こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、滋賀県内の融資シェア4割超で、県外にも積極進出している滋賀銀行について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2025年7月30日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:滋賀銀行公式HP)
滋賀銀行は、滋賀県内の融資シェア4割超で、県外にも積極進出している会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
当行は昨年来、「変わる。変える。そして未来へ。」とのメッセージを行内外に発信してきました。
AI技術の進化や気候変動への対応など、変化が激しく先が読めない時代においては、チャレンジしないことがリスクになると考えています。
今春、日本経済は大きな転換点を迎えました。
日本銀行が3月、賃金と物価の好循環が確認できたとして大規模な金融緩和策を終えると決定し、マイナス金利を解除して17年ぶりの利上げに踏み切りました。
当行も、市場金利の変動を踏まえ、4月1日に預金金利を引き上げました。
「金利のある世界」において、今まで以上に金融仲介機能の強化に努め、地域経済の活性化に貢献してまいります。
4月より5年間の第8次中期経営計画をスタートし、新たに当行グループのパーパス(存在意義)を「『三方よし』で地域を幸せにする」と定めました。
私たちには、近江商人から受け継いだ「三方よし」の精神が深く根付いています。
地域とともに歩む企業として、「三方よし」で誰もが幸せに暮らせる社会を実現する、という思いを込めました。
中期経営計画では、「インパクトデザイン」「ベースforグロース」「ヒューマンファースト」の3つの基本戦略で、前中期経営計画からの「深化」に加え、成長の角度を変えるためのトランスフォーメーション“+X(プラスエックス)”に取り組み、「地域を幸せにする好循環」を生み出してまいります。
パーパスは「「三方よし」で地域を幸せにする」、
行是は「自分にきびしく 人には親切 社会につくす」です。
(引用:滋賀銀行公式HP)
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沿革
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1933年10月 - 彦根市に本店を置く株式会社百卅三銀行と近江八幡市に本店を置く株式会社八幡銀行が対等合併し、現在の株式会社滋賀銀行設立(設立日10月1日、資本金5,000千円、本店大津市)。その後、昭和15年11月株式会社蒲生銀行、昭和17年8月株式会社湖北銀行、昭和18年6月株式会社柏原銀行を買収、昭和18年8月株式会社滋賀貯蓄銀行、昭和20年7月近江信託株式会社を合併し、滋賀県下唯一の本店銀行となる。
1938年10月 - 京都支店開設
1941年3月 - 大阪支店開設
1946年7月 - 東京支店開設
1951年5月 - 外国為替業務取扱開始
1966年1月 - 行是発表
1976年3月 - 預金全科目オンライン化完了
1977年10月 - 大阪証券取引所(市場第二部)、京都証券取引所に上場(1979年3月から大阪証券取引所市場第一部へ指定替え)
1979年7月 - しがぎんビジネスサービス株式会社(現・連結子会社)を設立
1982年11月 - 海外コルレス業務開始
1983年4月 - 国債窓口販売業務取扱開始
1984年3月 - 株式会社しがぎん経済文化センター(現・連結子会社)を設立
1985年4月 - 株式会社滋賀ディーシーカード(現・連結子会社)を設立
1985年5月 - しがぎんリース株式会社(現・連結子会社:しがぎんリース・キャピタル株式会社)を設立
1985年6月 - 債券ディーリング業務取扱開始
1986年8月 - 滋賀柏原代理店株式会社(現・連結子会社:しがぎん代理店株式会社)を設立
1987年6月 - 担保附社債の受託業務取扱開始
1987年10月 - 東京証券取引所(市場第一部)に上場
1988年2月 - 第三次オンライン勘定系システム稼動
1988年3月 - ニューヨーク駐在員事務所開設(1991年5月 ニューヨーク支店に昇格、1998年9月 ニューヨーク支店廃止)
1988年7月 - 現本店社屋完成
1989年5月 - 香港駐在員事務所開設
1993年9月 - 香港駐在員事務所を香港支店に昇格
1998年12月 - 「企業格付制度」開始
証券投資信託の窓口販売業務取扱開始
1999年10月 - 「環境方針」制定
2000年3月 - ISO14001認証取得
2001年4月 - 保険商品の窓口販売業務取扱開始
2001年10月 - 「UNEP(国連環境計画)金融機関声明」に署名
2003年4月 - 産学連携奨励金「しがぎん野の花賞」創設
2003年12月 - 上海駐在員事務所開設
2004年4月 - 滋賀保証サービス株式会社(現・連結子会社)を設立
2005年12月 - しがぎん琵琶湖原則(PLB)策定、「PLB格付」取扱開始
2006年12月 - 事務センター完成
2007年3月 - FIRB(バーゼルⅡ)基礎的内部格付手法を金融庁承認
2007年4月 - 「CSR憲章」と「滋賀銀行の行動規範」制定
2007年8月 - 「しがぎん格付コミュニケーション・サービス(格付CS)」取扱開始
2008年7月 - 環境省「エコ・ファースト企業」に認定
2008年12月 - 浜町研修センター完成
2012年2月 - バンコク駐在員事務所開設
2015年12月 - 「格付シミュレーション・サービス(格付SS)」取扱開始
2016年5月 - オリジナルキャラクター「しがの助」誕生
2017年11月 - 「しがぎんSDGs宣言」表明
2018年7月 - TCFD提言へ賛同を表明
2019年5月 - 「TSUBASAアライアンス」に参加
2020年2月 - 「責任銀行原則 (PRB)」に署名
2020年4月 - 信託業務取扱開始
2022年4月 - 東京証券取引所(プライム市場)へ移行
2023年1月 - 「サステナビリティな社会の実現に向けた投融資方針」制定
