こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を主とするサイバーエージェントについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月24日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:サイバーエージェント公式HP)
サイバーエージェントは、メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を主とする会社です。
東京証券取引所プライム市場銘柄
日経平均株価およびJPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
1998年3月に創業し、インターネット広告事業に進出した。
現在インターネット広告国内2位で、売り上げ全体の半分を占めます。
メディア事業として、レンタルブログの「アメーバブログ」やインターネットテレビ&ビデオオンデマンドサービス「ABEMA」及び「競輪チャンネル」と連動した競輪投票サービス「WINTICKET」、マッチングアプリ「タップル」など時代の変化に対応したソーシャルメディアサービスを提供している。
「ABEMA」は8,300万ダウンロードを突破しています。
(引用:サイバーエージェント公式HP)
「21世紀を代表する会社を創る」というVISIONを掲げ、創業以来25期増収を継続し、事業拡大を続けています。
インターネット広告事業、ゲーム事業に続き、「ABEMA」を中心としたメディア事業を育てながら、次世代の技術者育成、スポーツ支援など、事業を通じた社会的価値を創造し、「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」というパーパスを志している。
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1998年3月 - 東京都港区に当社設立
1999年4月 - 本店の所在地を東京都港区北青山三丁目5番30号に移転
2000年3月 - 東京証券取引所新興企業市場(マザーズ)に上場
本店の所在地を東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号(渋谷マークシティ)に移転
2004年9月 - 「Ameba」を開始
2009年4月 - スマートフォンに特化した広告代理事業を行う「(株)CyberZ」を設立
2009年5月 - 「(株)サムザップ」を設立し、ゲーム事業を本格的に開始
2011年5月 - ゲーム事業強化のため「(株)Cygames」を設立
2013年5月 - クラウドファンディングサービスを行う「(株)サイバーエージェント・クラウドファンディング(現 (株)マクアケ)」を設立
2014年9月 - 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2015年4月 - (株)テレビ朝日との共同出資により動画配信事業を行う「(株)AbemaTV」を設立
2016年4月 - (株)AbemaTVにおいて、新しい未来のテレビ「AbemaTV(現 ABEMA
)」を開局
2018年6月 - ゲーム事業強化のため「(株)Colorful Palette」を設立
2018年10月 - Jリーグ倶楽部「FC町田ゼルビア」を運営する「(株)ゼルビア」のグループ参画
(株)AbemaTVと(株)電通、(株)博報堂DYメディアパートナーズの資本業務提携
2018年11月 - 公営競技インターネット投票サービス開発・運営を行う「(株)WinTicket」を設立
2019年3月 - 本店の所在地を東京都渋谷区宇田川町40番1号(Abema Towers)に移転
2021年7月 - 「(株)リアルゲイト」の株式取得および不動産領域への参入
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しによりプライム市場へ移行
2022年11月 - 「FIFA ワールドカップ カタール 2022」「ABEMA」の1週間視聴者数が3,000万を突破し、開局史上最高を記録
2023年6月 - 舞台制作会社「(株)ネルケプランニング」のグループ参画
事業内容
サイバーエージェントは、以下の3つの事業を展開しています。
メディア事業
2016年に開局した新しい未来のテレビ「ABEMA」は、2022年11月に「FIFA ワールドカップ」を放送するなど、スポーツやアニメ、バラエティ、ニュースなど多彩なジャンルの番組を提供し、多くの方にご利用頂いています。
また、自社で開発・運用ができるテクノロジーを強みに「ABEMA」関連事業を広げ「ABEMA PPV ONLINE LIVE」やインターネット投票サービスの「WINTICKET」等、周辺事業を含めたマネタイゼーションを強化し、メディア事業を中長期の柱に育てるべく取り組んでいます。
(引用:サイバーエージェント公式HP)
インターネット広告事業
1998年創業から提供しているインターネット広告事業。
2023年の市場成長が6.8%と予測される中、運用力やAI等の技術力を強みに国内トップシェアで市場をけん引しています。
また、当社が保有するデジタル領域の知見や技術力を応用し、社会の課題解決に向けたDXの推進にも取り組み始めています。
(引用:サイバーエージェント公式HP)
ゲーム事業
2009年から開始したゲーム事業は、株式会社Cygamesを筆頭にゲーム事業に特化した子会社約11社が、グループ内でノウハウの横展開をしながら様々なジャンルのスマートフォン向けゲームを開発・運営しています。
運用力やクリエイティブ力を高め、継続的なヒットタイトルの創出を実現しています。
(引用:サイバーエージェント公式HP)
時価総額
サイバーエージェントの時価総額は5,239.93億円です。(2024年4月24日現在)
社員の状況
従業員数:連結 7,251名(臨時4,249名)
単体 2,225名(臨時538名)
平均勤続年数:5.9年
平均年齢:33.3歳
平均年収:806万円
業績
2023年11月1日に出された2023年9月期の決算短信は以下になります。
連結売上高は1.4%増、経常利益は64.1%減で249億1,500万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の9.73%から3.41%と悪化しました。
(引用:サイバーエージェント公式HP)
以下は、2024年9月期の業績予想で増収増益となっています。
次に、2024年4月24日に発表された2024年9月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は12.4%増、経常利益は55.3%増の277億8,800万円となっています。
売上高営業利益率は前年の4.83%から6.70%と改善しました。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は92.63%となりました。
2Q時点で計画を大きく上回っており、どこかで上方修正があるかもしれません。
適時開示情報
2024年4月24日 2024年9月期 第2四半期決算短信
2024年3月29日 個別決算における特別損失(関係会社株式評価損)の戻入れに関するお知らせ
2024年1月31日 2024年9月期 第1四半期決算短信
2024年1月31日 株式会社Craft Eggの吸収合併(簡易合併・略式合併)について
2023年12月29日 個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ 33億円
2023年11月1日 2023年9月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は1.5%前後の配当を出しています。
2014年9月 1.56% 39.2%
2015年9月 1.07% 21.2%
2016年9月 0.84% 23.1%
2017年9月 0.98% 100.0%
2018年9月 0.53% 83.0%
2019年9月 0.80% 245.2%
2020年9月 0.53% 64.9%
2021年9月 0.51% 13.4%
2022年9月 1.15% 29.2%
2023年9月 1.86% 142.5%
2024年4月 1.45%
株主優待は100株以上で「ABEMA」プレミアム利用料 無料クーポンを贈呈です。
権利確定月は、9月末日です。
100株以上 3か月分
500株以上 12か月分
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
サイバーエージェントは、(3月)と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年中旬までは右肩上がりで上昇しましたが、その後は下降傾向で推移しています。
2021年は、ゲーム事業のウマ娘がヒットして利益が一番出ていたときなので、このような株価チャートになるのもうなずけます。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月までは上昇傾向でしたが、その後は下落しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 97.04倍 (予 64.68倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.83倍
PERの目安は15倍で、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 10.53 (予 15.80)
BPS(1株当たりの純資産) 266.56
ROA(純資産利益率) 1.12% (予 1.71%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 29.8%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性はやや悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
2023年9月期はゲーム事業でのウマ娘が昨年ヒットした反動で大幅な減益になっています。
そのため、株価は安い状態になっています。
特需的な利益が落ち着いた今の業績が底で、今後は増収増益期と位置付けています。
2024年9月期2Qでは大きく業績を上げており、その通りになりつつあります。
配当もあるので、配当を貰いながらキャピタルゲインも狙う長期投資が最良です。
今のタイミングであれば、株価の下落が止まったので、短期的に投資するのも悪くないです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:△
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:△
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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