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【株式銘柄分析】THEグローバル社(3271)~マンション分譲 首都圏 戸建 ホテル 不動産投資 SBI HD傘下~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、SBI HD傘下で首都圏を軸にマンション分譲を展開しているTHEグローバル社について調査をしました。

 

www.the-g.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年5月10日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:THEグローバル社公式HP)

 

THEグローバル社は、SBI HD傘下で首都圏を軸にマンション分譲を展開している会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

グループ全体の経営戦略を立案・発動し、各子会社の経営管理、リスクマネジメントを統括。

また、首都圏及び関西エリアにおいて、分譲マンション、収益物件、商業施設等の企画開発を行っています。

 

二つとして同じものがそれぞれの”土地”の唯一無二の個性が最大限輝くよう、創業以来、多くのお客様との出会いの中で最も大事にしてきた「お客様の声を何よりも大切にする」を基本姿勢に、時代の変化をいち早くとらえながらその土地にもっともふさわしい未来の創造に努め、付加価値の高い物件開発及び社会的責務のある仕事に真摯に取り組み、顧客満足を追求していきます。

 

(引用:THEグローバル社公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1998年9月 - 東京都豊島区に不動産の販売代理を目的として「有限会社シー・アール・エス」を設立(出資金300万円)

1998年11月 - 商号を「有限会社グローバル住販」とする

1998年12月 - 本社を東京都新宿区新宿一丁目18番8号に移転

1999年2月 - 有限会社から株式会社に組織変更し、商号を「株式会社グローバル住販」とする(資本金1,000万円)

1999年3月 - 宅地建物取引業免許取得

1999年4月 - 社団法人 全日本不動産協会加盟

2000年7月 - 一級建築士事務所登録

2000年9月 - 社団法人 日本住宅建設産業協会加盟

2000年12月 - 本社を東京都新宿区新宿一丁目14番12号に移転

2001年11月 - 株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード)不動産開発を目的として資本金1,000万円にて出資設立

2003年2月 - 株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード)新築マンション第1号物件<ウィルローズ阿佐ヶ谷>販売開始

2004年8月 - 本社を東京都新宿区新宿二丁目4番1号に移転

2005年1月 - 社団法人 不動産流通経営協会加盟

2005年9月 - デザインノウハウ取得のためデザイナーズマンションファンド匿名組合へ共同出資

2006年6月 - 新規事業開発を目的として、株式会社ヒューマンヴェルディ(現 株式会社グローバル・キャスト)を資本金1,000万円にて出資設立

2006年7月 - 株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード)建売分譲第1号物件<杉並清水プロジェクト>販売開始

2007年3月 - 海外不動産情報取得のため、205 West 147th Street,LLCへ共同出資

     株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード)商業ビル第1号物件<吉祥寺プロジェクト>着工

2008年3月 - JASDAQ証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場

2009年7月 - 戸建事業を行うことを目的に、株式会社ヒューマンヴェルディを株式会社エルキャスト(現 株式会社グローバル・キャスト)に社名変更し、所沢市松葉町に同社本社を移転

2010年4月 - JASDAQ証券取引所大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に上場

2010年6月 - 株式会社グローバル住販の株式を上場廃止

2010年7月 - 株式会社グローバル住販より単独株式移転の方法によって、株式移転設立完全親会社としてTHEグローバル社設立

     大阪証券取引所JASDAQ市場(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に株式上場

2010年11月 - THEグローバル社が、THEグローバル社連結子会社株式会社グローバル住販の現物配当を受けて、株式会社グローバル・エルシード、株式会社グローバル・キャスト、株式会社グローバル・ハートを関節保有から直接保有連結子会社とする

2011年2月 - 株式会社グローバル・キャストが、業容拡大のため、本社を所沢市北秋津に移転

2012年5月 - 海外事業展開準備のため、Global Real Management (Singapore)Pte.Ltd.をシンガポール共和国に設立

2012年9月 - 東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2012年10月 - ニュージーランドにおいて戸建事業を行うため、Global Real Management (Singapore)Pte.Ltd.の連結子会社としてGlobal Real Development (NZ) Limitedを設立

2013年12月 - アセットマネジメント事業を行うため、株式会社グローバル投資顧問を設立

     マレーシアにおいてマンション事業を行うため、Global Real Management (Singapore)Pte.Ltd.の連結子会社としてGlobal Life Service (Malaysia)Sdn.Bhd.を設立

2014年12月 - 保有物件の売却により、持分法適用会社である205 West 147th Street,LLCを清算結了

2016年1月 - タイにおいて合弁で戸建事業を行うため、持分法適用会社として、GF KOTOBUKI CO.,LTD.の株式を取得

2006年4月 - 宿泊施設運営事業を行うため、連結子会社として株式会社グローバル・ホテルマネジメントを設立

2016年5月 - 保有物件の売却により、連結子会社であるGlobal Real Development (NZ) Limitedを清算結了

2016年7月 - 東京証券取引所市場第一部に指定

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

事業内容

THEグローバル社は、以下の6つの事業からなります。

 

【連結事業】分譲マンション 14%、収益物件 44%、販売代理 1%、建物管理 1%、ホテル 40%、他 0

 

