こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、投稿監視・カスタマーサポート・デバッグ・サイバーセキュリティなどの業務を担う”総合ネットセキュリティ企業”であるイー・ガーディアンについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月1日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
イー・ガーディアンは、投稿監視・カスタマーサポート・デバッグ・サイバーセキュリティなどの業務を担う”総合ネットセキュリティ企業”です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
創業以来、インターネットの安心・安全を守るために積極的なサービス開発に従事し、投稿監視からカスタマーサポート、デバッグ、サイバーセキュリティまでワンストップのサービス提供ができる体制を構築しています。
また、人的サポートだけではなく、AIやRPAを独自開発し、「人とシステム」での最善のソリューション開発を継続しています。
総合ネットセキュリティ企業として、理念である「We Guard All」の実現に向け、インターネットを安心・安全にご利用いただくための様々なサービスの開発に尽力し、さらなる成長を目指しています。
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
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関連セクター
沿革
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1998年5月 - 株式会社ホットポットを設立
ホームページ制作及びマルチメディアコンテンツプロバイダーとして業務開始
2001年6月 - コールセンター事業開始
2001年12月 - 人材派遣事業開始
2003年3月 - 携帯電話販売事業の営業権を株式会社カムテックから取得
石油卸業を営む株式会社カムテックの発行済株式の全部を取得し子会社化
情報システム開発を営む株式会社三太(その後社名をインターネットマネジメントシステム株式会社に変更)の発行済株式の全部を取得し子会社化
2003年4月 - 当社グループ内でインターネット掲示板における掲示板投稿監視事業開始
2003年6月 - 人材派遣業の営業権を横河キューアンドエー株式会社(現 キューアンドエー株式会社)から取得
2005年10月 - イー・ガーディアン株式会社に商号を変更
携帯コンテンツ配信事業を会社分割により株式会社エディアへ承継
2006年6月 - 携帯電話販売事業を株式会社菱和テレコムに売却
2006年7月 - 人材派遣事業を株式会社フジスタッフに一部売却
2007年9月 - 子会社であるインターネットマネジメントシステム株式会社を清算
2012年6月 - イーオペ株式会社を完全子会社化(現 イー・ガーディアン東北株式会社)
2014年9月 - 株式会社パワーブレインを完全子会社化
2014年10月 - 会社分割によりトラネル株式会社を新設(現 EGテスティングサービス株式会社)
2015年4月 - HASHコンサルティング株式会社を完全子会社化(現 EGセキュアソリューションズ株式会社)
2016年2月 - リアル・レピュテーション・リサーチ株式会社を新設
2016年9月 - 東京証券取引所市場第一部への上場市場変更
2017年1月 - 株式会社アイティエスを完全子会社化
2017年5月 - イーオペ株式会社をイー・ガーディアン東北株式会社に、リンクスタイル株式会社をEGヒューマンソリューションズ株式会社に、HASHコンサルティング株式会社をEGセキュアソリューションズ株式会社に、それぞれ商号を変更
画像内物体検知システム「Kiducoo AI」をリリース
2018年10月 - EGヒューマンソリューションズ株式会社及びリアル・レピュテーション・リサーチ株式会社を当社が吸収合併
2019年8月 - 株式会社グレスアベイルを子会社化
2019年10月 - トラネル株式会社を吸収合併存続会社、アイティエス株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併により事業持株会社へ移行し、商号をEGテスティングサービス株式会社に変更
2020年10月 - 株式会社ジェイピー・セキュアを完全子会社化
2021年10月 - 株式会社グレスアベイル及び株式会社ジェイピー・セキュアをEGセキュアソリューションズに統合
2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場へ移行
事業内容
イー・ガーディアンの事業は、主に以下の4つです。
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
【連結事業】ソーシャルサポート 57%、ゲームサポート 18%、アド・プロセス 12%、サイバーセキュリティ 6%、他 7%
【海外】19%
ソーシャルサポート事業
SNS・動画投稿の監視、カスタマーサポート、多言語サポート、風評調査などを行っています。
EC・フリマのカスタマーサポート、FinTechのeKYC(電子本人認証)案件が好調です。
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
ゲームサポート事業
ゲーム領域での投稿の監視、カスタマーサポート、多言語サポート、風評調査などを行っています。
カスタマーサポートに加え、ローカライズも同時に提案している。
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
アド・プロセス事業
広告審査やバックオフィス業務を行っています。
インターネット広告市場の持続的成長と法改正・規制強化が追い風となります。
