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【株式銘柄徹底分析】エレコム ELECOM(6750)~PC周辺機器 スマートフォン関連 TV・AV関連 ファブレス~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、PC周辺機器のファブレスメーカーで、マウス・キーボード・スマホ関連で首位のエレコムについて調査をしました。

 

www.elecom.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年6月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:エレコム公式HP)

 

エレコムは、PC周辺機器のファブレスメーカーで、マウス・キーボード・スマホ関連で首位の会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

パソコンサプライのトップランナーとして成長してきたエレコムは、1986年の創業以来、エレコムグループは人々に快適さや便利さを提供するいい製品=グッドプロダクツを追求し、パソコン関連からスマートフォンタブレット関連への時代の移り変わりにあわせて舵を切り、成長を続けてきました。

 

エレコムは、時流に合った製品を開発する商品開発力、量販店ルートで独自ノウハウによる売場提案や在庫コントロールを可能にする商品販売力、新しい市場への展開力が強みです。

市場の需要・トレンドに合った製品を迅速に市場に投入することで成長を続けてきました。

商品点数は約17,000点、3~4年で全て入れ替わり、これら商品全ての企画開発・調達・販売を円滑に進めるノウハウがあります。

 

エレコムの商品開発のコンセプトは独創性とスピード。

市場が求めている商品の課題を見つけて改善していくとともに、新たな商品開発にも積極果敢に挑んでいます。

また、「いかに商品コストを抑え、スピードを上げて調達するか」をミッションに掲げ、強力ベンダー(商品供給車)は、国内のみならず中国・ASEAN全育にも拡大し、国内外で「売れる商品」を製造しています。

 

ビジネスの規模は大小さまざまですが、どのような案件でもお客様の要望に応えるために全力で取り組んでいます。

顧客の現状や課題を十分に把握し、商品やサービスを通じて課題を解決するソリューション提案に注力。

大規模なシステム導入からケーブルをはじめとする周辺機器の設置工事などもトータルに提案しています。

 

(引用:エレコム公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1986年5月 - 家電量販店を販路とするOA家具メーカーとして大阪市都島区に設立(資本金:300万円)

