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【株式銘柄分析】世紀東急工業(1898)~建設業 道路舗装大手 合材製造販売 東急グループ 高配当~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、東日本を地盤とする東急系の道路舗装大手の世紀東急工業について調査をしました。

 

www.seikitokyu.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月6日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:世紀東急工業公式HP)

 

世紀東急工業は、東日本を地盤とする東急系の道路舗装大手会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

敗戦後の荒廃した国土を前にして、創業者たちが新生日本の国土開発に意欲をたぎらせて生まれた会社です。

 

以来、創業の精神である「技術第一主義」のもと、昭和30年に建設省発注舗装第1号工事、翌年には日本道路公団発注舗装第1号工事の受注を得たのをはじめ、道路建設のパイオニア企業として、道路舗装を軸に土木、水利・環境、舗装資材の製造販売など多様な事業を展開し、地域社会を支えるとともに、海外展開にも積極的に取り組んでいます。

 

長年培ってきた物流や生活を支える舗装事業を中心に、舗装技術の基礎となる製品事業、都市環境や自然環境を創造する土木事業、水利・スポーツ・景観事業と領域事業を広げています。

全国に展開する工事・製品拠点を中心に、その地域の生活基盤を創造し、地域と地域を結ぶネットワークを築いています。

 

企業理念は「豊かな地域社会づくりに貢献する生活基盤創造企業」です。

 

(引用:世紀東急工業公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1950年1月 - 世紀建設工業株式会社設立

1955年10月 - 建設省発注舗装第1号工事受注

1956年11月 - 日本道路公団発注舗装第1号工事受注

1962年4月 - 世紀建設株式会社に商号変更

1967年1月 - 東急建設株式会社道路部を分離し、東急道路株式会社を設立

1973年9月 - 世紀建設株式会社 東京証券取引所市場第2部に株式を上場

1982年5月 - 世紀建設株式会社と東急道路株式会社の合併により、東急グループの一員として、世紀東急工業株式会社発足

1982年11月 - 当社株式 東京証券取引所 市場第1部へ指定替え

1999年3月 - 建設省発注性能規定舗装第1号工事受注

2001年3月 - 国土交通省発注総合評価方式舗装第1号工事で3工事のうち2工事を落札

 

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事業内容

世紀東急工業は、以下の4つの事業領域を軸に事業展開しています。

 

【連結事業】建設81%、舗装資材製造販売 19%、他 0%

 

道路舗装工事業

あらゆる道路やインフラのニーズに対応することで人々の生活と産業の物流・モビリティを支えています。

 

私たちは創業以来半世紀以上にわたって、舗装のプロフェッショナルとして、様々な条件や特性にマッチした技術力により、人や車が日々往来する「道路」を安全・快適に支え続け社会の発展に貢献してきました。

 

全国の高速道路から主要幹線道路、空港の滑走路や港湾施設の大規模プロジェクトから歩行者道路まで、各種インフラ整備に対して、当社の長年にわたり磨き上げられた多くの工法や舗装技術が活かされています。

 

(引用:世紀東急工業公式HP)

 

土木工事業

培ってきた土木技術のノウハウを活かし、持続可能な安心・安全な街づくりの実現に取り組んでいます。

 

宅地造成、土地改良、法面整備といった一般的な土木工事から農業用の水路やため池、堤防・河川整備などの水利事業に至るまで、私たちは土木技術のノウハウが生活基盤を支える様々な場面で展開されています。

 

さらに、橋脚耐震補強などの「防災」・「減災」を見据えた工事や太陽光発電設備工事など、安全で持続可能な未来の街づくりの実現にも日々取り組んでいます。

 

(引用:世紀東急工業公式HP)

 

環境・景観整備事業

付加価値を高めた舗装で長く親しまれる心地よい環境と、自然と調和した景観を感性を持って創出します。

 

地域密着の中で、私たちは早くから環境・景観の開発事業にも取り組んできました。

車道以外に駅のホームや周囲の景観に溶け込む街路や広場、公園施設などに彩をもたらす多彩な景観舗装を手がけています。

 

また、競技トラックやテニスコート、野球場、サッカーコートなどのスポーツ施設や、校庭、園庭、公園遊歩道から神社・仏閣まで多岐にわたる当社の技術が自然と調和した快適で美しい生活環境を提案しています。

 

(引用:世紀東急工業公式HP)

 

合材製造販売事業

全国40か所以上の拠点から様々な高品質の舗装材料を市場に供給し、環境負荷の低減にも貢献しています。

 

道路に使用されている舗装材料「アスファルト合材」の全国規模での製造・販売も事業の柱のひとつです。

また、アスファルト廃材・コンクリート廃材100%骨材へリサイクルすることで環境負荷の低減にも寄与しています。

 

高耐久やカラー合材等の様々なニーズにも応えつつ、設備効率化や使用燃料変更、中温化アスファルト合材の商品化などによる省エネやCO2の削減など脱炭素に向けた取り組みも積極的に推進しています。

 

(引用:世紀東急工業公式HP)

 

 

時価総額

世紀東急工業時価総額718.55億です。(2024年2月6日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 969名(臨時242名)

    連結 1,117名(臨時292名)

平均勤続年数:15.20年

平均年齢:40.80歳

平均年収:792万円

 

 

業績

2023年5月9日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比8.6%増、経常利益は39.3%減の26億4,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.19%から2.89%と大幅に悪化しました。

 

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月6日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比5.4%減、経常利益は85.8%増で27億2,600万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の2.21%から4.26%と大幅に改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は56.56%となりました。

 


計画に対して、業績の進捗は遅れています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月6日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月6日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月6日 第2四半期業績予想数値と実績値との差異に関するお知らせ

2023年8月4日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月9日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 2.44%  15.0%

2015年3月 2.90%  13.9%

2016年3月 3.61%  12.1%

2017年3月 3.20%  12.2%

2018年3月 1.45%  17.7%

2019年3月 4.58%  31.3%

2020年3月 5.76%  28.9%

2021年3月 4.62%  33.5%

2022年3月 4.02%  35.4%

2023年3月 3.70%  97.6%

2024年2月 4.69%

 

(引用:世紀東急工業公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

世紀東急工業は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2017年ごろからじわじわ上昇して、2023年4月以降は大きく上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、ゆるやかに上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  61.42倍 (予 21.30倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.75倍

 

PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 30.91 (予 89.12)

BPS(1株当たりの純資産) 1,083.42

 

ROE自己資本利益率) 2.85% (予 8.23%)

ROA(純資産利益率) 1.43% (予 4.39%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 51.2%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

東亜道路工業(1882)

日特建設(1929)

日本道路(1884)

 

まとめ

売上は波がありますが、少しづつ伸びています。

利益は減少傾向なのが気になるところです。

 

配当は4%前後と高配当なので、配当は狙いたいところです。

 

一方、株価は過去10年間で最高値圏にあります。

素直に長期投資をしてインカムゲインキャピタルゲインの両方を狙うのが最良でしょう。

配当の権利取りのために短期で入るのもありだと思います。

 

それほど大型の銘柄ではないですが値動きは小さいので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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