社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】積水ハウス SEKISUI HOUSE(1928)~累積建設戸数世界No1 11年連続増配 高配当 成長企業 日経平均株価 TOPIX Large70 JPX日経400 JPXプライム150~

こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、日本を代表する住宅メーカーで、11年連続増配中で高配当株としても知られる、積水ハウスについて調査をしました。

 

www.sekisuihouse.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月7日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:積水ハウス公式HP)

 

積水ハウスは、現在までの累計建設戸数は世界No1の258万戸と、国内で住宅着工戸数もNo1の総合住宅メーカーです。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

軽量鉄骨住宅を主力としていますが、シャーウッドなどの木造住宅ブランドでも有名で、戸建住宅の建築・販売に強みを持ちます。

 

新型コロナ拡大で、一時的に住宅建築の需要は落ち込みましたが、実質的なエネルギー消費ゼロのZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)が好調で売上高は堅調。

テレワークの浸透など新たな生活様式に対応した住宅販売も好調なことから、22年1月期の業績は増収増益となっています。

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

住宅メーカーの中でも、よく比較されるのが国内首位の売上規模を誇る大和ハウスです。

大和ハウスの方が売上規模は大きいですが、大和ハウスは非住宅分野に強みを持っています。

 

住宅着工件数で見ると、積水ハウスが国内首位になります。

 

非住宅分野では、2018年に世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」と連携して、地方創生事業の「Trip Base 道の駅」を展開。

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1960年3月 - 積水化学工業株式会社にハウス事業部を設置

1960年4月 - セキスイハウスA型(平屋建)発表

1960年3月 - 積水化学工業株式会社ハウス事業部を母体として、積水ハウス産業株式会社を設立

1963年10月 - 積水ハウス株式会社に商号変更

1970年8月 - 東京・大阪両証券取引所市場第二部に上場

1971年6月 - 東京・大阪両証券取引所市場第一部へ指定替え

1971年8月 - 株式のADR発行(S-12様式)が米国証券取引委員会(SEC)に登録

1972年3月 - 当社株式をCDR(大陸預託証券)の形でオランダ・アムステルダム証券取引所へ上場

1972年8月 - 株式を名古屋証券取引所市場第一部へ上場

1975年1月 - 東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第一部信用銘柄に指定

1977年3月 - 当社株式をGBC(包括無記名証券)の形で西ドイツ・フランクフルト証券取引所へ上場

1981年8月 - EDR(欧州預託証券)形式により、ルクセンブルク証券取引所に上場

1984年12月 - トーヨド建設株式会社に資本参加

1985年7月 - 中国・同済大学と技術協定締結

1987年7月 - 木材加工会社West Coast Forest Products, Inc. (米国ワシントン州)を買収

1989年6月 - トーヨド建設株式会社が積水ハウス木造株式会社に商号変更

1995年8月 - セキスイハウス木造株式会社を吸収合併

2001年2月 - セキスイハウス北陸、積水ハウス山梨、積水ハウス四国及び積水ハウス山陰を吸収合併

2001年3月 - スポンサー付ADR(America Depositary Reciepts/米国預託証券)の店頭取引開始

2005年2月 - 積和不動産6社を100%完全子会社化

     リフォーム事業を会社分割し、100%子会社の積水ハウスリフォーム株式会社に継承

2007年3月 - オーナー住宅買取再生事業を本格展開

2009年7月 - オーストラリア連邦における住宅事業を発表

2009年8月 - 積和不動産KRM株式会社、積和不動産札幌株式会社を積和不動産株式会社に吸収合併

2010年2月 - 興和不動産株式会社と包括的な業務提携に関する協定を締結

     株式会社ジョイント・キャピタル・パートナーズの全株式取得及びジョイント・リート投資法人の第三者割当増資の引受け等を決定

2010年9月 - 豪州最大手デベロッパー「レンドリース」との事業提携を発表

2011年6月 - 京都市中京区に新築する建物に「ザ・リッツ・カールトン」を2014年春に開業することをザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーと合意し契約締結

2011年7月 - オーストラリア・シドニーで複合開発「セントラルパーク」の共同開発事業開始

2013年4月 - Hondaとスマートハウス分野で協力関係を構築

2014年11月 - サービス付き高齢者専用住宅運営・管理の専門会社「積和グランドマスト株式会社」を設立

2016年1月 - 鳥取県鳥取ガス株式会社、本田技研工業株式会社とともに「水素エネルギー実証(環境教育)拠点整備プロジェクト」協定を締結

2017年8月 - 賃貸住宅オーナー様の円滑な資産継承をサポートする「積水ハウス信託株式会社」営業開始

2018年11月 - 地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」始動

2019年1月 - 積水ハウスのオーナー様のFIT電力を買い取る「積水ハウスオーナーでんき」発表

2019年3月 - 積水ハウスKDDI日立製作所 企業間情報連系基盤の実現に向け協創を開始

2019年5月 - 英国マーケットへ本格参入 Homes England及びUrban Splash社とのパートナーシップを発表

2019年6月 - 大阪府と包括連携協定を締結

2020年2月 - 戸建販売セカンドブランド新会社「積水ハウス ノイエ株式会社」営業開始

2020年5月 - 積水ハウスと岐阜造園、エクステリア事業で業務提携

2021年5月 - シャーメゾン併設駐車場向けにタイムズ24、タイムズモビリティと業務提携

2022年1月 - Sekisui House US HoldingsがHolt Homesを完全子会社化

2022年5月 - 国立循環器病研究センターと連携協定を締結

2022年6月 - Chesmar Homes, LLC等を子会社化

2022年9月 - 株式会社マルホンを子会社化

 

