」と「経済価値向上」の双方を実現する“道と経済の合一”を追求してまいります。

 

経営ビジョンは「世界一 ひとにやさしいダスキン」、

長期戦略は「すべての事業が一つになってホスピタリティあふれる対応ができる企業へ」です。

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1963年2月 - 株式会社サニクリーンを設立登記

1963年11月 - ダストコントロール商品の初の生産拠点、吹田工場開設

1964年6月 - 株式会社ダスキンに社名変更

1964年10月 - 化学ぞうきん「ホームダスキン」全国発売開始

1967年9月 - モップ縫製工場開設(現株式会社和倉ダスキンにて運営)

1969年8月 - IFA(国際フランチャイズ協会)に、日本初のメンバーとして入会

1971年1月 - サービスマスター事業を開始

1971年4月 - ミスタードーナツ事業を開始。大阪府箕面市に1号店をオープン

1971年7月 - ホームダスキンの廃却布を再生した産業用ウエスのレンタルスタート

1976年11月 - 株式会社アガとの提携により、化粧品販売事業(現ヘルス&ビューティ事業)を開始

1977年4月 - 害虫駆除等環境衛生管理事業(現ターミニックス事業)を開始

1978年1月 - マット製造工場開設(現株式会社小野ダスキンにて運営)

1978年10月 - 家庭用品の総合レンタル事業(現レントオール事業)を開始

1978年12月 - ユニフォームレンタル事業(現ユニフォームサービス事業)を開始

1982年7月 - 医療関連施設のマネジメントサービス事業を開始(現株式会社ダスキンヘルスケアにて運営)

1989年7月 - メリーメイド事業を開始

1990年9月 - 本社ビル「ダスキンピア」が現在地に完成

     株式会社エバーフレッシュ函館設立

1993年10月 - 新たなフランチャイズシステム「ダスキンサーヴ100」活動スタート

1994年12月 - 台湾でのダストコントロール事業を開始

1999年2月 - かつアンドかつ事業を開始

1999年4月 - ケータリング事業(現ドリンクサービス事業)を開始

1999年11月 - トゥルグリーン事業(現トータルグリーン事業)を開始

2000年6月 - ホームインステッド事業(現ダスキン ライフケア事業)を開始

2003年4月 - 品質保証体制構築のため「品質保証委員会」設置(現サステナビリティ委員会※2021年5月1日改称)

     コンプライアンス体制構築のため「コンプライアンス推進会議」設置(現コンプライアンス委員会)

2004年7月 - ヘルスレント事業を開始

2004年9月 - 三井物産株式会社との包括的な資本・業務提携契約締結

2004年10月 - 台湾でのミスタードーナツ事業を開始

2006年5月 - リスクマネジメント体制構築のため「リスクマネジメント委員会」設置

2006年11月 - 中国(上海)でのダストコントロール事業を開始

2006年12月 - 東京証券取引所大阪証券取引所の各市場第1部に上場

2008年2月 - 株式会社モスフードサービスと資本・業務提携契約締結

2010年10月 - アザレプロダクツ株式会社及び共和化粧品工業株式会社の両社を完全子会社化

2014年3月 - 中外産業株式会社を完全子会社化

2015年10月 - ダスキンミュージアムを開設

2016年4月 - ホームリペア事業を開始

2017年2月 - Big Apple Worldwide Holdings Sdn. Bhd.を子会社化

2018年9月 - 株式会社ナックと資本・業務提携契約締結

2019年1月 - 株式会社かつアンドかつを設立

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2023年11月 - 株式会社JPホールディングスと業務提携

2024年2月 - 健康菜園株式会社を完全子会社化

 

事業内容

ダスキンは、以下の3つの事業からなります。

 

【連結事業】訪販グループ 60%、フードグループ 33%、他 8%

 

訪販グループ

訪販グループは、多様化するお客様の暮らしや働き方に合わせ「ワークライフマネジメント」「高齢者サポート」「衛生」の3つの領域において、長年培ってきたノウハウを活かし、安心で快適な生活環境の実現を目指します。

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

フードグループ

フードグループは、お客様のニーズに応える商品の開発や、居心地のよい空間づくりとおもてなしを追求し続けます。あらゆる年代のお客様に喜んでいただける、
新しいおいしさと楽しさをお届けします。

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

海外展開

世界から導入したビジネスモデルを国や地域にあわせて進化させ、成長著しいアジアを中心に積極的に展開しています。

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

時価総額

ダスキン時価総額1,906.00億です。(2024年11月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 3,792名(臨時6,259名)

     単体 1,988名(臨時1,080名)

平均勤続年数:15.6年

平均年齢:46.2歳

平均年収:733万円

 

 

業績

2024年5月15日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は4.9%増で、経常利益は30.9%減の78億6,300万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.07%から2.84%と大幅に悪化しました。

 

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

2024年11月5日には、通期業績予想の修正が発表されています。

売上高は上方修正で、各種利益は下方修正です。

 

 

次に、2024年11月11日に発表された2025年3月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は6.9%増で、経常利益は34.1%増の55億300万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の3.43%から4.28%と横ばいでした。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は51.43%でした。

 

 

各種利益の下方修正が出るほど、収益性は低下しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年11月11日 2025年3月期 第2四半期決算短信

2024年11月5日 業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

2024年8月6日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2024年5月15日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は3.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 3.03%  84.4%

2015年3月 1.92%  71.2%

2016年3月 1.98%  76.7%

2017年3月 1.65%  50.7%

2018年3月 1.48%  40.1%

2019年3月 1.90%  44.5%

2020年3月 1.97%  50.9%

2021年3月 1.44%  69.9%

2022年3月 3.09%  50.4%

2023年3月 2.76%  60.2%

2024年3月 3.03%  105.3%

2024年11月 2.89%

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

株主優待は、株主ご優待券の贈呈です。

権利確定月は3月・9月末日です。

 

100株以上 1,000円分(500年券2枚)

300株以上 2,000円分(500年券4枚)

 

3年以上継続保有

100株以上 500円分(500円券1枚)追加贈呈

 

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ダスキンは、3月・9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、横ばいの時期もありますが、上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、ゆるやかに上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  39.64倍 (予 21.08倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.21倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 95.64 (予 181.89)

BPS(1株当たりの純資産) 3,173.88

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 3.28% (予 5.73%)

ROA(純資産利益率) 2.26% (予 4.38%)

 

(引用:ダイキン公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 76.5%

 

(引用:ダスキン公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

信用倍率 0.77倍(2024年11月1日現在)

 

比較される銘柄

ナック(9788)

tomokutchi.hatenablog.com

JPホールディングス(2749)

 

まとめ

売上は、この3年間拡大が続いています。

利益は伸びていないものの、安定した収益を獲得しています。

2025年3月期は増収増益予想です。

 

一方、株価は上昇傾向が続いています。

配当はそこそこあり、業績は安定しているため、素直に長期投資するのが最良でしょう。

 

大型の銘柄で、値動きは小さいので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:〇

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:〇(優待+配当)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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