     パソコンデスクの本格販売を開始

1986年11月 - 東京都板橋区に東京営業所を開設

1987年3月 - OAアクセサリとしてフロッピーディスクケース等の販売を開始

1987年11月 - 名古屋営業所、福岡営業所をそれぞれ開設

1988年10月 - 入力装置マウスを発売

1988年12月 - 東京配送センターを開設

1989年9月 - 入力装置テンキーボードを発売

1990年9月 - フロッピーディスクドライブの販売を開始しハードウェアに参入

     札幌営業所を開設

1991年2月 - 仙台営業所に仙台配送センターを併設

1991年7月 - 販売会社として大阪府南河内郡エレコム販売株式会社を設立

1992年9月 - 米国にELECOM COMPUTER PRODUCT INC.を設立

1993年12月 - 通信販売事業を目的として、東京都豊島区に株式会社ホームダイレクト設立

1994年3月 - 東京・仙台の配送センターを統合して埼玉県草加市に東日本配送センターを開設

1994年4月 - LANEEDブランドでLAN事業に参入

1994年6月 - ふろっぐデザインのエスリンガー氏デザインによるルナリスシリーズを発売

1994年9月 - ルナリスシリーズなど6商品がグッドデザイン賞を受賞

1994年10月 - エレコム販売株式会社と合併、資本金を5,140万円に増資し、本社を大阪市中央区瓦町に移転

1994年12月 - 物流業務に特化することにより業務効率を高めることを目的として、大阪府岸和田市エレコム物流株式会社を設立

1996年1月 - CDケース”CDR-014”のアメリカ版が、アメリカEIA主催のイノベーション'96のコンピュータ・マルチメディア部門で表彰

1996年8月 - 埼玉県越谷市に物流センターを開設

1997年1月 - CDラック”CDR-017”のアメリカ版がアメリカEIA主催のイノベーション'97のコンピュータ・マルチメディア部門で表彰

2000年7月 - 無線LAN エア・ホークシリーズを発売

2001年5月 - 物流拠点を統合し、東京青梅に新物流センターを開設

2002年2月 - BCNアワードにおいてマウス部門とUSB部門の2部門を2年連続で受賞

2003年2月 - BCNアワードにおいてマウス部門とUSB部門の2部門を3年連続で受賞、さらに新設されたキーボード部門でも受賞し3冠達成

     ELECOM UK LIMITED(英国)を設立

2003年7月 - ELECOM KOREA CO.,LTD(韓国)を設立

2004年1月 - BCNアワードにおいてマウス・USB部門を4ンン連続受賞、キーボード部門2年連続受賞、スピーカ部門受賞の4冠達成

2004年4月 - 宜麗客(上海)貿易有限公司(中国)を設立

2004年9月 - ELECOM Deutschland GmbH(ドイツ)を設立

2004年12月 - ELECOM ITALY s.r.l(イタリア)を設立

     ロジテック株式会社をの株式7,500株を取得、子会社化

2005年1月 - BCNアワードにおいてマウス・キーボード・スピーカ・ゲームコントローラ・テンキーボードの6部門で受賞

     第1回Gfk Japan Certifedにおいてマウス部門で受賞

2005年12月 - 「PALVO」マウスがドイツ・ハノーバー工業デザイン会主催のiFデザインアワードを受賞

2006年1月 - BCNアワード2006においてマウス・キーボード・スピーカ・ゲームコントローラ・テンキーボードの6部門で受賞

     第2回Gfk Japan Certifedにおいてマウス・アンプ内蔵スピーカ・PC用キーボード・USBハブの4部門で受賞

2007年2月 - 大阪本社においてISO14001(環境マネジメントシステム)認証を取得

2007年6月 - ELECOM ITALY s.r.lを清算

2007年7月 - 大阪市西淀川区に西日本物流センターを開設、青梅物流センターを東日本物流センターに改称

     ELECOM EUROPE B.V.(オランダ)を設立

2007年11月 - ジャスダック証券取引所に上場

2008年1月 - BCNアワード2007においてマウス・キーボード・スピーカ・ゲームコントローラ・テンキーボードの6部門で受賞

     第3回Gfk Japan Certifedにおいてマウス・PC用キーボード・USBハブの3部門で受賞

2008年2月 - ednet AG(後のQuondam PC Merchant GmbH i.L.)の株式1,000,000株を取得、子会社化

2008年3月 - ELECOM Deutschland GmbH清算

2008年12月 - ELECOM EUROPE B.V.を清算

2009年1月 - BCNアワード2008においてマウス・USB・キーボード・スピーカ・ゲームコントローラ・テンキーボード・カードリーダ・携帯オーディオアクセサリの8部門で受賞

     第4回Gfk Japan Certifedにおいてマウス・PC用キーボード・アンプ内蔵スピーカの3部門で受賞

2009年3月 - ELECOM UK LIMITEDを清算

2010年1月 - BCNアワード2009においてマウス・USB・キーボード・スピーカ・ゲームコントローラ・テンキーボード・携帯オーディオアクセサリの7部門で受賞

     第5回Gfk Japan Certifedにおいてマウス・PC用キーボード・アンプ内蔵スピーカの3部門で受賞

2010年3月 - WEBカメラ、USBハブの2シリーズが、iFデザインアワードを受賞

2010年12月 - マウス「SCOPE NODE」、ヘッドフォン「XCALGO」、バッグ「ORIGAMI」「ZEROSHOCK Premium」の4製品が、ドイツ・ハノーバー工業デザイン会主催のiFデザインアワードを受賞

2011年1月 - BCNアワード2010においてマウス・USB・キーボード・スピーカ・ゲームコントローラ・テンキーボード・携帯オーディオアクセサリ・PCカメラの8部門で受賞

     第6回Gfk Japan Certifedにおいてマウス・PC用キーボード・アンプ内蔵スピーカの3部門で受賞

2011年4月 - ジャスダック証券取引所大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

2011年10月 - ロジテックINAソリューションズ株式会社を設立

2012年1月 - BCNアワード2011においてマウス・USB・キーボード・スピーカ・ゲームコントローラ・テンキーボード・携帯オーディオアクセサリ・PCカメラ・カードリーダの9部門で受賞

2012年7月 - ハギワラソリューションズ株式会社を設立

2012年9月 - エレコムサポート&サービス株式会社を設立

2012年11月 - Elecom India Private Limitedを設立

2012年12月 - 新宜麗客民台(上海)商貿有限公司を設立

2013年1月 - BCNアワード2012においてマウス・USB・キーボード・ゲームコントローラ・テンキーボード・携帯オーディオアクセサリ・カードリーダ・KVM切替器・タブレット端末アクセサリ・ヘッドセットの10部門で受賞