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事業内容

積水ハウスは、以下の10の事業からなります。

 

【連結事業】戸建・賃貸住宅他 37%、リフォーム・不動産フィー 27%、分譲・マンション・都市再開発 16%、国際 18%、他 6%

【海外】18%

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

事業領域は、以下の6つになります。

”住”を起点にした6つの柱の有機的成長で、積水ハウスグループの持続的な成長を実現します。

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

国内事業

  • 請負型ビジネス

オーナー様が保有する土地に戸建住宅や賃貸住宅の建築を請け負う事業です。

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

  • ストック型ビジネス

オーナー様に建てていただいた住宅と積水ハウス以外の住宅のリフォームや、不動産の転貸借により賃貸住宅経営をサポートする事業です。

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

  • 開発型ビジネス

「請負型ビジネス」、「ストック型ビジネス」は大きな投資を必要としないビジネスです。

この2つのビジネスモデルから生み出された収益を更なる成長に結びつけるため、土地の取得など投資からスタートする「開発型ビジネス」を展開しています。

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

国際事業

アメリカ、オーストラリア、イギリス、シンガポール、中国の5か国で住宅事業を展開。

日本で培った環境技術やまちづくりのノウハウを活用し、その国の住環境の課題解決に貢献しています。

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

 

時価総額

積水ハウス時価総額2.2504兆円です。(2024年3月7日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 29,052名

    単体 14,932名

平均勤続年数:16.8年

平均年齢:43.6歳

平均年収:834万円

 

 

業績

2024年3月7日に出された2024年1月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は前期比6.1%増、経常利益は4.3%増で2,682億4,800万円となりました。

売上高営業利益率は前年の8.93%から8.72%と横ばいです。

 

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

2024年1月期の業績予想は増収減益になっています。

 

 

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適時開示情報

2024年5月1日 持分法適用関連会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

2024年4月3日 (開示事項の経過)M.D.C. Holdings, Inc.の臨時株主総会における同社の買収に係る起案の承認可決に関するお知らせ

2024年3月21日 資金の借入に関するお知らせ

2024年3月7日 2024年1月期決算短信

2024年3月7日 剰余金の配当に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2023年12月7日 2023年1月期 第3四半期決算短信

2023年12月7日 積水ハウス建設グループの組織再編(当社連結子会社との会社分割)に関するお知らせ

2023年9月7日 2023年1月期 第2四半期決算短信

2023年6月8日 2024年1月期 第1四半期決算短信

2023年3月9日 2023年1月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は4%前後の配当利回りで、高配当といえます。

 

2014年1月 3.00%  36.2%

2015年1月 3.28%  38.2%

2016年1月 2.88%  44.9%

2017年1月 3.50%  36.5%

2018年1月 3.85%  39.9%

2019年1月 4.86%  42.4%

2020年1月 3.43%  39.4%

2021年1月 4.16%  46.4%

2022年1月 3.89%  39.6%

2023年1月 4.49%  39.8%

2024年1月 3.67%  39.8%

2024年3月 3.48%

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

株主優待は、毎年1月31日の株主名簿に記載又は記録された1,000株以上の株式保有者に対して、魚沼産コシヒカリ(新米) 5kgが贈呈されます。

現在の株価2,855円で換算すると、285.5万円分の株式保有が必要なので、ハードルは高いです。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

積水ハウスは、1月と7月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/1/29(月)・2024/7/29(月)です。

権利落ち日は、2024/1/30(火)・2024/7/30(火)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、大きく見ると右肩上がりになっています。

最近は、より強く上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月に急落はありましたが、それ以降は上昇傾向です。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  12.07倍 (予 11.54倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株あたりの純資産の何倍か)  1.29倍

 

PERの目安が15倍、PBRは1倍ですので、株価は割安と判断できます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 281.27 (予 297.87)

BPS(1株当たりの純資産) 2,669.53

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 12.57% (予 11.16%)

ROA(純資産利益率) 6.14% (予 5.63%)

 

(引用:積水ハウス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 52.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

住友林業(1911)

大成建設(1801)

 

まとめ

業績も株価も右肩上がりで、財務状況や事業構成など非常にバランスのとれた企業です。

配当を出す意欲も高いので、配当を貰いつつ、キャピタルゲインも狙える銘柄です。

積立投資すれば、リスクも抑えられてなお良いです。

 

大型の銘柄なので、短期で売買して大きな利益を狙うのは難しいですが、適度な期間で上下動するので、下限レンジに仕込むのは良いです。

 

今期はアメリカのインフレと金利上昇局面の影響があり業績は厳しそう(進捗率もやや悪い)ですが、長期的には住宅需要は回復傾向にあると考えており、今後にも期待が持てます。

非住宅事業についても、伸ばしていける可能性があります。

 

買うタイミングについては、業績が上昇傾向になるのを待つことをおすすめします。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:◎

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:◎(配当+優待)

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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