こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、しょうゆ最大手でシェア3割で、北米が利益の柱、デルモンテ加工食品のアジア商標権を所有するキッコーマンについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年8月5日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:キッコーマン公式HP)
キッコーマンは、しょうゆ最大手でシェア3割で、北米が利益の柱、デルモンテ加工食品のアジア商標権を所有する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびJPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
キッコーマンは、しょうゆのトップブランドとして江戸時代から日本の食文化の発展を支えてきました。
長い歴史に培われてきた「伝統」と、常に時代を洞察する「革新性」を経営風土とし、1917年の株式会社設立以来、100年以上の歴史を刻んでいます。
私たちは、「食文化の国際交流」をモットーに、日本のすばらしい食文化を世界に広めるとともに、世界の優れた食文化を日本に紹介する企業活動を行ってきました。
日本においては、キッコーマンしょうゆをはじめとして、しょうゆ関連調味料、和風そうざいの素、デルモンテ製品、マンジョウ本みりん、マンズワイン、そして豆乳飲料など、おいしさと健康にあふれた多くの商品をお届けしております。
世界においては、日本の食文化を代表するキッコーマンしょうゆを、世界の人々に知っていただくために努力を重ねてきました。
今までは「KIKKOMAN」はしょうゆの代名詞となり、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、南米にある8つの海外工場から100ヵ国以上の国々に出荷され、愛用されています。
さらに、日本食を中心にさまざまな東洋食品を世界の食卓にお届けし、その食生活を豊かで味わい深いものにしています。
経営理念は「「消費者本位」を基本理念とする」「食文化の国際交流をすすめる」「地球社会にとって存在意義のある企業をめざす」、
事業領域は「食品の製造と販売」「「食と健康」に関わる商品とサービスの提供」です。
(引用:キッコーマン公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1917年 - 野田醤油株式会社設立
万上味醂株式会社設立
1918年 - 大阪に出張所を開設
1925年 - 野田醤油株式会社と野田醤油醸造株式会社、万上味醂株式会社、日本醤油株式会社が合併、野田醤油株式会社とする
第17工場竣工
東京出張所開設
1928年 - 経営の基本理念となる「産業魂」を発表
1930年 - 壜詰工場竣工
1931年 - 関西工場竣工(現 高砂工場)
1939年 - 御用醤油醸造所(御用蔵)竣工
1940年 - 商標を「キッコーマン」に統一(全国)
1942年 - 財団法人野田産業科学研究所設立
1944年 - 新式醤油製造法の技術を公開
1948年 - 新式2号醤油製造法の技術を公開
1949年 - 株式を東京証券取引所に上場
しょうゆの輸出を再開
1950年 - キャラクター「野田キッコ」登場
しょうゆ統制解除、自由販売復活
1955年 - NK式たんぱく質原料処理法の技術を公開
1957年 - キッコーマン・インターナショナル社設立(KII・米国)(現 キッコーマン・セールスUSA社(KSU))
1961年 - 吉幸食品工業株式会社設立(現 日本デルモンテ(株))
盛進製薬株式会社設立
テリヤキソースの輸出開始
株式を大阪証券取引所第1部に上場
1962年 - 利根飲料株式会社設立
1963年 - 日本カルパック株式会社に資本参加
1964年 - キッコーマン醤油株式会社に社名変更
1966年 - キッコーマン醤油株式会社附属病院竣工
ヒゲタブランド商品の販売受託
キッコーマン創立50周年記念式典
1968年 - レスリー・ソルト社(米国)と提携、しょうゆの現地詰およびテリヤキソースの製造開始
1969年 - ピュア&ナチュラル(P&N)宣言
ジャパン・フード社(米国)に資本参加(現 JFCインターナショナル社)
1970年 - 日本万国博覧会に水中レストランを出店
太平洋貿易株式会社(現 JFCジャパン(株))に資本参加
「キッコーマン奥さま大学」スタート
1972年 - キッコーマン・フーズ社設立(KFI・米国)
1973年 - KDE「DAITOKAIデュセルドルフ店」開店
KFIウィスコンシン工場グランドオープン
1974年 - 月刊誌「奥さまクックノート」発行(1977年「ホームクッキング」に改題)
キッコーマンレストラン株式会社設立
1975年 - キッコーマン提供のテレビ番組「くいしん坊!万才」スタート
1978年 - 「キッコーマン工場見学会」開始
1979年 - キッコーマン・トレーディング・ヨーロッパ社設立(KTE・ドイツ)
1980年 - キッコーマン株式会社に社名変更
キッコーマン・クッキング・センター(KCC)オープン
1981年 - 「東京ディズニーランド」のオフィシャルスポンサーに決定
1982年 - 関西工場を高砂工場、酒造工場を流山工場と名称変更
1983年 - 東京ディズニーランド「ポリネシアンテラス・レストラン」「プラザ・レストラン」のスポンサーに
KFI創立10周年記念式典、第1回「日米食品流通シンポジウム」開催(米ウィスコンシン州)
第2回「日米食品流通シンポジウム」開催(東京)
1985年 - つくば国際科学技術博覧会にレストラン出店
研究開発本部に品質保証室新設
1987年 - 新コーポレートマーク、コーポレートメッセージ「食の、あたらしい風」制定
社歌「あたらしい風よ」完成
千歳工場竣工(現 北海道キッコーマン(株))
1988年 - KFI創立15周年記念式典、第3回「日米食品流通シンポジウム」開催(米ウィスコンシン州)
