こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、ネット広告などの制作、簡易ゲームアプリの広告収入を柱とし、eスポーツ大会の企画・運営などおこなうカヤックについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月16日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:カヤック公式HP)
カヤックは、ネット広告などの制作、簡易ゲームアプリの広告収入を柱とし、eスポーツ大会の企画・運営などおこなう会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
経営理念は「つくる人を増やす」です。
そのため、面白いコンテンツを生み出す上で、優秀なクリエイターはカヤックが競争優位を生み出す重要な経営資源との考えから、管理部門の7%以外はクリエイターが占めているのが特徴です。
(引用:カヤック公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
2000年7月 - Tシャツオーディションサイト「T-SELECT」誕生(2005年1月に売却)
2001年7月 - グループ会社(株)CUPPY設立(2008年にkayacに合併)
2003年11月 - インテリアショップの検索ポータル「COOZEE」を売却
2005年1月 - 「T-SELECT」を事業売却
(株)カヤック設立
2005年4月 - 絵画の測り売り「ART-Meter」をグランドオープン(2015年4月に売却)
2005年6月 - 建築家と出会う場所「HOUSECO」がグランドオープン(2013年8月に売却)
2006年11月 - ありがとうを集めて世界をちょっと幸せにする「THANKS」リリース
2007年4月 - 「ART-Meter」のリアルショップがオープン
2007年6月 - 「総務の森」を事業売却
2007年12月 - 日本初、音声専門のコミュニティサイト「koebu」オープン
カヤック初の飲食事業DONBURI CAFE DINING bowlsオープン(2013年12月に売却)
2008年2月 - カヤック携帯事業部を発足
2008年7月 - 由比ヶ浜海岸にてbowlsが海の家をオープン
2008年12月 - (株)学習研究社から「dododay」事業買収
2009年3月 - 「ポケットフレンズコンチ」誕生
2009年4月 - 貧乏ゆすりを栗えいでぃぶビートに変える「YUREX」発売
2009年7月 - 子供服専門のアパレルブランド事業で「good evening」を子会社で設立
2010年1月 - モバゲーオープンプラットフォームにてアプリ提供を開始
2010年2月 - ソーシャルゲーム「英雄」システムスタート
2010年6月 - JavaScript、HTML5、CCSの投稿共有コミュニティサイト「jsdo.it」をリリース
2010年8月 - ソーシャルゲーム「ほくらの」シリーズスタート
2010年11月 - 農業Webマガジン「ザックザック」事業を売却
2010年12月 - スマートフォンアプリ「ナカマップ」リリース
2011年1月 - Facebookにて、カヤックファンページ(英語版)を開設
2011年2月 - 目が合うホットドック「スマイルドッグ」由比ヶ浜海沿いにオープン
2011年2月 - Androidアプリ「うんこ演算」をリリース
2011年4月 - 第三者割当増資実施
2011年11月 - お惣菜屋さん「楽しいおかず by鎌倉bowls」オープン
2011年12月 - 「キン肉マン」の新作ソーシャルゲームリリース
2012年1月 - 合言葉だけで写真や動画を大量好感できるアプリ「写真袋」リリース(2013年11月に事業売却)
2012年6月 - グループチャットアプリ「ナカマップ」がSDKの配布を開始
2012年7月 - ネーミングアイデア販売サイト「KOTODAMA」オープン(2016年3月に売却)
2012年10月 - iichi株式会社へ出資
2012年11月 - ソーシャルクイズRPG「冒険クイズキングダム」リリース
2012年12月 - スマホ向けバウンド対戦RPG「バウンドモンスターズ」リリース
2013年3月 - ドミノ・ピザと初音ミクのコラボ「Domino's App feat. 初音ミク」のお仕事が話題沸騰
2013年5月 - ナカマップがLobiにサービス名を変更、ソーシャルゲーム専門チャットサービスに
2013年7月 - 「HOUSECO」を譲渡し、新会社「SuMiKa」に出資参加
2013年8月 - 鎌倉市限定クラウドファンディングサービス「iikuni」リリース
2014年1月 - 「Lobi REC SDK」を提供開始
2014年2月 - 姫騎士と最後の百竜戦争(姫ヒャク)リリース
2014年9月 - シリーズ2作目となる「ぼくらの甲子園!ポケット」配信開始
2014年12月 - 東証マザーズ上場
2015年3月 - ゲーム音楽交響楽団JAGMOが面白法人カヤックに参加
2015年5月 - ベクトルとカヤックが業務提携
2015年7月 - TOWと業務提携
博報堂と「面白ブランドデザインラボ」発足
黒板メーカー・サカワと業務提携、ハイブリッド黒板アプリ「Kocri」リリース
2015年8月 - 「ポケットフットボーラー」リリース
2015年12月 - 「プラコレWedding」リリース
「FANDA CALL」リリース