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
サイバーセキュリティ事業
脆弱性診断、WAF(Web Application Firewall)、SOC(Security Operation Conter)、コンサルティングを行っています。
時価総額
イー・ガーディアンの時価総額は182.70億円です。(2024年2月1日現在)
社員の状況
従業員数:単体 153名(臨時1,452名)
連結 388名(臨時1,906名)
平均勤続年数:3.5年
平均年齢:32.4歳
平均年収:515万円
業績
2022年11月6日に出された2023年9月期の決算短信は以下になります。
連結売上高は前期比1.3%増、経常利益は21.9%減で18億600万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の19.33%から14.93%と悪化しました。
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
2024年9月期の業績予想は増収増益となっています。
次に、2024年2月1日に発表された2024年9月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は6.5%減、経常利益は17.9%減の3億9,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の14.44%から14.12%と横ばいでした。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は20.15%となりました。
計画に対して、業績の進捗は遅れ気味です。
適時開示情報
2024年2月1日 2024年9月期 第1四半期決算短信
2023年12月15日 (開示事項の経過)当社親会社による中間持株会社設立に関するお知らせ
2023年11月13日 剰余金の配当に関するお知らせ
2023年11月6日 2023年9月期決算短信
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2023年10月31日 親会社及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ
2023年8月2日 2023年9月期 第3四半期決算短信
2023年5月9日 通期業績予想の修正に関するお知らせ
2022年11月7日 2022年9月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
直近は0%台後半の配当を出しています。
2014年9月 0.62% 14.6%
2015年9月 0.58% 11.8%
2016年9月 0.33% 11.7%
2017年9月 0.28% 10.6%
2018年9月 0.28% 11.1%
2019年9月 0.55% 10.9%
2020年9月 0.30% 10.3%
2021年9月 0.46% 13.0%
2022年9月 0.84% 14.3%
2023年9月 0.97% 21.2%
2024年2月 1.76%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
イー・ガーディアンは、(3月)と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年までは順調に上昇して4,000円超えまでいきましたが、その後は3,000円辺りを中心に上げ下げしています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、緩やかな下落傾向の中、8月上旬に急騰しましたが、10月に急落しています。
8月の急騰は、8月2日に発表された「株式会社チェンジホールディングスによる当社株券に対する公開買付けに関する意見表明、同社との資本業務提携、及び同社を割当予定先とする第三者割当の方法による新株式発行に関するお知らせ」を受けたものです。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 14.75倍 (予 14.39%)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.72倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 108.29 (予 109.37)
BPS(1株当たりの純資産) 916.43
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
ROE(自己資本利益率) 16.72% (予 11.93%)
ROA(純資産利益率) 13.49% (予 10.31%)
(引用:イー・ガーディアン公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 86.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は右肩上がりで伸びており、成長企業といえます。
利益についてはやや伸び悩んでいますが、事業内容からして将来性はあると考えます。
配当は今は小さいですが、成長していく中で大きくなる可能性は高いと思います。
現状の株価は、低迷しており買いやすい状況となっています。
株価も割安レベルなので、長期投資をするのが最良と思います。
小型の株ですが、短期的にあまり大きな値動きはない銘柄なので、短期投資向きではありません。
ある程度長期投資をすることをおすすめします。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:◎
規模:✖
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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