こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、映画、テレビ、配信等向けアニメ制作と版権収入を柱とするIGポートについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月12日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:IGポートHP)
IGポートは、映画、テレビ、配信等向けアニメ制作と版権収入を柱とする会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
IGポートグループは、内容・映像・音楽ともにハイクオリティなアニメーション作品およびコミックの企画から制作までを一貫して行い、ワールドワイドなマーケットに向けて提供していく、コンテンツ・プロバイダーです。
1987年の創業以来「堅実な、地に根を張った成長」を目指してきました。
コンテンツ制作は、アニメーションに限らず最後までやり遂げる強い意志とあきるほど愚直な努力の積み重ねが必要であり、そこから生み出されるコンテンツに視聴者の心が動かされるものと考えています。
当社は、アニメーション制作会社4社、コミック出版1社を傘下に持つ持株会社であり、IGポートの社名には「港」の意味を込めています。
グループ会社各社がビジネスという航海に乗り出す船に例え、厳しい事業環境と時代の流れに果敢に挑む企業集団をイメージした社名です。
当社は、2005年末のJASDAQ上場以来、グローバル化する経済やネット社会の波が押し寄せる中、コンテンツ制作を基軸にした事業を展開してきました。
今後も、事業環境の変化を先取りすべく、創業以来の「愚直さ」「地に根を張った成長」を動力源として、ヒット作品の創出を目指していきます。
経営理念は「感動する作品や楽しめる作品を創り続けること」、
経営方針は「多くの視聴者や読者等に感動を与え、また、クライアントに満足していただける作品を創ること」です。
(引用:IGポート公式HP)
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沿革
1935年に通信機器のメーカーとしてスタートして以来、富士通は技術力を通じてお客様の問題を解決し、社会に貢献してきました。
▼クリックで詳細表示
1987年12月 - アニメーション制作会社、有限会社アイジー・タツノコを設立
1990年6月 - 企画・製作を目的とする株式会社イングを設立
翌年、劇場版『機動警察パトレイバー2 the Movie』に作品出資し、版権事業を開始
1995年5月 - アニメーション制作会社、株式会社ジーベックを設立
1995年11月 - 当社が制作した『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の劇場公開
1997年5月 - 海外営業窓口として、米国法人Production I.G.,LLCを設立
1998年4月 - 増資をおこない、有限会社から株式会社プロダクション・アイジーに変更
2000年9月 - 株式会社イング、株式会社プロダクション・アイジーの2社を合併し、商号を株式会社プロダクション・アイジーとする
2007年11月 - 当社を持株会社化し、IGポートに商号変更
同時に、主力事業を新設分割した株式会社プロダクション・アイジーに承継し、株式会社ジーベックとともに2社を子会社化
2007年12月 - コミック専門出版社、株式会社マッグガーデンを株式交換により子会社化
2012年6月 - アニメーション制作会社、株式会社ウィットスタジオを子会社として設立
2014年10月 - アニメーション制作会社、株式会社シグナル・エムディを子会社として設立
2017年11月 - コンテンツ電子配信サービスを目的として、株式会社リンガ・フランカを設立
2019年6月 - 株式会社ジーベックを株式会社プロダクション・アイジーに吸収合併
事業内容
IGポートは、以下の4つの事業からなります。
IGポートグループは、持株会社である株式会社IGポートと主な連結子会社5社(株式会社プロダクション・アイジー/株式会社マッグガーデン/株式会社ウィットスタジオ/株式会社シグナル・エムディ/株式会社リンガ・フランカ)、当社の100%孫会社である米国法人Production I.G.,LLCによって構成されており、劇場、テレビ、ビデオ、ゲーム用アニメーション等の映像制作事業とコミックの企画・出版、およびこれら作品の二次利用による収益分配や一部の販売権利窓口業務によって窓口手数料を得られる版権事業を主たる業務としています。
【連結事業】映画制作 55%、出版 26%、版権 17%、他 3%
【海外】14%
映像制作事業
当社グループは、国内外からの受注や自社原作の劇場、テレビ、ビデオ、ゲーム用アニメーション及びゲームソフト作品の制作事業を行っています。
企画から編集までの一貫した制作ラインを有し、クリエイターの映像制作能力はもとより、制作ラインを管理するプロデューサー等の管理スタッフによる品質水準の維持、スケジュール管理、制作予算管理等の能力向上とノウハウの築盛を図っています。
また、社内にシステム設計及びプログラム開発部門を有しています。
出版事業
当社グループは、コミック誌(雑誌・定期刊行物)、コミックス(単行本)およびイラスト集等の関連書籍、電子書籍の出版、販売を行っています。
版権事業
当社グループは、制作事業とともにアニメーション作品の製作を目的とした製作委員会等へ出資を行うことにより、国内外へ二次利用に関する一部権利の販売業務を行っています。
さらに、当該出資により、出資比率に応じた収益分配収入を得ています。
また、自社制作作品の制作者印税、企画・原作を行った作品においては企画・原作印税等の収入を得ており、株式会社マッグガーデンではコミックの原作利用権を活用し、その2次利用における版権収入を得ています。
