こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、預貯金額で国内最大の普通銀行であるゆうちょ銀行について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年11月14日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ゆうちょ銀行公式HP)
ゆうちょ銀行は、預貯金額で国内最大の普通銀行です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
2007年10月に誕生した日本郵政グループの一員である銀行です。
幅広い個人のお客さまに総合的な金融サービスをご提供する「最も身近で信頼される銀行」を目指しています。
当行は、親会社である日本郵政株式会社を中心として、郵便・物流事業、郵便局窓口事業、国際物流事業、銀行業、生命保険業を主に営む日本郵政グループの一員として、銀行業を全国規模で行っています。
郵政民営化法は、日本郵政株式会社が保有する当行及び株式会社かんぽ生命保険の株式は、その全部を処分することを目指し、両者の経営状況、ユニバーサルサービスの確保の責務の履行への影響等を勘案しつつ、できる限り早期に処分することとしています。
(引用:ゆうちょ銀行公式HP)
「お客さまと社員の幸せを目指し、社会と地域の発展に貢献する」というパーパス、「お客さまの声を明日への羅針盤とする「最も身近で信頼される銀行」を目指す」という経営理念及び、中期経営計画で定めた3つのミッションのもとで、企業価値向上と社会課題解決の両立を目指すESG経営を推進していきます。
(引用:ゆうちょ銀行公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1875年1月 - 郵便為替事業創業
1875年5月 - 郵便貯金事業創業
1885年12月 - 逓信省発足
1906年3月 - 郵便振替事業創業
1949年6月 - 郵政省発足
2001年1月 - 省庁再編に伴い、郵政省と自治省、総務庁が統合した総務省と郵政事業庁に再編
2003年4月 - 日本郵政公社発足
2005年10月 - 投資信託の募集業務開始
2006年1月 - 日本郵政株式会社(郵政民営化の準備を行う準備企画会社)発足
2006年9月 - 株式会社ゆうちょ銀行の準備会社として、日本郵政株式会社の全額出資子会社である株式会社ゆうちょを設立
2007年10月 - 民営化し日本郵政グループ発足、株式会社ゆうちょ銀行に商号を変更し開業
2007年12月 - 新規業務(シンジケートローン(参加型)、貸出債権の取得又は譲渡等、金利スワップ取引等)の認可取得
2008年4月 - SDPセンター株式会社(現 ゆうちょローンセンター株式会社)に出資
新規業務(クレジットカード業務、変額個人年金保険の募集業務、住宅ローン等の媒介業務)の認可取得
2008年5月 - 「JP BANKカード」の発行開始、住宅ローン等の媒介業務開始、変額個人年金保険の募集業務開始
2009年1月 - 全国銀行データ通信システムによる他の金融機関との内国為替取扱開始
2013年3月 - 日本ATMビジネスサービス株式会社に出資
2015年11月 - 当行普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場
JP投信株式会社に出資
2017年6月 - 新規業務(口座貸越サービス、地域金融機関との連携に係る業務等、市場運用関係業務)の認可取得
2018年2月 - JPインベストメント株式会社を設立
2019年12月 - SDPセンター株式会社(現 ゆうちょローンセンター株式会社)を子会社化
2021年4月 - 新規業務(口座貸越サービスに係る信用保証業務を行う子会社の保有、フラット35の直接取扱等、損害保険募集業務)の認可取得
2021年5月 - 口座貸越サービスの取扱開始、フラット35の直接取扱開始、損害保険募集業務開始
2022年3月 - 新規業務(投資一任契約の締結の媒介業務)の認可取得
2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場に移行
事業内容
ゆうちょ銀行は、国際分散投資による資金運用業務と、金融サービスの提供による手数料ビジネスの2つの事業からなります。
【資金】定期 2%、普通 54%、当座 7%、通知 0%、他 37%
【資産】現・預け金 30%、有価証券 58%、貸出金 2%、他 10%
【融資】中小企業等向け 1%、住宅・消費者向け 1%
(引用:ゆうちょ銀行公式HP)
時価総額
ゆうちょ銀行の時価総額は5.3052兆円です。(2024年11月14日現在)
社員の状況
従業員数:連結 11,419名(臨時2,614名)
単体 11,345名(臨時2,613名)
平均勤続年数:20.7年
平均年齢:45.2歳
平均年収:711万円
業績
2024年5月15日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結経常収益は前期比28.4%増、経常利益は8.8%増の4,960億5,900万円となっています。
経常収益経常利益率は前年の22.07%から18.71%と悪化しました。
(引用:ゆうちょ銀行公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年11月14日に発表された2025年3月期の2Q決算の結果です。
連結経常収益は3.4%減で、親会社株主に帰属する四半期利益は22.3%増の2,228億3,200万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の19.53%から25.61%と改善しました。
第2四半期時点の親会社株主に帰属する当期利益の進捗率は55.71%でした。
同時に、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年11月14日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年11月14日 2025年3月期の通期業績予想および期末配当予想の修正について
2024年10月25日 2025年3月期第2四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ
2024年8月9日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年7月26日 2025年3月期第1四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ
2024年5月15日 2024年3月期決算短信
2024年5月15日 2024年3月期期末配当および2025年3月期年間配当予想について
2024年5月15日 ゆうちょキャピタルパートナーズ株式会社設立に関するお知らせ
2024年5月15日 前期実績との差異に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2024年4月26日 2024年3月期末の有価証券含み損に関するお知らせ
2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年1月26日 2024年3月期第3四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ
2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年8月10日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年5月15日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。
2016年3月 1.09% 28.8%
2017年3月 3.62% 60.0%
2018年3月 3.50% 53.1%
2019年3月 4.14% 70.4%
2020年3月 5.02% 68.5%
2021年3月 4.70% 66.9%
2022年3月 5.08% 52.7%
2023年3月 4.62% 57.5%
2024年3月 3.14% 51.8%
2024年11月 3.85%
(引用:ゆうちょ銀行公式HP)
株主優待は、500株以上で3,000円相当の自行オリジナルカタログを贈呈です。
権利確定月は3月末日です。
オリジナルカタログには、郵便局の「ふるさと小包」での取扱商品をはじめ、食品、雑貨、社会貢献活動団体への寄付、オリジナルフレーム切手等を掲載。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ゆうちょ銀行は、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2015年の上場から急落して、2020年中旬まで下落が続いた後に上昇傾向です。
直近下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、8月まで下落が続いていましたが、それ以降上昇しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 14.90倍 (予 13.26倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.56倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価はやや割安と言えます。
EPS(1株当たりの純利益) 98.48 (予 110.61)
BPS(1株当たりの純資産) 2,627.59
ROA(純資産利益率) 0.15% (予 0.17%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に悪いといえます。
自己資本比率 3.9%
(引用:ゆうちょ銀行公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
信用倍率 8.65倍(2024年11月8日現在)
比較される銘柄
まとめ
経常収益・利益は伸びてはいませんが、元国営ということで業績は安定しています。
郵便組織を背景に、インフラはしっかりしています。
メガバンクが競合になってきますが、その競合とどのように戦っていくのかが今後の課題になってきます。
一方、株価は2021年以降上昇していますが、まだ株価はやや割高レベルです。
高配当かつ優待もあるので、素直に長期投資でインカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙うのが最良でしょう。
長期投資しながら、積立投資するのがベストです。
大型の銘柄で、値動きが小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:✖
成長・将来性:△
収益性:◎
規模:◎
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:◎(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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