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【株式銘柄分析】KHC(1451)~建設業 注文住宅 リフォーム工事 木造建築請負 高配当~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、兵庫県地盤の注文建築・分譲などの事業子会社を有する持株会社であるKHCについて調査をしました。

 

www.khc-ltd.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:KHC公式HP)

 

KHCは、兵庫県地盤の注文建築・分譲などの事業子会社を有する持株会社です

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

兵庫県の播磨地区を中心に「住生活産業として生み出した新たな価値により、地域や顧客に喜びや豊かさを供給する」という経営理念のもと、グループの事業子会社5社をブランド化することにより、それぞれの強みを生かした家づくり及び住宅取得に関するサポートをしています。

 

(引用:KHC公式HP)

 

創業当時から、完全自由設計型の家づくりの仕組や地域のニーズに即した商品提供のシステムもこの理念に基づき構築してきました。

今後も地域密着企業として価格と付加価値のバランスのとれたサービスを提供していく方針です。

 

(引用:KHC公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1981年10月 - 不動産の仲介及び住宅請負等を目的として株式会社勝美住宅(現 KHC)を設立

1998年9月 - 子会社 株式会社神戸住建(現 連結子会社、住宅の横綱大和建設株式会社)を設立

1999年1月 - 株式会社勝美住宅(現 KHC)が大和建設株式会社を吸収合併

1999年9月 - 子会社 株式会社みなと住建を設立

2000年7月 - 株式会社勝美住宅(現 KHC)が加古川住宅を吸収合併

2001年2月 - 株式会社明石住建(現 連結子会社)及び恭和住宅株式会社(現 連結子会社、パル建設株式会社)を株式交換により完全子会社とする

2002年1月 - 子会社 パル建築工房株式会社(現 連結子会社、株式会社Labo)を設立

2004年10月 - 恭和住宅株式会社が商号をパル建設株式会社に変更

2005年3月 - 日本アジアランド株式会社にKHC株式を譲渡したため、日本アジアランド株式会社の子会社となる

2005年5月 - 大和建設株式会社が商号を住宅の横綱大和建設株式会社に変更

2006年10月 - 会社分割(新設分割)により住宅事業を設立会社である株式会社勝美住宅(現 連結子会社)に事業承継し、持株会社化するとともに、商号を株式会社KHCに変更

2008年4月 - 日本アジアランド株式会社が国際航業ホールディングス株式会社にKHC株式を譲渡したため、国際航業ホールディングス株式会社の子会社となる

2011年10月 - パル建設株式会社が株式会社加古川住宅を吸収合併

2015年7月 - 日本アジアグループ株式会社を存続会社とし、国際航業ホールディングス株式会社を消滅会社とする吸収合併により、日本アジアグループ株式会社の子会社となる

2016年4月 - 自己株式の消却により、日本アジアグループ株式会社の完全子会社となる

2019年3月 - 東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2021年8月 - 株式会社シティインデックスイレブンスが、当社の親会社である日本アジアグループ株式会社の株式を公開買付けしたため、株式会社シティインデックスイレブンスは当社の親会社となる

2021年11月 - 当社の親会社である日本アジアグループ株式会社が吸収分割の方法により、同社が所有する当社株式を株式会社JAGに継承したため、日本アジアグループ株式会社とその親会社である株式会社シティインデックスイレブンスが親会社でなくなり、株式会社JAGとその親会社であるグリーンプロジェクト株式会社が親会社となる

2022年4月 - 株式会社勝美住宅(現 連結子会社)が子会社 いい不動産プラザ株式会社(現 連結子会社)を設立

     東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場に移行

2023年1月 - 当社の親会社である株式会社JAGが商号を株式会社SOLABELに変更

 

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事業内容

KHCの事業は、以下の4つからなります。

 

【連結事業】住宅請負 58%、分譲用土地 33%、分譲用建物 8%、他 1%

 

住宅請負事業

注文住宅、リフォーム工事及び中大規模木造建築の住宅請負を行っています。

メインの注文住宅では、各連結子会社ともに、完全自由設計型の家づくりを基本としており、株式会社Laboを除くグループ各事業会社では、株式会社勝美住宅にて仕入れた商品土地を含む豊かな土地情報を活用し、土地をセットにして注文住宅を提案することで他社との差別化を図っています。

 

(引用:KHC公式HP)

 

分譲用土地事業

当社グループえは、株式会社勝美住宅の開発部が、グループ全体の商品土地の仕入を担当しており、調査・査定、造成工事の手配から、グループ各事業会社への情報発信及び在庫の管理に至るまでを一貫して行っています。