2024年1月 - TNFD提言へ賛同を表明
2024年4月 - 「パーパス」制定
事業内容
滋賀銀行の事業は、銀行業です。
【資金】定期 34%、普通 58%、当座 4%、通知 1%、他 3%
【資産】現・預け金 16%、有価証券 21%、貸出金 60%、他 3%
【融資】中小企業等向け 66%、住宅・消費者向け 25%
時価総額
滋賀銀行の時価総額は3,206.64億円です。(2025年7月30日現在)
社員の状況
従業員数:連結 2,171名(臨時983名)
単体 1,873名(臨時765名)
平均勤続年数:15.0年
平均年齢:37.91歳
平均年収:691万円
業績
2025年5月9日に発表された2025年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は8.5%増で、経常利益は20.9%減の189億4,900万円となっています。
売上高経常利益率は前年の19.54%から14.24%と悪化しました。
2026年3月期の連結業績予想は増益になります。
次に、2025年7月30日に発表された2026年3月期の1Q決算の結果です。
連結経常収益は12.8%増で、経常利益は13.9%増の93億3,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の26.41%から26.67%と横ばいでした。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は32.97%でした。
計画以上のペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2025年7月30日 2026年3月期 第1四半期決算短信
2025年5月9日 2025年3月期決算短信
2025年5月9日 「第8次中期経営計画」における財務指標の上方修正に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2025年1月31日 2025年3月期 第3四半期決算短信
2025年1月31日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 2.45%
2024年12月20日 特別利益の計上に関するお知らせ 8,000百万円
2024年11月11日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年7月26日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月10日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は3.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 1.25% 16.7%
2015年3月 1.00% 11.6%
2016年3月 1.69% 13.4%
2017年3月 1.40% 14.0%
2018年3月 1.49% 15.0%
2019年3月 1.61% 15.1%
2020年3月 1.56% 16.5%
2021年3月 1.67% 17.5%
2022年3月 3.62% 22.3%
2023年3月 2.99% 25.8%
2024年3月 2.15% 26.8%
2025年7月 2.15%
株主優待は、滋賀県の特産品を中心に掲載した専用カタログの贈呈です。
権利確定月は3月末日です。
200株以上 継続保有1年以上:3,000円相当
1,000株以上 継続保有1年以上:6,000円相当
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
滋賀銀行は、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2025/3/27(木)、2025/9/26(金)です。
権利落ち日は、2025/3/28(金)、2025/9/29(月)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年までは下落していましたが、それ以降上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、4月までは上昇していましたが、それ以降は横ばいです。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 15.07倍 (予 14.10倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.62倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 406.23 (予 434.01)
BPS(1株当たりの純資産) 9915.15
ROA(純資産利益率) 0.25% (予 0.26%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 6.0%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
信用倍率 1.51倍(2025年7月25日現在)
比較される銘柄
まとめ
収益はこの3年間伸びています。
しかし、利益は横ばいです。
2026年3月期は増益予想です。
一方、株価は2022年から上昇が続いています。
配当はそこそこあり、業績も良く、株価もまだ割安レベルなので、長期投資するのが最良でしょう。
小型の銘柄ではなく、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:✖
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:〇
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:〇(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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