こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、体外診断用医薬品並びに体外診断用医療機器の開発・製造・販売をおこなうミズホメディーについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ミズホメディー公式HP)
ミズホメディーは、体外診断用医薬品並びに体外診断用医療機器の開発・製造・販売している会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
1977年11月に臨床試薬の販売会社として設立され、「もっと人のために」を理念に掲げ、体外診断用医薬品分野で理念の実現に向けて取り組んでいます。
最近でいえばコロナウィルスやインフルエンザ、ピロリ菌、妊娠などの検査薬・検査機器を開発・製造・販売している会社になります。
(引用:ミズホメディー公式HP)
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関連セクター
沿革
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1977年11月 - 臨床試薬販売会社として設立
1981年9月 - 体外診断用医薬品製造販売会社に業務目的変更
1983年3月 - 社名変更:株式会社ミズホメディー
1984年5月 - 海外輸出開始
1997年10月 - OTC事業部創設(薬局・薬店向け)
2004年10月 - 開業医向け製品販売開始(インフルエンザ検査薬)
2015年12月 - 東京証券取引所JASDAQ市場に株式上場
2018年2月 - 呼吸器感染症遺伝子検査薬(スマートジーン Myco)の国内製造販売承認取得
2018年10月 - 全自動遺伝子分析装置(Smart Gene)及び呼吸器感染症遺伝子検査薬(スマートジーンMyco)の販売開始
2018年11月 - 東京証券取引所市場第二部へ市場変更
2020年8月 - 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)遺伝子検査キット(スマートジーン新型コロナウィルス検出試薬)を公的医療保険適用の研究用試薬として販売開始
2021年4月 - 公的医療保険適用の研究用試薬(スマートジーン新型コロナウィルス検出試薬)に代わり、体外診断用医薬品として許認可を取得した(スマートジーン SARS-CoV-2)を販売開始
2022年4月 - 東京証券取引所市場区分再編により新市場区分「スタンダード市場」へ移行
事業内容
ミズホメディーは、以下の3つの事業からなります。
【単独事業】病院・開業医分野 98%、OTC・他分野 2%
診断薬事業
医家向け体外診断用医薬品並びに体外診断用医療機器の開発・製造・販売、それにおける学術的・技術的サービス及び情報提供、輸出入
(引用:ミズホメディーHP)
ヘルスケア事業
OTC(薬局・薬店)向け検査薬の開発・製造・販売
(引用:ミズホメディー公式HP)
アグリ事業
植物(カンキツ)のウィルス検出試薬の開発・製造・販売
(引用:ミズホメディー公式HP)
時価総額
ミズホメディーの時価総額は363.40億円です。(2024年2月9日現在)
社員の状況
従業員数:単体 175名(臨時41名)
平均勤続年数:11.8年
平均年齢:43.9歳
平均年収:738万円
業績
2024年2月9日に発表された2023年12月期の決算短信は以下になります。
個別売上高は前期比37.5%減、経常利益は52.2%減で52億9,200万円となっています。
営業利益率は、前年の63.16%から46.87%と大幅に悪化しました。
(引用:ミズホメディー公式HP)
2024年12月期の業績予想は減収減益となっています。
適時開示情報
2024年2月26日 剰余金の配当に関するお知らせ
2024年2月9日 2023年12月期決算短信
2024年2月9日 配当方針の変更に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2023年11月10日 2023年12月期 第3四半期決算短信
2023年11月10日 通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2023年8月10日 2023年12月期 第2四半期決算短信
2023年8月10日 余剰金の配当(中間配当・特別配当)及び期末配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ
2023年2月10日 2022年12月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は6.5%以上の配当を出しています。
2015年12月 0.51% 30.5%
2016年12月 1.96% 30.1%
2017年12月 1.05% 30.3%
2018年12月 1.60% 30.0%
2019年12月 1.03% 31.6%
2020年12月 0.78% 31.1%
2021年12月 6.57% 30.6%
2022年12月 6.67% 30.4%
2024年2月 5.24%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ミズホメディーは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上下動が激しいように見えますが、コロナにより業績が大きく上昇したことで株価も上がりましたが、直近では高配当銘柄となり上昇中です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、なだらかに下落していましたが、8月10日の2Q決算と同時に発表された増配により急騰した後に上昇して下落傾向です。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 8.64倍 (予 10.82倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.08倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 396.24 (予 316.66)
BPS(1株当たりの純資産) 1,645.86
(引用:ミズホメディー公式HP)
ROE(自己資本利益率) 24.08% (予 19.24%)
ROA(純資産利益率) 19.92% (予 15.92%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 82.7%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
コロナウィルスによって大きく業績を上げた企業になります。
まさにコロナ特需で、売上は4倍以上、経常利益は25倍以上になりました。
そのために、高配当を出しています。
しかし、コロナウィルスも5類に格下げになった今、当然検査薬も売れなくなるということで、株価は年初来安値を更新していました。
業績も下り坂の中、「余剰金の配当(中間配当・特別配当)及び期末配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ」が発表され、日本屈指の高配当銘柄としての魅力がでてきました。
業績はコロナ前近くまで戻るので、高配当の状態もそれほど長くもたないと思います。
そう考えれば、長期投資は避けるべきと考えます。
ただし、高配当は魅力なので、権利確定前の安いところで仕込んで、配当をもらって、売却するのが最良と思います。
短期でそれほど激しく動く銘柄ではないので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:◎
成長・将来性:△
収益性:◎
規模:✖
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:◎
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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