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【株式銘柄分析】ザインエレクトロニクス THine(6769)~半導体メーカー LSI AIOT ファブレス 信号伝送用~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、自社ブランド品を独自開発するファブレス半導体メーカー先駆で、信号伝送用等の技術力に強みを持つザインエレクトロニクスについて調査をしました。

 

www.thine.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年5月7日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ザインエレクトロニクス公式HP)

 

ザインエレクトロニクスは、自社ブランド品を独自開発するファブレス半導体メーカー先駆で、信号伝送用等の技術力に強みを持つ会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

THineグループは、”Interface to the Future - Solution by Smart Connectivity”を合言葉に、人工知能(AI)、IoT、5Gを始めとして世界が変革していく中、情報伝送やAI・IoTソリューションを通じて、新たなニーズに応え、社会貢献に取り組んでいきます。

 

特に、国内外でのCOVID-19感染予防のため、より重要性が高まってきた、リモート、非対面、非接触無人化等の新常態への変革ニーズやこれらに伴うカメラ・ディスプレイの高度化ニーズ等に応えるため、当社グループ発のソリューション提案を通じて貢献することを目指しています。

8K/4K映像の分野における事実上の世界標準(デファクト・スタンダード)技術の提供に加え、運転思念が高度化するモビリティや産業用IoT、医療・ヘルスケア、人流の管理等の分野の高度化にも貢献するインターフェース・ソリューションの提供により、お客様への価値の提供に取り組んでいきます。

 

また、経済社会の課題に迅速に応えるには、オープンイノベーションが欠かせません。

THineグループは、優れた特長を持つ他社チームとのコラボレーションやアライアンスを重視しています。

パートナー企業との協業やM&Aにおけるwin-winのチャンスを模索し続けることにより、オープンイノベーションの加速にも取り組んでいきます。

 

企業理念は「人資豊燃『人燃ゆる処』」です。

 

(引用:ザインエレクトロニクス公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1991年5月 - 茨城県つくば市に株式会社ザイン・マイクロシステム研究所を設立

     資本金3,200万円 半導体メーカーからの受託設計を開始

1992年6月 - 株式会社ザイン・マイクロシステム研究所と三星電子株式会社(韓国)との合弁により、東京都中央区日本橋大伝馬町ザインエレクトロニクス株式会社を設立