2016年2月 - 株式会社ガルチがカヤックグループに参画
2016年3月 - Lobiプレミアムサービス提供開始
2016年5月 - JAGMO公演 東方Projectコラボ「JAGMO-幻想郷の交響楽団-」
2016年8月 - 鎌倉自宅葬儀社設立
2016年10月 - アフレルと業務提携
2017年5月 - 稲村ガ崎三丁目不動産株式会社を子会社化
2017年6月 - e-sportsの企画・開発・運営を行う「ウェルプレイド」と業務・資本提携
2017年7月 - トーナメントプラットフォーム「Lobi Tournament」をリリース(2022年5月のサービス譲渡)
2017年9月 - 新会社 株式会社カヤックLIVINGを設立
2017年11月 - 「ブレストカード」新発売
eSportsリーグ「ウェルプレイドリーグ」設立
2017年12月 - 初のコンシューマーゲーム「RXN-雷神-」任天堂で発売開始
2018年4月 - まちの保育園開園
まちの社員食堂開店
2018年6月 - 移住・関係人口促進サービス「SMOUT」スタート
2018年8月 - 新会社 株式会社QWANを設立
2019年3月 - 株式会社アカツキライブエンターテインメントと運営する「うんこミュージアムYOKOHAMA」開催開始
2019年4月 - 鎌倉「まちの大学」開校
TVアニメ「進撃の巨人」の新作ゲームアプリ「進撃の巨人 TACTICS」配信開始
2019年6月 - 八女・流域資本株式会社を子会社化
2019年8月 - うんこミュージアムTOKYOオープン
2019年10月 - うんこミュージアムSHANGHAIオープン
2019年11月 - コミュニティ通貨サービス「まちのコイン」で「SDGsつながりポイント」の実証実験スタート
企業支援拠点「HATSU鎌倉」オープン
2019年12月 - 「おじさんの森~あなたはきっと、おじさんの魅力に迷い込む~」オープン
2020年2月 - コミュニティ通貨「まちのコイン」を使った神奈川県の「SDGsつながりポイント事業」、小田原市でプレサービス開始
2020年3月 - 日本最大のゲーム/eスポーツ専門施設「REDEE」オープン
2020年11月 - SANKOグループを子会社化
2021年2月 - eスポーツ業界を牽引するウェルプレイドとライゼストが合併し、ウェルプレイド・ライゼストが誕生
2021年5月 - 子会社「カヤックゼロ」を設立
2021年9月 - 株式会社ゲムトレを子会社化
株式会社アドアを子会社化
2022年4月 - カヤックアキバスタジオがWebtoon事業に参入
不動産プロデュースを手掛けるGREENINGと業務提携
トレーディングカードゲーム大会・イベント支援サイト「イザジン」のサービス譲渡に合意
2022年5月 - 滋賀県とローカルDXの実現に向けた連携協定を締結
株式会社カインズと資本業務提携、新株予約権発行を実施
2022年6月 - 八尾市、大阪信用金庫と「産業振興に関する連携協定」を締結
2022年7月 - 3DCGスタジオ「カヤックポラリス」を北海道札幌市に設立
2022年8月 - 御成通りに地域密着型カプセルトイ専門店「御成カプセル」がオープン
2022年9月 - 鎌倉・御成町に「まちのスナック」がオープン
株式会社さとゆめと業務提携
地域マーケティングのネイティブ株式会社を子会社化
2022年10月 - 家具・インテリアショップの株式会社リビングハウスと資本業務提携
株式会社Papillon(パピヨン)を子会社化
2022年11月 - 渋谷区独自のデジタルコイン地域通貨「ハチペイ」とまちのコイン「ハチポ」サービス開始
シニア世代への生活支援サービスを展開するMIKAWAYA21と資本業務提携
eスポーツの総合商社ウェルプレイド・ライゼスト株式会社が東証グロース市場へ上場
2023年1月 - 農業DX「レポサク」を開発・提供するエゾウィン株式会社と資本業務提携
認知症コミュニケーションロボットの開発販売などの事業を展開するザ・ハーモニー株式会社に出資
2023年2月 - お絵描きAIアプリの株式会社AI Picassoと資本業務提携
不動産プロデュースを手掛ける株式会社GREENINGと資本提携
事業内容
カヤックの主な事業は、以下の5つです。
【連結事業】クリエイティブプロデュース 16%、ゲームエンタメ 56%、eスポーツ 17%、ちいき資本主義 3%、他サービス 8%
【海外】34%
面白プロデュース事業
面白法人と名乗っているカヤックが得意とすることは、面白いアイデアを出すことです。
その力で、ありふれたコンテンツやありきたりのモチーフに新しい価値を生み出してきました。
(引用:カヤック公式HP)
ゲームエンタメ関連事業
「唯一無二の感動」から「全世界がハマる遊び」まで
(引用:カヤック公式HP)
eスポーツ関連事業
eスポーツの総合商社として様々な大会やプロデュース業を行う「ウェルプレイド・ライゼスト」、誰でも簡単に大会を開催できる大会主催・運用ツール「Tonamel」。
ゲームをプレイできないときでもコミュニティで盛り上がれたり、大会主催者の支援をしたり、ゲームをやりこむことで価値を生み出しプレイヤーが熱狂でき憧れる舞台を作っています。
(引用:カヤック公式HP)
ちいき資本主義事業
ちいき資本主義事業部は、ちいき資本主義を推進するという意味に加え、さらに「地域を開いていく」という姿勢を表すものとし、「地域」を「ちいき」と平仮名にしました。
経済合理性だけにとらわれず、多様な価値観のもとそれぞれの地域が個性的になり、あらゆる人に開かれ、その人のライフスタイルに適した地域を選択できると、もっと豊かな暮らしになるのはないでしょうか。
