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【株式銘柄分析】トレイダーズホールディングス Traders HD(8704)~FX FinTech 高利益率 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、店頭外国為替証拠金取引(FX)等の金融デリバティブ取引関連事業と金融取引システム開発事業を主軸とするトレイダーズホールディングスについて調査をしました。

 

www.tradershd.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

トレイダーズホールディングスは、店頭外国為替証拠金取引(FX)等の金融デリバティブ取引関連事業と金融取引システム開発事業を主軸とするグループの持株会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

1999年の創業来、個人投資家向けに最先端の金融デリバティブ取引サービスを提供するリーディング・カンパニーとなることを目指して成長を遂げてきた実績と、高いノウハウによる安定性と豊富な実績を誇るシステム開発能力で、多くの方にご支持いただけるサービスを構築してきました。

 

スピード感あるサービス提供及びシステムの開発体制を原動力とし、新たな金融サービスの創出、協業先との連携をさらに強固に推し進め、更なる価値を創造していきます。

 

ミッションは「Create the New Values 新たな価値を創造し続ける」、

ビジョンは「お客様から最も信頼される"FinTech"グループとなり、だれもが未来に投資できる社会を実現させる」、

バリューは「関わるすべての"人"を大切にしながら、コンプライアンスダイバーシティ(多様性)を尊重した経営で、変革にチャレンジし続ける」です。

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

傘下に、インターネット取引による外国為替取引事業を主力事業とするトレイダーズ証券株式会社、金融取引システム開発・運用保守業務を手掛ける株式会社FleGrowthなどを持ちます。

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

トレイダーズグループの特徴としては、金融事業とITテクノロジーサービスをグループの中核事業として展開しており、それぞれの事業が連携し、早期に問題抽出・分析・改善が行える体制を構築することにより、事業シナジーを生み出しています。

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1999年11月 - 一般投資家向けにインターネット等を通じた金融デリバティブ取引サービスを提供することを目的として、トレイダーズ証券株式会社(現 トレイダーズホールディングス株式会社)を設立

1999年12月 - 外国為替証拠金取引(FX)サービスによる外国為替取引事業を開始

2000年4月 - 上場有価証券指数先物オプション取引等の取次による証券取引事業を開始

2000年5月 - 外国為替証拠金取引のインターネット取引サービスを開始

2001年5月 - トウキョウフォレックストレイダーズ証券株式会社へ商号変更

2001年6月 - 国内で初めて外国為替証拠金取引における顧客資産分別信託を開始

2001年9月 - 株式会社大阪証券取引所(現 株式会社東京証券取引所)の先物取引等取引参加者資格を取得し、日経225先物オプション取引の委託の取次ぎを開始

2002年6月 - トレイダーズ証券株式会社へ商号変更

2005年4月 - 大阪証券取引所ヘラクレス市場(現 東京証券取引所スタンダード市場)に上場

2006年4月 - トレイダーズ証券分割準備会社を設立

2006年10月 - 会社分割により、証券取引事業及び外国為替取引事業をグループ会社トレイダーズ証券分割準備株式会社(現 トレイダーズ証券株式会社)へ承継

     トレイダーズホールディングス株式会社へ商号変更し、持株会社体制へ移行

2010年7月 - グループ会社トレイダーズ証券株式会社が、株式会社EMCOM証券の営む外国為替取引事業及び証券取引事業を承継し、『みんなのFX』を開始

2012年4月 - グループ会社トレイダーズ証券株式会社が営む日経225先物取引事業及びそれに付帯する事業を会社分割(簡易吸収分割)により、日産センチュリー証券株式会社に承継

2013年3月 - グループ会社トレイダーズ証券株式会社が営む株式現物・信用取引事業及びそれに付帯する事業を会社分割(簡易吸収分割)により、IS証券株式会社に承継

2015年12月 - 株式会社Nextop.Asia(現 株式会社FlwGrowth)を株式交換により完全グループ会社化

2016年1月 - 投資事業、金融ソリューション事業を営むトレイダーズインベストメント株式会社を設立

2018年10月 - グループ会社トレイダーズ証券外国為替証拠金取引における新サービス『LIGHT FX』を開始

2020年10月 - 当社普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施

2022年1月 - グループ会社トレイダーズ証券株式会社が暗号資産CFDサービス『みんなのコイン』『LIGHT FXコイン』を開始

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分がスタンダード市場に変更

2023年4月 - 株式会社Nextop.Asiaが株式会社FleGrowthへ商号を変更

 

