こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、地方銀行大手で千葉県で断トツ、東京展開を強化する千葉銀行について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年8月2日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:千葉銀行公式HP)
千葉銀行は、地方銀行大手で千葉県で断トツ、東京展開を強化する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400の構成銘柄の1つ
デジタル化の進展や気候変動問題への意識の高まりに加え、原材料の価格高騰・人手不足の深刻化などの影響により、地域のお客さまを取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。
また、これまで長らく続いてきた金融緩和からの方針が大きく見直され、「金利のある世界」の到来により、当行グループにとっても大きな転換期を迎えています。
こうしたなか、当行グループは、環境の変化に柔軟に対応し、パーパス「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」、ビジョン「地域に寄り添う エンゲージメントバンクグループ」の実現に向けた取組みを着実に進めています。
金融サービスを中心とした機能的価値の加えて、DXやGX、少子高齢化など様々な社会課題に貢献する社会的価値の提供を通じて、全てのステークホルダーの思いが実現できる明るい未来を創出していきます。
昨年4月から第15次中期経営計画「エンゲージメントバンクグループ ~フェーズ1~」をスタートし、今年度は2年目となります。
「お客さま中心のビジネスモデルの進化」を取組指針に掲げ、商品やサービス提供における視点を変え、お客さま一人ひとり、一社一社にとって最高の顧客体験を創り上げていきます。
個人のお客さまに対しては「お金に関する総合コンサルタント」として、法人のお客さまに対しては「経営の補佐役」として、地域のお客さまの真にお役に立ち、地域とともに成長し続ける銀行グループを目指していきます。
(引用:千葉銀行公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1943年3月 - 千葉合同銀行・小見川農商銀行・第九十八銀行が合併し、千葉銀行創立(初代頭取に古荘四郎彦就任)
1944年3月 - 千葉貯蓄銀行を合併
1944年6月 - 野田商誘銀行の営業を譲受け
1953年7月 - 本店増改築工事が完成
1963年9月 - 総預金が1,000億円突破
1964年2月 - ひまわりをバンクフラワーに制定
1964年4月 - 千葉県の指定金融機関受託
1968年10月 - 日本橋ちばぎんビルが完成
1970年10月 - 東京証券取引所第二部に株式上場
1971年8月 - 東京証券取引所第一部に指定替え
1973年3月 - 東京証券取引所第一部に指定替え
1975年9月 - 総預金が1兆円突破
1982年3月 - 初の海外拠点となるロンドン駐在員事務所開設
1982年11月 - コーポレート・アイデンティティー(CI)を導入
1987年4月 - 初の海外支店となるニューヨーク支店開設
1990年6月 - 常設画廊「ちばぎんアートギャラリー」を開設
1991年10月 - 電算センター「おゆみ野センター」が完成
1996年4月 - マスコットキャラクターに「タンタン&スノーウィ―」を採用
1996年12月 - ホームページを開設
2004年10月 - 初の個人向け多機能相談型店舗となる「ちばぎんコンサルティングプラザ千葉」を開設
2008年3月 - 株主優待制度を導入
システム共同化検討プロジェクト「TSUBASAプロジェクト」が発足
2012年5月 - 蘇我事務センタービルが完成
2013年4月 - ちばぎん金融資料室を開設
2014年1月 - 地銀9行による「地域再生・活性化ネットワーク」が発足
室町ちばぎん三井ビルディングが完成
2014年3月 - 総預金が10兆円突破
2015年10月 - 地銀広域連携「TSUBASA金融システム高度化アライアンス(TSUBASAアライアンス)」が発足
2016年3月 - オリジナルキャラクター「ひまりん」が誕生
武蔵野銀行との業務提携「千葉・武蔵野アライアンス」が発足
2019年7月 - 横浜銀行との業務提携「千葉・横浜パートナーシップ」が発足
2020年9月 - ちばぎん本店ビルが完成
2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場へ移行
2023年4月 - パーパス「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」・ビジョン「地域に寄り添う エンゲージメントバンクグループ」を制定
事業内容
千葉銀行の事業は、銀行業からなります。
【資金】定期 22%、普通 69%、当座 2%、通知 0%、他 7%
【資産】現・預け金 20%、有価証券 13%、貸出金 62%、他 5%
【融資】中小企業等向け 83%、住宅・消費者向け 43%
千葉銀行は、1943年に千葉合同銀行・小見川農商銀行・第九十八銀行が合併して誕生しました。
創立以来、千葉県の発展に伴う資金ニーズに積極的にお応えし、地域とともに成長を続けてきました。
(引用:千葉銀行公式HP)
千葉銀行グループは、グループ16社が一体となって、証券・資産運用や調査・コンサルティング、リース・ベンチャーキャピタルやクレジットカード、業務受託・職業紹介、信用保証・債権管理や地域商社など、各社の機能を活用し、地域のお客さまの多様なニーズにお応えしています。
(引用:千葉銀行公式HP)
時価総額
千葉銀行の時価総額は1.0308兆円です。(2024年8月2日現在)
社員の状況
従業員数:連結 4,164名(臨時2,545名)
単体 3,695名(臨時2,393名)
平均勤続年数:15.0年
平均年齢:38.5歳
平均年収:750万円
業績
2024年5月10日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は11.6%増で、経常利益は3.7%増の902億6,200万円となっています。
売上高営業利益率は前年の31.25%から29.05%と悪化しました。
(引用:千葉銀行公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増益になります。
次に、2024年8月2日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。
連結経常収益は16.0%増で、親会社株主に帰属する四半期利益は8.8%増の200億3,200万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の34.21%から32.64%と横ばいでした。
第1四半期時点の親会社株主に帰属する当期利益の進捗率は29.46%でした。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年8月2日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月10日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は2.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 1.89% 22.1%
2015年3月 1.47% 19.1%
2016年3月 2.50% 20.8%
2017年3月 2.10% 22.9%
2018年3月 1.75% 22.0%
2019年3月 2.66% 24.5%
2020年3月 3.81% 28.1%
2021年3月 2.76% 29.9%
2022年3月 3.31% 32.6%
2023年3月 3.27% 33.9%
2024年3月 2.54% 36.9%
2024年8月 2.85%
(引用:千葉銀行公式HP)
株主優待は、継続保有1年以上で、以下3コースよりいずれか選択です。
権利確定月は3月末日です。
①千葉県特産品コース
千葉県の特産品などを掲載したカタログから商品を選択
②C-VALUE特別規格特産品コース
ちばぎん商店が取り扱う千葉発の新たな特産品等を掲載した別冊カタログから商品を選択
③TSUBASAアライアンス共同企画特産品コース
TSUBASAアライアンスに傘下する第四北越銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、滋賀銀行、群馬銀行の地元特産品等を掲載した別冊カタログから商品を選択
④寄付コース
1,000株以上 ①③特産品(3,000円相当) または④寄付(3,000円)
10,000株以上 ①②③特産品(6,000円相当) または④寄付(6,000円)
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
千葉銀行は、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年から上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、5月まで上昇が続いていましたが、それ以降は横ばいです。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 17.40倍 (予 15.98倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.92倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 86.53 (予 95.05)
BPS(1株当たりの純資産) 1,651.46
ROA(純資産利益率) 0.29% (予 0.32%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 5.2%
(引用:千葉銀行公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
信用倍率 2.65倍(2024年7月26日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益はこの3年間拡大が続いています。
2025年3月期は増益予想です。
一方、株価は2020年以降上昇が続いています。
配当はそこそこあり、業績も拡大しているので、長期投資するのが最良でしょう。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:✖
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:◎
割安度:△
値動き:△
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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