環境資源の限界、少子高齢化による過疎、事業継承などさまざまな地域課題に対して、ちいき資本主義事業部では、カヤックのもつクリエイティブ力と鎌倉で実践してきたコミュニティづくりの経験から、地域に関わる人たちがまちづくりをジブンゴト化するお手伝いをしています。
人のつながりをつくりその地域が好きになるコミュニティ通貨や、その人らしい暮らし方をみつける移住支援、地元に愛される起業家を育てる起業支援拠点運営などのサービスを、自治体や企業に提供しています。
(引用:カヤック公式HP)
その他事業
カヤックは、常に変わり続け、イノベーションを生み出したいと思っています。
新会社設立・新事業立ち上げでは、以下を大切にしています。
1: はじめに仲間ありき(「何をするか」よりも「誰とするか」)
3: ちいき資本主義を増やす事業かどうか(「どこでするか?」にこだわる)
(引用:カヤック公式HP)
時価総額
カヤックの時価総額は114.69億円です。(2024年2月16日現在)
社員の状況
従業員数:単体 270名(臨時16名)
連結 577名(臨時31名)
平均勤続年数:5.6年
平均年齢:34.1歳
平均年収:590万円
業績
2024年2月15日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比5.8%増、経常利益は14.4%減の10億3,800万円となっています。
売上営業利益率は前期の7.30%から5.85%と悪化しました。
(引用:カヤック公式HP)
2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2024年2月19日 琉球フットボールクラブ株式会社の株式取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ
2024年2月15日 2023年12月期決算短信
2024年2月15日 通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は0.5%前後の配当を出しています。
2014年12月 0.00% 0.0%
2015年12月 0.00% 0.0%
2016年12月 0.00% 0.0%
2017年12月 0.28% 11.6%
2018年12月 0.31% -%(赤字)
2019年12月 0.00% -%(赤字)
2020年12月 0.46% 11.7%
2021年12月 0.58% 7.2%
2022年12月 0.45% 7.7%
2023年12月 0.57% 12.2%
2024年2月 0.55%
株主優待は100株以上で以下を贈呈です。
権利確定月は12月末です。
① 「まちの社員食堂」食事を会員価格で提供
②「まちのコイン」3,900クルッポ
③「まごころサポート」20分500円体験3回分無料
④「自分たちの会社・地域に面白い仕組み導入ワークショップ」集合型研修に無料ご招待
⑤「鎌倉自宅葬儀社」葬儀プラン料金5万円割引
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
カヤックは、(6月)と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年までは上昇しましたが、その後下落し、2021年からは横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、11月まではゆるやかに下落していましたが、それ以降は上昇傾向です。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 25.97倍 (予 26.55倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.46倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 31.97 (予 31.04)
BPS(1株当たりの純資産) 335.47
(引用:カヤック公式HP)
ROA(純資産利益率) 4.38% (予 4.28%)
(引用:カヤック公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。
自己資本比率 46.3%
(引用:カヤック公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
ユニークな事業を展開しており、売上は右肩上がりで推移している成長企業です。
足元の2023年12月期は増益予想の中、3Q決算を見ると減益となっており、今後の業績は不透明です。
そのため、株価は低迷しています。
配当は小さいため、キャピタルゲイン狙い一択です。
小型株で値動きは激しいので、短期投資で跳ねるのを待つのが良いかもしれません。
長期投資は、今期の業績の目途が分かるまで待った方が良いかもしれません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:〇
成長・将来性:◎
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):△
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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