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事業内容

トレイダーズホールディングスの主な事業は、以下の2つです。

 

【連結事業】金融商品取引 96%、システム開発・システムコンサルティング 4%、他 0%

 

金融サービス事業

トレイダーズ証券は、グループの主軸事業である外国為替取引事業および証券取引事業を展開しており、外国為替証拠金取引(FX)やオプション取引、暗号資産証拠金取引(暗号資産CFD)をオンラインでご提供し多くの個人投資家に利用頂いています。

 

「お客様の声」を形にすることをモットーに、取引コストを極限まで引き下げることで、最高クラスの商品スペックを実現し、さらに業界屈指の高性能取引ツールを、使いやすさや投資情報の質に徹底的にこだわって用意しています。

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

ITテクノロジーサービス事業

FleGrowthでは、金融システム開発で培った確かな技術力と豊富な実績を基に、新たな金融取引システム及びサービスの開発に加えて、企業のDX化支援やコーポレートプランディング、セールスコンサルティングなど、様々な分野で信頼性の高いサービス・ソリューションを提供しています。

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

トレイダーズホールディングス時価総額163.64億円です。(2024年2月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 29名

   連結 283名

平均勤続年数:4.3年

平均年齢:44.0歳

平均年収:900万円

 

 

業績

2023年8月9日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結営業収益は前期比29.8%増、経常利益は58.1%増の37億3,000万円となっています。

売上営業利益率は前期の33.49%から40.70%と改善でした。

 

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

2023年8月14日に発表された2024年3月期の1Q決算と同時に、「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」も発表されています。

 

 

次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結営業収益は前年同期比16.2%増、経常利益は37.5%増の37億5,300万円となっています。

売上営業利益率は前年同期の40.65%から48.12%と改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は93.83%でした。

 

 

3Q時点で経常利益の進捗率は90%を超えており、どこかで上方修正があるかもしれません。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月13日 連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ 203百万円

2024年3月12日 期末配当予想(増配)に関するお知らせ

2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月14日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年9月14日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 2.64%

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は2.5~3.5%ほどの配当を出しています。

 

2014年3月 0.00%  -%(赤字)

2015年3月 0.00%  -%(赤字)

2016年3月 0.00%  0.0%

2017年3月 0.00%  -%(赤字)

2018年3月 0.00%  -%(赤字)

2019年3月 0.00%  0.0%

2020年3月 0.00%  0.0%

2021年3月 2.62%  16.3%

2022年3月 3.18%  14.6%

2023年3月 3.47%  15.3%

2024年3月 3.40%

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

トレイダーズホールディングスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年2017年に1,800円超えまで上昇しましたが、いずれもその後下落しています。

2018年以降は800円以下を推移していましたが、直近は上昇傾向になっています。

2016年、2017年はFintech銘柄への物色があったため急騰していたと思います。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、11月までは下落していましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  4.75倍 (予 5.10倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.12倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 112.60 (予 107.53)

BPS(1株当たりの純資産) 487.44

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 26.98% (予 22.06%)

ROA(純資産利益率) 3.64% (予 2.83%)

 

(引用:トレイダーズホールディングス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 12.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

マネーパートナーズグループ(8732)

GMOフィナンシャルホールディングス(7177)

 

まとめ

2018年3月期までは赤字続きでしたが、それ以降は売上も利益も右肩上がりで推移してきました。

足元の2024年3月期も減益予想ですが、3Q決算を見ると増益ペースで進んでいますので、引き続き好調なようです。

 

しかし、以前の悪い印象が払しょくできていないのか、投資家からは人気がなく、株価は安いままとなっています。

 

配当もそこそこあるので、安いうちに買っておいて長期投資するのが最良と思います。

現在は良い材料が出て急騰し、年初来高値なので、短期投資で新規購入するのは待つのがよいかもしれません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:✖

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:◎

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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