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【株式銘柄分析】リベレステ RIBERESUTE(8887)~総合建設業 分譲マンション 注文住宅 賃貸住宅管理 高配当~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、総合建設業者であり首都圏で分譲マンション「ベルドゥムール」を展開するリベレステについて調査をしました。

 

www.riberesute.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月12日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:リベレステ公式HP)

 

リベレステは、総合建設業者であり首都圏で分譲マンション「ベルドゥムール」を展開する会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

総合建設業である当社は利益重視の経営の下、開発事業及び不動産販売事業に資源を集中しています。

 

開発事業においては、収益性の高い郊外型ビジネスホテルの開発に特化し、不動産販売事業においては、実需及び投資用としてニーズの高い都心の物件を中心に、当社の安定した財務基盤により機動的な用地仕入れを行い、今迄の経験と知識に基づくノウハウを活かしたバリューアップを行うことで収益性を確保しています。

 

今後も市場や事業を取り巻く外部環境が大きく変化する中、市場の変化に迅速かつ的確に対応し、経営の効率化と収益力の強化を図り、身の丈に合った堅実な経営を目指してい行きます。

 

企業理念は「すべての人に「住みやすさ」をお届けします」です。

 

(引用:リベレステ公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1970年9月 - 河合組を創業(型枠大工工事業)

1979年6月 - 有限会社河合工務店設立(資本金300万円)

1981年10月 - 総合建設部門開設

1983年6月 - 株式会社河合工務店に組織変更

1984年6月 - 宅地建物取引業の免許取得

1984年12月 - 分譲マンション「リバーコープ」第1号完成

1986年4月 - 越谷市増森支店(現在の越谷支店)開設

1988年4月 - 関連会社トータル情報センター株式会社設立

1991年9月 - 貸金業登録

1992年10月 - 分譲マンション「ベルドゥムール」シリーズ販売開始

1993年3月 - 分譲戸建住宅「ベルフルーブ」シリーズ販売開始

1994年9月 - 定期借地権付分譲マンション販売開始

1996年6月 - 中国山東省の外国語学校に出資し、日中合作学校を設立

1997年3月 - 東金物流センター開設

1998年9月 - 各戸温泉付分譲マンション「ベルドゥムール越谷湯元温泉」発売

1999年10月 - 「株式会社河合工務店」から「リベレステ株式会社」へ社名変更

2000年12月 - 株式を店頭公開

2002年4月 - リゾート分譲マンション「ベルジューレ軽井沢」発売

2002年5月 - 超高層分譲マンション「ベルドゥムールランドマーク秋田」発売

2003年9月 - 東京支店を開設

2004年6月 - 裏磐梯猫魔ホテルを子会社トータル情報センター株式会社が取得し、開業

2006年1月 - 本社を埼玉県草加市に移転

2006年5月 - トータル情報センター株式会社の出資100%子会社ネコマホテル株式会社を設立

2008年4月 - 短期戦略としてマンション買取再販事業開始

2009年4月 - 裏磐梯猫魔ホテル事業を株式会社星野リゾートへ運営委託

2011年11月 - 増資により8億4300万円調達

2011年12月 - 子会社・トータル情報センター株式会社を吸収合併

      株式を1株につき2株の割合にて分割

      組織変更、不動産流通事業部・猫魔ホテル事業部を新設

2012年3月 - 東京支店を中央区日本橋一丁目に移転

2013年12月 - 株式を1株につき100株の割合にて分割

2015年1月裏磐梯猫魔ホテルを売却

2015年8月 - 監査等委員会設置会社へ移行

2020年5月 - 開発事業「ベルグランツ神田神保町ビル」完成

2021年1月 - 東京支店を文京区湯島二丁目に移転 

2021年3月 - 開発事業「ホテルサンクローバー三郷」完成 

2021年8月 - 子会社 猫魔ホテル猪苗代ゴルフコース株式会社を売却 

2022年4月 - 東京証券取引所「スタンダード」市場に移行

 

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事業内容

リベレステの事業は、以下の4つからなります。

 

【連結事業】開発 58%、建築 6%、不動産販売 28%、他 7%

 

開発事業

「ベルドゥムール」シリーズにおいては、建築部門及び躯体工事業の自社施工を活用し、独自のローコストオペレーションを確立してきました。

製品の均一化と高品質、低廉な価格の供給を基本的なマンションの付加価値としています。

 

具体的には、自社施工により外注に流れる利益部分を削減し、経験に基づく施工方法を駆使することにより工期を短縮し、実需に基づく商品供給を進めるとともに、販売価格を抑制しやすい地価の高い都心物件を中心にした開発物件の販売をしています。

 

(引用:リベレステ公式HP)

 

建築事業

請負工事及び注文住宅の企画、設計、施工、また、中高層住宅建設等における型枠工事の施工を行っています。

 

請負工事及び注文住宅は東武スカイツリーライン沿線(埼玉)を中心に、首都圏において、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の住宅、マンション建築などを手がけています。