     資本金3,000万円 三星電子(韓国)向けメモリー開発設計を開始

1993年1月 - 株式会社ザイン・マイクロシステム研究所の本社を東京都中央区日本橋大伝馬町へ移転

1995年6月 - 株式会社ザイン・マイクロシステム研究所の第三者割当増資を実施、資本金5,000万円

     光友股分有限公司(台湾)・光菱電子股份有限公司(台湾)と合弁により旭展電子股分有限公司を台湾に設立

1997年2月 - ザインエレクトロニクス株式会社について、三星電子との合弁形式による経営を発展的に解消することで合意

     自社ブランドによる液晶ディスプレー向けデジタル信号処理チップのサンプル出荷開始

1998年3月 - ザインエレクトロニクス株式会社の株式取得手続(Management Buy Out)完了

1998年4月 - ザインエレクトロニクス株式会社の既存株主へ割当増資を実施、資本金5,700万円

1998年5月 - ザインエレクトロニクス株式会社の第一次第三者割当増資を実施、資本金1億5,300万円

     液晶ディスプレイ向けデジタル信号処理チップの量産出荷本格化、半導体ファブレスメーカーのビジネスモデル完成

1998年9月 - 株式会社ザイン・マイクロシステム研究所の株式をザインエレクトロニクス株式会社にて買取り、100%子会社化

     ザインエレクトロニクス株式会社の第二次第三者割当増資を実施、資本金1億7,220万円

1999年12月 - ザインエレクトロニクス株式会社の第三次第三者割当増資を実施、資本金7億9,620万円

2000年1月 - 株式会社ザイン・マイクロシステム研究所をザインエレクトロニクス株式会社に吸収合併

     本社を東京都中央区八丁堀へ移転

     第10回「ニュービジネス大賞」アントレプレナー大賞最優秀賞を受賞

2000年10月 - 哉英電子股份有限公司(THine Electronics Taiwan, Inc.)を台湾現地法人として設立

     製造委託管理・台湾市場の販売統括体制を強化

2000年11月 - 株式会社IPTCへ大手半導体メーカーと12社により共同出資

2000年12月 - 株式分割実施 分割比率1:3

     新株発行増資 資本金8億9,220万円

2001年2月 - シリコンテクノロジー株式会社へ出資

2001年4月 - 高速テスター専用施設を独自開設 新製品開発の評価フィードバックに活用

2001年6月 - ADC製品がLSIデザイン・オブ・ザ・イヤー2001 デバイス部門優秀賞受賞

2001年8月 - JASDAQ市場へ新規株式公開(IPO

     有償一般募集 資本金10億9.620万円

2001年10月 - EOY(Enterpreneur of the Year)JAPAN 2001大賞受賞

2002年1月 - 日経BP社主催 2001ベンチャー・オブ・ザ・イヤー受賞

2002年2月 - 株式分割実施 分割比率1:3

2002年5月 - ギガテクノロジーズ株式会社(京都)へ資本参加し連結対象子会社化

2002年12月 - 第13回東洋経済アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーを受賞

2003年1月 - 九州デザインセンター開設

2003年2月 - 株式分割実施 分割比率1:3

2003年5月 - 本社を東京都中央区日本橋本町へ移転

2003年8月 - 京都デザインセンターの解説に伴い、子会社ギガテクノロジーズ株式会社解散

2004年4月 - 高周波無線(RF)製品を量産出荷開始し、RF事業に参入

2004年6月 - 第6回起業家賞を受賞

2004年11月 - 電源制御用LSI製品の量産出荷開始

2005年3月 - 車載用LSI製品の量産出荷開始

     HBS(ハーバード大学ビジネススクールアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞

2006年2月 - エレクトロニクス業界特化型ベンチャーファンド「イノーヴァ」を設立

2007年2月 - 中期方針「Act3-3-3」-「第3の創業」により3年間で新瀬品利益力を3倍に

2008年7月 - 神田オフィス開設

2009年1月 - ISP事業譲受けによりザイン・イメージング・テクノロジ株式会社発足(2009年に事業統合完了)

2010年1月 - 携帯電話向け世界最高速画像処理LSI事業製品の量産出荷開始

     本社を東京都千代田区丸の内(丸の内トラストタワー本館)に移転

2010年4月 - Thine Electronics Korea, Inc.を韓国現地法人として設立

2011年2月 - 台湾ファブレス企業Dazzo Technology社への資本参加

2012年1月 - 中期経営計画「TACK2Win.」スタート

2012年5月 - 本社を東京都千代田区神田美土代町に移転

2012年11月 - 賽恩電子香港股份有限公司(THine Electronics Hong Kong Co., Ltd.)を設立

2013年5月 - 前海賽恩電子(深圳)有限公司(THine Electronics Shenzhen Co., Ltd.)を設立

2013年10月 - 前海賽恩電子(深圳)有限公司の設立を決定

2014年1月 - 中期経営計画「REGROW」スタート

2017年2月 - 中期経営計画「J-SOAR」スタート

2018年12月 - キャセイ・トライテック株式会社の連結子会社

2020年1月 - 中期経営計画「5G&Beyond」スタート

 

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事業内容

ザインエレクトロニクスは、以下の2の事業からなります。

 

【連結事業】LSI 63%、AIOT 37%

【海外】19%

 

(引用:ザインエレクトロニクス公式HP)

 

 

時価総額

ザインエレクトロニクス時価総額139.20億です。(2024年5月7日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 133名(臨時5名)

     単体 88名(臨時5名)

平均勤続年数:12.40年

平均年齢:44.80歳

平均年収:751万円

 

 

業績

2024年2月2日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は8.0%減で、経常利益は92.1%減の7,100万円となっています。

 

 

2024年12月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。

 

 

次に、2024年5月7日に発表された2024年12月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は34.2%減、経常利益は63.6%減の4,200万円となっています。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は4.09%となりました。

 

 

計画に対して、業績の進捗は遅れており、どこかで下方修正があるかもしれません。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月7日 2024年12月期 第1四半期決算短信

2024年5月7日 営業外収益(為替差益)の計上に関するお知らせ 126百万円

2024年2月2日 2023年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年12月 0.60%  15.6%

2015年12月 0.67%  24.9%

2016年12月 0.85%  -31.3%(赤字)

2017年12月 0.78%  -18.3%(赤字)

2018年12月 1.07%  89.5%

2019年12月 0.79%  52.6%

2020年12月 0.00%  -%(赤字)

2021年12月 1.02%  17.8%

2022年12月 1.72%  19.8%

2023年12月 1.78%  -%(赤字)

2024年5月 1.33%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ザインエレクトロニクスは、(6月)と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年までは下落傾向でしたが、それ以降は横ばいが続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、3月まで上昇傾向が続いていましたが、それ以降下落しています。

直近急騰しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 15.88倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.28倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 69.53)

BPS(1株当たりの純資産) 860.94

 

ROE自己資本利益率) -% (予 8.08%)

ROA(純資産利益率) -% (予 7.26%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 89.4%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

メガチップス(6875)

ネクスグループ(6634)

テクノホライゾン(6629)

 

まとめ

売上・利益は、かなりばらつきが大きいですが、拡大傾向ではあります。

2024年12月期は増収増益予想ですが、1Q決算を見る限り厳しい状況です。

 

一方、株価は2024年以降上昇が続いています。

配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

業績は拡大傾向ですが直近の業績は悪いので、長期投資するのは難しいです。

 

小型の銘柄で、値動きは大きいので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:✖

規模:✖

割安度:△

値動き:〇

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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