1990年 - 日本およびアジア(フィリピンを除く)、太平洋地域におけるデルモンテ加工食品の商標使用権、営業権を取得
PKIグランドオープン
キッコーマン・トレーディング・シンガポール社(KTS)設立(現 デルモンテ・アジア社)
1991年 - 野田プラントに工場見学施設「もの知りしょうゆ館」完成
日本デルモンテ(株)、トマト病害用ワクチン完成
1992年 - デルモンテ・ブランド誕生100周年記念「食品流通セミナー」開催(米ハワイ州)
「キッコーマン環境憲章」制定
1993年 - 韓国ロッテ・七星飲料社とデルモンテ製品技術供与契約
中野台プラント新製造ライン(NNP)完成
KFI創立20周年記念式典
第4回「日米食品流通シンポジウム」開催(米ウィスコンシン州)
バイオケミカル事業本部発足(盛進製薬(株)を合併)/株式会社盛進設立
1994年 - 総武物流株式会社設立(総武通運(株)と野田物流サービス(株)を合併)
1995年 - プロダクト・マネジャー制導入
上海亀甲万貿易有限公司設立(SKT・上海)
1996年 - キッコーマン・フーズ・ヨーロッパ社設立(KFE・オランダ)
東京本社移転
1997年 - キッコーマンホームページ開設
野田プラント ISO-14001認証取得
KFEヨーロッパ工場グランドオープニング
キッコーマン創立80周年記念式典
1998年 - JFCインターナショナル・ヨーロッパ社設立(JFC-EU・ドイツ)
高砂工場ISO-14001認証取得
KFE、KFIウィスコンシン工場、KSP HACCP認証取得
KFI創立25周年記念式典
第5回「日米食品流通シンポジウム」開催(米ウィスコンシン州)
KFIカリフォルニア工場グランドオープニング
1999年 - 野田本社新社屋竣工
キッコーマン国際食文化研究センター開設
2000年 - 昆山統万微生物科技有限公司設立(K-PKI・江蘇昆山)
2001年 - キッコーマン・トレーディング・アジア社設立(KTA・シンガポール)
マンズワインの品質主義宣言を発表
東京ディズニーシー「レストラン櫻」のスポンサーに
2002年 - K-PKIグランドオープン
2003年 - KPI創立30周年記念式典
第1回「日米経済カンファレンス」開催(米ウィスコンシン州)
(株)紀文食品、(株)紀文フードケミファ、(株)紀文フレッシュシステムと資本業務提携
研究所開設100周年記念公開講座開催
第6回「日米食品流通シンポジウム」開催(米ウィスコンシン州)
2005年 - サイアム・デルモンテ社設立(SDM・タイ)
カントリーライフ社設立(米国)
宝醤油(株)を連結子会社に
北海道キッコーマン株式会社設立
食育宣言を公表、食育スローガン「おいしい記憶をつくりたい。」
キッコーマン・シンガポールR&Dラボラトリー社設立(KSL)
2006年 - 流山キッコーマン株式会社設立
SDMトラート工場グランドオープニング
主要事業所でのISO-14001認証取得を完了
出前授業「キッコーマンしょうゆ塾」本格開始
通信販売こだわり便開店
2007年 - 米国進出50周年プロジェクト(日米で展開)
第7回「日米食品流通シンポジウム」開催(米カリフォルニア州)
キッコーマン・ヨーロッパR&Dラボラトリー社設立(KEL・オランダ)
2008年 - テラヴェール株式会社設立
キッコーマングループ「グローバルビジョン2020」策定
新コーポレートマークと新コーポレートスローガン導入
キッコーマンUSA R&Dラボラトリー社設立(KUL・米国)
KFI創立35周年記念式典
第2回「日米経済カンファレンス」開催(米ウィスコンシン州)
理研ビタミン(株)と資本業務提携
(株)紀文フードケミファ(現 キッコーマンソイフード(株))を完全子会社に
米国アレジーリサーチグループ社の全株式を取得
統万珍極食品有限公司設立(PKZ・河北石家荘)
DMXグランドオープ二ング
2009年 - キッコーマンダイレクト株式会社を設立(現 キッコーマンニュートリケア・ジャパン(株))
PKZグランドオープニング
持株会社制移行に伴い、キッコーマン食品株式会社、キッコーマン飲料株式会社、キッコーマンビジネスサービス株式会社新設
2010年 - キッコーマングループ社歌「おいしい記憶」、キッコーマンのうた「おいしいってなに」完成
飲料販売事業をキッコーマン飲料(株)へ集約
上海万国博覧会日本産業館に展示ブースと料亭「紫 MURASAKI」を出展
キッコーマン食品(株)野田工場 詰棟完成
「御用醤油醸造所(御用蔵)」移築完成
2011年 - キッコーマンバイオケミファ株式会社設立
東京スカイツリーのオフィシャルパートナーに
2012年 - 埼玉キッコーマン株式会社設立
キッコーマン総合病院 新病院竣工
2013年 - キッコーマンソイフーズ(株)茨城工場竣工
埼玉キッコーマン(株)工場竣工
KFI創立40周年記念式典
第8回「日米食品流通シンポジウム」、第3回「日米経済カンファレンス」開催(米ウィスコンシン州)
日本デルモンテアグリ株式会社設立
2014年 - 亀甲万(上海)貿易有限公司設立(KST・上海)
キッコーマン総合病院創立100周年
「流山白味醂200年祭」を開催
2015年 - ミラノ国際博覧会の日本館に協賛し、「ジャパン・サローネ」でキッコーマン・イベント開催
2016年 - 「東京2020オフィシャルパートナー(ソース(しょうゆ含む)、酢、みりん、料理酒)」契約締結
全日本空手連盟とスポンサー契約を締結
2017年 - 平成食品工業が江戸川食品を吸収合併し、キッコーマンフードテック株式会社設立
キッコーマンこころダイニング株式会社設立
しょうゆの香りや味の特徴を体系化した「フレーバーホイール」発表
キッコーマン創立100周年記念式典
2018年 - キッコーマングループ「グローバルビジョン2030」策定
KFI創立45周年記念式典
第9回「日米食品流通シンポジウム」、第4回「日米経済カンファレンス」開催(米ウィスコンシン州)
「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」オープン
2019年 - 「君津とまとガーデン」竣工
キッコーマン中央研究所竣工
