こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、地方銀行上位の京都銀行が中核で、近畿一円や愛知、東京にも展開する京都フィナンシャルグループについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2025年7月31日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:京都フィナンシャルグループ公式HP)
京都フィナンシャルグループは、地方銀行上位の京都銀行が中核で、近畿一円や愛知、東京にも展開する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
2023年10月、京都銀行グループは持株会社体制へ移行し、「京都フィナンシャルグループ」として新たな一歩を踏み出しました。
1941年(昭和16年)創立の京都銀行は、「地域社会の繁栄に奉仕する」との経営理念を掲げ、地域金融機関としての使命・本分を果たすべく、時代とともに変化するお客さまのニーズあるいは社会の課題にお応えしつづけ持続的な成長をとげてまいりました。
さて、これからのわが国は、人口減少の本格化のほか、DXやカーボンニュートラルなどの社会的課題への対応が必要となり、地域社会やお客さまのニーズや課題はますます多様化・複雑化していくことが予見されます。
これらのニーズや課題にお応えするためには、既存のグループ会社による金融機能の拡充・深化に加えて、非金融分野での新たなビジネスへの挑戦などによって、新しい提供価値を実現することで、従来の延長線上での成長ではなく、非連続な成長を目指していく必要があります。
そこで、京都フィナンシャルグループは、「ソリューション機能の拡充と新事業領域の拡大」、「役職員の意識・考動改革とグループ各社の自立・連携」、「ガバナンスの高度化と業務執行スピードの向上」に取り組むことによって、目指す姿である「地域の成長を牽引し、ともに未来を創造する総合ソリューション企業」に向かって邁進し、長期持続的に企業価値を向上してまいります。
経営理念は「地域社会の繁栄に奉仕する~地域の成長を牽引し、ともに未来を創造する~」です。
(引用:京都フィナンシャルグループ公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1941年 - 両丹銀行、宮津銀行、丹後商工銀行および丹後産業銀行の4行合併により丹和銀行創立(本店福知山市)
1943年 - 京都支店開設
1950年 - 京都府本金庫事務を受託
1951年 - 京都銀行と改称、資本金1億円に増資
1953年 - 本店を福知山市より現在地へ移転、大阪支店開設
1954年 - 資本金2億円に増資、外国為替公認銀行の認可を取得
1956年 - 資本金3億円に増資
1959年 - 東京事務所開設
1960年 - 資本金6億円に増資
1963年 - 東京支店開設、資本金12億円に増資
1966年 - 新本店(現本店)竣工
1967年 - 資本金24億円に増資
1971年 - 資本金40億円に増資
1972年 - 事務センター完成、稼働
1973年 - 資本金55億円に増資、京都証券取引所へ上場
1975年 - 資本金66億円に増資
1977年 - 海外の銀行とのコルレス業務開始、全店総合オンラインシステムへ移行
1978年 - 総預金1兆円達成、資本金90億円に増資
1981年 - 第2次総合オンラインシステム完成、貸出金1兆円達成
1982年 - コルレス包括承認銀行に昇格
1983年 - 国債等窓口販売業務開始
1984年 - 資本金128億円に増資、東京証券取引所、大阪証券取引所へ上場、創業100年
1985年 - 担保附社債信託法による社債受託業務開始、ディーリング業務開始
1986年 - 総預金2兆円達成
1989年 - 香港駐在員事務所開設、貸出金2兆円達成
1990年 - 総預金3兆円達成
1992年 - 資本金201億円に増資
1994年 - 信託代理店業務取扱開始、吉祥院センター完成
1995年 -新総合オンラインシステム(新勘定系システム)の稼働
1996年 - 資本金271億円に増資
1998年 - 投資信託窓口販売業務開始
1999年 - ダイレクトバンキングセンター開設
2000年 - 草津支店開設
2001年 - 損害保険代理店業務開始
2002年 - 預金・譲渡性預金4兆円達成、生命保険代理店業務開始
2004年 - 基幹システムを「NTTデータ地銀共同センター」へ移行、高の原支店開設、尼崎支店開設、上海駐在員事務所開設、証券仲介業務開始
2005年 - ネットダイレクト支店開設、「指静脈認証」機能付きICキャッシュカードを導入、貸出金3兆円達成
2006年 - 預金・譲渡性預金5兆円達成、住宅ローン1兆円達成、本店東館開設
2007年 - クレジットカードの銀行本体発行業務の開始
2009年 - 預金・譲渡性預金6兆円達成
2010年 - 「京都銀行金融大学校」設立
2011年 - 名古屋支店開設、創立70周年
2012年 - 貸出金4兆円達成、大連駐在員事務所開設
2013年 - 大阪営業部開設、「新営業店システム」の導入実施、バンコク駐在員事務所開設
2014年 - 「京都銀行 金融大学校 桂川キャンパス」竣工、預金・譲渡性預金7兆円達成
2015年 - 東京営業部開設
2016年 - 「スカイオーシャン・アセットマネジメント株式会社」へ出資・業務提携
2017年 - 「京銀証券株式会社」営業開始、貸出金5兆円達成
2018年 - 信託業務の兼営認可を取得
2019年 - 京銀ビジネスサービス株式会社を吸収合併
2020年 - 「人材紹介業務」の取組開始
2021年 - サステナビリティ経営推進委員会設置、「持続可能な社会の実現に向けた投融資方針」公表、TCFD(気候関連財務情報タスクフォース)提言への賛同を表明
2022年 - 「サステナビリティ経営方針」制定、「環境方針」改定
