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【株式銘柄分析】森組(1853)~マンション建築 土木 砕石 リニューアル工事 旭化成ホームズ 長谷工コーポレーション 高配当~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、旭化成ホームズが筆頭株主長谷工コーポレーションとの協力関係が続く、土木からマンション建築主体に転換をおこなう森組について調査をしました。

 

www.morigumi.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月12日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:森組公式HP)

 

森組は、旭化成ホームズが筆頭株主長谷工コーポレーションとの協力関係が続く、土木からマンション建築主体に転換をおこなう会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

2019年6月に創業120周年を迎えました。

今後も当社の経営理念の下、経営陣、従業員一同、愚直に「モノづくり」に取り組んでいきます。

 

また、森組本社の玄関口にあるつくばいに刻まれた「吾唯足るを知る」、この言葉を胸に刻み、矜持を持ってお客様とパートバーシップを築いていきます。

 

経営理念は「最高の品質と最良のサービスで、お客様の感動を」、

コーポレート・スローガンは「喜びを喜びに(JOY & JOY)」です。

 

(引用:森組公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1934年2月 - 個人企業を株式会社組織に改め、(株)森組を設立

1949年10月 - 建設業法による建設大臣登録

1961年9月 - 東京営業所開設(昭和39年4月支店昇格)

1963年7月 - 大阪証券取引所市場第二部へ株式上場

1971年2月 - 宅地建物取引業による大阪府知事免許取得(昭和51年7月建設大臣許可に許可換)

1971年11月 - 採石法による採石業者登録

1973年12月 - 建設業法改正により建設大臣許可を取得

1988年8月 - 東京本店設置

1990年12月 - 阪急電鉄(株)の関連会社となる(第三者割当増資)

1994年6月 - 大阪本店設置

1996年12月 - 東京支店を東京本店に併合

2007年3月 - 阪急電鉄(株)の関連会社から外れ、(株)長谷工コーポレーションの関連会社となる

2013年3月 - 東証大証統合により東京証券取引所市場第二部へ移行

2016年5月 - (株)長谷工コーポレーションの関連会社から外れ、旭化成(株)及び旭化成ホームズ(株)の関連会社となる

2022年4月 - 東証の市場再編にともない、スタンダード市場に上場

 

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事業内容

森組は、以下の4つの事業からなります。

 

私達は、持てる技術・業務に常に磨きをかけ、お客様の要望に的確にお応えするよう歩み続けます。

そしてお客様が、私達の提供するモノ、サービスにこの上ない満足をお感じになり喜んで頂けることを、私達の最大の喜び・明日への糧とし、さらにこれらの行為を通じて社会に貢献する企業であることを目指します。

 

【単独事業】 建設 98%、不動産 0%、砕石 2%

 

土木事業

土木事業において、道路や鉄道、トンネル、橋梁など交通や物流に欠かせない都市インフラ整備に数多くの実績を持っています。

また、災害被災地における堤防・護岸復旧をはじめ、災害に強い国土づくりにも貢献しています。

 

(引用:森組公式HP)

 

建築事業

森組の建築事業の特徴は、多岐にわたる建築物を手掛けること。

マンション、駅舎、商業・文化・福祉施設など幅広い分野において、100年を超える年月により培った技術力を発揮しています。

 

(引用:森組公式HP)

 

リニューアル事業

既存の建物の問題を解決し、時代にフィットさせることができるのが、森組のリニューアルです。

お客様のご要望に対して、創業以来約120年の間に培ってきた豊富な経験に基づく確かな提案力と施工技術により、問題点をクリアにするリニューアルを実現します。

 

(引用:森組公式HP)

 

砕石事業

砕石業界とゼネコンの情報ネットワークを活かして、生瀬採石所で製造・販売する商品以外にも、砕石類を安定供給できるように、関西圏を中心として東北、関東方面でも採石販売を行っています。

 

(引用:森組公式HP)

 

 

時価総額

森組の時価総額112.18億です。(2024年2月12日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 337名

平均勤続年数:17.80年

平均年齢:43.20歳

平均年収:751万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

個別売上高は21.4%減で、経常利益は57.1%減の7億9,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の6.07%から3.38%と悪化しました。

 

 

(引用:森組公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月7日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

個別売上高は15.8%増、経常利益は179.8%増の9億1,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の2.00%から4.61%と大幅に改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は91.50%となりました。

 

 

3Q時点で経常利益の進捗率は90%を超えており、どこかで上方修正が出るかもしれません。

 

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適時開示情報

2024年2月7日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.5%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 0.00%  0.0%

2015年3月 0.00%  0.0%

2016年3月 1.44%  7.3%

2017年3月 1.72%  8.4%

2018年3月 1.27%  11.0%

2019年3月 3.99%  24.0%

2020年3月 5.88%  49.2%

2021年3月 4.24%  34.8%

2022年3月 4.61%  36.5%

2023年3月 4.81%  87.6%

2024年2月 4.09%

 

(引用:森組公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

森組は、3月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2017年から2018年にかけて急騰しましたが、その後2019年まで下落し、2020年からは横ばいです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月に急上昇しましたが、すぐに下落して横ばいでしたが、1月からゆるやかに上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  21.42倍 (予 16.47倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.79倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 15.97 (予 20.76)

BPS(1株当たりの純資産) 434.45

 

ROE自己資本利益率) 3.74% (予 4.78%)

ROA(純資産利益率) 2.20% (予 2.75%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 57.6%

 

(引用:森組公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ヤマウラ(1780)

鉄建建設(1815)

日本国土開発(1887)

 

まとめ

売上・利益は伸びておらず、横ばい状態です。

2024年3月期は増収増益予想で、3Q時点で経常利益の進捗率は90%を超えており、どこかで上方修正がくるかもしれません。

 

一方、株価は長期的にも短期的にもじわじわ上昇を続けています。

直近の業績は良く、高配当であるため、長期投資するのが最良と思います。

配当の権利取りのために、短期的に購入するのもありです。

 

小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向けではないと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:△

規模:✖

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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