また、総合建設業として大型工事、リフォームも行っています。

 

型枠工事業は各ゼネコンから受注したマンション及びビル建設等の最も重要な箇所である、柱等の構造部分の施工を直接行い、建築物の安全性と製品の均一化に努めています。

 

(引用:リベレステ公式HP)

 

不動産販売事業

経済環境・市場のニーズ等最近の動向を的確に捉えて、一般不動産の販売を行っています。

都心における小型オフィスビルなどのニーズに対応し、顧客が潜在的に抱えている問題を抽出し、不動産を活用したソリューションを提供するコンサルティング営業をしています。

 

富裕層をはじめとした相続対策用の物件や投資用物件など、市場のニーズに合った仕入れを柔軟かつ迅速に行うことで他社との競合を減らして、利益率の高い物件の確保に努めています。

 

(引用:リベレステ公式HP)

 

その他の事業

自社収益物件の管理、賃貸住宅の仲介・管理及び不動産の売買仲介事業などを行っています。

 

 

時価総額

リベレステの時価総額87.72億です。(2024年4月12日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 34名(臨時2名)

平均勤続年数:12.50年

平均年齢:48.00歳

平均年収:660万円

 

 

業績

2023年7月31日に発表された2023年5月期の決算短信は以下です。

個別売上高は前期比22.7%増、経常利益は6.6%増の10億8,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の18.42%から14.61%に悪化しました。

 

 

2024年5月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

次に、2024年4月12日に発表された2024年5月期の3Q決算の結果です。

個別売上高は前年同期比64.4%減、経常利益は95.6%減の5,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の17.87%から1.59%と大幅に悪化しました。

第3四半期までの経常利益の進捗率は13.43%となりました。

 

 

同時に、通期業績予想の修正が発表されています。

売上高は上方修正、各種利益は下方修正です。

 

 

下方修正が出るほど、収益性の悪化が進んでいます。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月12日 2024年5月期 第3四半期決算短信

2024年4月12日 通期業績予想の修正に関するお知らせ

2024年3月26日 商号変更及び定款の一部変更並びに臨時株主総会の追加付議議案に関するお知らせ 株式会社クミカ 2024年6月1日

2024年3月19日 建設業許可の自主廃業および再申請について

2024年3月19日 出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律違反等被告事件に関する第一審の判決に関するお知らせ

2024年1月23日 株式会社シーラテクノロジーズとの「資本業務提携契約書」の締結に関するお知らせ

2024年1月12日 2024年5月期 第2四半期決算短信

2024年1月12日 株式会社シーラテクノロジーズによる当社普通株式の取得完了並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ

2023年12月19日 剰余金の配当に関するお知らせ

2023年11月15日 株式会社シーラテクノロジーズとの「業務提携に関する基本合意書」の締結に関するお知らせ

2023年11月15日 株式の売出し並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ

2023年10月12日 2024年5月期 第1四半期決算短信

2023年7月31日 2023年5月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年5.5%前後の配当を出しており、高配当をいえます。

 

2014年5月 4.70%  117.8%

2015年5月 4.64%  30.7%

2016年5月 4.53%  50.7%

2017年5月 4.66%  54.3%

2018年5月 4.23%  53.0%

2019年5月 5.06%  43.5%

2020年5月 6.18%  112.6%

2021年5月 5.05%  95.7%

2022年5月 5.28%  50.7%

2023年5月 5.95%  55.3%

2024年4月 4.92%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

リベレステは、5月と11月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/5/29(水)、2024/11/27(水)です。

権利落ち日は、2024/5/30(木)、2024/11/28(木)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2017年までは上昇、その後2020年までは下落、それ以降は横ばいで推移しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、11月まで横ばいでしたが、その後一時下落していましたが、現在は上昇傾向です。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  11.22倍 (予 18.04倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.76倍

 

PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価はやや割高と言えます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 72.27 (予 44.95)

BPS(1株当たりの純資産) 1,064.84

 

ROE自己資本利益率) 6.69% (予 4.22%)

ROA(純資産利益率) 4.44% (予 3.05%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 71.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ミガロホールディングス(5535)

アグレ都市デザイン(3467)

エリッツホールディングス(5533)

 

まとめ

業績には毎年ばらつきがある中、利益はしっかり確保しています。

2024年5月期の業績予想は減収減益で、各種利益の大幅な下方修正も出ており厳しい状況です。

 

一方、株価は直近は上昇しているものの、長期的に見ると横ばいが続いています。

高配当ではありますが、この業績では長期投資は避けた方が無難でしょう。

配当の権利取りのために、短期的に購入するが最良です。

 

小型の銘柄なので、大きく下落したときに短期投資して利益を狙うのはありです。

 

ただし、2024年3月19日のIRにおいて、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律違反」と「建設業許可の経営業務の管理責任者の要件に該当する者がいないことが判明」ということが発表されており、業績以前の問題があることが発覚。

そのため、いかなる投資もおすすめすることはできません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:◎

規模:✖

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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