2023年 - 新・第1次中期経営計画「New Stage 2023」開始
「株式会社京都フィナンシャルグループ」設立
事業内容
京都フィナンシャルグループの事業は、銀行業です。
【資金】定期 21%、普通 64%、当座 5%、通知 0%、他 10%
【資産】現・預け金 8%、有価証券 29%、貸出金 58%、他 5%
【融資】中小企業等向け 64%、住宅・消費者向け 26%
時価総額
京都フィナンシャルグループの時価総額は8,154.88億円です。(2025年8月1日現在)
社員の状況
従業員数:連結 3,580名(臨時422名)
単体 22名
平均勤続年数:24.1年
平均年齢:47.0歳
平均年収:848万円
業績
2025年5月15日に発表された2025年3月期の決算短信は以下です。
連結経常収益は21.4%増で、経常利益は16.8%増の509億1,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の31.65%から30.44%と悪化しました。
2026年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2025年7月31日に発表された2026年3月期の1Q決算の結果です。
連結経常収益は10.6%増で、経常利益は23.7%減の176億4,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の48.50%から33.43%と悪化しました。
第1四半期時点の親会社株主に帰属する当期利益の進捗率は32.49%でした。
計画以上のペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2025年7月31日 2026年3月期 第1四半期決算短信
2025年5月15日 2025年3月期決算短信
2025年5月15日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.72%
▼クリックで詳細表示
2025年3月31日 当社連結子会社の会社分割(簡易新設分割)によるM&A支援専門子会社の設立に関するお知らせ
2025年1月31日 2025年3月期 第3四半期決算短信
2024年11月14日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年11月14日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.71%
2024年7月31日 2025年3月期 第1四半期決算短
2024年5月14日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は1.5%前後の配当を出しています。
2024年3月 1.27% 32.8%
2025年8月 2.59%
株主優待は、以下からいずれか1つを選択です。
①自社グループが運営するオンラインショップ「ことよりモール」でのお買い物に利用可能なご優待
②「ことよりモール」取扱い商品贈呈
③社会貢献活動への寄付
500株以上 1期保有:①4,000ポイント または ②4,000円相当 または ③4,000円相当
超継続保有 3期以上:①6,000ポイント または ②6,000円相当 または ③6,000円相当
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
京都フィナンシャルグループは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2025/3/27(木)、2025/9/26(金)です。
権利落ち日は、2025/3/28(金)、2025/9/29(月)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2023年の上場以来上昇傾向が続いていましたが、直近は上げています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月に急落しましたが、それ以降は上昇しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 21.47倍 (予 19.62倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.64倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 126.92 (予 139.80)
BPS(1株当たりの純資産) 4,309.23
ROA(純資産利益率) 0.30% (予 0.32%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 8.9%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
信用倍率 4.10倍(2025年7月25日現在)
比較される銘柄
まとめ
2024年3月期に上場した企業です。
2026年3月期は増収増益予想です。
一方、株価は上場以来上昇が続いていましたが、直近少し下げています。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択です。
業績は安定していますが、株価は割高のため、長期投資するのはおすすめできません。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:✖
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:〇
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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