2020年 - キッコーマンブラジル商工有限会社設立(KDB・ブラジル)
「キッコーマングループ長期環境ビジョン」策定
2021年 - 豆乳事業をキッコーマンソイフーズ(株)に集約
2022年 - キッコーマン飲料(株)をキッコーマン食品(株)に統合
飲食サービス事業「FISH A WEEK 週一魚」開始
2023年 - KFI創立50周年記念式典
事業内容
キッコーマンの事業は、食料品の製造・販売です。
【連結事業】国内食料品製造・販売 22%、国内他 1%、海外食料品製造・販売 20%、海外食料品卸売 57%
【海外】77%
(引用:キッコーマン公式HP)
時価総額
キッコーマンの時価総額は1.6907兆円です。(2024年8月5日現在)
社員の状況
従業員数:連結 7,521名(臨時568名)
単体 590名(臨時73名)
平均勤続年数:14.10年
平均年齢:43.60歳
平均年収:820万円
業績
2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は6.8%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は29.1%増の564億4,100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の8.95%から10.10%と改善しました。
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年8月5日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。
連結売上収益は12.4%増で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は69.9%増の180億4,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の11.72%から12.29%と横ばいでした。
第1四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は31.33%でした。
計画以上のペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年8月5日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年4月26日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年1.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 1.03% 31.8%
2015年3月 0.63% 30.7%
2016年3月 0.86% 31.2%
2017年3月 1.02% 27.6%
2018年3月 0.91% 31.5%
2019年3月 0.76% 30.3%
2020年3月 0.91% 30.1%
2021年3月 0.68% 27.7%
2022年3月 0.75% 30.1%
2023年3月 1.16% 34.2%
2024年3月 1.06% 35.1%
2024年8月 1.20%
(引用:キッコーマン公式HP)
株主優待は、自社グループ商品の贈呈です。
権利確定月は3月末日です。
100株以上 継続保有 半年以上:1,000円相当
500株以上 継続保有 半年以上:2,000円相当
5,000株以上 継続保有 半年以上:6,000円相当の以下①~④から選択
①4,000円相当の自社グループ商品+2,000円相当の株主様オリジナル調味料セット
②4,000円相当の自社グループ商品+2,000円相当の株主様オリジナル飲料セット
③6,000円相当の自社グループ製造ワイン
④6,000円相当の社会貢献団体への寄付
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
キッコーマンは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上昇傾向が続いていましたが、直近は下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、横ばいが続いていましたが、直近下落しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 29.16倍 (予 28.58倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.17倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 59.32 (予 60.54)
BPS(1株当たりの純資産) 545.40
ROE(自己資本利益率) 11.49% (予 11.10%)
ROA(純資産利益率) 8.45% (予 8.36%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 75.3%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 1.50倍(2024年7月26日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、この3年間は伸びています。
2025年3月期は増収増益予想です。
一方、株価は波がありながらも上昇が続いています。
業績は伸びており、株価は上昇傾向なので、長期投資するのが最良でしょう。
大型の銘柄ですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うものありです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:◎
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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