その他の事業
当社グループでは、ゲームソフト、音楽・映像ソフト及び制作した作品のキャラクターグッズの販売、雑誌や小説へのイラスト書きによる販売・制作収入を得ています。
時価総額
IGポートの時価総額は300.80億円です。(2024年4月12日現在)
社員の状況
従業員数:連結 400名(臨時123名)
単体 4名
平均勤続年数:4.42年
平均年齢:49.93歳
平均年収:1336万円
業績
2023年7月14日に発表された2023年5月期の決算短信は以下です。
連結売上高は8.0%減で、経常利益は74.0%増の9億9,900万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の4.83%から8.88%と大幅に改善しました。
(引用:IGポート公式HP)
2024年5月期の連結業績予想は減収減益になります。
2024年1月12日には、連結業績予想の修正が発表されています。
売上高は下方修正、その他各種利益は上方修正です。
次に、2024年4月12日に発表された2024年5月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は1.9%減、経常利益は10.1%増の9億7,100万円となっています。
売上高営業利益率は、前年同期の10.45%から10.16%と横ばいでした。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は77.56%でした。
同時に、連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
利益は大きく上方修正しており、利益率は高まっています。
適時開示情報
2024年4月12日 2024年5月期 第3四半期決算短信
2024年4月12日 業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2024年4月12日 株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更に関するお知らせ 1:4
2024年3月14日 (開示事項の経過)連結子会社の清算結了に関するお知らせ
2024年1月12日 2024年5月期 第2四半期決算短信
2024年1月12日 業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2023年12月1日 特別利益の発生に関するお知らせ 200百万円
2023年7月14日 2023年5月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年1.0%前後の配当を出しています。
2014年5月 0.31% 5.2%
2015年5月 0.17% 196.9%(赤字)
2016年5月 0.40% 14.0%
2017年5月 0.33% 10.4%
2018年5月 0.20% 16.2%
2019年5月 0.30% -%(赤字)
2020年5月 0.31% 118.8%(赤字)
2021年5月 0.61% 8.5%
2022年5月 0.28% 428.7%
2023年5月 1.26% 24.6%
2024年4月 0.87%
(引用:IGポート公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
IGポートは、5月と(11月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/5/29(水)、2024/11/27(水)です。
権利落ち日は、2024/5/30(木)、2024/11/28(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2022年までは横ばいが続いていましたが、その後は急上昇が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 32.06倍 (予 24.36倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.68倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 161.01 (予 210.98)
BPS(1株当たりの純資産) 1,396.36
(引用:IGポート公式HP)
ROE(自己資本利益率) 12.53% (予 15.11%)
ROA(純資産利益率) 6.11% (予 8.08%)
(引用:IGポート公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 52.4%
(引用:IGポート公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は2022年5月期が最大で、そこからはゆるやかに減少傾向ですが、利益は増加傾向にあります。
2024年5月期は、増益であるものの減収です。
一方、株価は2022年後半から急上昇が続いています。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択となります。
業績は横ばいではありますが、株価は急上昇を続けているため、長期投資をしてキャピタルゲインを狙うのが最良です。
小型の銘柄で、直近はそこそこ値動きがあるので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:△
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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