社畜から経済的自立(FIRE)を目指す(ToMO Blog)

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【株式銘柄徹底分析】ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)~メディア運営 情報サービス みんかぶ 株探 ライブドア 成長企業 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、「みんかぶ」「株探」などのメディア運営と法人向け情報サービスが柱で、子会社にライブドアを持つミンカブ・ジ・インフォノイドについて調査をしました。

 

minkabu.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2025年8月14日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

ミンカブ・ジ・インフォノイドは、「みんかぶ」「株探」などのメディア運営と法人向け情報サービスが柱で、子会社にライブドアを持つ会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

「情報の価値を具現化する仕組みを提供する」を企業理念に掲げる当社は、一貫して情報に拘って事業を展開して参りました。

当社の社名であるMinkabu the Infonoidは、当社の事業ドメインを表しており、“Infonoid”は、情報(Information)と執着する者(Noid)を組み合わせた“情報に拘る者”という意味の造語です。

 

この度当社グループは、2023年7月1日より、当社を持株会社とし、メディア事業を統括する株式会社ライブドアと、ソリューション事業を統括する株式会社ミンカブソリューションサービシーズ及びそれぞれの事業会社に関連する子会社を傘下におく持株会社体制へと移行いたしました。

 

これまで当社は、“テクノロジーを活用した情報提供の仕組み”を、独自の技術で実現することで情報革命を起こし、金融・経済情報分野で個人、法人ともに高い評価を得ました。

持続可能な社会・経済環境構築に関する関心や社会的多様性を尊重する意識の高まりを始めとした様々な社会環境の変化と同時に、テクノロジーの進化やデジタル化が更に加速する現在、「情報の価値を具現化する仕組みを提供する」当社グループの社会的課題に対する役割も今後進化すると考えております。

このような認識のもと、「情報」に対する更なるリーチ拡大とテクノロジーを活用した情報の付加価値拡大を図るための持株会社体制への移行を機に、当社(株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド)のロゴマークを一新しております。

 

今後、新たな事業体制のもと、メディア事業におきましては、国内最大級のブログサービス「ライブドアブログ」、幅広い情報をお伝えする「ライブドアニュース」を始め、金融・資産形成、スポーツ、エンターテインメント、グルメといったバーティカルメディアと合わせた利用者数約1億人規模の国内最大級ネットメディアを軸に、多様な情報をユーザーの皆様と協力し合いながら提供するとともに、テクノロジーを活用した新たな顧客体験を実現することで情報の付加価値を高め、Web3時代の新しいメディア経済圏を構築してまいります。

 

ソリューション事業におきましては、資産形成層の拡大が進む中で、金融・経済情報のニーズは多様化しながら拡大することが予想される他、金融業界における売買手数料無料化への動きを背景に、収益源の多様化を始め、デジタルトランスフォーメーションによる生産性の向上や効率性の追求がさらに進展すると考えられます。

このため、金融情報ソリューションプロバイダとして引き続き高品質かつ安定艇的なサービス提供に努めるとともに、NFTを始めとするWeb3テクノロジーを利用した次世代のソリューションサービスを展開してまいります。

 

引き続き大きな環境変化が予測される状況下、当社はメディア事業とソリューション事業の両セグメントにおいて、グループリソースを活かしたリーチの拡大とテクノロジーの利活用によってNext Stepへとその成長フェーズをシフトさせるとともに、株式価値の持続的な向上に努めてまいります。

 

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2006年7月 - 株式会社マスチューン設立(現:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド)

