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【株式銘柄徹底分析】博報堂DYホールディングス(2433)~広告会社国内2位 マーケティング 博報堂 大広 読売広告社~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、広告会社国内2位で、持株会社傘下に博報堂、大広、読売広告社を持つ博報堂DYホールディングスについて調査をしました。

 

www.hakuhodody-holdings.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年8月8日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:博報堂DYホールディングス公式HP)

 

博報堂DYホールディングスは、広告会社国内2位で、持株会社傘下に博報堂、大広、読売広告社を持つ会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

新型コロナウイルス感染症拡大により、人々の生活、企業活動、国内外の経済は大きな打撃を受け、社会は未曽有の危機に直面しています。
この危機をきっかけに生活様式の変化が激しいスピードで進んでいます。

そうした中、当社グループが中期経営計画において環境認識の基礎としている「オールデジタル化」の流れが加速することが予想されます。

 

生活者の意識と行動は大きく変化し、マーケティングのあり方もさらに多様化していくことでしょう。
この大きな変化に対して当社グループも柔軟に変化していく必要があると考えており、提供サービスのデジタルトランスフォーメーションと構造改革を推進すべく各種取り組みを進めてまいります。


当社グループは、こうした変化について強みを活かす機会ととらえ、「生活者発想」と「クリエイティビティ」によって、社会に新たな価値を提供していきたいと考えています。
アフターコロナの社会を見据え、競争力強化と継続的な事業成長の実現に注力し、企業価値のいっそうの向上に努めていきます。

 

Global Purposeは「生活者、企業、社会。

それぞれの内なる想いを解き放ち、

時代をひらく力にする。

Aspiration Unleashed」です。

 

(引用:博報堂DYホールディングス公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

2003年10月 - 博報堂DYホールディングス発足

2003年12月 - 株式会社博報堂、株式会社大広及び株式会社読売広告社の3社のメディア・コンテンツ関連組織を分割型新設分割の手法により分社・統合し、100%子会社として株式会社博報堂DYメディアパートナーズを設立

2005年2月 - 株式会社東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2008年3月 - 本社を東京都港区東新橋から東京都港区赤坂に移転

2009年2月 - 株式会社博報堂デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社の第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化

2016年10月 - デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社と株式会社アイレップが株式移転によりD.A.コンソーシアムホールディングス株式会社を設立

2018年10月 - D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社の株式を公開買付けにより取得し、同社を完全子会社化

 

事業内容

博報堂DYホールディングスの事業は、広告事業です。

 

【連結事業】広告・日本 75%、同・海外 25%

【海外】27%

 

博報堂DYホールディングスは、2020年3月期から2024年3月期の中期経営計画において、「生活者発想を基軸に、クリエイティビティ、統合力、データ/テクノロジー活用力を融合することで、オールデジタル時代における企業のマーケティングの進化と、イノベーション創出をリードする。

そのことで、生活者、社会全体に新たな価値とインパクトを与え続ける存在になる。」という基本戦略を掲げています。

 

博報堂DYホールディングスは449のグループ会社(子会社および関連会社)で構成され、合計27,936人を超える従業員が世界30以上の国と地域で働いています(2023年3月末現在)。

グループ全体の収益は、9,911億3,700万円(2023年3月期通期)となり、米国Ad Age誌の「World's 25 Largest Agency Companies」では世界トップ8と発表されています。

日本国内では2位にランキングされているエージェンシーグループです。

 

(引用:博報堂DYホールディングス公式HP)

 

時価総額

博報堂DYホールディングス時価総額4,612.38億です。(2024年8月8日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 28,894名(臨時11,061名)

     単体 149名(臨時28名)

平均勤続年数:11.10年

平均年齢:41.30歳

平均年収:1157万円

 

 

業績

2024年6月4日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結収益は4.5%減で、経常利益は37.4%減の378億1,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.59%から3.62%と悪化しました。

 

 

(引用:博報堂DYホールディングス公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年8月8日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。

連結収益は0.5%減で、経常利益は11.7%増の66億7,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の1.87%から2.10%と横ばいでした。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は17.34%でした。

 

 

計画に対して、業績の進捗は遅れています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年8月8日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2024年6月4日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.67%  24.3%

2015年3月 1.17%  28.1%

2016年3月 1.41%  23.5%

2017年3月 1.82%  34.6%

2018年3月 1.78%  32.5%

2019年3月 1.57%  22.1%

2020年3月 2.75%  24.9%

2021年3月 1.63%  42.3%

2022年3月 2.07%  21.7%

2023年3月 2.14%  38.5%

2024年3月 2.31%  47.1%

2024年9月 3.36%

 

(引用:博報堂DYホールディングス公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

博報堂DYホールディングスは、3月、9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年まで上昇が続いていましたが、それ以降は波がありながらも下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、5月・6月は下落傾向が続いていましたが、それ以降は上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  17.29倍 (予 28.73倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.12倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 67.89 (予 40.86)

BPS(1株当たりの純資産) 1,046.89

 

ROE自己資本利益率) 7.38% (予 3.90%)

ROA(純資産利益率) 2.41% (予 1.57%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 40.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 3.36倍(2024年8月30日現在)

 

比較される銘柄

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まとめ

売上は近年横ばいで、利益は縮小傾向です。

2025年3月期は増収減益予想です。

 

一方、株価は2019年以降、上下動しながら下落傾向です。

配当は小さいため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

利益は縮小しており、株価も下落傾向が続いているため、長期投資するのは厳しいでしょう。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:〇

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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