こんにちは、ToMO（@tomo2011_08）です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は？、業績はどうか？、配当はいくらなのか？、現在の株価はいくらか？などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、首都圏郊外や地方を中心に展開するローコスト系の注文住宅会社であるタマホームについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月11日現在の情報になります。
目次
会社概要
（引用：タマホーム公式HP）
タマホームは、首都圏郊外や地方を中心に展開するローコスト系の注文住宅会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経中小型株指数の構成銘柄の1つ
お客様のご要望に丁寧に耳を傾け、ローコストながら常に最高品質の住宅をご提供していると自信を持っています。
新しく建てる家に託したご家族のご希望やご期待を実現するため、「Happy Life」を支える温かい家づくりを目指していきます。
主力事業である注文住宅を中心に、戸建分譲住宅、リフォームなど、成長が見込まれる事業分野の拡大を目指しています。
経営理念は「より良いものをより安く 提供することにより社会に奉仕する」
（引用：タマホーム公式HP）
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1978年 - 筑後興産株式会社設立
1998年6月 - 筑後興産株式会社の土木、建築、設計、不動産業を分離独立、タマホーム株式会社を設立
2000年1月 - 福岡県筑後市久富に展示場、事務所開設移転
2000年8月 - 佐賀支店開設
2001年7月 - 福岡本店開設
2002年7月 - 唐津店開設
2002年8月 - 佐世保店開設
2002年9月 - 菊陽店開設、福岡ヤフードーム支店開設
2003年4月 - 大分支店開設、久留米店開設
2003年5月 - 飯塚店開設
2003年9月 - 八代店開設、福山店開設
2003年10月 - 新宮店開設
2003年11月 - 長崎支店開設、山口支店開設
2003年12月 - グリーンランド店開設
2004年1月 - 東広島店開設
2004年5月 - 加古川支店開設、姫路店開設、鳥栖弥生が丘支店開設
2004年6月 - 相生店開設、大竹店開設
2004年7月 - 岡山インター店開設、周南店開設
2004年8月 - 泉佐野支店開設
2004年10月 - 下関店開設、和歌山支店開設
2004年11月 - 西宮店開設、広島本店開設、寝屋川支店開設
2004年12月 - 資本金を3億6,350万円に増資
2005年1月 - 奈良橿原店開設
2005年2月 - 高槻店開設、滋賀支店開設、日出店開設
2005年3月 - 奈良支店開設、豊橋店開設
2005年4月 - 久御山支店開設、岡山支店開設、大阪本店開設、津営業所開設、守山店開設
2005年5月 - 鈴鹿店開設、三重支店開設
資本金を3億7,350万円に増資
2005年6月 - タマホーム東北株式会社設立
名古屋本店開設、一宮店開設、小牧店開設、現 本社（東京都港区）開設
2005年7月 - 小牧店開設
2005年8月 - 名取店開設
2005年10月 - 長浜店開設、キャナルシティ支店開設
2005年11月 - 仙台支店開設、横浜本店開設、瑞穂支店開設、多治見店開設
2005年12月 - 早良支店開設、堺店開設
資本金を7億7,350万円に増資
2006年1月 - 富士店開設、千葉本店開設
2006年2月 - 桶川支店開設、利府店開設
2006年3月 - 浜松店開設
2006年4月 - 高崎支店開設、川越店開設、出雲店開設
2006年5月 - 宇部店開設、伊勢崎店開設、熊本支店開設、茂原店開設
2006年6月 - 古川店開設
2006年7月 - 袋井店開設、甲府支店開設、福島支店開設、熊谷店開設、足利店開設、入間店開設、大分森町支店開設
2006年8月 - 小山店開設、土浦店開設、千葉ニュータウン支店開設、宇都宮インターパーク支店開設、佐世保上本山支店開設、日立店開設
2006年9月 - 草加店開設、和歌山岩出店開設、いわき店開設、品川支店開設、宇都宮店開設、須賀川支店開設
2006年10月 - 茨城支店開設、柏店開設、伊勢店開設
2006年11月 - 長岡店開設、成田店開設、厚木支店開設、諏訪店開設、米子支店開設、昭島店開設、加須店開設、倉敷店開設、神戸西支店開設
2006年12月 - 袖ヶ浦店開設、松本店開設
2007年1月 - 鳥取店開設
2007年5月 - 盛岡支店開設
2007年6月 - 中津店開設、富山店開設、上津支店開設、熱田ショールーム開設、豊田店開設、秋田店開設、浜田支店開設
2007年9月 - 夢真ホールディングス子会社の夢真アーバンフロンティアを買収し、タマホーム東京に商号変更
2008年12月 - Tama Global Investments Pte. Ltd設立
2011年1月 - タマホーム沖縄株式会社グランドオープン
事業内容
タマホームは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】住宅 79%、不動産 18%、金融 0%、エネルギー 0%、他 3%
住宅事業
根幹をなすセグメント、全国47都道府県に246拠点（22/5月末現在）を展開。
事業領域は、「注文住宅の建築請負」、「リフォーム工事等の請負」、「外構工事等、付帯工事の紹介」、「プレカットCAD入力・図面作成等の設計支援業務」です。
2022年3月に、累計販売棟数15万棟を達成
（引用：タマホーム公式HP）
不動産事業
家づくりから街づくりへ、街並みや景観にも配慮した総合的な住環境を提供しています。
近年では、都心での旺盛なオフィスニーズを捉え、オフィスのサブリースや区分保証オフィスの販売拡大を目指しています。
事業領域は、「分譲宅地・戸建分譲の販売」、「マンション企画・開発・販売」、「オフィスビルのサブリース」、「オフィスにおける区分所有権の販売」です。