2007年 - 投資家向けソーシャルメディア「みんなの株式」のサービス開始

2007年10月 - 「みんなの株式」の基本技術となる「ポイント算出方法、予想評価システム、及びコンピュータプログラム」の特許を取得

2010年 - FX情報サイト「みんかぶFX」のサービス開始

2011年 - 商品先物情報サイト「みんかぶ先物」のサービス開始

2012年3月 - 商号を株式会社みんかぶに変更

2013年 - 投資信託情報サイト「みんかぶ投信」のサービス開始

2014年 - 金融機関に向けソリューションサービスの提供開始

2014年8月 - インターストラクチャー ㈱の子会社化により、金融機関向けソリューション事業に参入

2014年10月 - 株式情報配信サイト「Kabutan(株探)」を事業譲渡により取得

2015年 - 株式情報サイト「Kabutan(株探)」 の運営開始

    商品先物情報端末ソリューション「MINKABU e-profit」 の提供開始

2016年 - 仮想通貨情報サイト「みんなの仮想通貨」 のサービス開始

2016年3月 - ㈱インベステックの金融情報配信事業部門の事業譲渡により、商品先物外国為替情報ソリューション事業に参入

2017年 - 課金サービス「株探プレミアム」のサービス開始

    事業会社向け情報端末ソリューション「MINKABU Corporate-Cue」の提供開始

2018年 - 保険情報サイト「みんかぶ保険」 のサービス開始

    不動産投資情報サイト「みんかぶ不動産」のサービス開始

2018年11月 - 商号を株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドに変更

2019年 - 金融機関営業員向け情報ソリューション「MINKABU Sales-Cue」の提供開始

2019年3月 - 東京証券取引所マザーズへ上場

2019年12月 - Prop Tech plus㈱を連結子会社

2020年6月 - ロボット投信㈱を連結子会社

2020年9月 - 記事自動生成に関する特許査定を取得

2021年 - みんかぶシリーズ7媒体を統合・リブランド資産形成メディア「MINKABU」サービス開始

    「Kabutan(株探)米国株」 の運営開始

    資産形成を支えるツール「MINKABU ASSET PLANNER」のサービス開始

2021年5月 - QUICK及び日本経済新聞社との資本業務提携

2021年9月 - 連結子会社㈱ミンカブアセットパートナーズを設立

2022年5月 - 連結子会社㈱ミンカブ Web3ウォレットを設立

2022年10月 - ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディア運営会社である㈱ALISを完全子会社化

2022年12月 - ライブドアを完全子会社化し、国内最大規模のネットメディア事業展開へ

2023年3月 - Prop Tech plus㈱の全株式持分を譲渡

     ライブドアが国内大手のサッカー情報専門メディアを運営するCWS Brains㈱を完全子会社化

2023年4月 - ミンカブメディア事業部門を㈱ライブドアに承継

     ライブドアによる㈱ALISの吸収合併

     ライブドアがWeb3SNSグルメアプリを運営する㈱シンクロライフを完全子会社化

     ミンカブソリューション事業再編のための㈱ミンカブソリューションサービシーズを設立

2023年7月 - ミンカブソリューション事業再編を㈱ミンカブソリューションサービシーズに承継

     グループ事業戦略推進のため持株会社体制へ移行

2023年9月 - フロムワンの完全子会社化

2023年10月 - ㈱ミンカブソリューションサービシーズによるロボット投信㈱の吸収合併

2023年11月 - CWS Brains㈱による㈱フロムワンの吸収合併、㈱シーソーゲーム設立

2024年4月 - ㈱コンテンツモンスター設立

 

事業内容

ミンカブ・ジ・インフォノイドは、以下の2つの事業からなります。

 

当社グループは、メディア事業・ソリューション事業を企業成長の両輪として事業を推進しております。

 

メディア事業においては1億人規模の利用者数を、またソリューション事業においては400社を超える国内金融機関の顧客数といったそれぞれの顧客基盤に向け、持株会社体制のもと、メディア事業を統括する株式会社ライブドア、ソリューション事業を統括する株式会社ミンカブソリューションサービシーズを通じ、AI、ブロックチェーン、NFTといった最新技術を用い、新たなユーザー体験を実現するメディアサービスや顧客課題の解決に資するソリューションサービスの継続的な提供を行ってまいります。

 

【連結事業】メディア 64%、ソリューション 36%

 

ソリューション

国内最大級の株式情報メディア「株探」の運営と、その知見を活かした金融機関向け情報系およびシステム系サービスに加え、金融商品仲介業を開始し、資産形成層の拡大に貢献する金融サービスを提供しております。

さらに、ブロックチェーンを基盤としたNFTソリューションなど、金融分野を超えた領域へ事業を拡大しております。

 