 

商品土地の仕入情報に関しては、同社の開発部だけでなく、いい不動産プラザ株式会社、各店舗(営業担当者)、地場不動産業者、金融機関、取引会社からの情報によるものもあり、仕入ルートの多角化と安定化を図ることで、地域ごとに偏りのない土地仕入が行われるよう努めています。

 

小規模なものから宅地造成を伴う大規模なものまで、様々な商品土地の提供を行っており、株式会社勝美住宅、住宅の横綱大和建設株式会社、株式会社明石住建、パル建設株式会社にて建築条件付き土地として販売される商品土地と分譲用建物(建売住宅)とセット販売される商品土地があります。

 

(引用:KHC公式HP)

 

分譲用建物事業

分譲用土地に住宅を建設し販売する、いわゆる建売住宅となります。

商品土地の販売促進のために建物ごとにコンセプトを設定して建設する「コンセプトハウス」と、注文住宅の集客のために、一定期間利用した上で販売する「モデルハウス」があります。

 

「コンセプトハウス」は、住宅請負で培ったノウハウや設計力を活かし、敷地に合わせて一からプラインを作成することで、内装コーディネート、ハイグレードな設備、街並みや配棟計画による住環境向上等により、ローコスト系の他社建売受託と差別化を図った付加価値型の建売住宅でありますが、グループ各事業会社の注文住宅におけるブランド色は出さず、株式会社勝美住宅、住宅の横綱大和建設株式会社、株式会社明石住建、パル建設株式会社が共同で販売しています。

 

各事業会社ごとの建設棟数はグループ全体の販売計画に基づき決定しており、株式会社勝美住宅の開発部が選定を行った建設用地に、各事業会社で企画した建物を建設しています。

 

「モデルハウス」は各事業会社の注文住宅の集客やイメージ訴求が目的であるため、各事業会社のブランドごとに株式会社勝美住宅のマーケディング部が企画しています。

 

その他の事業

グループ各事業会社の注文住宅建設用地としての土地仲介業務、他社の新築建売住宅及び中古住宅の媒介業務に関する手数料と株式会社勝美住宅の所有物件の賃貸料となります。

 

 

時価総額

KHCの時価総額30.20億です。(2024年2月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 14名

     連結 124名

平均勤続年数:7.70年

平均年齢:43.00歳

平均年収:528万円

 

 

業績

2023年5月8日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比7.1%減、経常利益は5.3%増の5億4,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年の4.73%から5.45%に改善しました。

 

 

(引用:KHC公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比3.2%減、経常利益は20.7%増の4億2,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の5.08%から6.08%と改善しました。

第3四半期までの経常利益の進捗率は89.29%となりました。

 

 

当初の計画以上のペースで業績は進捗しているようです。

 

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適時開示情報

2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月7日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月8日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月8日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年5.0%前後の配当を出しており、高配当をいえます。

 

2019年3月 5.51%  30.6%

2020年3月 8.16%  41.2%

2021年3月 4.93%  37.0%

2022年3月 5.37%  38.3%

2023年3月 5.24%  36.8%

2024年2月 4.64%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

KHCは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2019年から2020年にかけて最高値である1,000円を付けたあとに急落し、そこから少しづつ上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月までは上昇傾向でしたが、それ以降は下落して再度上昇傾向になっています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  8.55倍 (予 9.92倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.48倍

 

PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割安と言えます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 89.33 (予 76.85)

BPS(1株当たりの純資産) 1,580.40

 

(引用:KHC公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 5.78% (予 4.86%)

ROA(純資産利益率) 2.21% (予 2.07%)

 

(引用:KHC公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 42.5%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

安江工務店(1439)

サンヨーホームズ(1420)

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まとめ

売上・利益は少しづつ減少傾向です。

2024年5月期の業績予想は増収減益ですが、2Q決算の結果は増収増益で業績は期待できそうです。

ただし、年々業績を伸ばしていけるかといわれると、疑問が残ります。

 

一方、株価は2022年中旬からは上昇傾向で推移していますが、直近は下落しています。

高配当でありますが、長期的な業績の伸びについては疑問なので、長期投資は避けた方がよさそうです。

配当の権利取りのために、短期的に購入するが最良と思います。

 

非常に小型の銘柄なので、大きく下落したときに短期投資して利益を狙うのはありだと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:✖

割安度:◎

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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