2013年4月 - ELECOM Europe GmbHを設立

2013年5月 - ELECOM SALES HONG KONG LIMITEDを設立

2014年1月 - BCNアワード2013においてマウス・USB・ゲームコントローラ・テンキーボード・携帯オーディオアクセサリ・カードリーダ・KVM切替器・タブレット端末アクセサリ・ヘッドセット・USBメモリ・PCカメラ・カメラケース・バッグの12部門で受賞

2014年3月 - 東京証券取引所市場第一部に上場

2014年4月 - 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)における株式上場を廃止

2014年10月 - Quondam PC Merchant GmbH i.L.を清算

2015年3月 - エレコムサポート&サービス(株)を清算

2015年5月 - 日本データシステム株式会社を取得、子会社化

2015年7月 - 米シーゲート社と国内代理店契約締結

2015年11月 - 宜麗客(上海)貿易有限公司清算

2016年2月 - エレコムヘルスケア(株)を設立(議決権比率:100%)

2016年4月 - エレコムサポート&サービス(株)を設立(議決権比率:100%)

2017年3月 - ELECOM Europe GmbH清算

2017年9月 - 株式会社ワークビットの事業を譲受け、大和技術開発センターを設置

2018年3月 - DXアンテナ株式会社(神戸市兵庫区)の株式11,244,320株を取得、子会社化(議決権比率:96%後に100%)

2021年5月 - 株式会社フォースメディア(東京都品川区)の株式9,800株を取得、子会社化(議決権比率:100%)

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

     ELECOM Asia Pacific IPO PTE.LTD.を設立(議決権比率:100%)

     ELECOM USA, INC.を設立(議決権比率:100%)

2023年6月 - groxi株式会社の株式を取得、子会社化

2023年7月 - テスコム電機グループの株式を取得、子会社化

 

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事業内容

エレコムは、以下の4つの事業からなります。

 

【連結事業】パソコン関連 29%、スマートフォンタブレット関連 19%、TV・AV関連 17%、周辺機器 28%、他 7%

 

約20,000点以上の幅広い製品ラインナップを実現。

マウスパッドなどのサプライ製品や、マウス、キーボードなどのIOデバイス製品はもちろん、タブレットスマートフォン等の新たなデジタル機器に対応するサプライ製品を扱っています。

また、近年は無線LANルータ等のネットワーク製品の開発を強化したデジタルホーム分野、アプリケーション、クラウドサービスや無線LANアクセスポイントの設置などサービス領域が拡がっています。

 

(引用:エレコム公式HP)

 

 

時価総額

エレコム時価総額1,458.94億です。(2024年6月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 1,533名(臨時583名)

     単体 716名(臨時270名)

平均勤続年数:9.09年

平均年齢:36.7歳

平均年収:598万円

 

 

業績

2024年5月15日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は6.2%増で、経常利益は17.4%増の133億6,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年の10.90%から11.24%と横ばいでした。

 

 

(引用:エレコム公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月15日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は2.5%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.85%  21.8%

2015年3月 2.40%  29.8%

2016年3月 2.02%  33.7%

2017年3月 2.12%  27.8%

2018年3月 1.97%  27.4%

2019年3月 1.64%  29.8%

2020年3月 1.62%  27.1%

2021年3月 1.40%  28.9%

2022年3月 2.51%  32.2%

2023年3月 3.19%  42.0%

2024年3月 2.85%  36.7%

2024年5月 1.26%

 

(引用:エレコム公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

エレコムは、3月、9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年夏まで上昇が続いていましたが、それ以降下落して横ばいです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、4月までは下落傾向が続きましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  12.94倍 (予 13.39倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.50倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 119.94 (予 118.11)

BPS(1株当たりの純資産) 1,056.59

 

(引用:エレコム公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 12.72% (予 11.18%)

ROA(純資産利益率) 8.51% (予 8.22%)

 

(引用:エレコム公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 73.6%

 

(引用:エレコム公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

信用倍率 1.40倍(2024年6月24日現在)

 

 

比較される銘柄

メルコホールディングス(6676)

tomokutchi.hatenablog.com

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まとめ

売上は、波がありながらも拡大傾向が続いています。

しかし、利益は近年横ばいです。

2025年3月期は増収減益予想です。

 

一方、株価は2022年から横ばいです。

配当はそこそこあり、売上は拡大しているので、長期投資するのが良いでしょう。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:△

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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