分譲マンション事業

日常のクオリティをあげる住まいであるのは当然のこととして、非日常のサプライズで住まうひとをもてなす魅力あふれる住まいを。

その街の、その土地の、そこに住まう家族たちのかけがえのない個性にお応えする、そんなマンション造りこそ私たちTHEグローバル社グループのあくなき挑戦です。

 

(引用:THEグローバル社公式HP)

 

ホテル事業

私たちTHEグローバル社グループが創造するホテルは、企画・開発から運営・サービスまで、ただ旅人の疲れを癒やす、そんな既成概念には決して迎合しないアンチテーゼです。

日常の先のつかの間のゴージャスや、ステイタスという名の豪華さの顕示ではなく、イマジネーションをどこまでも刺激してくれる、アバンギャルドで未体験のデスチネーションをお届けします。

 

(引用:THEグローバル社公式HP)

 

マンション管理事業

私たちTHEグローバル社グループのマンション管理事業のメインテーマは、それぞれのマンションのコミュニティを見守ること。

ハードの維持管理、ソフトの稼働運営はもちろんのこと、そこに住まうひとたちのかけがえのないコミュニティをささえ、サポートすることこそ私たちの使命です。

 

不動産仲介事業

売主様、買主様、それぞれに求められるニーズがあり解決されたい課題があります。

だからこそ、それぞれのお立場の身になって妥協なくご納得いただけるまでお役に立たせていただきたい。

幅広い集客力と地域情報のきめ細かな収集力で「頼んで良かった」、「託して良かった」とTHEグローバル社グループへのご依頼にご満足ご納得いただけるそんな仲介事業を目指します。

 

不動産投資事業

投資用不動産のご紹介からアパート等収益不動産の企画・開発までお客様の大切な金融資産、不動産資産から高い収益を生み出させていただく。

その誇らかな使命感と、お客様の高度なご期待にお応えするその確かな知性と先見性と運用ノウハウ。

私たちTHEグローバル社グループが資産創造の未来を拓きます。

 

老犬ホーム&ペットホテル事業

お客様のご愛犬の一時的なお預かりはもちろん、ご愛犬の状態や、飼い主様のさまざまなご希望に合わせた「オーダーメイドプラン」による一生涯に渡るお預かりを承っています。

「すべての飼い主様とご愛犬の幸せ」のお手伝いができるようにTHEケネルズ東京は、飼い主様とご愛犬に寄り添い「もう一つの我が家」となることを目指しています。

 

(引用:THEグローバル社公式HP)

 

 

時価総額

THEグローバル社時価総額157.10億です。(2024年5月10日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 140名(臨時41名)

     単体 19名

平均勤続年数:5.7年

平均年齢:49.9歳

平均年収:834万円

 

 

業績

2023年8月10日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。

連結売上高は64.6%増で、経常利益は302.2%増の15億6,600万円となっています。

売上高営業利益率は前年の3.03%から5.20%と大幅に改善しました。

 

 

(引用:THEグローバル社公式HP)

 

2024年6月期の連結業績予想は減収増益になります。

 

 

2024年5月8日には、通期業績予想の修正が発表されています。

売上高と営業利益は下方修正、経常利益と純利益は上方修正です。

 

 

次に、2024年5月10日に発表された2024年6月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は26.7%増で、経常利益は2303.9%増の15億6,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の3.00%から9.08%と大幅に改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は54.26%でした。

 

 

計画に対して、業績の進捗は遅れています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月10日 2024年6月 第3四半期決算短信

2024年5月8日 営業外収益(受取配当金)の計上に関するお知らせ 2,104百万円

2024年5月8日 連結業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

2024年2月9日 2024年6月 第2四半期決算短信

2023年8月10日 2023年6月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は配当を出していません。

 

2014年6月 2.93%  18.8%

2015年6月 2.91%  63.8%

2016年6月 4.30%  23.8%

2017年6月 3.01%  24.1%

2018年6月 3.05%  16.8%

2019年6月 4.77%  53.6%

2020年6月 0.00%  -%(赤字)

2021年6月 0.00%  -%(赤字)

2022年6月 0.00%  0.0%

2023年6月 0.00%  0.0%

2024年5月 4.86%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

THEグローバル社は、6月、(12月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年1,200円ちかくまで上昇しましたが、そこからは下落し、2022年からは上昇が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、上下動しながらも、上昇が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  8.46倍 (予 5.92倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.16倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 61.68 (予 88.25)

BPS(1株当たりの純資産) 241.97

 

(引用:THEグローバル社公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 32.08% (予 36.47%)

ROA(純資産利益率) 5.25% (予 5.57%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 15.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

コスモスイニシア(8844)

スターツグループ(8850)

フージャースホールディングス(3284)

 

まとめ

売上は、2023年6月期に急激に伸びています。

利益は、2021年6月期に赤字から、年々利益を回復させています。

2024年6月期は減収増益予想です。

 

一方、株価は2022年以降上昇が続いています。

2024年から配当はそこそこあり、株価も上昇を続けているので、長期投資するのが良いです。

 

小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:✖

割安度:◎

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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