（引用：タマホーム公式HP）
その他の事業
金融事業として、「火災保険等の保険代理店業務」、「注文住宅購入者向けつなぎ融資」があります。
エネルギー事業として、「メガソーラー発電施設の運営」があります。
その他事業として、「家具販売・インテリア工事の請負」、「地盤保証」、「海外事業」があります。
（引用：タマホーム公式HP）
時価総額
タマホームの時価総額は1,219.47億円です。（2024年4月11日現在）
社員の状況
従業員数：連結 3,329名
単体 3,153名
平均勤続年数：8.30年
平均年齢：41.10歳
平均年収：777万円
業績
2023年7月11日に発表された2023年5月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比6.4%増、経常利益は9.2%増の134億7,700万円となっています。
売上高営業利益率は前年の4.94%から5.18%と横ばいでした。
（引用：タマホーム公式HP）
2024年5月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年4月11日に発表された2024年5月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は前年同期比12.3%減、経常利益は78.6%減の16億9,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の4.44%から0.96%と大幅に悪化しました。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は12.03%でした。
業績予想の進捗率が悪く、いつ下方修正が来てもおかしくない状況です。
適時開示情報
2024年4月11日 2024年5月期 第3四半期決算短信
2024年1月11日 2024年5月期 第2四半期決算短信
2023年10月10日 2024年5月期 第1四半期決算短信
2023年7月11日 2023年5月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年5.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。
2014年5月 3.56% 45.5%
2015年5月 1.73% -%（赤字）
2016年5月 2.30% -%（赤字）
2017年5月 2.35% 50.0%
2018年5月 2.71% 44.0%
2019年5月 5.29% 40.5%
2020年5月 5.37% 40.5%
2021年5月 4.75% 41.1%
2022年5月 5.27% 44.2%
2023年5月 5.16% 59.9%
2024年4月 4.47%
（引用：タマホーム公式HP）
株主優待は、特製クオ・カードの贈呈です。
権利確定月は5月・11月末日です。
100株以上 保有3年未満：500円分 保有3年以上：1,000円分
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
タマホームは、5月と(11月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/5/29(水)、2024/11/27(水)です。
権利落ち日は、2024/5/30(木)、2024/11/28(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年ごろからは上昇傾向で推移しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月までは上昇傾向でしたが、それ以降は下落しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER（株価収益率＝株価が純利益に対して何倍か） 14.07倍 （予 13.33倍）
PBR（株価純資産倍率＝株価が1株当たりの純資産の何倍か） 4.02倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割安と言えます。
EPS（1株当たりの純利益） 300.64 （予 317.37）
BPS（1株当たりの純資産） 1,053.29
（引用：タマホーム公式HP）
ROE（自己資本利益率） 25.00% （予 30.13%）
ROA（純資産利益率） 7.82% （予 9.37%）
（引用：タマホーム公式HP）
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 30.6%
（引用：タマホーム公式HP）
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
業績は少しづつ伸びています。
2024年5月期の業績予想は増収増益ですが、3Q決算の結果を見ると厳しい状況です。
将来的に住宅需要は減っていくことが想定されるため、不動産事業などの他の柱の事業を育ていることが今後の課題になります。
一方、株価は高配当銘柄ということで上昇を続けています。
やはり、継続的に高配当を続けている銘柄は強いです。
2024年5月期の業績が思わしくないため、長期投資するタイミングとしては少し考えた方がよいかもしれません。
配当の権利確定後、かなり売られる傾向があるため注意が必要です。
小型の銘柄ではないですが、値動きはよさそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのはありです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績：✖
安全性：〇
成長・将来性：〇
収益性：△
規模：△
割安度：〇
値動き：〇
高配当投資：◎（配当＋優待）
長期投資（値上がり益）：△
短期投資：〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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