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

メディア

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

時価総額

ミンカブ・ジ・インフォノイドの時価総額71.78億です。(2025年10月1日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 241名(臨時202名)

     単体 241名(臨時202名)

平均勤続年数:6.7年

平均年齢:40.1歳

平均年収:626万円

 

 

業績

2025年5月14日に発表された2025年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は6.3%増で、経常利益は赤字幅拡大の-19億9,300万円となっています。

 

 

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

2026年3月期の連結業績予想は減収で黒字転換になります。

 

 

次に、2025年8月14日に発表された2026年3月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は0.4%増で、経常利益は黒字転換の5,500万円となっています。

売上高営業利益率は4.30%でした。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は27.50%でした。

 

 

計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2025年10月1日 完全子会社の吸収合併に関するお知らせ(開示事項の経過)

2025年8月14日 2026年3月期 第1四半期決算短信

2025年8月14日 株主優待制度の変更に関するお知らせ

2025年5月14日 2025年3月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2025年5月2日 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2025年5月2日 特別損失の計上に関するお知らせ

2025年5月2日 子会社の解散に関するお知らせ

2025年3月31日 当社子会社(孫会社)の株式譲渡の完了に関するお知らせ(開示事項の経過)

2025年2月14日 2025年3月期 第3四半期決算短信

2025年2月14日 完全子会社の吸収合併と単体体制への移行に関するお知らせ

2025年2月14日 配当予想の修正(無配)に関するお知らせ

2025年2月14日 連結業績予想の修正及び中期経営計画の取り下げに関するお知らせ

2024年11月14日 2025年3月期 第2四半期決算短信

2024年10月1日 完全子会社間の合併に関するお知らせ(開示事項の経過)

2024年8月14日 2025年3月期 第1四半期決算短信

2024年7月19日 完全子会社間の合併に関するお知らせ

2024年5月20日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.5%前後の配当を出しています。

 

2019年3月 0.00%  0.0%

2020年3月 1.90%  46.5%

2021年3月 0.41%  43.9%

2022年3月 0.83%  50.8%

2023年3月 1.33%  53.5%

2024年3月 1.62%  -33.0%(赤字)

2025年10月 0.00%

 

株主優待は、ポイントの贈呈です。

権利確定月は3月末日です。

 

500株以上 半年以上1年未満:4,000ポイント 1年以上:4,400ポイント

600株以上 半年以上1年未満:8,000ポイント 1年以上:8,800ポイント

700株以上 半年以上1年未満:12,000ポイント 1年以上:13,200ポイント

800株以上 半年以上1年未満:16,000ポイント 1年以上:17,600ポイント

900株以上 半年以上1年未満:20,000ポイント 1年以上:22,000ポイント

1,000株以上 半年以上1年未満:24,000ポイント 1年以上:26,400ポイント

2,000株以上 半年以上1年未満:28,000ポイント 1年以上:30,800ポイント

3,000株以上 半年以上1年未満:32,000ポイント 1年以上:35,200ポイント

4,000株以上 半年以上1年未満:40,000ポイント 1年以上:44,000ポイント

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ミンカブ・ジ・インフォノイドは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2025/3/27(木)、2025/9/26(金)です。

権利落ち日は、2025/3/28(金)、2025/9/29(月)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場以来2021年春まで上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、2月・3月は急落しましたが、それ以降は上昇して横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 40.65倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  22.57倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 13.01)

BPS(1株当たりの純資産) 23.44

 

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 55.51%)

ROA(純資産利益率) -% (予 2.06%)

 

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 3.7%

 

(引用:ミンカブ・ジ・インフォノイド公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 2.14倍(2025年9月26日現在)

 

比較される銘柄

SBIグローバルアセットマネジメント(4765)

アイフィスジャパン(7833)

フィスコ(3807)

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業といえます。

しかし、利益は安定せず、2024年3月期は赤字となっています。

2026年3月期は減収で黒字転換予想です。

 

一方、株価は2021年春以降下落が続いています。

配当は小さく、利益は伸び悩んでおり、株価も下落傾向が続いているので、長期投資するのは避けるべきでしょう。

 

小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:✖

規模:△

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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